JIS B 7139-2:2008 双眼実体顕微鏡―第2部:試験

JIS B 7139-2:2008 規格概要

この規格 B7139-2は、左右の独立した結像光学系をもち,立体視観察ができる双眼実体顕微鏡の性能を試験するための条件及び推奨する方法について規定。手術用顕微鏡には適用しない。

JISB7139-2 規格全文情報

規格番号
JIS B7139-2 
規格名称
双眼実体顕微鏡―第2部 : 試験
規格名称英語訳
Stereomicroscopes -- Part 2:Testing of stereomicroscopes
制定年月日
2008年7月20日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
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対応国際規格

ISO

ISO 15227:2000(MOD)
国際規格分類

ICS

37.020
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2008-07-20 制定日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS B 7139-2:2008 PDF [9]
                                                                                 B 7139-2 : 2008

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 試験条件・・・・[2]
  •  5 試験手順・・・・[3]
  •  附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[7]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 7139-2 pdf 1] ―――――

B 7139-2 : 2008

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本顕微鏡工業会(JMMA)及び財団法人日本
規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査
会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 7139:1997は廃止され,その一部を分割して制定したこの規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS B 7139の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 7139-1 第1部 : 一般要求事項
JIS B 7139-2 第2部 : 試験
JIS B 7139-3 第3部 : 仕様項目
JIS B 7139-4 第4部 : 表示

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 7139-2 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 7139-2 : 2008

双眼実体顕微鏡−第2部 : 試験

Stereomicroscopes-Part 2: Testing of stereomicroscopes

序文

  この規格は,2000年に第1版として発行されたISO 15227を基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,JIS B
7139:1997との整合及び使用者の便宜を図るため,類似する項目は統合するなど技術的内容を変更して作
成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,左右の独立した結像光学系をもち,立体視観察ができる双眼実体顕微鏡(以下,実体顕微
鏡という。)の性能を試験するための条件及び推奨する方法について規定する。ただし,手術用顕微鏡には
適用しない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 15227:2000,Optics and optical instruments−Microscopes−Testing of stereomicroscopes (MOD)
なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを示
す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7139-1 双眼実体顕微鏡−第1部 : 一般要求事項
注記 対応国際規格 : ISO 11884-1,Optics and photonics−Minimum requirements for stereomicroscopes
−Part 1: Stereomicroscopes for general use及びISO 11884-2,Optics and photonics−Minimum
requirements for stereomicroscopes−Part 2: High performance microscopes(全体評価 : MOD)
JIS Z 8120 光学用語
JIS Z 8720 測色用標準イルミナント(標準の光)及び標準光源
注記 対応国際規格 : ISO/CIE 10526:1999,CIE standard illuminants for colorimetry (MOD)

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8120による。

――――― [JIS B 7139-2 pdf 3] ―――――

2
B 7139-2 : 2008

4 試験条件

4.1   試験精度
試験は,JIS B 7139-1の表1及び表2に示す許容値の10 %以下の測定精度で,JIS B 7139-1の表3に示
す温度及び相対湿度で行う。
4.2 試験装置
4.2.1 双望遠鏡 双望遠鏡は,倍率が2倍4倍の二つの望遠鏡が機械的に結合され,間隔及び内向角が
調整でき,定める値に固定できる装置で,その両光軸は同一平面内に配置される。双望遠鏡の概略図を,
図1に示す。
望遠鏡の中間像面にある十字線焦点板,測長目盛焦点板及び角度目盛焦点板は交換できる。
図1−双望遠鏡
4.2.2 視度望遠鏡 視度望遠鏡は,試験する実体顕微鏡の接眼レンズの最上面に置く。
4.2.3 心出し望遠鏡 心出し望遠鏡は,双望遠鏡の接眼レンズと入れ換え,実体顕微鏡の射出ひとみの心
出しに用いる。
4.2.4 試験に用いる試料 試験に用いる試料(以下,試料という。)は,次による。
a) 十字線(測長目盛付)試料
b) 角度目盛試料
c) 解像力チャート
4.2.5 焦点板 焦点板は,次による。

――――― [JIS B 7139-2 pdf 4] ―――――

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B 7139-2 : 2008
a) 十字線焦点板
b) 0.4 mm円焦点板
c) 測長目盛焦点板
d) 角度目盛焦点板
4.3 装置の配置
5.15.3及び5.9で双望遠鏡(4.2.1及び図1)を使用する場合,双望遠鏡は実体顕微鏡の仕様に一致する
よう固定し,倍率10の接眼レンズは視度目盛0 m−1に合わせる。他の場合(5.45.8及び5.105.13)に
おいては,使用説明書の指示に従い視度調節を行う。

5 試験手順

5.1   総合倍率(MTOT VIS)
総合倍率は,最高倍率及び最低倍率で,垂直方向の中心線上で測定する。試験手順は,次による。
a) 測長目盛付試料を物体面に置き,最高倍率(又は最低倍率)で焦点を合わせる。
b) 物体面上のyの距離を,望遠鏡の中間像面に置いた測長目盛焦点板によって,像の大きさy"を読む。
c) 総合倍率を次の式によって求める。
250 y"
MTOT VIS=
fOT y
ここに, MTOT VIS : 総合倍率
fOT : 望遠鏡の対物レンズの焦点距離 (mm)
d) 総合倍率の許容差は,次の式による。
M MTOT VIS
m 100
M
ここに, m : 総合倍率の許容差(%)
M : 呼び総合倍率
5.2 左右等倍差
左右等倍差は,最高倍率及び最低倍率で,垂直方向の中心線上で測定する。試験手順は,次による。
a) 測長目盛付試料を物体面に置き,最高倍率(又は最低倍率)で焦点を合わせる。
b) 物体面上のyの距離を,右の望遠鏡の像面位置に置いた測長目盛焦点板によって,像の大きさy"Rを
読む。
c) 同様に,物体面上のyの距離を,左の望遠鏡の像面位置に置いた測長目盛焦点板によって,像の大き
さy"Lを読む。
d) 左右の総合倍率MTOT VIS L及びMTOT VIS R間の差(左右等倍差)を,次の式によって計算する。
y"R y"L
ΔMTOT VIS200
y"R y"L
ここに, 左右等倍差(%)
5.3 左右光軸のずれ
左右光軸のずれは,最高倍率及び最低倍率で,眼幅65 mmで測定する。試験手順は,次による。
a) 実体顕微鏡の接眼レンズの光軸に沿う角度に双望遠鏡を設置する。
b) 十字線試料を物体面に置き,最高倍率(最低倍率)で実体顕微鏡の焦準装置を用い焦点を合わせる。
c) 十字線試料を移動させ,十字線の中心を一次像面の十字線焦点板の中心に合わせる。
d) 心出し望遠鏡を用い,左(又は右)側の望遠鏡と実体顕微鏡の左(又は右)側の光路の射出ひとみの

――――― [JIS B 7139-2 pdf 5] ―――――

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