JIS B 7535:1982 規格概要
この規格 B7535は、流量式空気マイクロメータの指示部について規定。
JISB7535 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B7535
- 規格名称
- 流量式空気マイクロメータ
- 規格名称英語訳
- Flow type air gauges
- 制定年月日
- 1967年10月1日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 17.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 機械計測 2021
- 改訂:履歴
- 1967-10-01 制定日, 1971-01-01 確認日, 1974-01-01 確認日, 1977-02-01 改正日, 1980-01-01 確認日, 1982-12-01 改正日, 1988-02-01 確認日, 1993-09-01 確認日, 1998-06-20 確認日, 2003-03-20 確認日, 2008-03-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS B 7535:1982 PDF [8]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 7535-1982
流量式空気マイクロメータ
Flow Type Air Gauges
1. 適用範囲 この規格は,流量式空気マイクロメータの指示部(以下,空気マイクロメータという。)に
ついて規定する。
備考 この規格の中で{}を付けて示してある単位及び数値は,重力単位系によるものであって,
参考として併記したものである。
引用規格 :
JIS B 7505 ブルドン管圧力計
JIS B 7506 ブロックゲージ
JIS K 6771 軟質ビニル管
JIS K 8103 計測用語
関連規格 : JIS Z 8703 試験場所の標準状態
2. 用語の意味 この規格で用いる用語の意味は,JIS Z 8103(計測用語)によるほか,次による。
(1) 流量式空気マイクロメータ 微小な変位量を,測定ヘッドから出る空気量に変換し,テーパ管内のフ
ロートによって拡大指示する比較測定器。
(2) 測定ヘッド 空気の流出部(以下,ノズルという。)をもつ測定具で,ノズルを測定面に近接させ,変
位又は寸法の変化により空気の流量変化を生じさせるもの。
(3) 倍率 目幅を目量で割った値。
(4) 基準倍率 性能の基準となる倍率。
(5) 多連式 複数の指示部をもつもの。
(6) 有効指示範囲 指示範囲(全目盛範囲)のうち,有効に測定できる範囲。
(7) 標準ノズル 空気マイクロメータの試験に用いるノズル(図1参照)。
――――― [JIS B 7535 pdf 1] ―――――
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B 7535-1982
図1 標準ノズル
(8) 基準点 性能の試験の際に,倍率調整の基準となる目盛線を示すものであって,有効指示範囲の上限
と下限を決める点。
(9) 最大測定すきま 基準倍率に調整する場合,フロートが上基準点の目盛を指示するとき,標準ノズル
とブロックゲージとの間にとることのできる最大のすきま。
(10) 器差 空気マイクロメータを基準倍率に正しく調整した後,任意の指示値に相当するブロックゲージ
により指示した値と指示すべき真の値との差。
3. 名称 空気マイクロメータの主要部の名称は,図2による。
なお,単式とはテーパ管を1本もつもの,多連式とはテーパ管を複数(2本以上)もつものをいう。
図2 主要部の名称
備考 この図は,単に名称を示すためのものであって,形状・構造の基準を示すものではない。
4. 基準倍率 空気マイクロメータの基準倍率は,1 000倍,2 000倍,3 000倍,4 000倍,5 000倍及び
10 000倍とする。
――――― [JIS B 7535 pdf 2] ―――――
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B 7535-1982
5. 性能 空気マイクロメータの性能は,7.に定める試験方法に基づいて試験を行い,表1による。
表1 性能
多連式の場合 供給圧力の変動
基準倍率 器差 繰返し性 指示の安定性 応答時間 の指示の影響 による指示の影 最大測定すきま
変動特性 響変動特性
倍 秒
1 000 4 2 4 2 0.6 210以上
1.5
2 000 2 1 2 1 0.3 130以上
3 000
1.5 0.8 1.5 0.8 0.2 100以上
4 000 1.8
5 000 1 0.5 1 0.5 80以上
0.1
10 000 0.5 0.3 0.3 2 0.3 50以上
備考 表の数値は,温度20℃におけるものとする。
6. 外観及び機能 空気マイクロメータの外観及び機能は,次による。
外部の塗装及びめっきは強固で,容易に色あせ,はく離 又は さびを生じないこと。
(2) 測定ヘッド用継手は,JIS K 6771(軟質ビニル管)による呼び径4mm又は これに準ずるチューブ(内
径4mm,外径7mm)を取り付けることのできる構造であること。
(3) 配管系路には指示に影響を与えるような空気漏れがないこと。
(4) 倍率調整つまみ及びゼロ点調整つまみの作動は,円滑で,測定中に容易に動かなく,各調整つまみを
指定する表示があること。
(5) フロートは,測定中に甚だしいふらつきがなく,テーパ管上部でのひっかかりがないこと。
(6) 限界指標があるものは,それが容易にかつ確実に調整でき,測定中に容易に動かないこと。
(7) 各部は,普通の使用状態の温度及び湿度の変化に対して,実用上差し支えがある狂いを生じないこと。
(8) 目盛板は,次による(図3参照)。
(a) 目盛線,目盛数字及びその他の表示は,全長にわたって甚だしいむらがなく,鮮明であって,脱落,
誤記がないこと。
(b) 目盛には,有効指示範囲の外側に,盛り足し目盛を付けることができる。ただし,盛り足し目盛の
目盛線は,有効指示範囲内の目盛線と区別しなければならない。
(c) 上下の基準点には,目盛線の横に・印を付けて明らかにする。
(d) 目幅は,3mm以上とする。
――――― [JIS B 7535 pdf 3] ―――――
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B 7535-1982
図3 目盛板
7. 試験方法
7.1 試験の条件 空気マイクロメータの性能の試験の条件は,原則として図1及び図4に示す試験用具
を用い,試験状態は次による。
図4 試験用具
(1) 試験場所の状態は,温度20±1℃,湿度4575%とする。
(2) 空気マイクロメータは鉛直に設置し,かつ外部から振動を受けない状態とする。
(3) 供給空気圧は,290690 kPa [{37 kgf/cm2}] (ゲージ圧)の圧縮空気とし,フィルタなどにより,湿
気,油,ごみなどを除去したものとする。ただし,試験時間内における供給空気圧の変動は,9.8kPa [{0.1
kgf/cm2}] 以内とする。
(4) 空気マイクロメータと測定ヘッドをつなぐチューブにはJIS K 6771による呼び径4mm又はこれに準
ずるものを用いる。ただし,チューブの長さは,1.3mとする。
(5) 標準ノズルの寸法及び仕上げは,図1による。
(6) 空気マイクロメータの試験は,十分な準備時間を経過した後に行う。
(7) 試験に先だち,倍率調整は正しく行う。
――――― [JIS B 7535 pdf 4] ―――――
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B 7535-1982
その方法は上下の2基準点の目盛の寸法差をもった2個のブロックゲージに対するフロートの指示
が,それぞれ上又は下基準点に正しく一致するように調整つまみにより行う。
なお,フロートが下基準点を指示するとき,標準ノズルとブロックゲージとのすきまは表2による。
備考 ブロックゲージは,JIS B 7506(ブロックゲージ)に規定する0級のブロックゲージ。
表2 フロートが下基準点の目盛を指示すると
きのノズルとブロックゲージとのすきま
基準倍率 倍 すきま
1 000 50
2 000 40
3 000 40
4 000 40
5 000 35
10 000 32
7.2 試験方法 空気マイクロメータの性能の試験方法は,原則として表3による。
表3 試験方法
番号 試験項目 試験方法 図 試験用具
有効指示範囲をほぼ4等分する各
点(5箇所)を指示する寸法のブ
1 器差 ロックゲージを測定台上に密着
し,そのときの指示した値と,指 図5 スタンド,標準ノズル
示すべき真の値との差を求める。
JIS B 7506に規定する
任意の点の目盛値に相当するブ
0級のブロックゲージ
ロックゲージを,同一条件におい
2 繰返し性 て10回以上繰返し設置したとき
の指示の最大値と最小値との差
を求める。
任意の点の目盛値に相当するブ
ロックゲージを設置したとき,10
3 指示の安定性
分間における指示の最大値と最
小値との差を求める。
任意の点の目盛値に相当するブ スタンド,標準ノズル
図6
ロックゲージを測定部に挿入し ストップウオッチ
てから,フロートが表1の指示の JIS B 7506に規定する
安定性に示す許容値内におさま 0級のブロックゲージ
4 応答時間
るまでの時間を求める。
――――― [JIS B 7535 pdf 5] ―――――
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JIS B 7535:1982の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.040 : 線及び角度の測定 > 17.040.30 : 測定機器