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JIS B 7912-8:2018 規格概要
この規格 B7912-8は、RTKによる作業を実施する前に,使用するGNSS機器のRTKによる作業への適応性を確認するための試験手順について規定。
JISB7912-8 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B7912-8
- 規格名称
- 測量機器の現場試験手順―第8部 : GNSS(RTK)
- 規格名称英語訳
- Field procedures for testing geodetic and surveying instruments -- Part 8:GNSS (RTK)
- 制定年月日
- 2010年11月22日
- 最新改正日
- 2018年3月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 17123-8:2015(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 17.180.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 計測標準 2019
- 改訂:履歴
- 2010-11-22 制定日, 2015-10-20 確認日, 2018-03-20 改正
- ページ
- JIS B 7912-8:2018 PDF [23]
B 7912-8 : 2018
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 一般・・・・[3]
- 4.1 概要・・・・[3]
- 4.2 要求事項・・・・[3]
- 4.3 試験手順概要・・・・[4]
- 5 簡易試験手順・・・・[5]
- 5.1 測定・・・・[5]
- 5.2 計算・・・・[5]
- 6 標準試験手順・・・・[6]
- 6.1 測定・・・・[6]
- 6.2 計算・・・・[6]
- 6.3 統計的検定・・・・[8]
- 6.4 合成標準不確かさの評価(タイプA及びタイプB)・・・・[10]
- 附属書A(参考)簡易試験手順の例・・・・[11]
- 附属書B(参考)標準試験手順の例・・・・[12]
- 附属書C(参考)不確かさバジェットの計算例(タイプA及びタイプB)・・・・[16]
- 参考文献・・・・[18]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[19]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 7912-8 pdf 1] ―――――
B 7912-8 : 2018
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
測量機器工業会(JSIMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業
規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業
規格である。これによって,JIS B 7912-8:2010は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 7912の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 7912-1 第1部 : 理論
JIS B 7912-2 第2部 : レベル
JIS B 7912-3 第3部 : セオドライト
JIS B 7912-4 第4部 : 光波測距儀
JIS B 7912-5 第5部 : トータルステーション
JIS B 7912-6 第6部 : 回転レーザ
JIS B 7912-8 第8部 : GNSS(RTK)
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――――― [JIS B 7912-8 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 7912-8 : 2018
測量機器の現場試験手順−第8部 : GNSS(RTK)
Field procedures for testing geodetic and surveying instruments- Part 8: GNSS (RTK)
序文
この規格は,2015年に第2版として発行されたISO 17123-8を基とし,統計的検定についてはISO 2854
及びJIS Z 9041-2の規定に合わすため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,RTKによる作業を実施する前に,使用するGNSS機器のRTKによる作業への適応性を確
認するための試験手順について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 17123-8:2015,Optics and optical instruments−Field procedures for testing geodetic and surveying
instruments−Part 8: GNSS field measurement systems in real-time kinematic (RTK)(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7911 測量機器用三脚
注記 対応国際規格 : ISO 12858-2,Optics and optical instruments−Ancillary devices for geodetic
instruments−Part 2: Tripods(MOD)
JIS B 7912-1 測量機器の現場試験手順−第1部 : 理論
注記 対応国際規格 : ISO 17123-1,Optics and optical instruments−Field procedures for testing geodetic
and surveying instruments−Part 1: Theory(MOD)
JIS B 7912-5 測量機器の現場試験手順−第5部 : トータルステーション
注記 対応国際規格 : ISO 17123-5,Optics and optical instruments−Field procedures for testing geodetic
and surveying instruments−Part 5: Total stations(MOD)
JIS Z 8101-1 統計−用語及び記号−第1部 : 一般統計用語及び確率で用いられる用語
注記 対応国際規格 : ISO 3534-1,Statistics−Vocabulary and symbols−Part 1: General statistical terms
――――― [JIS B 7912-8 pdf 3] ―――――
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B 7912-8 : 2018
and terms used in probability(MOD)
JIS Z 8103 計測用語
ISO 4463-1:1989,Measurement methods for building−Setting-out and measurement−Part 1: Planning and
organization, measuring procedures, acceptance criteria
ISO 9849,Optics and optical instruments−Geodetic and surveying instruments−Vocabulary
ISO/IEC Guide 98-3,Uncertainty of measurement−Part 3: Guide to the expression of uncertainty in
measurement (GUM:1995)
ISO/IEC Guide 99,International vocabulary of metrology−Basic and general concepts and associated terms
(VIM)
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 7912-1,JIS B 7912-5,JIS Z 8101-1,JIS Z 8103,ISO 9849,
ISO/IEC Guide 98-3及びISO/IEC Guide 99によるほか,次による。
3.1
GNSS(global navigation satellite system)
人工衛星からの信号を用いて位置を決定する衛星測位システムの総称。
注記 例えば,GPS,GLONASS,Galileo,準天頂衛星などの衛星測位システムがある。
3.2
RTK(real-time kinematic)
固定局で観測したGNSSデータを無線通信などで移動局へ送信し,固定局観測データと移動局観測デー
タとで搬送波位相処理による実時間解析を行い,移動局の位置を即時決定する測位手法。
3.3
固定局
RTKにおいて既知点側に設置するGNSS観測及びデータ送信装置。ベースともいう。
3.4
移動局
RTKにおいて位置を求める新点側で使用するGNSS測位及びデータ受信装置。ローバともいう。
3.5
ネットワークがた(型)RTK
複数の固定局が設置された地域において,固定局で取得したGNSS信号と,それらのGNSS信号を用い
て算出した補正情報とを用いて移動局で取得したGNSS信号を解析処理することによって,移動局の位置
を即時決定する測位手法。
3.6
アンテナ位相特性モデル
GNSS信号を受信するアンテナの器械的な基準位置と電気信号の参照位置(位相中心という。)との間で
生じるずれを表現するためのモデル。
3.7
PDOP(position dilution of precision)
測位に用いるGNSS衛星の幾何学的配置に起因して生じる測位精度の低下を示す指標。
――――― [JIS B 7912-8 pdf 4] ―――――
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B 7912-8 : 2018
3.8
整数値バイアス(ambiguity)
信号受信開始時におけるGNSS衛星からの搬送波の波数の整数部。直接観測することはできないが,計
算処理によって決定される。
3.9
周波数間バイアス,IFB(inter frequency bias)
固定局と移動局との受信機が異なる場合,受信機内で生じるGLONASS衛星の周波数間における遅延量
の差が異なる値をもつこと。この差を補正しないとGLONASS信号による正しい測位を行うことができな
い。
4 一般
4.1 概要
RTK測位法は,固定局(ベース)と移動局(ローバ)とが受信したデータを使用する相対測位法である。
両方のGNSS受信機は同時に観測を行い,無線通信などを利用して固定局と移動局とのデータを組み合わ
せる。ネットワークがた(型)RTKを利用する場合は,使用者は固定局を設置する必要がない。
移動局の座標は,適切な測地系(例 ITRF : International Terrestrial Reference Frame : 国際地球基準座標
系)で表示する。実用上,それらは平面座標及びだ(楕)円体高に変換される。この規格では,これらの
タイプの座標だけを観測量として扱う。
4.2 要求事項
使用者は,測量を始める前に,使用するGNSS機器が実施する測量に適した精度を満たしているか確認
する。
試験は,製造業者の取扱説明書に記載されているGNSS受信機とアンテナとの組合せに適用する。
アンテナ位相特性モデルを使用する場合には,使用するアンテナがそのモデルに適合することを確認す
る。固定局と移動局とで異なる受信機を使用しGLONASS信号を取得する場合,周波数間バイアスが正し
く補正されることを確認する。
受信機,アンテナ及び附属機器は,取扱説明書に指定されている方法によって,使用可能な状態になる
よう調整されていなければならない。
使用者は,試験条件として,最少衛星数,PDOPの最大値,最短観測時間及びその他測位のための必要
条件について,取扱説明書のガイドラインに従わなければならない。
使用者は,各測定作業ごとに電源を切断,再投入することなどによって受信機を初期化し,整数値バイ
アスの決定後データを記録する。
観測に当たっては,次の値をアンテナ位置の標準偏差の指針とする。
− 致心 1 mm
− アンテナ高の測定 1 mm
試験の結果は,測点で観測可能な衛星の配置,電離層・対流圏の条件,測点周囲のマルチパス環境,機
器の精度,データ処理ソフトウエアの性能など,幾つかの要因によって影響を受けることを考慮しなけれ
ばならない。
この規格では,簡易試験手順及び標準試験手順の異なる二つの手順について規定する。両者の違いは試
験の観測方法及び結果の判定基準である。使用者は,GNSS機器を使用する作業要求に適合する方法を選
ばなければならない。
――――― [JIS B 7912-8 pdf 5] ―――――
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JIS B 7912-8:2018の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 17123-8:2015(MOD)
JIS B 7912-8:2018の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.180 : 光学及び光学的測定 > 17.180.30 : 光学測定機器
JIS B 7912-8:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7911:2002
- 測量機器用三脚
- JISB7912-1:2014
- 測量機器の現場試験手順―第1部:理論
- JISB7912-5:2016
- 測量機器の現場試験手順―第5部:トータルステーション
- JISZ8101-1:2015
- 統計―用語及び記号―第1部:一般統計用語及び確率で用いられる用語
- JISZ8103:2019
- 計測用語