JIS B 8226-3:2011 破裂板式安全装置―第3部:適用,選定及び取付け

JIS B 8226-3:2011 規格概要

この規格 B8226-3は、過剰圧力及び/又は負圧から圧力機器を保護する破裂板式安全装置の適用,選定及び取付けについて規定。

JISB8226-3 規格全文情報

規格番号
JIS B8226-3 
規格名称
破裂板式安全装置―第3部 : 適用,選定及び取付け
規格名称英語訳
Bursting disc safety devices -- Part 3:Application, selection and installation
制定年月日
2011年12月25日
最新改正日
2016年10月25日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 4126-6:2003(MOD)
国際規格分類

ICS

13.240, 27.060.30
主務大臣
経済産業,厚生労働
JISハンドブック
圧力容器・ボイラ 2021
改訂:履歴
2011-12-25 制定日, 2016-10-25 確認
ページ
JIS B 8226-3:2011 PDF [43]
                                                                                  B 8226-3 : 2011

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 記号及び単位・・・・[6]
  •  5 適用・・・・[7]
  •  6 選定・・・・[8]
  •  6.1 破裂板式安全装置の選定・・・・[8]
  •  6.2 破裂圧力の許容差の選定・・・・[9]
  •  7 取付け・・・・[12]
  •  7.1 一般・・・・[12]
  •  7.2 破裂板式安全装置の位置・・・・[12]
  •  7.3 破裂板式安全装置の取付け・・・・[13]
  •  附属書A(参考)発注者が提供する情報・・・・[14]
  •  附属書B(参考)破裂板の交換周期の決定指針・・・・[16]
  •  附属書C(参考)圧力逃しシステムの吹出し量・・・・[18]
  •  附属書D(参考)圧縮係数Zの求め方・・・・[24]
  •  附属書E(参考)破裂板式安全装置の流れ試験・・・・[25]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[34]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 8226-3 pdf 1] ―――――

B 8226-3 : 2011

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本高圧力技術協会(HPI)及び財
団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日
本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 8226:2000は廃止され,その一部を分割して制定したこの規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の
特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 8226(破裂板式安全装置)の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 8226-1 第1部 : 一般
JIS B 8226-2 第2部 : 安全弁との組合せ
JIS B 8226-3 第3部 : 適用,選定及び取付け

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 8226-3 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 8226-3 : 2011

破裂板式安全装置−第3部 : 適用,選定及び取付け

Bursting disc safety devices-Part 3: Application,selection and installation

序文

  この規格は,2003年に第1版として発行されたISO 4126-6を基とし,技術的内容を変更して作成した
日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
安全弁,破裂板式安全装置のような圧力逃し装置を含む過剰圧力に対する圧力機器の保護用安全装置は,
その用途にもよるが,単一の圧力逃し装置として,又は互いを組み合わせて用いられる。
しばしば発生する運転上の問題は,圧力逃し装置の使用に際し,意図する安全装置の働きに対して適切
に選定していない,又は適切に選定してはいるが,取扱い,取付け,メンテナンスなどの不備があって引
き起こされるものである。これらいずれも,安全装置を取り付けて保護している圧力機器全体の安全性に
影響する。
圧力逃し装置だけでなく,圧力逃しシステム全体を考慮することは,吹出し量が必要量以下に減じない
ようにするために,又は圧力逃し装置の適正な作動に影響を与えないために重要である。
破裂板式安全装置は,再閉止しない圧力逃し装置で,標準的には破裂板とホルダとによって構成する。
破裂板は,所定の圧力において破裂によって開口するように設計した圧力保持及び圧力感知部品である。
破裂板式安全装置には,広範囲の呼び径,破裂圧力及び温度を対象とし,金属及び非金属の両方の耐食材
料で製造するなど,数多くの形式がある。破裂板式安全装置は,容器,配管,ガスシリンダー又はその他
の密閉容器などの圧力機器を過剰圧力及び/又は負圧から保護するために用いる。
この規格は,過剰圧力及び/又は負圧に対して,要求する保護機能を満たす破裂板式安全装置の適用,
選定及び取付けにおいて,重要な考慮すべき要求事項を規定するものである。

1 適用範囲

  この規格は,過剰圧力及び/又は負圧から圧力機器を保護する破裂板式安全装置の適用,選定及び取付
けについて規定する。ただし,次に掲げるものは含まない。
a) 爆ごう(轟)による急激な圧力上昇に対応しようとするもの。
b) IS B 8246に規定するもの。
附属書Aは,発注者が製造業者に提供する情報の確認用リストである。
附属書Bは,破裂板の交換周期の決定指針,附属書Cは,破裂板式安全装置を含む圧力逃しシステムを
通過する単相流の流量を決定するための指針である。
附属書Eは,破裂した破裂板組立品の流れ抵抗を決定するための参考手順である。
破裂板式安全装置の製造,検査,試験,表示,成績書及びこん(梱)包については,JIS B 8226-1に規

――――― [JIS B 8226-3 pdf 3] ―――――

2
B 8226-3 : 2011
定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 4126-6:2003,Safety devices for protection against excessive pressure−Part 6: Application,
selection and installation of bursting disc safety devices(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 8210 蒸気用及びガス用ばね安全弁
注記 対応国際規格 : ISO 4126-1:2004,Safety devices for protection against excessive pressure−Part 1:
Safety valves(MOD)
JIS B 8226-1 破裂板式安全装置−第1部 : 一般
注記 対応国際規格 : ISO 4126-2:2003,Safety devices for protection against excessive pressure−Part 2:
Bursting disc safety devices(MOD)
JIS B 8246 高圧ガス容器用弁

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 8210によるほか,次による。
3.1
破裂板式安全装置(bursting disc safety device)
差圧によって作動し,破裂板の破裂によって機能するように設計した非再閉止圧力逃し装置。組立品に
ホルダがあればそれも含める。
3.2
破裂板組立品(bursting disc assembly)
必要な機能を果たすため,ホルダ内に組み込む破裂板,バキュームサポートなどの構成部品からなる組
立品。
3.3
破裂板(bursting disc)
破裂板式安全装置の圧力保持及び圧力感知部品。
3.4
ホルダ(bursting disc holder)
破裂板式安全装置の一部分であり,破裂板組立品を正しい位置に保持するための部品。
3.5
ドーム形破裂板(正作動とも呼ぶ)[conventional domed bursting disc (also referred to as :forward-acting)]
破裂圧力の方向にドーム状に成形した破裂板(すなわち,破裂圧力が破裂板の凹面側に加わる。JIS B
8226-1の図1参照)。
3.6
(削除)

――――― [JIS B 8226-3 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
B 8226-3 : 2011
3.7
反転ドーム形破裂板(逆作動とも呼ぶ)[reverse domed bursting disc (also referred to as :reverse-acting)]
破裂圧力と反対方向にドーム状に成形した破裂板(すなわち,破裂圧力が破裂板の凸面側に加わる。JIS
B 8226-1の図2参照)。
3.8
グラファイト破裂板(graphite bursting disc)
グラファイト,含浸グラファイト,フレキシブルグラファイト又は複合グラファイトから製造し,かつ,
曲げ又はせん断力によって破裂するように設計した破裂板。
注記 次の定義を適用。
a) グラファイト(graphite) 炭素元素の結晶形態。
b) 含浸グラファイト(impregnated graphite) 充材料が含浸されている多孔性のグラファイ
ト。
c) フレキシブルグラファイト(flexible graphite) グラファイト層間化合物に熱を加えて圧
縮することによって形成したグラファイト。
d) 複合グラファイト(graphite composite) 二つ以上の異種材料によって構成され,単独の
材料とは異なる特性をもち,かつ,グラファイトの割合は質量分率50 %以上であるもの。
3.9
仕様破裂圧力(specified bursting pressure)
破裂板の要求事項を満足する仕様温度を考慮した破裂圧力(破裂圧力の許容差とともに使用する。3.13
参照)。
3.10
仕様最高破裂圧力(specified maximum bursting pressure)
破裂板の要求事項を満足する仕様温度を考慮した最高破裂圧力(仕様最低破裂圧力とともに使用する。
3.11参照)。破裂圧力の最高限界(図1参照)。
3.11
仕様最低破裂圧力(specified minimum bursting pressure)
破裂板の要求事項を満足する仕様温度を考慮した最低破裂圧力(仕様最高破裂圧力とともに使用する。
3.10参照)。破裂圧力の最低限界(図1参照)。
3.12
仕様温度(coincident temperature)
仕様破裂圧力との関連において,発注者によって指定された破裂板の設計温度。吹出し量の計算に用い
る。
3.13
破裂圧力の許容差(performance tolerance)
仕様最低破裂圧力と仕様最高破裂圧力とで規定される圧力範囲,又は仕様破裂圧力に対する正負の範囲
を百分率又は実数値で表示したもの。
3.14
運転圧力(operating pressure)
保護しているシステムの通常運転圧力。

――――― [JIS B 8226-3 pdf 5] ―――――

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JIS B 8226-3:2011の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 4126-6:2003(MOD)

JIS B 8226-3:2011の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 8226-3:2011の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB8210:2017
安全弁
JISB8226-1:2011
破裂板式安全装置―第1部:一般
JISB8246:2004
高圧ガス容器用弁