JIS B 8392-6:2006 圧縮空気―第6部:ガス状汚染物質含有量の試験方法

JIS B 8392-6:2006 規格概要

この規格 B8392-6は、圧縮空気中のガス状汚染物質の測定に利用できる方法の中から,適切な試験方法の選定について規定。

JISB8392-6 規格全文情報

規格番号
JIS B8392-6 
規格名称
圧縮空気―第6部 : ガス状汚染物質含有量の試験方法
規格名称英語訳
Compressed air -- Part 6:Test methods for gaseous contaminant content
制定年月日
2006年3月25日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 8573-6:2003(IDT)
国際規格分類

ICS

71.100.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
油圧・空気圧 2019
改訂:履歴
2006-03-25 制定日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS B 8392-6:2006 PDF [13]
                                                                 B 8392-6 : 2006 (ISO 8573-6 : 2003)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本フルードパワー工業会(JFPA)
/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日
本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 8573-6:2003,Compressed air−Part 6:
Test methods for gaseous contaminant contentを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS B 8392-6には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考)圧縮空気ガス状汚染物質含有量の試験報告書
附属書B(参考)現場でのサンプリング方法及び実験室での分析
附属書C(参考)分析及びオンラインサンプリングシステム
附属書D(参考)現場測定のための装備―サンプリング及び測定方法―ガス検知管によるサンプリン

JIS B 8392の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 8392-1 第1部 : 汚染物質及び清浄等級
JIS B 8392-2 第2部 : オイルミストの試験方法
JIS B 8392-3 第3部 : 湿度測定方法
JIS B 8392-4 第4部 : 固体粒子含有量の試験方法
JIS B 8392-5 第5部 : オイル蒸気及び有機溶剤含有量の試験方法
JIS B 8392-6 第6部 : ガス状汚染物質含有量の試験方法

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――――― [JIS B 8392-6 pdf 1] ―――――

B 8392-6 : 2006 (ISO 8573-6 : 2003)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 用語,定義,単位及び記号・・・・[2]
  •  4. 選択指針及び利用できる方法・・・・[2]
  •  5. サンプリング技術・・・・[2]
  •  5.1 バッグによるガスサンプリング・・・・[2]
  •  5.2 オンラインサンプリング・・・・[3]
  •  5.3 ガス検知管の等流速サンプリング用装置・・・・[3]
  •  6. 測定方法・・・・[4]
  •  7. 参考状態・・・・[4]
  •  8. 試験結果の評価・・・・[4]
  •  9. 不確かさ・・・・[4]
  •  10. 試験報告書・・・・[5]
  •  10.1 記述・・・・[5]
  •  10.2 試験報告書の様式・・・・[5]
  •  附属書A(参考)圧縮空気ガス状汚染物質含有量の試験報告書・・・・[6]
  •  附属書B(参考)現場でのサンプリング方法及び実験室での分析・・・・[7]
  •  附属書C(参考)分析及びオンラインサンプリングシステム・・・・[8]
  •  附属書D(参考)現場測定のための装備−サンプリング及び測定方法―ガス検知管によるサンプリング・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 8392-6 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 8392-6 : 2006
(ISO 8573-6 : 2003)

圧縮空気―第6部 : ガス状汚染物質含有量の試験方法

Compressed air-Part 6: Test methods for gaseous contaminant content

序文

 この規格は,2003年に第1版として発行されたISO 8573-6,Compressed air−Part 6: Test methods for
gaseous contaminant contentを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業
規格である。

1. 適用範囲

 この規格は,圧縮空気中のガス状汚染物質の測定に利用できる方法の中から,適切な試験
方法の選定について規定する。適用されるガス状汚染物質である,一酸化炭素,二酸化炭素,二酸化硫黄,
一酸化窒素,二酸化窒素及び炭化水素のうちのC1C5に関するサンプリング,測定,評価,不確かさ及び
試験報告について規定する(C6以上は,JIS B 8392-5を参照)。規定方法は,他のガスにも適用できる。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 8573-6:2003,Compressed air−Part 6: Test methods for gaseous contaminant content (IDT)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0125-1 油圧・空気圧システム及び機器−図記号及び回路図−第1部 : 図記号
備考 ISO 1219-1,Fluid power systems and components−Graphic symbols and circuit diagrams−Part 1:
Graphic symbolsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS B 8392-1 圧縮空気−第1部 : 汚染物質及び清浄等級
備考 ISO 8573-1,Compressed air−Part 1: Contaminants and purity classesが,この規格と一致してい
る。
JIS Z 8202-0 量及び単位−第0部 : 一般原則
備考 ISO 31-0,Quantities and units−Part 0: General principlesが,この規格と一致している。
JIS Z 8202-3 量及び単位−第3部 : 力学
備考 ISO 31-3,Quantities and units−Part 3: Mechanicsが,この規格と一致している。
JIS Z 9041-2 データの統計的な解釈方法−第2部 : 平均と分散に関する検定方法と推定方法
備考 ISO 2602,Statistical interpretation of test results−Estimation of the mean−Confidence interval,
ISO 2854,Statistical interpretation of data−Techniques of estimation and tests relating to means and
variancesからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

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B 8392-6 : 2006 (ISO 8573-6 : 2003)

3. 用語,定義,単位及び記号

 この規格に用いる主な用語の定義は,JIS B 8392-1に,また,図記号は,
JIS B 0125-1による。使用する単位及び記号を,表1に示す。
表 1 この規格で使用する単位と記号(括弧内は使用しないほうがよい,同等の単位及び記号)
単位/記号 備考
MPa [bar] 1 bar = 105 Pa = 0.1 MPa
立方メートル当たりのミリリットルで表す体積分率[=体積の100万分の1 (1 ppm) : 1/106
ml/m3 (= ppmv) (1)
(m3/m3)]
理論的なC1分子における,立方メートル当たりのミリリットルで表した体積分率[=体積の
ml/m3 (= ppmv) 1
100万分の1 (1 ppm) : 1/106 (m3/m3)]
μg/g (= ppmw) グラム当たりのマイクログラムで表した質量[=重量 (2) の100万分の1]
1 %[容積] 1 %体積分率 : 1/102 (m3/m3)
MPa[bar] ゲージ圧力
MPa 絶対[bar 絶対] 絶対圧力
注(1) 百万分の1(ppm)はSIで使用することが認められていない単位である。例えば,JIS Z 8202-0の2.3.3を参照。
(2) 一般には,“重量”は質量の意味で使われ続けている。しかし,この慣行は認められていない。JIS Z 8202-3参
照。

4. 選択指針及び利用できる方法

 汚染物質の測定方法は,次のいずれかによる。
a) 現場でのサンプリングと分析
b) 現場でのサンプリングと実験室での分析
これらの選択肢に対して推奨する測定機器を,表2に示す。
表 2 測定機器
ガス状汚染物質 測定機器
実験室 一酸化炭素(CO) 非分散形赤外線分析計(NDIR)
二酸化炭素(CO2) 非分散形赤外線分析計(NDIR)
二酸化硫黄(SO2) 非分散形赤外線分析計(NDIR)
紫外線蛍光
炭化水素(HC) 加熱形水素炎イオン化形分析計(HFID)
(C1 C5)
窒素酸化物(NOx) NO2/NO変換器内蔵化学発光分析計(CLD)及び加熱化学発光分析計(HCLD)
現場 すべての既知のガス ガス検知管

5. サンプリング技術

5.1 バッグによるガスサンプリング

 ガスサンプルは,現場での大気中で行わなければならない。そし
て,その目的別に作られた特殊なガスサンプリングバッグに集めなければならない。圧縮空気のサンプル
は,汚染物質濃度の評価のために,ガスサンプリングバッグに集める。サンプルのすべての測定は,大気
圧の下で行う。
空気のサンプルを集めるための市販のガスサンプリングバッグ(例えば,フロオロエチレンプロピレン
でできているもの。)は,次の方法で使用する。
ガスサンプリングバッグは,ガスを収集するのに適した形が望ましい。主配管系では,空気の代表的サ
ンプルを得るために,ガス状の汚染物質のかくはんを確実にする乱流状態が要求される。
プローブ(図1参照)を使用したサンプリングポイントへのガスサンプリングバッグの接続は,減圧弁
を通し,予測されるガス不純物に従って,ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)管及びポリテトラフルオ
ロエチレン(PTFE)又はステンレス継手によって行う。配管は,結露しないように保護することが望まし

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B 8392-6 : 2006 (ISO 8573-6 : 2003)
い。バッグは,フラッシングのために逃がし弁をもち,サンプリングする前にシステム空気で5分間フラ
ッシングすることが望ましい。バッグは過剰に膨らまず,また,要求されたサンプルに一致した大きさで
あることを確認することが望ましい。製造業者によって再利用が保証される場合,バッグを再利用しても
よい。
充てん済みのガスサンプリングバッグと未使用の空ガスサンプリングバッグとを一緒に,ブラインドテ
ストのため,実験室に送らなければならない。

5.2 オンラインサンプリング

 ガスサンプリングは,ステンレスプローブを用いてシステム圧の下で行
わなければならない(図1及び図2参照)。圧縮空気配管の外側のプローブ端には,圧縮空気配管の圧力条
件に適したバルブを設置する。プローブは,汚染物質が読取りに影響を及ぼさないようにする。
手順を,附属書Cに示す。

5.3 ガス検知管の等流速サンプリング用装置

 手順に関しては,附属書Dに示す。
1 主配管用サンプリングプローブ
2 プローブ位置調整可能グランド
3 空気の流れの方向
注(3) 主配管内径 D
(4)プローブの上流最小直管部長さ 10×D
(5) プローブ挿入位置 最小 3×D
(6) プローブ内径 d
図 1 サンプリングプローブ取付け

――――― [JIS B 8392-6 pdf 5] ―――――

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