JIS B 8392-7:2008 圧縮空気―第7部:微生物汚染物質含有量の試験方法

JIS B 8392-7:2008 規格概要

この規格 B8392-7は、圧縮空気中に存在する固体粒子から,コロニーを形成できる微生物(例えば,酵母及びバクテリア)を区別する試験方法について規定。

JISB8392-7 規格全文情報

規格番号
JIS B8392-7 
規格名称
圧縮空気―第7部 : 微生物汚染物質含有量の試験方法
規格名称英語訳
Compressed air -- Part 7:Test method for viable microbiological contaminant content
制定年月日
2008年5月20日
最新改正日
2018年10月22日
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対応国際規格

ISO

ISO 8573-7:2003(IDT)
国際規格分類

ICS

71.100.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
油圧・空気圧 2019
改訂:履歴
2008-05-20 制定日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS B 8392-7:2008 PDF [11]
                                                                 B 8392-7 : 2008 (ISO 8573-7 : 2003)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 部分流量サンプリングによる微生物の確認方法・・・・[2]
  •  5 操作条件・・・・[3]
  •  6 コロニーを形成できる微生物の判定・・・・[3]
  •  7 試験報告・・・・[3]
  •  附属書A(参考)圧縮空気中の微生物粒子含有量の決定―サンプル試験報告書・・・・[4]
  •  附属書B(規定)量的サンプリング方法・・・・[5]
  •  附属書C(参考)エンドトキシンサンプリング・・・・[7]
  •  附属書D(参考)培地及びペトリ皿の準備・・・・[8]
  •  参考文献・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 8392-7 pdf 1] ―――――

B 8392-7 : 2008 (ISO 8573-7 : 2003)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本フルードパワー工業会(JFPA)
及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS B 8392の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 8392-1 圧縮空気−第1部 : 汚染物質及び清浄等級
JIS B 8392-2 一般用圧縮空気−第2部 : オイルミストの試験方法
JIS B 8392-3 空気圧−第3部 : 湿度測定方法
JIS B 8392-4 圧縮空気−第4部 : 固体粒子含有量の試験方法
JIS B 8392-5 圧縮空気−第5部 : オイル蒸気及び有機溶剤含有量の試験方法
JIS B 8392-6 圧縮空気−第6部 : ガス状汚染物質の試験方法
JIS B 8392-7 圧縮空気−第7部 : 微生物汚染物質含有量の試験方法
JIS B 8392-8 圧縮空気−第8部 : 質量濃度による固体粒子含有量の試験方法
JIS B 8392-9 圧縮空気−第9部 : 質量濃度による水分含有量の試験方法

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 8392-7 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 8392-7 : 2008
(ISO 8573-7 : 2003)

圧縮空気−第7部 : 微生物汚染物質含有量の試験方法

Compressed air- Part 7: Test method for viable microbiological contaminant content

序文

  この規格は,2003年に第1版として発行されたISO 8573-7を基に,技術的内容及び対応国際規格の構
成を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。

1 適用範囲

  この規格は,圧縮空気中に存在する固体粒子から,コロニーを形成できる微生物(例えば,酵母及びバ
クテリア)を区別する試験方法について規定し,空気汚染物質の試験方法の整合を目的とした一連の規格
の一つとして,サンプリング,培養及び微生物粒子数量の決定の手段を示す。また,この試験方法は,JIS
B 8392-1による清浄等級の決定に適し,生菌及びコロニー形成単位を固体粒子と同じものとして扱うこと
が必要なとき,JIS B 8392-4と関連付けて使用することを意図している。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 8573-7:2003,Compressed air−Part 7: Test method for viable microbiological contaminant content
(IDT)
なお,対応の程度を表す記号(IDT)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,一致していることを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 8392-1 圧縮空気−第1部 : 汚染物質及び清浄等級
注記 対応国際規格 : ISO 8573-1,Compressed air−Part 1: Contaminants and purity classes (IDT)
JIS B 8392-4 圧縮空気−第4部 : 固体粒子含有量の試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 8573-4,Compressed air−Part 4: Test methods for solid particle content (IDT)

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
微生物(microbiological organisms)
コロニーを形成することができる,特徴をもった粒子。
注記 これらは,細菌,酵母及び真菌と同一である。

――――― [JIS B 8392-7 pdf 3] ―――――

2
B 8392-7 : 2008 (ISO 8573-7 : 2003)
3.2
生菌の数量(number of viable micro-organisms)
代謝活動のための能力をもった,微生物の数量。
3.3
培養数(culturable number)
平板培地でコロニーが形成できる微生物,単細胞及びそれら集合体の数量。
3.4
コロニー形成単位(colony-forming unit)(CFU)
培養数で表す単位。

4 部分流量サンプリングによる微生物の確認方法

  部分流量サンプリングによる微生物の確認は,寒天培地を圧縮空気サンプルにさらして行う。量的な評
価は,附属書Bに規定する方法による。エンドトキシンサンプリングの詳細は附属書C,培地及びペトリ
皿の準備の詳細は附属書Dを参照する。
衝突形エアテスタの一種であるスリットサンプラ(図1参照)は,部分的な流量サンプリングのために
JIS B 8392-4に規定する試験方法とともに用いなければならない。空気の等速サンプリングは,サンプラ
の製造業者が示すレンジ内まで流速を下げてから試験を行わなければならない。製造業者の推奨事項との
適合性,又はJIS B 8392-4に合致していることを確認するため,大気圧状態まで圧力を低下させて流量測
定を行わなければならない。流量を測定した後,寒天培地を圧縮空気サンプルにさらした時間を記録する。
非微生物粒子を微生物粒子から区別するために,測定は4時間以内で行わなければならない。
1 空気入口
2 回転台上の平板培地
3 空気出口
4 空気の流れ
図1−スリットサンプラ
試験での正確な読みを得るために,粒子サイズ及び数量に対する液体の影響をできる限り排除すること
が必要である。ただし,微生物の生育性への影響を避けるためには,この規格以外の試験では適切とされ
ていても,空気の加熱又は乾燥によって水分を減じてはならない。

――――― [JIS B 8392-7 pdf 4] ―――――

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B 8392-7 : 2008 (ISO 8573-7 : 2003)
水以外の液体の影響については,十分考慮しなければならない。
注記 水以外の液体としては,サンプリング空気中に含まれるオイルなどがある。

5 操作条件

  試験報告には,実際の試験条件を記載しなければならない(附属書A参照)。

6 コロニーを形成できる微生物の判定

  培地でのサンプル培養後,コロニーを形成できる微生物の存在を確認するために,培地の表面を観察す
る(B.3参照)。

7 試験報告

  固体粒子の中に,コロニーを形成できる微生物があることが確認された場合には,報告書中に固体粒子
に関わるJIS B 8392-4に従った記述に加え,その旨を記述しなければなければならない。
“JIS B 8392-1に従った圧縮空気中の微生物に関する報告”という文言の後に,次の項目を加える。
− 殺菌されている又は殺菌されていない
− サンプリング日時
− 測定日時
− 測定場所
試験報告の例を,附属書Aに示す。

――――― [JIS B 8392-7 pdf 5] ―――――

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JIS B 8392-7:2008の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 8573-7:2003(IDT)

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