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JIS B 9704-2:2017 規格概要
この規格 B9704-2は、安全関連システムの一部として特に人を検知することを目的とし,検知機能としてAOPDを用いるESPEの設計,製造及び試験に対する要求事項について規定。
JISB9704-2 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B9704-2
- 規格名称
- 機械類の安全性―電気的検知保護設備―第2部 : 能動的光電保護装置を使う設備に対する要求事項
- 規格名称英語訳
- Safety of machinery -- Electro-sensitive protective equipment -- Part 2:Particular requirements for equipment using active opto-electronic protective devices (AOPDs)
- 制定年月日
- 2000年11月20日
- 最新改正日
- 2017年11月25日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 61496-2:2013(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 13.110, 29.260.99
- 主務大臣
- 経済産業,厚生労働
- JISハンドブック
- 機械安全 2020
- 改訂:履歴
- 2000-11-20 制定日, 2006-03-25 確認日, 2008-03-25 改正日, 2012-10-25 確認日, 2017-11-25 改正
- ページ
- JIS B 9704-2:2017 PDF [44]
B 9704-2 : 2017 (IEC 61496-2 : 2013)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[2]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 機能,設計及び環境に対する要求事項・・・・[4]
- 4.1 機能要求事項・・・・[4]
- 4.2 設計要求事項・・・・[5]
- 4.3 環境要求事項・・・・[8]
- 5 試験方法・・・・[8]
- 5.1 一般事項・・・・[8]
- 5.2 機能試験・・・・[10]
- 5.4 環境試験・・・・[26]
- 6 識別及び安全使用のためのマーキング・・・・[33]
- 6.1 一般事項・・・・[33]
- 7 附属文書・・・・[34]
- 附属書A(規定)ESPEのオプション機能・・・・[36]
- 附属書B(規定)ESPE電気用品の単一障害一覧表(5.3の危険側故障として考慮するもの)・・・・[40]
- 附属書AA(参考)タイプ2 AOPDの周期試験構成・・・・[41]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 9704-2 pdf 1] ―――――
B 9704-2 : 2017 (IEC 61496-2 : 2013)
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
機械工業連合会(JMF)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工
業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 9704-2:2008は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の
特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 9704の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 9704-1 第1部 : 一般要求事項及び試験
JIS B 9704-2 第2部 : 能動的光電保護装置を使う設備に対する要求事項
JIS B 9704-3 第3部 : 拡散反射形能動的光電保護装置に対する要求事項
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――――― [JIS B 9704-2 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 9704-2 : 2017
(IEC 61496-2 : 2013)
機械類の安全性−電気的検知保護設備−第2部 : 能動的光電保護装置を使う設備に対する要求事項
Safety of machinery-Electro-sensitive protective equipment-Part 2: Particular requirements for equipment using active opto-electronicprotective devices (AOPDs)
序文
この規格は,2013年に第3版として発行されたIEC 61496-2を基に,技術的内容及び構成を変更するこ
となく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
電気的検知保護設備(以下,ESPEという。)は,人に傷害を及ぼすリスクをもつ機械類から人を保護す
るために,人が危険状態に至る前に機械を安全な状態に移行させる装置である。ESPEに対する一般要求
事項及び試験は,JIS B 9704-1(以下,第1部という。)に規定する。
ESPEには異なる検知原理を用いる幾つかの種類がある。この規格は,機械から人を保護するESPEのう
ち,能動的光電保護装置(以下,AOPDという。)によって人を検知するESPEの設計,構成及び試験に対
する要求事項を規定する。
この規格は,第1部と併読して用いる規格である。この規格は,AOPDを用いるESPEに対して,第1
部に関連する箇条の変更又は補足を指示する。この規格において特別の指示をしない第1部の箇条は,そ
のまま適用する。この規格において“追加”及び“置換え”と指示する箇所は,第1部の該当部分をその
ように改めて適用する。
この規格は,AOPDを用いるタイプ2及びタイプ4のESPEについて規定する。タイプ1及びタイプ3
のESPEは,この規格では扱わない。
機械にはその機械特有の危険源がある。この規格は,特定の機械に対しESPEをどのように使用するか
については規定しない。ESPEの使用法は,供給者,機械使用者及び監督機関が合意して決める事項であ
る。これに関連する指針としては,例えば,JIS B 9700がある。
1 適用範囲
第1部の箇条1を,次に置き換える。
この規格は,安全関連システムの一部として特に人を検知することを目的とし,検知機能としてAOPD
を用いるESPEの設計,製造及び試験に対する要求事項について規定する。適切な安全関連性能を確実に
達成するための機能及び設計に対する要求事項に特に配慮している。ESPEには,附属書Aに規定する追
加の安全関連機能を任意に付加するものがある。
この規格は,特定の施設について検知区域の寸法,形状及び危険源に対する配置について規定するもの
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B 9704-2 : 2017 (IEC 61496-2 : 2013)
ではなく,また,何が機械の危険源になるかについても規定しない。ESPEの機能に関する事項及びESPE
と機械とのインタフェースに関する事項に限定して規定する。
4001 500 nmの波長以外の放射光を用いるAOPDは,この規格の対象外とする。
この規格は,人を保護する用途以外にも,例えば,機械,製品の機械的損傷に対する保護などに関連し
て利用することもできる。そのような用途では,例えば,検知機能によって認識する対象物の特質が人の
特質と異なるので,この規格以外に追加の要求事項が必要となる可能性がある。
この規格は,電磁両立性(EMC)の放射に対する要求事項は扱わない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 61496-2:2013,Safety of machinery−Electro-sensitive protective equipment−Part 2: Particular
requirements for equipment using active opto-electronic protective devices (AOPDs)(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
第1部の箇条2に,次を追加する。
JIS B 9704-1:2015 機械類の安全性−電気的検知保護設備−第1部 : 一般要求事項及び試験
注記 対応国際規格 : IEC 61496-1:2012,Safety of machinery−Electro-sensitive protective equipment
−Part 1: General requirements and tests(IDT)
JIS B 9715 機械類の安全性−人体部位の接近速度に基づく安全防護物の位置決め
注記 対応国際規格 : ISO 13855,Safety of machinery−Positioning of safeguards with respect to the
approach speeds of parts of the human body
JIS C 6802:2011 レーザ製品の安全基準
注記 対応国際規格 : IEC 60825-1:2007,Safety of laser products−Part 1: Equipment classification and
requirements(IDT)
JIS C 7550 ランプ及びランプシステムの光生物学的安全性
注記 対応国際規格 : IEC 62471,Photobiological safety of lamps and lamp system
EN 471: 2003,High−visibility warning clothing for professional use−Test methods and requirements
3 用語及び定義
第1部の箇条3に,次を追加する。
3.201
能動的光電保護装置,AOPD(active opto-electronic protective device)
装置内で生成した光を光電式投光部から照射して,照射光が指定の検知区域内(光ビーム装置の場合は
光ビーム上)に存在する不透明物体によって遮光されたことを,受光部で検知する原理によって検知機能
を達成する装置。
注記 検知に用いるエネルギー(照射光)を,装置自体が発生するので“能動的”という。
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3
B 9704-2 : 2017 (IEC 61496-2 : 2013)
3.202
ビーム中心線(beam centre-line)
AOPDにおいて,投光部の光学中心と,正常運転時には投光部からの光に反応するように投光部に対向
する受光部の光学中心とを結ぶ光路。
注記1 光ビームの光軸は,必ずしもビーム中心線上にあるとは限らない。
注記2 正常な運転の結果として,ビーム中心は物理的に移動することがある(例えば,電動ミラー
を使う場合)。
注記3 再帰反射技術を用いるAOPDにおいて,光路は投受光部及び再帰反射器の配置で決まる。
3.203
有効開口角,EAA(effective aperture angle)
その範囲内でAOPDが正常な運転を続けることができる,投光部及び受光部の光学的最良アライメント
からの最大偏位角。
3.204
光ビーム装置(light beam device)
一対又は複数対の投光部及び受光部から成り立ち,供給者が検知区域を指定しないAOPD。
3.205
ライトカーテン(light curtain)
一対又は複数対の投光部及び受光部の組合せから成り立ち,供給者が指定する検知能力及び検知区域を
もつAOPD。
注記 大きな検知能力をもつライトカーテンは,光グリッドと呼ばれることがある。
3.206
試験片(test piece)
AOPDの検知能力を検証するために用いる不透明な円柱状物体。
3.207
幾何学的に限定された光学設計,GROD(geometrically restricted optical design)
次の全ての光学設計を用いたAOPD。
− 個々の投光部及び受光部の有効開口角(EAA)は,図6に示す値以下
− 光ビームの光軸は,平行
− サイドローブは,最小化
− ビーム中心線の間隔は,均一
− 検知能力の値は,試験片が検知区域内のどの位置においても,少なくとも一つの光軸を完全に遮光す
ることに基づく(図7参照)。
3.3
検知能力(detection capability)
第1部の3.3を,次に置き換える。
試験片の直径を表す数値であって,次によって特徴付けられるもの。
− ライトカーテンにおいては,この直径の試験片を検知区域に置いたとき検知器が作動(検知)する。
− シングル光ビーム装置においては,この直径の試験片をビーム中心線上に置いたとき検知器が作動す
る。
− マルチ光ビーム装置においては,この直径の試験片をいずれのビーム中心線上に置いたときにも検知
――――― [JIS B 9704-2 pdf 5] ―――――
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JIS B 9704-2:2017の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61496-2:2013(IDT)
JIS B 9704-2:2017の国際規格 ICS 分類一覧
- 29 : 電気工学 > 29.260 : 特殊条件で使用する電気設備 > 29.260.99 : 特殊状態で作動するその他の電気設備
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.110 : 機械の安全
JIS B 9704-2:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB9715:2013
- 機械類の安全性―人体部位の接近速度に基づく安全防護物の位置決め
- JISC7550:2011
- ランプ及びランプシステムの光生物学的安全性