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JIS C 3216-6:2019 規格概要
この規格 C3216-6は、巻線に用いる各種エナメル銅線,エナメルアルミニウム線,横巻銅線及び横巻アルミニウム線の熱的特性の試験方法について規定。
JISC3216-6 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C3216-6
- 規格名称
- 巻線試験方法―第6部 : 熱的特性
- 規格名称英語訳
- Winding wires -- Test methods -- Part 6:Thermal properties
- 制定年月日
- 2011年3月22日
- 最新改正日
- 2019年2月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 60851-6:2012(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 29.060.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2011-03-22 制定日, 2015-10-20 確認日, 2019-02-20 改正
- ページ
- JIS C 3216-6:2019 PDF [15]
C 3216-6 : 2019
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 2A 一般事項・・・・[1]
- 3 耐熱衝撃(エナメル線及びテープ巻線に適用)・・・・[2]
- 3.1 一般事項・・・・[2]
- 3.2 試験片・・・・[2]
- 3.3 試験手順・・・・[2]
- 3.4 結果・・・・[2]
- 4 耐軟化(公称導体径0.100 mmを超え1.600 mm以下のエナメル丸線及びテープ巻丸線に適用)・・・・[2]
- 4.1 一般事項・・・・[2]
- 4.2 試験装置・・・・[3]
- 4.3 試験手順・・・・[3]
- 5 温度指数・・・・[4]
- 6 加熱減量(エナメル丸線に適用)・・・・[4]
- 6.1 一般事項・・・・[4]
- 6.2 試験片・・・・[4]
- 6.3 試験手順・・・・[4]
- 附属書A(参考)高温中破壊試験(エナメル丸線に適用)・・・・[5]
- 附属書JA(規定)代替試験方法・・・・[6]
- 附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[12]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS C 3216-6 pdf 1] ―――――
C 3216-6 : 2019
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
電線工業会(JCMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を
改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)で
ある。これによって,JIS C 3216-6:2011は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS C 3216の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 3216-1 第1部 : 全般事項
JIS C 3216-2 第2部 : 寸法
JIS C 3216-3 第3部 : 機械的特性
JIS C 3216-4 第4部 : 化学的特性
JIS C 3216-5 第5部 : 電気的特性
JIS C 3216-6 第6部 : 熱的特性
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS C 3216-6 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 3216-6 : 2019
巻線試験方法−第6部 : 熱的特性
Winding wires-Test methods-Part 6: Thermal properties
序文
この規格は,2012年に第3版として発行されたIEC 60851-6を基とし,市場にIEC整合規格としてのコ
ンセンサスが得られるまでの措置として,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所及び附属書JAは,対応国際規格にはない事項
である。変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。
1 適用範囲
この規格は,巻線に用いる各種エナメル銅線,エナメルアルミニウム線,横巻銅線及び横巻アルミニウ
ム線の熱的特性の試験方法について規定する。
注記1 対応国際規格の試験方法の全般事項についての規定は,箇条2Aに移した。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60851-6:2012,Winding wires−Test methods−Part 6: Thermal properties(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 1501 転がり軸受−鋼球
JIS C 3216-1 巻線試験方法−第1部 : 全般事項
注記 対応国際規格 : IEC 60851-1:1996,Winding wires−Test methods−Part 1: General
JIS C 3216-3 巻線試験方法−第3部 : 機械的特性
注記 対応国際規格 : IEC 60851-3:2009,Winding wires−Test methods−Part 3: Mechanical properties
JIS C 3216-5 巻線試験方法−第5部 : 電気的特性
注記 対応国際規格 : IEC 60851-5:2008,Winding wires−Test methods−Part 5: Electrical properties及
びAmendment 1:2011
IEC 60172,Test procedure for the determination of the temperature index of enamelled and tape wrapped
winding wires
2A 一般事項
試験方法の全般事項については,JIS C 3216-1による。熱的特性に関する要求事項は,この規格を引用
――――― [JIS C 3216-6 pdf 3] ―――――
2
C 3216-6 : 2019
する個別規格で規定する。
3 耐熱衝撃(エナメル線及びテープ巻線に適用)
3.1 一般事項
この試験は,エナメル線及びテープ巻線に適用する。
耐熱衝撃は,マンドレルへの巻付け,曲げ,引張りなどの負荷を加えた後に,個別規格に規定する温度
に耐えるかを検査する。
なお,受渡当事者間の協定によって,JA.1の試験方法を用いてもよい。
3.2 試験片
3.2.1 丸線
試験片は,次によって作製する。
− 公称導体径が1.600 mm以下のエナメル線の場合,JIS C 3216-3の5.1.1.1(公称導体径1.600 mm以下
のエナメル丸線)による。
− 公称導体径が1.600 mmを超えるエナメル線の場合,JIS C 3216-3の5.2[伸長試験(公称導体径が1.600
mmを超えるエナメル丸線に適用)]による。
− 公称導体径が1.600 mm以下のテープ巻線の場合,JIS C 3216-3の5.1.1.4(テープ巻丸線)による。
− 公称導体径が1.600 mmを超えるテープ巻線の場合,JIS C 3216-3の5.5.4[テープ巻丸線及び平角線
(融着テープ巻線)]による。
3.2.2 平角線
平角線については,JIS C 3216-3の5.1.2(平角線)によって厚さ方向(flatwise)曲げ用の試験片を作製
する。
3.3 試験手順
試験片を規定の温度(個別規格に規定した温度の±5 ℃)に保った強制循環恒温槽中で30分間加熱する。
強制循環恒温槽から取り出し,試験片の温度が常温に戻った後,皮膜に亀裂が生じていないかを表1に示
す倍率の拡大鏡で調べる。
試験は,丸線は3本,平角線は2本の試験片で行う。
表1−拡大鏡の倍率
線の寸法 倍率
公称導体径0.040 mm以下の丸線 1015倍
公称導体径0.040 mmを超え0.500 mm以下の丸線 610倍
公称導体径0.500 mmを超える丸線 1 6倍
平角線 610倍
3.4 結果
亀裂が発生した本数を記録する。
4 耐軟化(公称導体径0.100 mmを超え1.600 mm以下のエナメル丸線及びテープ巻丸線に適用)
4.1 一般事項
この試験は,公称導体径0.100 mmを超え1.600 mm以下のエナメル丸線及びテープ巻丸線に適用する。
耐軟化は,試験片2本を互いに直交するように配置し,その交点に個別規格に規定の温度で,規定のお
――――― [JIS C 3216-6 pdf 4] ―――――
3
C 3216-6 : 2019
もりを載せたとき短絡するかを検査する。
注記 多くの場合,耐軟化は絶縁破壊した温度で表される。
なお,受渡当事者間の協定によって,JA.2の試験方法を用いてもよい。
4.2 試験装置
試験装置は,次による(図1参照)。
− 黄銅又は銅製の金属ブロック。電気加熱ができ,温度の測定及び制御ができるものとする。
ブロック中央の交点に2本の試験片を直交させて入れる二つの溝があり,その交差部分に垂直にお
もりを載せるためのセラミック製ピストンがあるものとする。
− 変圧器。100 VA以上の容量をもち100±10 Vの交流試験電圧を供給できるものとする。5±1 mAで作
動する過電流装置,及び最大電流を50 mAに制御する抵抗器を備えるものとする。
単位 mm
1 試験片
2 試験片
3 ピストン
4 セラミック製ピストン
5 おもり
6 金属ブロック(銅又は黄銅)
7 試験片挿入用スロット
8 温度制御装置挿入穴
9 熱電対挿入穴
10 負荷ピストン挿入穴
11 電熱ヒータ
12 水銀温度計
13 試験片接続用絶縁端子
14 絶縁プレート
図1−耐軟化試験装置
4.3 試験手順
2本の直線状の試験片を,前もって個別規格に規定する温度に加熱した金属ブロックに相互に直交させ
て挿入する。温度は,できる限り交差部分の近くで測定したとき,個別規格に規定する温度の±3 ℃とす
る。交差部分は,ピストンの中心の真下になるようにする。公称導体径0.200 mm未満の場合は,2本の直
線状の試験片を平行に並べて置き,もう1本の試験片を,交差部分の中心にピストンの軸がくるように,
最初の2本の上に直交させて置く。
表2に規定する力がかかるおもりをピストンに載せ,直ちに試験電圧を上下の試験片に印加する。下側
に2本の試験片を用いる場合には,その端末同士をつないで導通させておく。
――――― [JIS C 3216-6 pdf 5] ―――――
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- 規格名称
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- 転がり軸受―鋼球
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