JIS C 5860:2012 空間ビーム光用受動部品通則

JIS C 5860:2012 規格概要

この規格 C5860は、空間ビーム光を入射及び出射し,主に光伝送に用いる光受動部品の通則であり,空間ビーム光用受動部品の用語,定格及び特性の表し方などの一般的な共通事項について規定。

JISC5860 規格全文情報

規格番号
JIS C5860 
規格名称
空間ビーム光用受動部品通則
規格名称英語訳
General rules of passive devices for light beam transmission
制定年月日
1990年1月1日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

33.180.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電子 II-1 2020, 電子 II-2 2020, 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
改訂:履歴
1990-01-01 制定日, 1997-11-20 改正日, 2004-03-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2012-11-20 改正日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS C 5860:2012 PDF [9]
                                                                                   C 5860 : 2012

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 定格などの標準・・・・[6]
  •  4.1 基準状態・・・・[6]
  •  4.2 定格などに用いる数値・・・・[7]
  •  4.3 温度・・・・[7]
  •  5 基本的光学特性・・・・[7]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 5860 pdf 1] ―――――

C 5860 : 2012

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人光産
業技術振興協会(OITDA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業
規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業
規格である。
これによって,JIS C 5860:1997は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 5860 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 5860 : 2012

空間ビーム光用受動部品通則

General rules of passive devices for light beam transmission

1 適用範囲

  この規格は,空間ビーム光を入射及び出射し,主に光伝送に用いる光受動部品の通則であり,空間ビー
ム光用受動部品の用語,定格及び特性の表し方などの一般的な共通事項について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 60068-1 環境試験方法−電気・電子−通則
JIS Z 8601 標準数

3 用語及び定義

  用語及び定義は,次による。
3.1
空間ビーム光(light beam)
導波されずに一様媒質中を伝搬する光。
注記 空間ビーム光で,平行,発散,収束などの区別をする必要がある場合には,それぞれ平行光,
発散光,収束光などという。
3.2
空間ビーム光用部品(optical device for light beam transmission)
入射及び出射,又は入射する光が空間ビーム光であり,光ファイバなどの光導波路との接続をもたない
部品。
3.3
空間ビーム光用部品の端面(end face of optical device for light beam transmission)
空間ビーム光用部品で,光の入射,出射又はその両方が可能な部分。
3.4
入射端面(end face of optical device for light beam transmission)
入射を意図する端面。
3.5
出射端面(end face of optical device for light beam transmission)
出射を意図する端面。

――――― [JIS C 5860 pdf 3] ―――――

2
C 5860 : 2012
3.6
定格(rating)
空間ビーム光用部品を適正な状態で動作させるのに必要な基本条件。
3.7
公称値(nominal value)
空間ビーム光用部品の規格値を代表する数値。
3.8
基準状態(standard condition)
空間ビーム光用部品の性能を評価する場合に基準とする環境状態。
3.9
周囲温度(ambient temperature)
空間ビーム光用部品の周囲の空気温度。
3.10
使用温度範囲(operating temperature range)
空間ビーム光用部品を適正な状態で使用できる周囲温度の範囲。
3.11
性能(performance)
空間ビーム光用部品の使用目的を遂行するための能力。
3.12
特性(characteristic)
空間ビーム光用部品の性能のうち,規定する性能で,ある条件で定量的又は定性的に表すことができる
もの。
3.13
空間ビーム光用受動部品(optical passive device for light beam transmission)
出射光が入射光に対して,エネルギーの変換作用をもたない部品で,いかなる場合にも,その部品への
入射光パワーの総量よりも,そのときにその部品からの出射光パワーの総量が大きくならない空間ビーム
光用部品。
3.14
伝達を意図する(conducting)
光の入射,出射又はその両方が可能なn個(n≧1)の端面をもつ空間ビーム光用受動部品の特定の使用
状態で,一つの入射端面iに光パワーPi,inを入射したとき,出射光パワーPj,outが,Pj,out=Pi,in(i≠j)である
ことを望むこと。部品の構造及び/又は機能上の理由でPj,out=Pi,inにはなり得ない場合であっても,Pj,out
=Pi,inに近いことを望むこと。
3.15
分岐を意図する(splitting)
入射端面への入射光パワーを2個以上の端面から出射するとき,出射光パワーの総量が入射光パワーに
近いことを望むこと。
3.16
阻止を意図する(isolated)
入射端面に光パワーを入射したとき,出射光パワーが0であることを望むこと。

――――― [JIS C 5860 pdf 4] ―――――

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C 5860 : 2012
3.17
減衰を意図する(attenuating)
入射端面iに光パワーPi,inを入射したとき,出射光パワーPj,outが,0値であることを望むこと。
3.18
光損失(optical loss)
空間ビーム光用部品の特定の使用状態で,端面iへの入射光パワーに対する,端面jからの出射光パワ
ーの比(ただし,i=1,2,···,n j=1,2,···,n)をデシベル値で表した値。式(1)によって算出する。
Pj,out
a 10 log10 (1)
Pi,in
ここに, a : 光損失(dB)
Pj,out : j番目の端面から出射する光パワー(W)
Pi,in : i番目の端面に入射する光パワー(W)
3.19
挿入損失(insertion loss)
入射端面と,伝達を意図する出射端面との間の光損失。
3.20
減衰量(attenuation)
入射端面と,減衰を意図する出射端面との間の光損失。
3.21
アイソレーション(isolation)
光を入射した端面と,阻止を意図する端面との間の光損失。
3.22
反射減衰量,rl(return loss)
入射ビーム位置に戻ることを望まない部品において,入射光パワーに対する入射ビーム位置に戻る光パ
ワーの比をデシベル値で表した値。式(2)によって算出する。
P2
rl 10 log10 (2)
P1
ここに, rl : 反射減衰量(dB)
P1 : 端面に入射する光パワー(W)
P2 : 入射ビーム位置に戻る光パワー(W)
3.23
透過率(transmittance)
使用波長範囲における,入射光パワーに対する空間ビーム光用受動部品を透過する光パワーの割合。
3.24
反射率(reflectance)
入射光パワーに対する入射した端面からの出射光パワーの比。
3.25
消光比(extinction ratio)
伝達を意図する状態の出射光パワーに対する,阻止を意図する状態の出射光パワーの比。

――――― [JIS C 5860 pdf 5] ―――――

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JIS C 5860:2012の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 5860:2012の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISC60068-1:2016
環境試験方法―電気・電子―第1部:通則及び指針
JISZ8601:1954
標準数