JIS C 60068-2-30:2011 環境試験方法―電気・電子―第2-30部:温湿度サイクル(12+12時間サイクル)試験方法(試験記号:Db)

JIS C 60068-2-30:2011 規格概要

この規格 C60068-2-30は、高湿度の下で温度変化が繰り返されて,部品,機器又はその他の製品(供試品)の表面に結露が生じるような条件で,使用,輸送又は保管する供試品に対する適性を判定する試験方法について規定。

JISC60068-2-30 規格全文情報

規格番号
JIS C60068-2-30 
規格名称
環境試験方法―電気・電子―第2-30部 : 温湿度サイクル(12+12時間サイクル)試験方法(試験記号 : Db)
規格名称英語訳
Environmental testing -- Part 2-30:Tests -- Test Db:Damp heat, cyclic (12 h + 12 h cycle)
制定年月日
1988年2月1日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 60068-2-30:2005(IDT)
国際規格分類

ICS

19.040
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電子 I 2020, 電子 II-1 2020, 電子 II-2 2020, 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
改訂:履歴
1988-02-01 制定日, 1993-02-01 確認日, 1998-06-20 確認日, 2003-09-20 確認日, 2004-03-20被移行日, 2008-10-01 確認日, 2011-12-20 改正日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS C 60068-2-30:2011 PDF [12]
                                                          C 60068-2-30 : 2011 (IEC 60068-2-30 : 2005)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 試験の概要・・・・[2]
  •  4 試験槽-要求事項・・・・[2]
  •  5 厳しさ・・・・[2]
  •  6 初期測定・・・・[3]
  •  7 試験・・・・[3]
  •  7.0A 一般事項・・・・[3]
  •  7.1 温度許容差に関する注意事項・・・・[3]
  •  7.2 安定化期間・・・・[3]
  •  7.3 24時間のサイクル・・・・[3]
  •  8 中間測定・・・・[4]
  •  9 後処理・・・・[4]
  •  10 最終測定・・・・[4]
  •  11 製品規格に規定する事項・・・・[4]
  •  附属書A(参考)温度下降期間の選定基準の指針・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 60068-2-30 pdf 1] ―――――

C 60068-2-30 : 2011 (IEC 60068-2-30 : 2005)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本電子
部品信頼性センター(RCJ)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)
を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)
である。
これによって,JIS C 60068-2-30:1988は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS C 60068の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 60068-1 通則
JIS C 60068-2-1 第2-1部 : 低温(耐寒性)試験方法(試験記号 : A)
JIS C 60068-2-2 第2-2部 : 高温(耐熱性)試験方法(試験記号 : B)
JIS C 60068-2-6 第2-6部 : 正弦波振動試験方法(試験記号 : Fc)
JIS C 60068-2-7 加速度(定常)試験方法
JIS C 60068-2-11 塩水噴霧試験方法
JIS C 60068-2-13 減圧試験方法
JIS C 60068-2-14 第2-14部 : 温度変化試験方法(試験記号 : N)
JIS C 60068-2-17 封止(気密性)試験方法
JIS C 60068-2-18 第2-18部 : 耐水性試験及び指針
JIS C 60068-2-20 第2-20部 : 試験−試験T−端子付部品のはんだ付け性及びはんだ耐熱性試験方法
JIS C 60068-2-21 第2-21部 : 試験−試験U : 端子強度試験方法
JIS C 60068-2-27 第2-27部 : 衝撃試験方法(試験記号 : Ea)
JIS C 60068-2-30 第2-30部 : 温湿度サイクル(12+12時間サイクル)試験方法(試験記号 : Db)
JIS C 60068-2-31 面落下,角落下及び転倒(主として機器)試験方法
JIS C 60068-2-32 自然落下試験方法
JIS C 60068-2-38 温湿度組合せ(サイクル)試験方法
JIS C 60068-2-39 第2-39部 : 低温,減圧及び高温高湿一連複合試験
JIS C 60068-2-40 低温・減圧複合試験方法
JIS C 60068-2-41 高温・減圧複合試験方法
JIS C 60068-2-42 接点及び接続部の二酸化硫黄試験方法
JIS C 60068-2-43 接点及び接続部の硫化水素試験方法
JIS C 60068-2-45 耐溶剤性(洗浄溶剤浸せき)試験方法
JIS C 60068-2-46 接点及び接続部の硫化水素試験−指針
JIS C 60068-2-47 第2-47部 : 動的試験での供試品の取付方法

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 60068-2-30 pdf 2] ―――――

                                                          C 60068-2-30 : 2011 (IEC 60068-2-30 : 2005)
JIS C 60068-2-48 第2-48部 : 保存の影響をシミュレートするために,環境試験方法に関するJIS規格
群の試験を適用する場合の指針
JIS C 60068-2-49 接点及び接続部の二酸化硫黄試験−指針
JIS C 60068-2-50 発熱供試品及び非発熱供試品に対する低温/振動(正弦波)複合試験
JIS C 60068-2-51 発熱供試品及び非発熱供試品に対する高温/振動(正弦波)複合試験
JIS C 60068-2-52 塩水噴霧(サイクル)試験方法(塩化ナトリウム水溶液)
JIS C 60068-2-53 発熱供試品及び非発熱供試品に対する低温・高温/振動(正弦波)複合試験の指針
JIS C 60068-2-54 はんだ付け性試験方法(平衡法)
JIS C 60068-2-57 時刻歴振動試験方法
JIS C 60068-2-58 表面実装部品(SMD)のはんだ付け性,電極の耐はんだ食われ性及びはんだ耐熱性
試験方法
JIS C 60068-2-59 サインビート振動試験方法
JIS C 60068-2-60 混合ガス流腐食試験
JIS C 60068-2-61 一連耐候性試験
JIS C 60068-2-64 第2-64部 : 広帯域ランダム振動試験方法及び指針(試験記号 : Fh)
JIS C 60068-2-65 第2-65部 : 音響振動
JIS C 60068-2-66 高温高湿,定常(不飽和加圧水蒸気)
JIS C 60068-2-67 基本的に構成部品を対象とした高温高湿,定常状態の促進試験
JIS C 60068-2-68 砂じん(塵)試験
JIS C 60068-2-69 第2-69部 : 試験−試験Te : 表面実装部品(SMD)のはんだ付け性試験方法(平衡
法)
JIS C 60068-2-70 第2-70部 : 指及び手の擦れによる印字の摩滅試験
JIS C 60068-2-75 第2-75部 : ハンマ試験
JIS C 60068-2-77 表面実装部品(SMD)の本体強度及び耐衝撃性試験方法
JIS C 60068-2-78 第2-78部 : 高温高湿(定常)試験方法
JIS C 60068-2-80 第2-80部 : 混合モード振動試験方法(試験記号 : Fi)
JIS C 60068-2-81 第2-81部 : 衝撃応答スペクトル合成による衝撃試験方法
JIS C 60068-2-82 第2-82部 : 試験−試験XW1 : 電気・電子部品のウィスカ試験方法
JIS C 60068-3-1 低温試験及び高温試験を理解するための必す(須)情報
JIS C 60068-3-2 第3-2部 : 温度/減圧複合試験を理解するための必す(須)情報
JIS C 60068-3-3 機器の耐震試験方法の指針
JIS C 60068-3-4 第3-4部 : 高温高湿試験の指針
JIS C 60068-3-5 第3-5部 : 温度試験槽の性能確認の指針
JIS C 60068-3-6 第3-6部 : 支援文書及び指針−温湿度試験槽の性能確認の指針
JIS C 60068-3-7 第3-7部 : 支援文書及び指針−負荷がある場合の低温試験(試験A)及び高温試験(試
験B)の試験槽の温度測定のための指針
JIS C 60068-3-8 第3-8部 : 振動試験方法の選択の指針

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS C 60068-2-30 pdf 3] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 60068-2-30 : 2011
(IEC 60068-2-30 : 2005)

環境試験方法−電気・電子−第2-30部 : 温湿度サイクル(12+12時間サイクル)試験方法(試験記号 : Db)

Environmental testing-Part 2-30: Tests- Test Db: Damp heat, cyclic (12 h + 12 h cycle)

序文

  この規格は,2005年に第3版として発行されたIEC 60068-2-30を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項又は補足事項は,対応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,高湿度の下で温度変化が繰り返されて,部品,機器又はその他の製品(以下,供試品とい
う。)の表面に結露が生じるような条件で,使用,輸送又は保管する供試品に対する適性を判定する試験方
法について規定する。
小形又は体積が小さい供試品の場合には,この試験手順では供試品の表面に結露しにくい場合がある。
その場合,JIS C 60068-2-38などの別の試験規格を用いることが望ましい。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60068-2-30:2005,Environmental testing−Part 2-30: Tests−Test Db: Damp heat, cyclic (12 h+12
h cycle)(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 60068-1 環境試験方法−電気・電子−通則
注記 対応国際規格 : IEC 60068-1:1988,Environmental testing−Part 1: General and guidance(IDT)
JIS C 60068-2-38 環境試験方法(電気・電子)温湿度組合せ(サイクル)試験方法
注記 対応国際規格 : IEC 60068-2-38,Environmental testing−Part 2-38: Tests−Test Z/AD: Composite
temperature/humidity cyclic test(IDT)
JIS C 60068-3-6 環境試験方法−電気・電子−第3-6部 : 支援文書及び指針−温湿度試験槽の性能確
認の指針

――――― [JIS C 60068-2-30 pdf 4] ―――――

2
C 60068-2-30 : 2011 (IEC 60068-2-30 : 2005)
注記 対応国際規格 : IEC 60068-3-6,Environmental testing−Part 3-6: Supporting documentation and
guidance−Confirmation of the performance of temperature/humidity chambers(IDT)
IEC 60068-5-2,Environmental testing−Part 5: Guide to drafting of test methods−Terms and definitions

3 試験の概要

  この試験は,相対湿度を高く維持した状態で,温湿度サイクルを1回以上行う。
温湿度サイクルには,方法1及び方法2の2種類がある。両試験方法の違いは,温度下降時の相対湿度
及び温度下降速度の許容差が,方法1よりも方法2が大きいことである。この点以外は,二つの方法は,
全く同じ規定内容である。
試験の厳しさは,温湿度サイクルの上限温度及びサイクル数によって定まる(箇条5参照)。
試験方法の概略を,図1,図2 a),図2 b)及び図3に示す。
この規格で規定する許容差は,測定の不確かさを考慮していない。

4 試験槽-要求事項

4.1   槽内温度が,25±3 ℃と規定の上限温度との間を周期的に,7.3及び図2 a)又は図2 b)に示すような
変化割合で調整できる試験槽でなければならない。
次に,試験槽に関する注意事項を記す。±3 ℃の温度許容差は,計測の誤差,緩やかな時間的な温度変
動及び空間内の温度分布による誤差を考慮している。ただし,この規格で要求する許容差で相対湿度を維
持するためには,常に有効空間内の任意の2点間温度差をより狭い範囲で保つことが望ましい。温度差が
1 Kを超えた場合に,必要な湿度条件を達成することができない。短時間での温度変動を±0.5 K以内に維
持することが望ましい。
4.2 有効空間内の相対湿度は,7.3及び図2 a)又は図2 b)に示す許容差内に維持できなければならない。
4.3 有効空間内の温湿度条件は,どの位置においても均一になるように注意し,適切な位置に取り付け
た温湿度検出器近傍でのこれらの条件にできるだけ近付ける。
試験槽は,JIS C 60068-3-6に規定する性能基準を満たしていなければならない。
4.4 槽の温度制御用装置から発生する放射熱に供試品を直接さらしてはならない。
4.5 槽内湿度を維持するために使用する水の抵抗率は,500 Ωm以上(導電率 : 20 S/cm以下)とする。
結露した水は,連続的に槽外に排出し,浄化した場合には再使用してもよい。
槽の内壁及び天井の結露水が供試品の上に落ちないように注意しなければならない。
4.6 供試品の寸法,特性及び/又は電気的負荷によって,温湿度条件が影響を受けてはならない。

5 厳しさ

5.1   試験の厳しさは,上限温度とサイクル数との組合せで定める。
5.2 厳しさは,次のa)又はb)から選定し,製品規格に規定する。
a) 上限温度 : 40 ℃
サイクル数 : 2,6,12,21又は56
b) 上限温度 : 55 ℃
サイクル数 : 1,2又は6

――――― [JIS C 60068-2-30 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS C 60068-2-30:2011の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60068-2-30:2005(IDT)

JIS C 60068-2-30:2011の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 60068-2-30:2011の関連規格と引用規格一覧