JIS C 60695-11-2:2020 火災危険性試験―電気・電子―第11-2部:試験炎―公称1kW予混炎―試験装置,炎確認試験方法及び指針

JIS C 60695-11-2:2020 規格概要

この規格 C60695-11-2は、電気・電子製品の火災危険性試験に用いる,公称1 kWのプロパンガスと空気との予混炎を生成するための装置及び炎確認試験に関する要求事項について規定。

JISC60695-11-2 規格全文情報

規格番号
JIS C60695-11-2 
規格名称
火災危険性試験―電気・電子―第11-2部 : 試験炎―公称1kW予混炎―試験装置,炎確認試験方法及び指針
規格名称英語訳
Fire hazard testing -- Part 11-2:Test flames-1 kW nominal pre-mixed flame -- Apparatus, confirmatory test arrangement and guidance
制定年月日
1995年3月1日
最新改正日
2020年9月23日
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‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 60695-11-2:2017(IDT)
国際規格分類

ICS

13.220.40
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1995-03-01 制定日, 2000-06-20 確認日, 2004-03-20被移行日, 2006-06-20 確認日, 2007-05-20 改正日, 2012-10-22 確認日, 2016-01-20 改正日, 2020-09-23 改正
ページ
JIS C 60695-11-2:2020 PDF [18]
                                                          C 60695-11-2 : 2020 (IEC 60695-11-2 : 2017)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[2]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 バーナ及びガス供給配置・・・・[3]
  •  4.1 要求事項・・・・[3]
  •  4.2 装置及び燃料の制御・・・・[3]
  •  5 試験炎の生成・・・・[4]
  •  5.1 試験方法の選択・・・・[4]
  •  5.2 方法A・・・・[4]
  •  5.3 方法B(代替方法)・・・・[4]
  •  6 試験炎の確認・・・・[5]
  •  6.1 一般事項・・・・[5]
  •  6.2 炎確認試験の頻度・・・・[5]
  •  6.3 手順・・・・[5]
  •  7 推奨する試験炎の配置・・・・[6]
  •  附属書A(規定)バーナの詳細,配置及び炎確認試験・・・・[8]
  •  参考文献・・・・[16]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 60695-11-2 pdf 1] ―――――

           C 60695-11-2 : 2020 (IEC 60695-11-2 : 2017)

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第14条第1項の規定に基づき,認定産業標準
作成機関である一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準の案を添えて日本産業規格を改正すべ
きとの申出があり,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS C 60695-11-2:2016
は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実用新案権に関わる確認に
ついて,責任はもたない。
JIS C 60695(火災危険性試験−電気·電子)の第11部の規格群は,次に示す部で構成する。
JIS C 60695-11-2 第11-2部 : 試験炎−公称1 kW予混炎−試験装置,炎確認試験方法及び指針
JIS C 60695-11-3 第11-3部 : 試験炎−公称500 W炎−試験装置及び炎確認試験方法
JIS C 60695-11-4 第11-4部 : 試験炎−公称50 W炎−試験装置及び炎確認試験方法
JIS C 60695-11-5 第11-5部 : 試験炎−ニードルフレーム(注射針バーナ)試験方法−装置,試験炎
確認試験装置の配置及び指針
JIS C 60695-11-10 第11-10部 : 試験炎−50 W試験炎による水平及び垂直燃焼試験方法
JIS C 60695-11-20 第11-20部 : 試験炎−500 W試験炎による燃焼試験方法

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 60695-11-2 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
C 60695-11-2 : 2020
(IEC 60695-11-2 : 2017)
火災危険性試験−電気·電子−
第11-2部 : 試験炎−公称1 kW予混炎−
試験装置,炎確認試験方法及び指針

Fire hazard testing-Part 11-2: Test flames-1 kW nominal pre-mixed flame-Apparatus, confirmatory test arrangement and guidance

序文

  この規格は,2017年に第3版として発行されたIEC 60695-11-2を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
電気·電子製品の設計では,火災のリスク及び火災に伴う潜在的な危険性を考慮する必要がある。この
ような観点において,部品,回路及び製品の設計並びに材料の選択の目的は,通常の動作条件,合理的に
予見可能な誤使用,誤動作及び/又は機能不全による潜在的な火災リスクを許容可能なレベルまで低減す
ることである。JIS C 60695-1-10及びIEC 60695-1-11は,これをどのように達成するかの指針を提供して
いる。
JIS C 60695-1-10及びIEC 60695-1-11の主要目的は,次の事項に関する指針を提供することである。
a) 電源が供給されている構成部品による着火の防止
b) 着火による炎の,電気·電子製品のきょう(筐)体内部への封じ込め
これらの規格の第二の目的は,製品のきょう(筐)体を超えた炎の広がりを最小化すること,並びに熱,
煙,毒性及び/又は腐食性といった,有害な影響を最小化することである。
電気·電子製品を巻き込む火災は,外部の非電気的原因によって発生する可能性がある。これについて
は,全体の火災危険性評価の中で考慮することが望ましい。
この規格は,1 kW試験火炎を生成するために必要な装置,及び炎の出力が意図したとおりであるかを確
認するための手順について規定する。試験炎の確認試験に関する指針は,IEC TS 60695-11-40に記載され
ている。
この規格は,危険な材料,操作及び装置を含む可能性があるが,その使用に関連した安全上の問題の全
てに対処することを意図していない。適切な安全衛生対策を確立し,かつ,使用前に規制上の制限の適用
可能性を判断することは,この規格の使用者の責任である。

――――― [JIS C 60695-11-2 pdf 3] ―――――

           2
C 60695-11-2 : 2020 (IEC 60695-11-2 : 2017)

1 適用範囲

  この規格は,電気·電子製品の火災危険性試験に用いる,公称1 kWのプロパンガスと空気との予混炎
を生成するための装置及び炎確認試験に関する要求事項について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60695-11-2:2017,Fire hazard testing−Part 11-2: Test flames−1 kW nominal pre-mixed flame−
Apparatus, confirmatory test arrangement and guidance(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こと
を示す。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格のうち,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その
後の改正版(追補を含む。)は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)
を適用する。
JIS C 1602 熱電対
注記 対応国際規格における引用規格 : IEC 60584-1,Thermocouples−Part 1: EMF specifications and
tolerances
JIS C 60695-4:2010 耐火性試験−電気·電子−第4部−電気·電子製品のための耐火性試験用語
注記1 対応国際規格における引用規格 : ISO 13943:2008,Fire safety−Vocabulary
注記2 JIS C 60695-4:2010の附属書JAは,ISO 13943:2008を参照している。

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS C 60695-4:2010による。
3.1
燃焼(combustion)
物質と酸化剤との発熱反応
注釈1 一般に火炎及び/又は赤熱を伴い,燃焼放出物を発生する。
(出典 : JIS C 60695-4:2010の附属書JAの4.46)
3.2
ドラフトフリー環境(draught-free environment)
試験時の気流速度が,試験結果に影響を与えない空間
注釈1 定性的には,ろうそくの火炎が乱れない空間。定量的には,気流速度を0.1 m/s又は0.2 m/s以
下と規定する火災試験の空間。
(出典 : JIS C 60695-4:2010の3.11を対応国際規格に基づいて,“環境”から“空間”に変更した。)
3.3
火炎(flame)
通常は光の放射を伴う,気相における急速,持続的かつ亜音速の燃焼
(出典 : JIS C 60695-4:2010の附属書JAの4.133)

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C 60695-11-2 : 2020 (IEC 60695-11-2 : 2017)
3.4
予混炎(pre-mixed flame)
燃料と酸化剤との良好な混合物の中で起きる燃焼の火炎
(出典 : JIS C 60695-4:2010の附属書JAの4.260)
3.5
1 kW標準試験炎(standardized 1 kW test flame)
この規格に適合し,箇条4箇条6に示す要求事項の全てを満たす試験炎

4 バーナ及びガス供給配置

4.1 要求事項

  公称1 kW標準試験炎の生成は,次による。
− 装置は,図A.1図A.8による。
− 純度95 %以上のプロパンガスを供給する。
− 本質的に油分及び水分を含まない空気を供給する。
試験炎は,対称で安定なもので,かつ,箇条6に規定する試験炎の確認の結果,上昇時間を46 s±6 sと
する。
炎確認試験装置の配置は,図A.8による。

4.2 装置及び燃料の制御

4.2.1 バーナ 図A.1図A.5による。
注記 ガス注入部及び炎安定器は,清掃のために取外しが可能になっている。
4.2.2 流量調節器(流量制御·測定器) 図A.6の2及び3による。また,次の能力を備えたものを用い
る。
− 周囲温度23 ℃,大気圧0.1 MPaにおいて,ガス流量650 cm3/minを箇条5に規定する公差内で十分な
精度で測定できるもの
− 周囲温度23 ℃,大気圧0.1 MPaにおいて,空気流量10 000 cm3/minを箇条5に規定する公差内で十分
な精度で測定できるもの
注記 質量流量調節器は,箇条5の要求事項を満たすものとみなす。
4.2.3 銅ブロック 図A.7に示すように直径9 mmで,穴あけ加工前の銅ブロック状に機械加工した状態
のときの質量を10.00 g±0.05 gとする。銅ブロックの材質は,電気銅(electrolytic tough pitch copper)Cu-
ETP USN C11000とする。
注記 JIS H 2121に規定する電気銅は,この要求事項に適合している。
4.2.4 熱電対 銅ブロックの温度の測定に用いる熱電対は,JIS C 1602に規定されている種類の記号K
(NiCr−NiAl)で,全体にわたる公称径が0.5 mmとし,被覆の内側に溶接した接点をもっていなければな
らない。熱電対の被覆は,1 050 ℃以上の温度の長時間試験に耐える金属でなければならない。熱電対の許
容差は,JIS C 1602のクラス1とする。
注記 ニッケルベースの耐熱合金でできた金属シースは,この細分箇条の要求事項に適合している。

――――― [JIS C 60695-11-2 pdf 5] ―――――

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JIS C 60695-11-2:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60695-11-2:2017(IDT)

JIS C 60695-11-2:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 60695-11-2:2020の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISC1602:2015
熱電対