JIS C 6421:1994 放送受信機用中間周波変成器

JIS C 6421:1994 規格概要

この規格 C6421は、JIS C 5320に基づいて,ラジオ,テレビジョンなどの放送受信機に使用する中間周波数変成器について規定。

JISC6421 規格全文情報

規格番号
JIS C6421 
規格名称
放送受信機用中間周波変成器
規格名称英語訳
Intermediate frequency transformers for broadcast receiver
制定年月日
1950年7月28日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

29.180
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1950-07-28 制定日, 1953-07-24 改正日, 1956-07-17 確認日, 1959-07-06 確認日, 1962-10-01 確認日, 1966-11-01 確認日, 1969-12-01 確認日, 1972-06-01 確認日, 1976-03-01 確認日, 1976-06-01 改正日, 1979-05-01 確認日, 1985-06-01 確認日, 1988-02-01 改正日, 1993-02-01 確認日, 1994-03-01 改正日, 1999-06-20 確認日, 2004-03-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS C 6421:1994 PDF [15]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 6421-1994

放送受信機用中間周波変成器

Intermediate frequency transformers for broadcast receiver

1. 適用範囲 この規格は,JIS C 5320に基づいて,主としてラジオ,テレビジョンなどの放送受信機に
使用する中間周波変成器(以下,IFTという。)について規定する。
備考 この規格の引用規格を次に示す。
JIS C 5320 電子機器用高周波コイル及び中間周波変成器通則
JIS C 5321 電子機器用高周波コイル及び中間周波変成器試験方法
JIS C 5602 電子機器用受動部品用語
JIS Z 9015 計数調整型抜取検査(供給者を選択できる場合の購入検査)
2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS C 5320,JIS C 5321及びJIS C 5602の規定に
よる。
3. 形名
3.1 形名の構成 形名の構成は,次に示す配列による。

3.2 記号
3.2.1 IFT IFTを表す記号は,LIFとする。
3.2.2 寸法及び形状 寸法及び形状を表す記号は,寸法を2数字で表し,形状は底面の形状及び端子配列
を1英大文字Sで表し,表1及び図1による。
なお,Sは,正方形底面形状で,角形端子配列のものを示す。
表1 寸法及び形状
単位 mm
記号 l(最大)
05S 5.9
07S 7.9
10S 10.9

――――― [JIS C 6421 pdf 1] ―――――

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C 6421-1994
図1 底面寸法
3.2.3 磁心構造 磁心構造を表す記号は,1英大文字とし,表2による。
表2 磁心構造
記号 磁心構造 参考図(図は一例を示す)
T ねじ形磁心
C カップ形磁心
N 丸棒付き
カップ形磁心
J ねじ形磁心と
カップ形磁心
V ドラム形磁心と
カップ形磁心
3.2.4 定格周波数 定格周波数を表す記号は,1英大文字と1数字の2文字とし,表3による。

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C 6421-1994
表3 定格周波数
記号 定格周波数 備考
A1 260263KHz AMラジオ中間周波回路用
A2 448452KHz AMラジオ中間周波回路用
A3 453457KHz AMラジオ中間周波回路用
A4 458462KHz AMラジオ中間周波回路用
A5 466470KHz AMラジオ中間周波回路用
A9 − A1A5以外のAMラジオ中間周波回路用
C1 3.58MHz テレビジョン搬送色信号回路用
C9 − C1以外のテレビジョン搬送色信号回路用
S1 4.5MHz テレビジョン音声中間周波回路用
S9 − S1以外のテレビジョン音声中間周波回路用
F1 10.6410.76MHz FMラジオ中間周波回路用
F9 − F1以外のFMラジオ中間周波回路用
V1 54.25MHz テレビジョン映像中間周波回路用(音声搬送回路用)
V2 58.75MHz テレビジョン映像中間周波回路用(映像搬送回路用)
V3 60.25MHz テレビジョン映像中間周波回路用(隣接チャネル音声搬送回路
用)
V4 41.25MHz テレビジョン映像中間周波回路用(音声搬送回路用)
V5 45.75MHz テレビジョン映像中間周波回路用(映像搬送回路用)
V6 47.25MHz テレビジョン映像中間周波回路用(隣接チャネル音声搬送回路
用)
V9 − V1V6以外のテレビジョン映像中間周波回路用
3.2.5 使用温度範囲 使用温度範囲を表す記号は,1英大文字とし,表4による。
表4 IFTの使用温度範囲
単位 ℃
記号 使用温度範囲
M −10+70
J −25+85
G −40+85
3.2.6 端子接続 端子接続を表す記号は,1数字及び2英大文字の3文字とし,始めの2文字で巻線の端
子接続を表し,残りの1文字でコンデンサの端子接続を表す。
端子番号の呼び方は,図2に示すように,底面からみて右回りに1から始まる通し番号とする。ただし,
一部の端子を取り除いた場合も,残った端子の番号は変えないこととする。
また,ケース端子は,底面からみて端子番号1に近いケースの端子から右回りにA,Bの記号を付ける。
図2 端子番号(底面図)
(1) 巻線の端子接続 巻線の端子接続を表す記号は,表5の端子接続の上部に記載した記号を用いる(例
1A, 2A,···)。
(2) コンデンサの端子接続 コンデンサの端子接続を表す記号は,表6による。なお,コンデンサは端子

――――― [JIS C 6421 pdf 3] ―――――

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C 6421-1994
1・3間又は3・6間に接続することが望ましい。ただし,この端子に接続できない構造の場合は,1・6
間とする。
表5 巻線の端子接続
巻線形式 端子接続と記号
A −
B −
C − −
D
E −
F − −
G − −
H − −
備考1. 接続図注の印の端子は同極性を表す。
2. 接続図は,底面図を表す。
表6 コンデンサの端子接続
記号 B J D O
端子接続 1・3間 3・6間 1・6間 コンデンサなし
接続図
(底面図)
4. 定格
4.1 定格周波数 IFTの定格周波数は,表3のとおりとする。
4.2 使用温度範囲 IFTの使用温度範囲は,表4の記号Mで示される温度範囲とする。ただし,受渡当
事者間の協定によってJ又はGの記号で示される温度範囲を選んでもよい。
5. 性能及び試験方法
5.1 電気的性能及び試験方法 電気的性能は,表7による。試験方法は,JIS C 5321及び表7による。

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C 6421-1994
表7 電気的性能
番 項目 性能 試験方法

JIS C 5321 試験条件など
1 共振周波数 表3に基づく定格周波数に同調できるこ 5.3
と。 (共振周波
数)
2 共振周波数の 定格周波数 ±3%上 5.3
可変範囲 (共振周波
数)
3 無負荷Q 5.2
(Q)
4 電圧比 (2) 5.6 負荷Qで規定しても良い。
(電圧比)
5 大入力特性 (2) 5.12
(大入力特
性)
6 耐電圧 異常がないこと。 5.7 IFTの巻線間,巻線・ケース間
(耐電圧) 及び巻線・磁心間にDC100Vを
5秒間印加する。
7 絶縁抵抗 100M 坎 上 5.8 IFTの巻線間,巻線・ケース間
(絶縁抵抗) 及び巻線・磁心間にDC100Vを
印加1分経過後測定する。
注(1) 70±20%又は110±20%のいずれにするかは,受渡当事者間の協定による。
(2) 当該試験項目の性能は,巻線仕様によっで性能が異なるので,受渡当事者間の協定によることとする。

――――― [JIS C 6421 pdf 5] ―――――

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