JIS C 8030:2014 屋内照明器具の照明率表計算方法

JIS C 8030:2014 規格概要

この規格 C8030は、屋内の全般照明における作業面の平均照度を正確に予測するために,屋内照明器具の照明率表及び固有照明率表の計算方法,並びにその表示様式について規定。

JISC8030 規格全文情報

規格番号
JIS C8030 
規格名称
屋内照明器具の照明率表計算方法
規格名称英語訳
Method of utilization factor table calculation for indoor luminaires
制定年月日
2014年11月20日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

27.010, 29.140.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電気設備 III 2021
改訂:履歴
2014-11-20 制定日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS C 8030:2014 PDF [23]
                                                                                   C 8030 : 2014

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 照明率表及び固有照明率表作成の計算条件・・・・[3]
  •  4.1 一般的事項・・・・[3]
  •  4.2 計算条件・・・・[4]
  •  5 照明率表及び固有照明率表の計算手順・・・・[5]
  •  5.1 一般的事項・・・・[5]
  •  5.2 照明器具効率の計算・・・・[5]
  •  5.3 作業面の固有照明率の計算・・・・[6]
  •  5.4 作業面の照明率の計算・・・・[10]
  •  6 照明率表及び固有照明率表の表示様式・・・・[10]
  •  6.1 照明率表及び固有照明率表の表示・・・・[10]
  •  6.2 照明率表及び固有照明率表の様式・・・・[10]
  •  6.3 照明率表及び固有照明率表の様式例・・・・[11]
  •  附属書A(参考)照明率表及び固有照明率表の活用事例・・・・[12]
  •  附属書B(参考)つり下げ照明器具の照明率の簡易計算方法・・・・[19]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 8030 pdf 1] ―――――

C 8030 : 2014

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人照明学会(IEIJ)及び一般財団
法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本
工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 8030 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 8030 : 2014

屋内照明器具の照明率表計算方法

Method of utilization factor table calculation for indoor luminaires

1 適用範囲

  この規格は,屋内の全般照明における作業面の平均照度を正確に予測するために,屋内照明器具の照明
率表及び固有照明率表の計算方法,並びにその表示様式について規定する。
ここでいう屋内照明器具とは,天井じか付け器具及び天井埋込み器具のことである。
なお,参考として照明率表及び固有照明率表の活用事例を附属書Aに,つり下げ照明器具の照明率の簡
易計算方法を附属書Bに,それぞれ記載する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 8105-3 照明器具−第3部 : 性能要求事項通則
JIS C 8105-5 照明器具−第5部 : 配光測定方法
JIS Z 8113 照明用語
JIS Z 9110 照明基準総則

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 8105-3,JIS C 8105-5,JIS Z 8113及びJIS Z 9110による
ほか,次による。
3.1
作業面
作業を行う面として定義する照明施設の基準面。屋内照明の場合,特に指定のない場合,床上0.8 mの
壁面まで続く,床面に平行な仮想的水平面をいう。
3.2
照明率,U4
照明施設の作業面に入る光束の,その施設に取り付けられた個々の光源の全光束の総和に対する比。
3.3
固有照明率,u4
照明施設の作業面に入る光束の,その施設に取り付けられた個々の照明器具からの全光束の総和に対す
る比。
3.4
室指数,K

――――― [JIS C 8030 pdf 3] ―――――

2
C 8030 : 2014
照明率又は固有照明率を計算するために用いる,作業面と照明器具との間の室部分の形状を表す数値。
3.5
照明率表
幾つかの室指数と反射率との組合せで表される照明率の表。
3.6
固有照明率表
幾つかの室指数と反射率との組合せで表される固有照明率の表。
3.7
光源光束,Φ
照明器具内に装着された個々の光源の全光束の総和。単位はルーメン(lm)で表す。
3.8
照明器具光束,F
照明器具が全ての方向に放出する光束の総和。単位はルーメン(lm)で表す。
3.9
照明器具効率,η
照明器具光束を光源光束で除した値。
3.10
配光(照明器具の)
照明器具の各方向への光度の分布。
3.11
平均配光,I(θ)
照明器具の製造業者が指定した照明器具の鉛直下方を0°とし180°までの鉛直角における平均光度。
注記 平均光度の計算方法は,JIS C 8105-5に規定されている。
3.12
S/h比(照明器具の)
照明施設における照明器具の取付間隔(S)と作業面から測った器具取付高さ(h)との比。S/h比は,
照明器具の相対的な取付密度を表す。
3.13
最大取付間隔(照明器具の),Smax
作業面をほぼ均一に照明するための照明器具の最大の取付間隔で,作業面における照明器具の直下の点
から,照明器具の直下照度の1/2となる照度の点までの距離の2倍。
3.14
一般形照明器具
最大取付間隔が器具取付高さの0.75倍以上の照明器具。
3.15
狭照形照明器具
最大取付間隔が器具取付高さの0.75倍未満の照明器具。
3.16
GY係数
照明器具から作業面(又は天井)に直接放射される光束を計算するための係数。GY係数は,照明器具

――――― [JIS C 8030 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
C 8030 : 2014
と作業面(又は天井)との相対的な位置関係,及び照明器具の配光の余弦成分を考慮して算出され,一
つの室指数に対して4個のGYi(作業面の場合i=1,2,3,4,天井の場合i=5,6,7,8)で構成する。
3.17
球帯倍数,ZM(θ)
照明器具の微小鉛直角の間に放射される光束と,その光束のうち作業面に直接投射される光束との比。
3.18
作業面の固有直射照明率,u40
作業面の直射光束を全照明器具光束で除した値。
3.19
天井の固有直射照明率,u10
天井の直射光束を全照明器具光束で除した値。
3.20
相互反射
複数の反射面の相互間で繰り返される反射。
3.21
形態係数,f(i,j)
面jの光束発散度に対する,面jが面iに与える照度の比。形態係数は,面i及び面jの各々の形状並び
に相互の位置関係で決まる。
3.22
有効反射率(仮想天井の),ρeff
天井空間から室側に出射する光束を天井空間に入射する光束で除した値。
3.23
つり下げ比,t
照明施設の照明器具のつり下げ長さの,天井と作業面との間の距離に対する比。
3.24
全般照明
特別な局部の条件を満たすのではなく,部屋全体を均一に照らすように設計した照明。

4 照明率表及び固有照明率表作成の計算条件

4.1 一般的事項

  照明率の計算は,次のことを仮定して計算する。
a) 照明率を求める対象は,図1のような天井,壁及び作業面からなる空の直六面体の部屋とする。
作業面から下の壁部分及び床は考慮しない。天井,壁及び作業面の三つの面を室内面といい,それ
ぞれ均等拡散の反射面で,照度分布はほぼ一様とする。
b) 照明器具は点光源とし,その配光は鉛直軸に対して対称とする。

――――― [JIS C 8030 pdf 5] ―――――

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JIS C 8030:2014の関連規格と引用規格一覧