この規格ページの目次
JIS C 9300-13:2014 規格概要
この規格 C9300-13は、溶接プロセスに用いる,母材に道具なしで電気的接続ができるよう設計した溶接クランプの性能要件及び安全要件について規定。水中溶接及びプラズマ切断のための溶接クランプには適用しない。
JISC9300-13 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C9300-13
- 規格名称
- アーク溶接装置―第13部 : 溶接クランプ
- 規格名称英語訳
- Arc welding equipment -- Part 13:Welding clamp
- 制定年月日
- 2014年11月20日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 60974-13:2011(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 25.160.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 溶接 II(製品) 2021
- 改訂:履歴
- 2014-11-20 制定日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS C 9300-13:2014 PDF [11]
C 9300-13 : 2014
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 環境条件・・・・[2]
- 5 形式検査・・・・[2]
- 5.1 検査条件・・・・[2]
- 5.2 測定器・・・・[2]
- 5.3 検査の順序・・・・[2]
- 6 設計・・・・[2]
- 7 電撃の防護・・・・[3]
- 7.1 電圧降下・・・・[3]
- 7.2 帯電部の保護・・・・[3]
- 8 温度定格・・・・[3]
- 8.1 温度上昇・・・・[3]
- 8.2 高温物体への耐力・・・・[4]
- 9 機械的要求事項・・・・[5]
- 9.1 保持方法・・・・[5]
- 9.2 溶接ケーブルの入り口・・・・[5]
- 9.3 溶接ケーブルの接続・・・・[5]
- 9.4 落下耐量・・・・[5]
- 10 表示・・・・[5]
- 11 取扱説明書・・・・[6]
- 附属書JA(規定)タイプJ・・・・[7]
- 附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[8]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS C 9300-13 pdf 1] ―――――
C 9300-13 : 2014
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本溶接協会(JWES)及び一
般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS C 9300の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 9300-1 第1部 : アーク溶接電源
JIS C 9300-3 第3部 : アーク起動及びアーク安定化装置
JIS C 9300-5 第5部 : ワイヤ送給装置
JIS C 9300-6 第6部 : 限定使用率アーク溶接装置
JIS C 9300-7 第7部 : トーチ
JIS C 9300-10 第10部 : 電磁両立性(EMC)要求(予定)
JIS C 9300-11 第11部 : 溶接棒ホルダ
JIS C 9300-12 第12部 : 溶接ケーブルジョイント
JIS C 9300-13 第13部 : 溶接クランプ
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS C 9300-13 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 9300-13 : 2014
アーク溶接装置−第13部 : 溶接クランプ
Arc welding equipment-Part 13: Welding clamp
序文
この規格は,2011年に第1版として発行されたIEC 60974-13を基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,
我が国の実態に合わせるため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
また,附属書JAは対応国際規格にはない事項である。変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示
す。
IEC 60974-13と整合化が困難な規定内容は,JIS固有の規定をタイプJとして追加規定した。
1 適用範囲
この規格は,溶接プロセスに用いる,母材に道具なしで電気的接続ができるよう設計した溶接クランプ
の性能要件及び安全要件について規定する。
この規格は,水中溶接及びプラズマ切断のための溶接クランプには適用しない。
この規格は,溶接ケーブルの要求事項は規定していない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60974-13:2011,Arc welding equipment−Part 13: Welding clamp(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 1102-2 直動式指示電気計器 第2部 : 電流計及び電圧計に対する要求事項
JIS C 9300-1 アーク溶接装置−第1部 : アーク溶接電源
注記 対応国際規格 : IEC 60974-1:2005,Arc welding equipment−Part 1: Welding power sources(MOD)
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 9300-1によるほか,次による。
3.1
溶接クランプ(welding clamp,work clamp, US,return current clamp, UK)
母材側ケーブルを母材に接続する機器。
――――― [JIS C 9300-13 pdf 3] ―――――
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C 9300-13 : 2014
3.2
定格電流(rated current)
使用率60 %において,溶接クランプが許容温度上昇以下の場合の,製造業者が指定する電流。
3.3
保持方法(retaining means)
母材に適切に接続したとき,溶接クランプを適正な位置になるように保ち,故意でない離脱を防止する
ための機械的な方法。
3.3A
タイプJ
溶接クランプの寸法要求に,我が国固有の規定を適用したタイプ。
4 環境条件
溶接クランプは,次の環境条件下で使用できなければならない。
a) 周囲温度 溶接中 : −10 ℃+40 ℃
b) 大気の相対湿度 : 40 ℃で50 %以下
20 ℃で90 %以下
溶接クランプは,機能及び性能を損ねることなく周囲温度−20 ℃+55 ℃の保管及び運搬に耐えなけ
ればならない。
5 形式検査
5.1 検査条件
全ての形式検査は,新品で完全に組み立てた同一の溶接クランプで行う。
全ての形式検査は,周囲温度10 ℃40 ℃の間で行う。
5.2 測定器
測定器の確度(精度)は,次による。
a) 電気的測定器
1) 電気指示計器は,JIS C 1102-2の階級指数1又はそれ以上とする。
b) 温度計 : ±2 K
5.3 検査の順序
形式検査は,次の順序で行う。
a) 目視検査
b) 温度上昇(8.1参照)
c) 保持方法(9.1参照)
d) 落下耐量(9.4参照)
e) 電圧降下(7.1参照)
なお,これ以外の形式検査は,任意の順序で行うことができる。
6 設計
溶接クランプの分類は,接続できる溶接ケーブル断面積の適合範囲で示す。
試験電流の値は,適合範囲の最大断面積に基づき定めた表1に示す電流値とする。ただし,タイプJは,
――――― [JIS C 9300-13 pdf 4] ―――――
3
C 9300-13 : 2014
表JA.1による。それぞれの溶接クランプは,表1又は表JA.1の適合範囲に示す最小断面積の溶接ケーブ
ルを接続できなければならない。また,適合範囲に示す最小断面積を小さく設定し,溶接クランプの適合
範囲を広げてもよい。
表1−溶接クランプの試験電流と溶接ケーブル断面積との関係
溶接ケーブルの断面積 使用率60 %における 使用率100 %における
最小限の適合範囲 溶接クランプの試験電流 溶接クランプの試験電流
mm2 A A
6以下 80 70
610 125 87
1016 150 117
1625 200 157
2535 250 196
3550 300 248
5070 400 309
7095 500 374
注記 100 %使用率の試験電流は,CENELEC HD 516 S2の表10に示すケーブルの通電能力から
決まる。
合否判定は,適合する溶接ケーブルの断面積の測定による。
7 電撃の防護
7.1 電圧降下
新しい状態の溶接クランプは,次の電圧検査での通電能力を満足しなければならない。
合否判定は,次の試験による。
この試験は,二つの溶接クランプを使用する。それぞれの表1又は表JA.1で示す最大断面積のケーブル
をクランプの設計した取付け方法で接続する。取り付けた溶接クランプは,300 mm×75 mm×12 mmの軟
鋼板のそれぞれの長尺の端に接続する。ケーブルの他の端を電源に接続して回路を形成する。両方の溶接
クランプと軟鋼板とを通して試験電流を流す。電圧は,ケーブルの端から10 mm離れた二つのケーブル間
で測定する。電圧降下は,試験電流100 A当たり0.08 V以下でなければならない。
7.2 帯電部の保護
故意でない母材への接触に対して,溶接クランプは,保護しても保護しなくてもよい。
8 温度定格
8.1 温度上昇
正常に軟鋼板を挟んだ溶接クランプの温度上昇は,表1又は表JA.1に示す最大断面積のすずめっきなし
の銅線の溶接ケーブルを取り付けた状態で,試験電流を通電したとき,外部表面の最も熱い箇所が45 Kを
超えてはならない。
注記 この値は,周囲温度(最大40 ℃)に関連する温度上昇値。
合否判定は,次の試験による(図0A参照)。
――――― [JIS C 9300-13 pdf 5] ―――――
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JIS C 9300-13:2014の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60974-13:2011(MOD)
JIS C 9300-13:2014の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.160 : 溶接,ろう付け及びはんだ付け > 25.160.30 : 溶接設備
JIS C 9300-13:2014の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC1102-2:1997
- 直動式指示電気計器 第2部:電流計及び電圧計に対する要求事項
- JISC9300-1:2020
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