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JIS D 0301:1982 規格概要
この規格 D0301は、乗用車及びライトバンの室内寸法並びにバンの荷物室寸法の測定箇所及び測定要領について規定。トラックの運転室にも準用。
JISD0301 規格全文情報
- 規格番号
- JIS D0301
- 規格名称
- 自動車室内寸法の測定方法
- 規格名称英語訳
- Measuring method of automobile body interior dimensions
- 制定年月日
- 1966年6月1日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 4131:1979(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 43.040.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 自動車 I 2020, 自動車 II 2020
- 改訂:履歴
- 1966-06-01 制定日, 1969-06-01 確認日, 1972-06-01 確認日, 1975-03-01 確認日, 1978-03-01 確認日, 1982-03-01 改正日, 1987-01-01 確認日, 1992-05-01 確認日, 2000-11-20 確認日, 2006-01-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS D 0301:1982 PDF [15]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
D 0301-1982
自動車室内寸法の測定方法
Measuring Method of Auomobile Body Interior Dimensions
1. 適用範囲 この規格は,乗用車(1)及びライトバン(1)(以下,バンという。)の室内寸法 並び にバンの
荷物室寸法の測定箇所及び測定要領について規定する。なお,トラック(1)の運転室についても準用するこ
とができる。
注(1) 乗用車,ライトバン 及び トラックとは,JIS D 0101(自動車の種類に関する用語)によるもの
をいう。
引用規格 :
ISO 2958 Road vehicles−Exterior protection for passenger cars
ISO 6549 Road vehicles−Procedure for H-point determination
JIS D 0030 自動車の3次元座標方式
JIS D 0101 自動車の種類に関する用語
JIS D 0102 自動車用語(自動車の寸法,質量,荷重 及び 性能)
JIS D 4202 自動車用タイヤの諸元
JIS Z 8401 数値の丸め方
関連規格 : ISO 612 Road vehicles−Dimensions of motor vehicles and towed vehicles-terms and definitions
ISO 1176 Road vehicles−Weights−Vocabulary
ISO 4131 Road vehicles−Dimensional codes for passenger cars
2. 用語の意味 この規格で用いる主な用語の意味は,次による。
(1) ゼロY平面 自動車の縦中心面(2)に一致する測定の基準とする鉛直面〔JIS D 0030(自動車の3次元
座標方式)参照〕。
注(2) 直進姿勢にある自動車の左右車輪間の中心を通る鉛直面をいう〔JIS D 0102(自動車用語(自動
車の寸法,質量,荷重及び性能)参照〕。
(2) ゼロX平面 ゼロY平面と直交する測定の基準とする鉛直面(JIS D 0030参照)。
(3) ゼロZ平面 ゼロY平面とゼロX平面に直交する測定の基準とする水平面(JIS D 0030参照)。
(4) 平面 ゼロY平面に平行な平面。
(5) 平面 ゼロX平面に平行な平面。
(6) 平面 ゼロZ平面に平行な平面。
(7) 基準マーク 自動車の各部の位置,寸法を決める基準とする具体的な点を表すマーク(JIS D 0030参
照)。
(8) 点 前席乗員が,かかとを置く位置に相当し,製造業者が指定する基準位置(製造業者が指定する
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D 0301-1982
基準位置を,以下,基準位置という。)。
(9) '点 後席乗員が,かかとを置く位置に相当する基準位置。
(10) 点 B点からアクセルペダルに沿って200mm上方の位置。
(11) 点 各シートを最後端位置(シートの上下,シートバック角度 及び シートクッションの取付角度
が調節できるものは基準位置に調節した状態とする。)に調節して,ISO 6549に規定された人体模型
及び 搭載要領に基づき,着座させた場合の当該模型のヒップポイント(股関節点)の位置に相当する
基準位置。
(12) 設計荷重状態 空車状態に定員の人員が乗車した状態(ISO 2958による。)。
3. 測定条件 測定条件は次による。
(1) 自動車は,特に指定のない限り,水平な接地面上で測定する。
(2) 内張り 及び 敷物は,その車種ごとに定めた標準装備状態とする。
(3) バンの荷物室の寸法は,折りたたみ式リヤシートを折りたたんだ状態で測定する。
(4) バンの荷物室測定時のフロントシートのスライド 及び リクライニング位置は,次のとおりとする。
(a) スライド位置 : 基準位置とする。基準位置が不明のときは全スライド量の中央とする。ただし,中
央に固定できない場合は,中央より前方 又は 上方で固定し得る最も近い位置とする。
(b) リクライニング位置 : 基準位置とする。基準位置が不明のときは,トルソーラインが25°に最も近
くなる位置に固定する。
4. 数値の丸め方 最小単位を1ミリメートル (mm) とし,JIS Z 8401(数値の丸め方)により丸める。
なお,角度については原則として分までとするが,測定誤差の大小によって10分単位,30分単位又は
度単位とする。
5. 寸法コード
5.1 寸法コードの構成 寸法コードは,頭記号−分類記号・番号で構成し,それぞれ次による。
(1) 頭記号
ISO : ISO 4131と測定箇所 及び 測定要領が一致するもの。
JIS : ISO 4131に規定のない寸法の測定箇所。
(2) 分類記号
L : 長さ方向の寸法
H : 高さ方向の寸法
W : 幅方向の寸法
D : 直径寸法
備考 角度はゼロX平面,ゼロZ平面 又は ゼロY平面のいずれの基準面に対して測定するかによっ
て,L,H又はWの記号を用いる。
(3) 番号
1 96 : 室内寸法
127137 : 基準となる寸法
300302 : バンの荷物室寸法
5.2 寸法コードの使用 寸法コードは,この規格に定める室内寸法の測定箇所を表示するために用いる。
――――― [JIS D 0301 pdf 2] ―――――
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D 0301-1982
6. 基準面及び基準マークの設定
6.1 基準面の位置 基準面の位置は,次による(付図1参照)。
寸法コード 基準位置 定義 負荷の状態 備考
ISO-H 136 設計荷重
前車軸中心における接地面からゼロZ平面まで
前車軸位置におけるゼ 使用タイヤとタイヤの有効
ロZ平面の高さ の鉛直距離。 状態 半径(3)を注記する。
ISO-H 137 設計荷重
後車軸中心における接地面からゼロZ平面まで
後車軸位置におけるゼ 使用タイヤとタイヤの有効
ロZ平面の高さ の鉛直距離。 状態 半径(3)を注記する。
ISO-L 127 ゼロX平面から後車軸中心までの距離。
ゼロX平面から後車軸 設計荷重 後車軸のX座標を示す。
まで 状態
ただし,左右の車軸中心が異なる場合は左,右
の順にダッシュ“−”を挾んで記入する。
ISO-L 128 ゼロX平面から前車軸中心までの距離。
ゼロX平面から前車軸 設計荷重 前車軸のX座標を示す。
まで 状態
ただし,左右の車軸中心が異なる場合は左,右
の順にダッシュ“−”を挾んで記入する。
注(3) IS D 4202(自動車用タイヤの諸元)の静荷重半径の基準寸法を用いる。
6.2 基準マークの位置 基準マークの位置は,次による(付図1参照)。
寸法コード 基準位置 定義 負荷の状態 備考
ISO-L 54 基準マークNo.1からゼロX平面までの距離。
基準マークNo.1からゼ 設計荷重
−
ロX平面まで 状態
ISO-L 55 基準マークNo.2からゼロX平面までの距離。
基準マークNo.2からゼ 設計荷重
−
ロX平面まで 状態
ISO-L 56 基準マークNo.3からゼロX平面までの距離。
基準マークNo.3からゼ 設計荷重
−
ロX平面まで 状態
ISO-W 21 基準マークNo.1からゼロY平面までの距離。
基準マークNo.1からゼ 設計荷重
−
ロY平面まで 状態
ISO-W 22 基準マークNo.2からゼロY平面までの距離。
基準マークNo.2からゼ 設計荷重
−
ロY平面まで 状態
ISO-W 23 基準マークNo.3からゼロY平面までの距離。
基準マークNo.3からゼ 設計荷重
−
ロY平面まで 状態
ISO-H 81 基準マークNo.1からゼロZ平面までの距離。
基準マークNo.1からゼ 設計荷重
−
ロZ平面まで 状態
ISO-H 82 基準マークNo.2からゼロZ平面までの距離。
基準マークNo.2からゼ 設計荷重
−
ロZ平面まで 状態
ISO-H 83 基準マークNo.3からゼロZ平面までの距離。
基準マークNo.3からゼ 設計荷重
−
ロZ平面まで 状態
――――― [JIS D 0301 pdf 3] ―――――
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D 0301-1982
7. 寸法コード・寸法・測定要領
7.1 R点の位置 R点の位置は,次による(付図2参照)。
寸法コード 寸法 測定要領 備考
ISO-H 70 ゼロZ平面からフロン フロントシートのR点のZ座
ゼロZ平面からフロントシートのR点までの鉛直距
トシートのR点まで 標を示す。
離を測る。ただし,運転席,助手席のR点が異なる
場合は,各々を測り,運転席,助手席の順にダッシ
ュ“−”を挾んで、記入する。
ISO-L 31 ゼロX平面からフロン フロントシートのR点のX座
ゼロX平面からフロントシートのR点までの水平
トシートのR点まで 標を示す。
距離を測る。ただし,運転席,助手席のR点が異な
る場合は,各々を測り,運転席,助手席の順にダッ
シュ“−”を挾んで記入する。
ISO-W 20 ゼロY平面からフロン フロントシートのR点のY座
ゼロY平面からフロントシートのR点までの水平
トシートのR点まで 標を示す。
距離を測る。ただし,運転席,助手席のR点が異な
る場合は,各々を測り,運転席,助手席の順にダッ
シュ“−”を挾んで記入する。
ISO-H 71 ゼロZ平面からリヤシ リヤシートのR点のZ座標を
ゼロZ平面からリヤシートのR点までの鉛直距離を
ート(4)のR点まで 示す。
測る。ただし,左右のR点が異なる場合は,各各を
測り,左,右の順にダッシュ“−”を挾んで記入す
る。
ISO-L 35 ゼロX平面からリヤシ リヤシートのR点のX座標を
ゼロX平面からリヤシートのR点までの水平距離
ート(4)のR点まで 示す。
を測る。ただし,左右のR点が異なる場合は,各各
を測り,左,右の順にダッシュ“−”を挾んで記入
する。
ISO-W 25 ゼロY平面からリヤシ リヤシートのR点のY座標を
ゼロY平面からリヤシートのR点までの水平距離
ート(4)のR点まで 示す。
を測る。ただし,左右のR点が異なる場合は,各各
を測り,左,右の順にダッシュ“−”を挾んで記入
する。
注(4) 3列以上のシートの場合には,第2列,第3列,······のリヤシートの寸法に対し,それぞれ2,3,······の数字を
付加する。
7.2 前部室内寸法 前部室内寸法は次による。なお特に規定がない場合は,運転席の寸法とする(付図3
5参照)。
寸法コード 寸法 測定要領 備考
ISO-H 11 前部乗車口上縁高さ フロントシートのR点を通るX平面上でR点から
−
開口部上縁までの鉛直距離を測る。
ISO-H 25 前部ベルトライン高さフロントシートのR点を通るX平面上でR点から
ベルトラインとは,サイドウイ
ベルトラインまでの鉛直距離を測る。 ンドのパネル,又は トリムで
隠されていない部分の下端と
する。
ISO-H 30 フロントシートのR点 フロントシートのR点からB点を通るZ平面まで
−
からB点までの高さ の鉛直距離を測る。
ISO-H 37 前部ヘッドライニングフロントシートのR点を通り,ゼロX平面と後方
厚さ 8°をなす平面のルーフとの交点で,ルーフパネル −
内側とヘッドライニング下面との最短距離を測る。
ISO-H 93 ステアリングホイールフロントシートのR点からステアリングホイール
ステアリングに調節機構のあ
高さ る場合は,基準位置 又は 中央
上面中心を通るZ平面との鉛直距離を測る。
位置とし,両極端位置の値を併
記する。
――――― [JIS D 0301 pdf 4] ―――――
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D 0301-1982
寸法コード 寸法 測定要領 備考
ISO-H 95 前部ヘッドルーム フロントシートのR点を通り,ゼロX平面と後方
8°をなす平面上で,かつ,ゼロY平面に平行に測
−
定したときのR点とヘッドライニングとの最短距
離を測る。
JIS-H 58 シートスライド量 (1) 最前運転位置 及び 乗車
フロントシートを最後端位置から最前運転位置 又
(上下) は 乗車位置に移動させたときのR点の上下移動量
位置は製造業者が定める
を測る。ただし,上は正,下は負で表す。 位置とする。
(2) スライド機構とは別に専
用のリフト機構を有する
場合は,単独の移動量を
( ) 内に併記する。
ISO-L 10 フロントシート奥行 フロントR点からフロントシートクッション前端
−
までの水平距離を測る。
ISO-L 13 ステアリングホイール ステアリングに調節機構のあ
踏まない状態の常用ブレーキペダル踏面中心から,
から常用ブレーキペダ る場合は,基準位置 又は 中央
ステアリングホイールの外周最下端までをゼロY
ルまで 平面に平行に測る。 位置とする。
ISO-L 23 シートスライド量 最前運転位置 及び 乗車位置
フロントシートを最後端位置から最前運転位置,又
(前後) は乗車位置に移動させたときのR点の水平移動量
は製造業者が定める位置とす
を測る。 る。
ISO-L 25 ステアリングホイール ステアリングホイールが角度
ステアリングホイールの上面とX平面とのなす角
角 度を測る。 及び 軸方向に調節可能な場合
は,基準位置 又は 中央位置と
し,両極端位置の値を併記す
る。
ISO-L 40 前部バック角 X平面とフロントシートのR点を通るトルソーライ
トルソーラインは製造業者が
ンとのなす角度を測る。 定める。
トルソーラインが不明のと
きは25°に最も近くなる位
置とする。
ISO-L 52 常用ブレーキペダルと ブレーキペダルが線分ABより
踏まない状態の常用ブレーキペダル踏面中心から
アクセルペダルとの段アクセルペダル上のA点を通り,ゼロY平面に垂
前方にある場合は負の値で示
差 直で線分ABを含む平面までの距離を測る。す。
ISO-L 53 フロントシートのR点 フロントシートのR点からB点を通るX平面まで
からB点までの水平距 の水平距離を測る。 −
離
ISO-L 61 フロントシートのR点 フロントシートのR点からA点を通るX平面まで
からアクセルペダルまの水平距離を測る。 −
で
ISO-L 63 フロントシートのR点 フロントシートのR点からステアリングホイール
ステアリングに調節機構のあ
からステアリングホイ る場合は,基準位置 又は 中央
上面の中心を通るX平面までの水平距離を測る。
ール中心まで 位置とし,両極端位置の値を併
記する。
ISO-W 3 前部ショルダルーム フロントシートのR点を通るX平面上で,R点上方
254mm以上の位置における内張り表面間の最短水 −
平距離を測る。ただし,アームレストは除く。
ISO-W 5 前部ヒップルーム フロントシートR点の上方75mm,下方25mm 及び
前後75mmの範囲内における内張り表面間の最短距 −
離をX平面上で測る。
――――― [JIS D 0301 pdf 5] ―――――
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JIS D 0301:1982の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 4131:1979(MOD)
JIS D 0301:1982の国際規格 ICS 分類一覧
JIS D 0301:1982の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISD0030:1982
- 自動車の3次元座標方式
- JISD0101:1993
- 自動車の種類に関する用語
- JISD0102:1996
- 自動車用語―自動車の寸法,質量,荷重及び性能
- JISD4202:1994
- 自動車用タイヤ―呼び方及び諸元
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方