この規格ページの目次
JIS E 1120:2007 規格概要
この規格 E1120は、頭部全断面にわたり熱処理を施した鉄道用レールについて規定。
JISE1120 規格全文情報
- 規格番号
- JIS E1120
- 規格名称
- 熱処理レール
- 規格名称英語訳
- Head hardened rails
- 制定年月日
- 1963年3月1日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 45.080
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 鉄鋼 II 2021, 鉄道 2019
- 改訂:履歴
- 1963-03-01 制定日, 1966-03-01 確認日, 1969-03-01 確認日, 1972-03-01 確認日, 1973-11-01 改正日, 1976-10-01 確認日, 1978-03-01 改正日, 1981-07-01 改正日, 1987-02-01 確認日, 1989-03-01 改正日, 1994-04-01 改正日, 2002-03-20 確認日, 2007-02-20 確認日, 2007-12-20 改正日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS E 1120:2007 PDF [8]
E 1120 : 2007
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 種類及び記号・・・・[2]
- 5 品質・・・・[2]
- 5.1 化学成分・・・・[2]
- 5.2 機械的性質・・・・[2]
- 5.3 レール硬化層の品質・・・・[2]
- 6 形状・寸法,寸法許容差及び幾何公差・・・・[3]
- 7 外観・・・・[3]
- 8 内部健全性・・・・[3]
- 9 製造方法及び熱処理方法・・・・[3]
- 10 試験・・・・[4]
- 10.1 化学成分分析試験・・・・[4]
- 10.2 引張試験・・・・[4]
- 10.3 頭頂部表面硬さ試験・・・・[4]
- 10.4 レールの断面硬化層の硬さ試験及び硬さ分布試験・・・・[4]
- 10.5 落重試験・・・・[5]
- 10.6 サルファプリント試験・・・・[5]
- 11 検査・・・・[5]
- 12 製品の呼び方・・・・[6]
- 13 表示・・・・[6]
- 14 報告・・・・[6]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS E 1120 pdf 1] ―――――
E 1120 : 2007
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本鉄道
施設協会(JRCEA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS E 1120:1994は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS E 1120 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
E 1120 : 2007
熱処理レール
Head hardened rails
序文
この規格は,1963年に制定され,前回の改正は1994年であった。その後のオンライン熱処理レールの
普及,技術的進展及びJIS E 1101:2001の改正に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。
1 適用範囲
この規格は,頭部全断面にわたり熱処理を施した鉄道用レール(以下,レールという。)について規定す
る。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
には適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS E 1101:2001 普通レール及び分岐器類用特殊レール
JIS G 0201 鉄鋼用語(熱処理)
JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法
JIS G 0404:2005 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 0415:1999 鋼及び鋼製品−検査文書
JIS Z 2201 金属材料引張試験片
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 2243 ブリネル硬さ試験−試験方法
JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験−試験方法
JIS Z 2246 ショア硬さ試験−試験方法
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS G 0201及びJIS E 1101:2001によるほか,次による。
3.1
オンライン熱処理
熱間圧延後,オーステナイトを保持している温度域から直接行う熱処理。
3.2
オフライン熱処理
――――― [JIS E 1120 pdf 3] ―――――
2
E 1120 : 2007
熱間圧延後,オーステナイトを保持している温度域未満に冷却してから,再びオーステナイト温度域以
上に加熱して行う熱処理。
4 種類及び記号
レールの種類及び記号は,JIS E 1101:2001の4.(種類)及び硬化層の硬さによって区分し,表1による。
表1−種類及び記号
種類 記号 参考
レールの種類による区分 硬化層の硬さ 対応する普通レール
による区分 JIS E 1101
40 kgN熱処理レール HH340 40N-HH340 40 kgNレール
50 kgN熱処理レール HH340 50N-HH340 50 kgNレール
HH370 50N-HH370
60 kg 熱処理レール HH340 60 -HH340 60 kg レール
HH370 60 -HH370
5 品質
5.1 化学成分
レールの化学成分は,10.1の試験を行ったとき,表2による。
表2−化学成分
質量分率(%)
種類 化学成分
C Si Mn P S Cr V a)
HH340 0.72 0.10 0.70 0.030 0.020 0.20 0.03
0.82 0.55 1.10 以下 以下 以下 以下
HH370 0.72 0.10 0.80 0.030 0.020 0.25 0.03
0.82 0.65 1.20 以下 以下 以下 以下
注a) 必要に応じて添加する。
5.2 機械的性質
レールの機械的性質は,10.2の試験を行ったとき,表3による。
表3−機械的性質
種類 引張強さ 伸び
N/mm2 %
HH340 1 080以上 8以上
HH370 1 130以上 8以上
5.3 レール硬化層の品質
5.3.1 頭頂部表面硬さ
レール頭頂部における表面硬さは,10.3の試験を行ったとき,表4による。
――――― [JIS E 1120 pdf 4] ―――――
3
E 1120 : 2007
表4−頭頂部表面硬さ
種類 オンライン熱処理の場合 オフライン熱処理の場合
ブリネル硬さ HBW ショア硬さ HS
HH340 321375 4753
HH370 331388 4956
5.3.2 断面硬化層の硬さ及び硬さ分布
レール断面硬化層の硬さ及び硬さ分布は,次による。
a) 断面硬化層の硬さ 10.4の試験を行ったとき,表5による。
表5−断面硬化層の硬さ
種類 ビッカース硬さ HV
ゲージコーナー 頭頂中心線
A点 B点
HH340 311以上 311以上
HH370 331以上 331以上
b) 横断面における硬化層の硬さ分布 10.4の試験を行ったとき,レールの表面から内部に緩やかに低下
し,急激な変化及び不連続があってはならない。また,ビッカース硬さ410 HV以上の部分があって
はならない。
6 形状・寸法,寸法許容差及び幾何公差
レールの形状・寸法,寸法許容差及び幾何公差は,JIS E 1101:2001の6.(形状・寸法,寸法許容差及び
幾何公差)による。
7 外観
レールの外観は,JIS E 1101:2001の7.1(外観)による。
8 内部健全性
レールの内部健全性は,次による。
a) レールには,パイプきずがあってはならない。
b) レールには,10.5の試験を行ったとき,折れ,割れ,欠損などの異常が生じるような内部の欠点があ
ってはならない。また10.6の試験を行ったとき,有害な不純物の偏析などの内部の欠点があってはな
らない。
9 製造方法及び熱処理方法
レールの製造方法及び熱処理方法は,次による。
a) 製造方法は,JIS E 1101:2001の8.(製造方法,加工方法並びに基準型板及び作業用限界ゲージ)によ
る。
b) 熱処理方法は,微細なパーライト組織を与えるためにスラッククエンチとし,オンライン熱処理又は,
オフライン熱処理による。
――――― [JIS E 1120 pdf 5] ―――――
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JIS E 1120:2007の国際規格 ICS 分類一覧
- 45 : 鉄道工学 > 45.080 : レール及びレール部品
JIS E 1120:2007の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG0201:2000
- 鉄鋼用語(熱処理)
- JISG0320:2009
- 鋼材の溶鋼分析方法
- JISZ2201:1950
- 医療用遠心沈デン器
- JISZ2201:1998
- 金属材料引張試験片
- JISZ2241:2011
- 金属材料引張試験方法
- JISZ2243:2008
- ブリネル硬さ試験―試験方法
- JISZ2244:2009
- ビッカース硬さ試験―試験方法
- JISZ2246:2000
- ショア硬さ試験―試験方法