この規格ページの目次
JIS H 1403:2001 規格概要
この規格 H1403は、タングステン材料(照明及び電子機器用)の鉄,モリブデン,カルシウム,けい素,アルミニウム,マグネシウム,カリウム及び不揮発分の定量方法ついて規定。
JISH1403 規格全文情報
- 規格番号
- JIS H1403
- 規格名称
- タングステン材料の分析方法
- 規格名称英語訳
- Methods for chemical analysis of tungsten materials
- 制定年月日
- 1987年10月1日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 77.120.99
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1987-10-01 制定日, 1993-01-01 確認日, 1998-10-20 確認日, 2001-01-20 改正日, 2005-12-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS H 1403:2001 PDF [31]
H 1403 : 2001
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,タングステン・モ
リブデン工業会 (JTMIA) /財団法人日本規格協会 (JSA) から工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによってJIS H 1403-1987は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正では,不揮発分を形成するカルシウム,けい素,アルミニウム及びマグネシウム並びにカリ
ウムの定量方法を追加し,改正を行った。
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS H 1403 pdf 1] ―――――
H 1403 : 2001
pdf 目次
ページ
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 一般事項・・・・[2]
- 4. 試料の採り方及び取扱い方・・・・[2]
- 4.1 試料の採り方・・・・[2]
- 4.2 試料の取扱い方・・・・[2]
- 5. 分析値のまとめ方・・・・[2]
- 5.1 分析回数・・・・[2]
- 5.2 空試験・・・・[2]
- 5.3 分析値の表示・・・・[2]
- 6. 安全衛生に関する注意・・・・[2]
- 7. 鉄定量方法・・・・[2]
- 7.1 定量方法の区分・・・・[2]
- 7.2 1,10-フェナントロリン吸光光度法・・・・[3]
- 7.3 原子吸光法・・・・[5]
- 7.4 誘導結合プラズマ (ICP) 発光分光法・・・・[7]
- 8. モリブデン定量方法・・・・[8]
- 8.1 定量方法の区分・・・・[8]
- 8.2 チオシアン酸吸光光度法・・・・[8]
- 8.3 原子吸光法・・・・[10]
- 8.4 誘導結合プラズマ (ICP) 発光分光法・・・・[11]
- 9. カルシウム定量方法・・・・[12]
- 9.1 定量方法の区分・・・・[12]
- 9.2 原子吸光法・・・・[12]
- 9.3 誘導結合プラズマ (ICP) 発光分光法・・・・[13]
- 10. けい素定量方法・・・・[14]
- 10.1 定量方法の区分・・・・[14]
- 10.2 四ふっ化けい素気化分離モリブドけい酸青吸光光度法・・・・[14]
- 10.3 四ふっ化けい素気化分離誘導結合プラズマ (ICP) 発光分光法・・・・[16]
- 10.4 混酸分解誘導結合プラズマ (ICP) 発光分光法・・・・[17]
- 11. アルミニウム定量方法・・・・[18]
- 11.1 定量方法の区分・・・・[18]
- 11.2 陽イオン交換分離原子吸光法・・・・[19]
- 11.3 陽イオン交換分離誘導結合プラズマ (ICP) 発光分光法・・・・[20]
- 11.4 混酸分解誘導結合プラズマ (ICP) 発光分光法・・・・[21]
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS H 1403 pdf 2] ―――――
2
H 1403 : 2001
pdf 目次
- 12. マグネシウム定量方法・・・・[22]
- 12.1 定量方法の区分・・・・[22]
- 12.2 原子吸光法・・・・[22]
- 12.3 誘導結合プラズマ (ICP) 発光分光法・・・・[23]
- 13. カリウム定量方法・・・・[24]
- 13.1 定量方法・・・・[24]
- 14. 不揮発分定量方法・・・・[25]
- 14.1 定量方法・・・・[25]
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS H 1403 pdf 3] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
H 1403 : 2001
タングステン材料の分析方法
Methods for chemical analysis of tungsten materials
1. 適用範囲
この規格は,タングステン材料(照明及び電子機器用)の鉄,モリブデン,カルシウム,
けい素,アルミニウム,マグネシウム,カリウム及び不揮発分の定量方法について規定する。
なお,それらの定量方法は表1による。
表1 定量方法
成分 定量方法 適用含有率範囲
% (m/m)
鉄 1,10-フェナントロリン吸光光度法 0.001以上 0.03 以下
原子吸光法 0.000 5以上 0.03 以下
誘導結合プラズマ (ICP) 発光分光法 0.000 5以上 0.03 以下
モリブデン チオシアン酸吸光光度法 0.001以上 0.016以下
原子吸光法 0.001以上 0.02 以下
誘導結合プラズマ (ICP) 発光分光法 0.001以上 0.02 以下
カルシウム 原子吸光法 0.000 5以上 0.01 以下
誘導結合プラズマ (ICP) 発光分光法 0.000 1以上 0.01 以下
けい素 四ふっ化けい素気化分離モリブドけい酸青吸光光度法 0.000 5以上 0.005以下
0.000 5以上 0.005以下
四ふっ化けい素気化分離誘導結合プラズマ (ICP) 発光分光法
混酸分解誘導結合プラズマ (ICP) 発光分光法 0.001以上 0.02 以下
アルミニウ 陽イオン交換分離原子吸光法 0.000 2以上 0.01 以下
ム 陽イオン交換分離誘導結合プラズマ (ICP) 発光分光法0.000 1以上 0.01 以下
混酸分解誘導結合プラズマ (ICP) 発光分光法 0.000 5以上 0.01 以下
マグネシウ 原子吸光法 0.000 5以上 0.005以下
ム 誘導結合プラズマ (ICP) 発光分光法 0.000 1以上 0.005以下
カリウム 原子吸光法 0.001以上 0.02 以下
不揮発分 揮発分分離重量法 0.002以上
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0016 鉄標準液
JIS K 0036 標準物質−標準液−カリウム
JIS K 0037 標準物質−標準液−マグネシウム
JIS K 0038 標準物質−標準液−カルシウム
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0116 発光分光分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
――――― [JIS H 1403 pdf 4] ―――――
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H 1403 : 2001
JIS Z 8401 数値の丸め方
3. 一般事項
分析方法に共通な般事項は,JIS K 0050,JIS K 0115,JIS K 0116及びJIS K 0121による。
4. 試料の採り方及び取扱い方
4.1 試料の採り方
試料の採り方は,その品質を代表するように,汚染などに注意して,分析に必要な
量を採取する。
4.2 試料の取扱い方
a) 試料の取扱い方は,4.1で採取した試料を水酸化ナトリウム (300g/L) 中に浸して約15分間煮沸し,
水洗し,清浄なガーゼ又はブラシなどで黒鉛などをぬぐい去った後,適切な長さに切断するか又は
1mm以下に破砕し,塩酸 (1+1) で約15分間煮沸した後水洗し,更にエタノール (95) で洗浄した後,
乾燥する。
b) 乾燥した試料は,酸化及び吸湿を防止するために適切な容器に入れ密封し,分析用試料とする。
5. 分析値のまとめ方
5.1 分析回数
通常,同一試料について2回行う。
5.2 空試験
分析に当たっては,空試験を行い,測定値を補正する。
5.3 分析値の表示
分析値は,質量百分率で表し,表1の適用含有率範囲に規定されている定量範囲の
最下位の次のけたまで算出し,JIS Z 8401によって定量範囲の最下位のけたに丸める。ただし,丸めた結
果,小数点以下の有効数字が3けた以上になる場合は,小数点以下有効数字2けたに丸める。
6. 安全衛生に関する注意
分析操作を行うには,常に安全及び衛生に注意しなければならないが,特に
次の事項に注意する。
a) 分析に使用する試薬は,労働安全衛生法有機溶剤中毒予防規則,労働安全衛生法特定化学物質等障害
予防規則並びに毒物及び劇物取締法の基準に従い操作など十分に注意する。
b) 原子吸光法及び誘導結合プラズマ (ICP) 発光分光法における高圧ガスの取扱いにおいては,高圧ガス
取締法及びそれに関連する諸法令の基準に従い,また,運搬,設置,操作などに十分注意し,火気に
十分気をつける。
c) 原子吸光法においては,フレームの点火及び消火に注意し,特に一酸化二窒素・アセチレンフレーム
を使用する場合には逆火及び爆発に注意する。
d) 誘導結合プラズマ (ICP) 発光分光法においては,高電圧,高温,高周波及び強い光が関係する装置の
ため,測定者に対して危険及び健康を阻害する可能性がある。したがって安全機構,危険防止,測定
室環境などに配慮が必要である。
e) 不揮発分の定量に,液化塩化水素ボンベを使用するときは,取扱いに十分注意する。また,塩化水素
は十分に処理して排出する。
7. 鉄定量方法
7.1 定量方法の区分
鉄の定量方法は,次のいずれかによる。
a) 1,10−フェナントロリン吸光光度法 この方法は,鉄含有率0.001% (m/m) 以上0.03% (m/m) 以下の試
料に適用する。
――――― [JIS H 1403 pdf 5] ―――――
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JIS H 1403:2001の国際規格 ICS 分類一覧
- 77 : 金属工学 > 77.120 : 非鉄金属 > 77.120.99 : その他の非鉄金属及び合金
JIS H 1403:2001の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0016:1983
- 鉄標準液
- JISK0036:1999
- 標準物質 ― 標準液 ― カリウム
- JISK0037:1999
- 標準物質 ― 標準液 ― マグネシウム
- JISK0038:1999
- 標準物質 ― 標準液 ― カルシウム
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0115:2004
- 吸光光度分析通則
- JISK0115:2020
- 吸光光度分析通則
- JISK0116:2014
- 発光分光分析通則
- JISK0121:2006
- 原子吸光分析通則
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方