この規格ページの目次
JIS H 3260:2018 規格概要
この規格 H3260は、展伸加工した断面が丸形・正六角形・正方形・長方形の銅及び銅合金の線について規定。
JISH3260 規格全文情報
- 規格番号
- JIS H3260
- 規格名称
- 銅及び銅合金の線
- 規格名称英語訳
- Copper and copper alloy wires
- 制定年月日
- 1977年5月1日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 77.150.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 非鉄 2021
- 改訂:履歴
- 1977-05-01 制定日, 1980-06-01 確認日, 1981-01-15 改正日, 1986-03-01 改正日, 1992-07-01 改正日, 2000-03-20 改正日, 2006-02-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2012-10-22 改正日, 2018-03-20 改正日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS H 3260:2018 PDF [10]
H 3260 : 2018
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 名称及び種類の記号・・・・[1]
- 5 品質・・・・[2]
- 5.1 外観・・・・[2]
- 5.2 化学成分・・・・[2]
- 5.3 機械的性質・・・・[3]
- 5.4 水素ぜい性・・・・[5]
- 6 寸法及びその許容差・・・・[5]
- 6.1 寸法・・・・[5]
- 6.2 寸法の許容差・・・・[5]
- 7 試験・・・・[6]
- 7.1 分析試験・・・・[6]
- 7.2 引張試験・・・・[6]
- 7.3 水素ぜい化試験・・・・[6]
- 8 検査・・・・[6]
- 9 表示・・・・[7]
- 10 報告・・・・[7]
- 附属書A(参考)線の代表寸法・・・・[8]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS H 3260 pdf 1] ―――――
H 3260 : 2018
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
伸銅協会(JCBA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改
正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)であ
る。
これによって,JIS H 3260:2012は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成31年3月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS H 3260:2012によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS H 3260 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
H 3260 : 2018
銅及び銅合金の線
Copper and copper alloy wires
1 適用範囲
この規格は,展伸加工した断面が丸形・正六角形・正方形・長方形の銅及び銅合金の線(以下,線とい
う。)について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS H 0321 非鉄金属材料の検査通則
JIS H 0500 伸銅品用語
JIS H 1051 銅及び銅合金中の銅定量方法
JIS H 1052 銅及び銅合金中のすず定量方法
JIS H 1053 銅及び銅合金中の鉛定量方法
JIS H 1054 銅及び銅合金中の鉄定量方法
JIS H 1055 銅及び銅合金中のマンガン定量方法
JIS H 1056 銅及び銅合金中のニッケル定量方法
JIS H 1057 銅及び銅合金中のアルミニウム定量方法
JIS H 1058 銅及び銅合金中のりん定量方法
JIS H 1292 銅合金の蛍光X線分析方法
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS H 0500による。
3.1
無酸素銅
銅含有率99.96 %以上で,かつ,5.4に規定する品質(水素ぜい性)を満足する銅。
注記 酸素を含む銅は,400 ℃以上の高温で水素ぜい化する性質をもっている。この性質を利用して,
水素ぜい化試験によって銅に含まれる酸素の有無が判定できる。
4 名称及び種類の記号
線の名称及び種類の記号は,表1による。表1の種類の記号の後に質別を示す記号を付けて製品記号と
する(表3参照)。
――――― [JIS H 3260 pdf 3] ―――――
2
H 3260 : 2018
表1−線の名称及び種類の記号
名称 種類の記号 特色及び用途例
(参考)
無酸素銅 C 1020 W 導電性,熱の伝導性及び展延性に優れ,溶接性,耐食性及び耐候性がよ
い。還元性の雰囲気中で高温で加熱しても水素ぜい化を起こすおそれが
ない。
電気製品,化学工業用などに用いる。
タフピッ C 1100 W 導電性及び熱の伝導性に優れ,展延性,耐食性及び耐候性がよい。
チ銅 電気用,化学工業用,小ねじ,くぎ,金網などに用いる。
りん脱酸 C 1201 W 展延性,溶接性,耐食性及び耐候性がよい。種類の記号C 1220 Wは,還
銅 C 1220 W 元性雰囲気中で高温に加熱しても水素ぜい化を起こすおそれがない。種
類の記号C 1201 Wは,C 1220 Wより導電性がよい。
小ねじ,くぎ,金網などに用いる。
丹銅 C 2100 W 色沢が美しく,展延性及び耐食性がよい。
C 2200 W 装飾品,装身具,ファスナ,金網などに用いる。
C 2300 W
C 2400 W
黄銅 C 2600 W 展延性,冷間鍛造性及び転造性がよい。
C 2700 W びょう,小ねじ,ピン,かぎ針,ばね,金網などに用いる。
C 2720 W
C 2800 W 種類の記号C 2600 W・C 2700 W・C 2720 Wに比べて強度が高く,展延
性もある。
溶接棒,びょうなどに用いる。
ニップル C 3501 W 被削性及び冷間鍛造性がよい。
用黄銅 自転車のニップルなどに用いる。
快削黄銅 C 3601 W 被削性に優れる。種類の記号C 3601 W・C 3602 Wは展延性もある。
C 3602 W ボルト,ナット,小ねじ,電子部品,カメラ部品などに用いる。
C 3603 W
C 3604 W
5 品質
5.1 外観
線の外観は,仕上良好かつ均一で,使用上有害な欠陥があってはならない。使用上有害な欠陥の基準は,
製造業者の判断による。ただし,特に要求がある場合は,欠陥の基準は受渡当事者間の協定による。
5.2 化学成分
線は,7.1によって試験を行い,その化学成分は,表2による。
――――― [JIS H 3260 pdf 4] ―――――
3
H 3260 : 2018
表2−線の化学成分
単位 %
種類の記号 Cu Pb Fe Zn P,Ni,Mn,Al,Snなど
C 1020 W 99.96以上 − − − −
C 1100 W 99.90以上 − − − −
C 1201 W 99.90以上 − − − P : 0.0040.014
C 1220 W 99.90以上 − − − P : 0.0150.040
C 2100 W 94.096.0 0.02以下 0.02以下 残部a) Ni,Mn,Al : 0.02以下
C 2200 W 89.091.0 0.02以下 0.02以下 残部a) Ni,Mn,Al : 0.02以下
C 2300 W 84.086.9 0.02以下 0.02以下 残部a) Ni,Mn,Al : 0.02以下
C 2400 W 78.581.5 0.02以下 0.02以下 残部a) Ni,Mn,Al : 0.02以下
C 2600 W 68.571.5 0.02以下 0.02以下 残部a) Ni,Mn,Al : 0.02以下
C 2700 W 63.067.0 0.02以下 0.02以下 残部a) Ni,Mn,Al : 0.02以下
C 2720 W 62.064.0 0.02以下 0.02以下 残部a) Ni,Mn,Al : 0.02以下
C 2800 W 59.063.0 0.02以下 0.02以下 残部a) Ni,Mn,Al : 0.02以下
C 3501 W 60.064.0 0.71.7 0.20以下 残部a) Fe+Sn : 0.40以下
C 3601 W 59.063.0 1.83.7 0.30以下 残部a) Fe+Sn : 0.50以下
C 3602 W 59.063.0 1.83.7 0.50以下 残部a) Fe+Sn : 1.0 以下
C 3603 W 57.061.0 1.83.7 0.35以下 残部a) Fe+Sn : 0.60以下
C 3604 W 57.061.0 1.83.7 0.50以下 残部a) Fe+Sn : 1.0 以下
注a) 表中で成分値を規定する元素以外を残部とし,残部は分析しない。
なお,残部にはZn以外の分析しない元素が含まれる。
5.3 機械的性質
線は,7.2によって試験を行い,その機械的性質は,表3による。
表3−線の機械的性質
種類の記号 質別 製品記号 径又は最小対辺 引張試験
距離の区分 引張強さa) 伸びa)
mm N/mm2 %
C 1020 W O C 1020 W-O 0.4以上 2以下 195以上 15以上
C 1100 W C 1100 W-O
C 1201 W C 1201 W-O 2を超え 20以下 195以上 25以上
C 1220 W C 1220 W-O
1/2H
C 1020 W-1/2H 0.4以上 12以下 255365 −
C 1100 W-1/2H
C 1201 W-1/2H 12を超え 20以下 245365
C 1220 W-1/2H
H C 1020 W-H 0.4以上 10以下 345以上 −
C 1100 W-H
C 1201 W-H 10を超え 20以下 275以上
C 1220 W-H
C 2100 W O C 2100 W-O 0.4以上 20以下 205以上 20以上
1/2H
C 2100 W-1/2H 0.4以上 20以下 325430 −
H C 2100 W-H 0.4以上 20以下 410以上 −
C 2200 W O C 2200 W-O 0.4以上 20以下 225以上 20以上
1/2H
C 2200 W-1/2H 0.4以上 20以下 345490 −
H C 2200 W-H 0.4以上 20以下 470以上 −
――――― [JIS H 3260 pdf 5] ―――――
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JIS H 3260:2018の国際規格 ICS 分類一覧
JIS H 3260:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISH0321:1973
- 非鉄金属材料の検査通則
- JISH0500:1998
- 伸銅品用語
- JISH1051:2013
- 銅及び銅合金中の銅定量方法
- JISH1052:2010
- 銅及び銅合金中のすず定量方法
- JISH1053:2009
- 銅及び銅合金中の鉛定量方法
- JISH1054:2002
- 銅及び銅合金中の鉄定量方法
- JISH1055:2003
- 銅及び銅合金中のマンガン定量方法
- JISH1056:2003
- 銅及び銅合金中のニッケル定量方法
- JISH1057:1999
- 銅及び銅合金中のアルミニウム定量方法
- JISH1058:2013
- 銅及び銅合金中のりん定量方法
- JISH1292:2018
- 銅合金の蛍光X線分析方法
- JISZ2241:2011
- 金属材料引張試験方法