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JIS H 8641:2021 規格概要
この規格 H8641は、鋼材,鋼材加工品,鋳鍛鋼品及び鋳鉄品に防食の目的で施す溶融亜鉛めっきの有効面の品質について規定。
JISH8641 規格全文情報
- 規格番号
- JIS H8641
- 規格名称
- 溶融亜鉛めっき
- 規格名称英語訳
- Hot dip galvanized coatings
- 制定年月日
- 1963年3月1日
- 最新改正日
- 2021年12月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 1461:2009(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 25.220.40
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1963-03-01 制定日, 1966-04-01 確認日, 1969-09-01 改正日, 1972-11-01 確認日, 1975-09-01 確認日, 1978-10-01 確認日, 1982-11-01 改正日, 1988-02-01 確認日, 1993-08-01 確認日, 1999-09-20 改正日, 2004-01-20 確認日, 2007-01-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2021-12-20 改正
- ページ
- JIS H 8641:2021 PDF [12]
H 8641 : 2021
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 種類・・・・[2]
- 5 素材・・・・[3]
- 6 めっき浴・・・・[3]
- 6.1 めっき浴に使用する亜鉛・・・・[3]
- 6.2 めっき浴の亜鉛の純度・・・・[3]
- 7 品質・・・・[3]
- 7.1 一般・・・・[3]
- 7.2 外観・・・・[3]
- 7.3 膜厚・・・・[4]
- 8 試験・・・・[5]
- 8.1 めっき浴組成・・・・[5]
- 8.2 電磁式膜厚計による膜厚・・・・[5]
- 8.3 付着量による膜厚・・・・[5]
- 9 検査・・・・[5]
- 10 表示・・・・[5]
- 11 報告・・・・[5]
- 附属書JA(規定)めっき用素材・・・・[6]
- 附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[8]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS H 8641 pdf 1] ―――――
H 8641 : 2021
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本溶融亜鉛鍍金協会(JGA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産
業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産
業規格である。これによって,JIS H 8641:2007は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,令和4年12月19日までの間は,産業標準化法第30条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS H 8641:2007を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS H 8641 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
H 8641 : 2021
溶融亜鉛めっき
Hot dip galvanized coatings
序文
この規格は,2009年に第3版として発行されたISO 1461を基とし,技術的内容を変更して作成した日
本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。
1 適用範囲
この規格は,鋼材,鋼材加工品,鋳鍛鋼品及び鋳鉄品(以下,素材という。)に防食の目的で施す溶融亜
鉛めっき(以下,めっきという。)の有効面の品質について規定する。ただし,連続的にめっきした溶融亜
鉛めっき鋼板,亜鉛めっき鉄線及び亜鉛めっき鋼線並びにめっき後の後処理及び上塗装は,除く。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 1461:2009,Hot dip galvanized coatings on fabricated iron and steel articles−Specifications and
test methods(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS H 0401 溶融亜鉛めっき試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 1460,Metallic coatings−Hot dip galvanized coatings on ferrous materials−
Gravimetric determination of the mass per unit area
JIS H 2107 亜鉛地金
注記 対応国際規格 : ISO 752,Zinc ingots
JIS Z 0103 防せい防食用語
JIS Z 8401 数値の丸め方
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 0103によるほか,次による。
3.1
製品(product)
――――― [JIS H 8641 pdf 3] ―――――
2
H 8641 : 2021
めっきを施した素材。
3.2
有効面(significant surface)
製品の用途上で指定されためっき品質が不可欠な面。
3.3
めっき皮膜(coating film)
素材上に形成された亜鉛及び亜鉛と鉄との合金からなるめっき層。めっき表面から素材表面までをいう。
3.4
膜厚(coating thickness)
めっき皮膜の厚さ。めっき皮膜厚さともいう。
3.5
付着量(coating mass)
単位面積当たりのめっき皮膜の質量。
3.6
不めっき(uncoated area)
局部的にめっき皮膜が形成されていない状態。
3.7
離(peeling)
めっき皮膜が形成された後,局部的にめっき皮膜が素材からがれた状態。
3.8
たれ(lumpiness and run)
素材の表面又は端部に,亜鉛が多量に付着した状態。
3.9
かすびき(skimming)
めっき皮膜の表面に亜鉛酸化物又はフラックス残さが付着した状態。
3.10
加工業者(galvanizer)
めっきを施す製造業者。通常,注文者から素材を受領する。
4 種類
めっきの種類は,膜厚によって7種類に区分し,種類の記号は,表1による。
――――― [JIS H 8641 pdf 4] ―――――
3
H 8641 : 2021
表1−種類の記号
種類の記号 適用例a)(参考)
厚さ5 mm以下の素材,直径12 mm以上のボルト·ナット,厚さ2.3 mmを超
HDZT 35 える座金などで,遠心分離によって亜鉛のたれ切りをするもの又は機能上薄い
膜厚が要求されるもの
厚さ5 mmを超える素材で,遠心分離によって亜鉛のたれ切りをするもの又は
HDZT 42
機能上薄い膜厚が要求されるもの
厚さ1 mm以上の素材,直径12 mm以上のボルト·ナット及び厚さ2.3 mmを
HDZT 49
超える座金
HDZT 56 厚さ2 mm以上の素材
HDZT 63 厚さ3 mm以上の素材
HDZT 70 厚さ5 mm以上の素材
HDZT 77 厚さ6 mm以上の素材
注a) 適用例の欄に示す厚さ及び直径は,公称寸法による。
5 素材
素材は,附属書JAによる。
6 めっき浴
6.1 めっき浴に使用する亜鉛
めっき浴に使用する亜鉛は,JIS H 2107に規定する蒸留亜鉛地金1種の化学成分に適合する亜鉛の地金
とする。ただし,その製法は問わない。
なお,作業中に飛散した亜鉛を回収し,めっき浴に使用してもよい。
6.2 めっき浴の亜鉛の純度
めっき浴組成は8.1によって試験し,亜鉛の純度は97.5 %以上とする。品質及び作業性の向上に有効な
金属を添加してもよい。
7 品質
7.1 一般
品質は,有効面に適用する。ただし,めっき後の切削,溶接などの加工によって,めっき皮膜が除去さ
れる部分,JA.1.4JA.1.6によらない素材によって生じる欠陥が発生する部分,及びめっき時に素材を固
定するためのジグが接触する箇所などのめっき施工上,不めっきが避けられない部分は,有効面に含まな
い。
有効面の範囲の指定は,受渡当事者間の協定による。
7.2 外観
外観は,目視によって試験を行い,不めっき,離,たれ及びかすびきは,a) c)による。
注記1 めっきの表面に見られる不めっき,離,たれ及びかすびき以外の次の諸現象は,防食の性
能には悪影響を及ぼさないため,補修などは不要である。
− やけ[亜鉛と鉄との合金でできた層(以下,合金層という。)がめっき表面まで発達した
もの]
− 変色(めっき表面が変色したもの)
− 白さび(保管中に雨水の付着,結露などによって生じた亜鉛の酸化物)
――――― [JIS H 8641 pdf 5] ―――――
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JIS H 8641:2021の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 1461:2009(MOD)
JIS H 8641:2021の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.220 : 表面処理及び被覆加工 > 25.220.40 : 金属被覆
JIS H 8641:2021の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISH0401:2013
- 溶融亜鉛めっき試験方法
- JISH0401:2021
- 溶融亜鉛めっき試験方法
- JISH2107:2015
- 亜鉛地金
- JISZ0103:1996
- 防せい防食用語
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方