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JIS K 6217-5:2022 規格概要
この規格 K6217-5は、ゴム用配合剤として用いるカーボンブラックの基本特性のうち,反射率計を用いた比着色力の求め方について規定。
JISK6217-5 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K6217-5
- 規格名称
- ゴム用カーボンブラック―基本特性―第5部 : 比着色力の求め方
- 規格名称英語訳
- Carbon black for rubber industry -- Fundamental characteristics -- Part 5:Determination of tinting strength
- 制定年月日
- 2001年11月20日
- 最新改正日
- 2022年2月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 5435:2017(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 83.040.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2001-11-20 制定日, 2006-10-20 確認日, 2010-04-20 改正日, 2015-10-20 確認日, 2020-10-20 確認日, 2022-02-21 改正
- ページ
- JIS K 6217-5:2022 PDF [21]
K 6217-5 : 2022
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 原理・・・・[2]
- 5 器具及び装置・・・・[2]
- 6 試薬・・・・[3]
- 7 試験条件・・・・[4]
- 8 ペーストの作製方法・・・・[4]
- 9 測定法手順(フォトクロン法)・・・・[5]
- 10 試験結果の求め方・・・・[7]
- 11 精度・・・・[8]
- 12 試験報告書・・・・[8]
- 附属書A(参考)精度・・・・[9]
- 附属書JA(参考)エリクセン・ティント・テスタ法・・・・[11]
- 附属書JB(参考)ハンター・ミニスキャン法・・・・[13]
- 附属書JC(参考)デンシクロン法(フィルム引き伸ばし法及びローラスプレッダ法)・・・・[15]
- 附属書JD(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[18]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 6217 pdf 1] ―――――
K 6217-5 : 2022
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本ゴム工業会(JRMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業
規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業
規格である。これによって,JIS K 6217-5:2010は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS K 6217規格群(ゴム用カーボンブラック−基本特性)は,次に示す部で構成する。
JIS K 6217-1 第1部 : よう素吸着量の求め方(滴定法)
JIS K 6217-2 第2部 : 比表面積の求め方−窒素吸着法−単点法
JIS K 6217-3 第3部 : 比表面積の求め方−CTAB吸着法
JIS K 6217-4 第4部 : オイル吸収量の求め方(圧縮試料を含む)
JIS K 6217-5 第5部 : 比着色力の求め方
JIS K 6217-6 第6部 : ディスク遠心光沈降法による凝集体分布の求め方
JIS K 6217-7 第7部 : ゴム配合物−多点法窒素比表面積(NSA)及び統計的厚さ比表面積(STSA)
の求め方
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 6217 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
K 6217-5 : 2022
ゴム用カーボンブラック−基本特性−第5部 : 比着色力の求め方
Carbon black for rubber industry-Fundamental characteristics- Part 5: Determination of tinting strength
序文
この規格は,2017年に第5版として発行されたISO 5435を基とし,技術的内容を変更して作成した日
本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。技術的差
異の一覧表にその説明を付けて,附属書JDに示す。
1 適用範囲
この規格は,ゴム用配合剤として用いるカーボンブラック(以下,カーボンブラックという。)の基本特
性のうち,反射率計を用いた比着色力の求め方について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 5435:2017,Rubber compounding ingredients−Carbon black−Determination of tinting strength
(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”こと
を示す。
警告 この規格の利用者は,通常の実験室での作業に精通しているものとする。この規格は,その使用
に関して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。この規格の利用者は,各
自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。
2 引用規格
次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 6218-1 ゴム用カーボンブラック−付随的特性−第1部 : 加熱減量の求め方
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 1126,Rubber compounding ingredients−Carbon black−
Determination of loss on heating
JIS K 6250 ゴム−物理試験方法通則
JIS Z 8401 数値の丸め方
ASTM D 4821-20,Standard Guide for Carbon Black−Validation of Test Method Precision and Bias
――――― [JIS K 6217 pdf 3] ―――――
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K 6217-5 : 2022
3 用語及び定義
この規格には,定義する用語はない。
4 原理
カーボンブラックの比着色力は,次の方法によって求める。まず,比着色力基準カーボンブラック
(Industry Tint Reference Black,以下,ITRBという。)を酸化亜鉛及び可塑剤で均一に混合する。得られた
混合物(以下,ペーストという。)をガラス板上に置き,均一な厚さに引き伸ばしフィルムを作製する。灰
色の濃淡差を検出できる反射率測定機器を用い,このフィルムの光反射率を測定する。試験試料について
も同じ方法で混合及び光反射率の測定を行い,ITRB反射率に対する試験試料の反射率の比をもって比着
色力とする。
なお,比着色力は,カーボンブラックの粒子径,アグリゲート及び/又はカーボンブラックの粒子径分
布などに依存し,カーボンブラック配合ゴムの耐摩耗性,引張強度などと相関がある。
注記 ITRBには,ITRB1とITRB2とがある(6.2を参照)。
5 器具及び装置
器具及び装置は,次による。
5.1 はかり はかりは,0.1 mgまで測定可能なものを用いる。
5.2 自動混合機 自動混合機は,カーボンブラック,酸化亜鉛及び可塑剤が混合できる装置を用いる。
注記 装置の例として,Hoover Automatic Muller, Model M5 1)及び研究用オートマチックフーバーマーラ
CAT.No.465R 2)があるが,同等な結果が得られるものであれば他の装置を用いることも可能であ
る。
注1) Hoover Automatic Muller, Model M5は,Hoover Color Corp. P.O. Box 218, State Highway 693,
Hiwassee, VA 24347, USAが供給する商標名である。
この情報は,この規格の利用者の便宜を図って記載するもので,この製品を推奨する
ものではない。
注2) 研究用オートマチックフーバーマーラ CAT.No.465Rは,株式会社東洋精機製作所 東京
支店 東京都北区滝野川5-15-4 TEL 03-3916-8181が供給する商標名である。
この情報は,この規格の利用者の便宜を図って記載するもので,この製品を推奨する
ものではない。
5.3 乾燥器 乾燥器は,自然対流式が望ましく,(125±1)℃に調整可能で,かつ,温度分布が±5 ℃の
ものを用いる。
5.4 パレットナイフ パレットナイフは,ステンレス製で先細りの,長さ100 mm150 mmのものが望
ましい。
5.5 シリンジ シリンジは,可塑剤が十分はかりとれる量,自動充形で,0.02 mLの精度をもつものを
用いる。
なお,同じ性能をもつマイクロビュレットを用いてもよい。
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K 6217-5 : 2022
5.6 ガラス板 ガラス板は,約750 mm×500 mm×厚さ10 mmの大きさのものを用いる。
5.7 反射率測定機器 反射率測定機器は,反射光の灰色濃淡差を検出できる感度をもつ9.2に規定する
ものを用いる。
5.8 フィルムアプリケータ フィルムアプリケータは,ゲージ深さが0.08 mmで,厚さ0.04 mmのペー
ストのフィルムが得られるものを用いる。
6 試薬
試薬は,次による。
6.1 可塑剤 可塑剤としてエポキシ化大豆油を用いる。密度0.92 g/mL0.99 g/mLのものを用いる。粘
性変化による測定誤差を少なくするため,20 ℃以上で保管する。
注記 ホールスター社(The HallStar Company)のエポキシ化大豆油 パラプレックスG-62が一般的であ
る。日本での入手先例として,三洋貿易株式会社 東京都千代田区神田錦町2-11 TEL 03-3518-1111
がある。
この情報は,この規格の利用者の便宜のために提供するものである。
6.2 ITRB ITRBは,ASTMが作成した比着色力測定用の基準カーボンブラックを用いる。ITRBには,
ITRB1又はITRB2があり,いずれを基準として使用するかによって僅かな差異が生じる可能性がある。こ
の場合,ITRB1とITRB2とは同じものとして受渡当事者間で合意するか,試験結果に適用する相互の補正
係数を決め測定結果に適用する。
注記 ITRBは,Balentine Enterprises, Inc., 227 Somerset St., Borger TX 79007, USAから購入可能である。
日本での入手先例として,東京材料株式会社 東京都千代田区丸の内1-6-2新丸の内センタービ
ル TEL 03-5219-2171がある。
この情報は,この規格の利用者の便宜のために提供するものである。
6.3 酸化亜鉛 酸化亜鉛は,比着色力の基準酸化亜鉛(以下,ITZnOという。)を用いる。これと同じ結
果が得られれば,他の酸化亜鉛を用いてもよい。
注記 ITZnOは,Horsehead Corp., 300 Frankfort Rd., Monaca PA 15061, USAから購入可能である。日本で
の入手先例として,東京材料株式会社 東京都千代田区丸の内1-6-2新丸の内センタービル TEL
03-5219-2171がある。
この情報は,この規格の利用者の便宜のために提供するものである。
6.4 検定用標準カーボンブラック[SRB(Standard Reference Black)] SRBは,ASTMの検定用標準カ
ーボンブラックを用いる。ASTM規格の発行年度によってシリーズが変わる。現在使用されているSRB
は,SRB-8シリーズであり測定値はASTM D 4821-20に規定されている。
注記 SRBは,Balentine Enterprises, Inc., 227 Somerset St., Borger, TX 79007, USAから購入可能である。
日本での入手先例として,東京材料株式会社 東京都千代田区丸の内1-6-2新丸の内センタービ
ルTEL 03-5219-2171がある。
この情報は,この規格の利用者の便宜のために提供するものである。
――――― [JIS K 6217 pdf 5] ―――――
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JIS K 6217-5:2022の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 5435:2017(MOD)
JIS K 6217-5:2022の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.040 : ゴム及びプラスチックの原材料 > 83.040.20 : ゴム配合剤
JIS K 6217-5:2022の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK6218-1:2005
- ゴム用カーボンブラック-付随的特性-第1部:加熱減量の求め方
- JISK6250:2019
- ゴム―物理試験方法通則
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方