JIS K 6260:2017 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―耐屈曲亀裂性及び耐屈曲亀裂成長性の求め方(デマチャ式)

JIS K 6260:2017 規格概要

この規格 K6260は、デマチャ式屈曲試験機によって,加硫ゴム及び熱可塑性ゴムに繰返し屈曲変形を与えたときの亀裂発生及び亀裂成長に対する抵抗性の求め方について規定。

JISK6260 規格全文情報

規格番号
JIS K6260 
規格名称
加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―耐屈曲亀裂性及び耐屈曲亀裂成長性の求め方(デマチャ式)
規格名称英語訳
Rubber, vulcanized or thermoplastic -- Determination of flex cracking and crack growth (De Mattia Type)
制定年月日
1993年2月1日
最新改正日
2017年3月21日
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対応国際規格

ISO

ISO 132:2011(MOD)
国際規格分類

ICS

83.060
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
ゴム・エラストマー I 2020, ゴム・エラストマー II 2020
改訂:履歴
1993-02-01 制定日, 1999-08-20 改正日, 2003-11-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2010-09-21 改正日, 2015-10-20 確認日, 2017-03-21 改正
ページ
JIS K 6260:2017 PDF [26]
                                                                                   K 6260 : 2017

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  2A 用語及び定義・・・・[2]
  •  2B 試験の種類・・・・[2]
  •  3 試験装置・・・・[2]
  •  3.1 デマチャ式屈曲試験機・・・・[2]
  •  3.2 亀裂成長試験片の切込み用刃及び切込み器・・・・[5]
  •  4 試験装置の校正・・・・[6]
  •  5 試験片・・・・[7]
  •  5.1 試験片の形状・寸法及び採取・作製・・・・[7]
  •  5.2 屈曲亀裂成長試験片への切込み・・・・[7]
  •  5.3 試料及び試験片の保管・・・・[7]
  •  5.4 試験片の状態調節・・・・[7]
  •  5.5 試験片の数・・・・[7]
  •  6 試験条件・・・・[8]
  •  6.1 試験温度・・・・[8]
  •  6.2 試験湿度・・・・[8]
  •  7 試験手順・・・・[8]
  •  7.1 一般事項・・・・[8]
  •  7.2 屈曲亀裂発生試験・・・・[8]
  •  7.3 屈曲亀裂成長試験・・・・[9]
  •  8 試験結果のまとめ方・・・・[10]
  •  8.1 屈曲亀裂発生試験・・・・[10]
  •  8.2 屈曲亀裂成長試験・・・・[10]
  •  9 試験精度・・・・[10]
  •  10 試験報告書・・・・[10]
  •  附属書A(規定)試験装置の校正・・・・[12]
  •  附属書B(参考)試験室間試験プログラムによる試験精度の結果・・・・[14]
  •  附属書JA(参考)試験結果のまとめ方の例・・・・[18]
  •  附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[22]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 6260 pdf 1] ―――――

K 6260 : 2017

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
ゴム工業会(JRMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を
改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)で
ある。これによって,JIS K 6260:2010は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 6260 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 6260 : 2017

加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−耐屈曲亀裂性及び耐屈曲亀裂成長性の求め方(デマチャ式)

Rubber, vulcanized or thermoplastic- Determination of flex cracking and crack growth (De Mattia Type)

序文

  この規格は,2011年に第5版として発行されたISO 132を基とし,技術的内容を変更して作成した日本
工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。

1 適用範囲

  この規格は,デマチャ式屈曲試験機によって,加硫ゴム及び熱可塑性ゴムに繰返し屈曲変形を与えたと
きの亀裂発生及び亀裂成長に対する抵抗性の求め方について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 132:2011,Rubber, vulcanized or thermoplastic−Determination of flex cracking and crack growth
(De Mattia)(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
警告1 この規格の利用者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。この規格は,
その使用に関して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。この規格の
利用者は,各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。
警告2 この規格で規定している試験を行う上で,使用する物質,生成する物質及び廃棄物が環境に
及ぼす有害性を考慮し,取扱い及び廃棄を含む全ての行為に関して,これらに関連する法令・
規制要求事項に従う。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7507 ノギス
JIS K 6200 ゴム−用語
JIS K 6250 ゴム−物理試験方法通則
注記 対応国際規格 : ISO 23529,Rubber−General procedures for preparing and conditioning test pieces

――――― [JIS K 6260 pdf 3] ―――――

2
K 6260 : 2017
for physical test methods(MOD)
ISO 18899:2004,Rubber−Guide to the calibration of test equipment

2A 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 6200による。

2B 試験の種類

  試験の種類は,次による。
a) 屈曲亀裂発生試験 屈曲亀裂発生試験は,試験片に繰返し屈曲変形を与えたときに,亀裂が発生する
までの時間並びに亀裂の数及び亀裂の大きさを測定する試験である。
b) 屈曲亀裂成長試験 屈曲亀裂成長試験は,あらかじめ切込みを入れた試験片に繰返し屈曲変形を与え,
切込みを起点とした亀裂が成長する速度を測定する試験である。
注記 屈曲変形による亀裂発生試験及び亀裂成長試験は,屈曲変形後も応力ひずみ特性の変化が少な
い,軟化しない,硬化しない又は高粘性にならない加硫ゴムに適する。
加硫ゴムの種類によっては,屈曲変形による亀裂の発生に対しては優れた耐久性を示すが,
屈曲変形による亀裂の成長は,早い場合がある。したがって,屈曲変形による亀裂の発生及び
亀裂の成長を共に測定することは重要な意味をもつ。
降伏点での伸びが,試験中に与えられる最大ひずみに比べ,小さいか又は近いような熱可塑
性ゴムなどでは,試験片の耐屈曲亀裂性を評価できない場合もあるので注意して扱うとよい。

3 試験装置

3.1 デマチャ式屈曲試験機

  デマチャ式屈曲試験機の例を,図1に示す。デマチャ式屈曲試験機には,図2に示すように,試験片の
一端を保持するつかみ具のある固定部分,及び試験片の他端を保持するつかみ具のある往復運動をする移
1
0.5 mmとし,つかみ具間の最大距離は,75 +
動部分がある。その往復運動距離は,57 +
0 0
mmとする。
移動部分は,両つかみ具の中心を結ぶ線上を往復運動する。この両つかみ具は,互いに平行に配置され,
同一平面上にある。
往復運動をさせるためには,偏心輪などを用いる。駆動モータの能力は,一度に6個以上,望ましくは
12個の試験片を(5.00±0.17)Hz[毎分(300±10)回]で屈曲できるものとする。つかみ具は,試験片に
余分なひずみを与えないように確実に保持することができるものとし,かつ,試験片を挿入して個別に調
整できるものとする。
注記 試験装置の振動を減少させるために,試験片は,図1に示すように,二つのグループに分けて,
一方が屈曲し,他方が屈曲していない配置にすることが望ましい。
なお,試験室の標準温度以外の温度で試験する場合には,試験片の取付け位置中央付近で試
験温度±2 ℃で制御できる試験槽を用いる。また,必要があれば,空気循環器を付ける。

――――― [JIS K 6260 pdf 4] ―――――

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K 6260 : 2017
1 試験槽 5 試験片
2 モータ 6 つかみ具(移動部分)
3 偏心輪 7 加力軸
4 つかみ具(固定部分) 8 動力伝達ベルト
図1−デマチャ式屈曲試験機の例

――――― [JIS K 6260 pdf 5] ―――――

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JIS K 6260:2017の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 132:2011(MOD)

JIS K 6260:2017の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 6260:2017の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB7507:2016
ノギス
JISK6200:2019
ゴム―用語
JISK6250:2019
ゴム―物理試験方法通則