この規格ページの目次
JIS K 6353:1997 規格概要
この規格 K6353は、水道用の管継手及びバルブに使用する水密保持用ゴムについて規定。給水器具及び加熱した水を通水することを目的としたものなどに使用するゴムの浸出性については,この規格の適用範囲外。
JISK6353 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K6353
- 規格名称
- 水道用ゴム
- 規格名称英語訳
- Rubber goods for water works
- 制定年月日
- 1953年3月28日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 83.140.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 土木 I 2020, 土木 II 2020, ゴム・エラストマー II 2020
- 改訂:履歴
- 1953-03-28 制定日, 1956-03-28 確認日, 1959-02-27 確認日, 1960-07-01 改正日, 1965-06-01 確認日, 1966-03-01 改正日, 1968-11-01 確認日, 1971-12-01 確認日, 1975-04-01 確認日, 1977-05-01 改正日, 1980-10-01 確認日, 1982-03-01 改正日, 1987-02-01 確認日, 1995-05-01 改正日, 1997-09-20 改正日, 2001-10-20 確認日, 2006-03-25 改正日, 2009-03-20 改正日, 2010-03-23 改正日, 2011-03-22 改正日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS K 6353:1997 PDF [10]
K 6353 : 1997
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS K 6353-1995は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正では,JIS S 3200-7 : 1997,水道用器具−浸出性能試験方法との整合を図った。
JIS K 6353には,次の附属書がある。
附属書1(規定) 水道用ゴムの浸出試験方法
附属書2(規定) 水道用ゴムの浸出性能基準
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS K 6353 pdf 1] ―――――
K 6353 : 1997
pdf 目次
ページ
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[1]
- 4. 種類・・・・[1]
- 5. 品質・・・・[1]
- 6. 形状及び寸法・・・・[3]
- 7. 材料及び加工方法・・・・[3]
- 8. 試験方法・・・・[3]
- 8.1 物性試験・・・・[3]
- 8.1.1 試験の一般条件・・・・[3]
- 8.1.2 試料の採取方法・・・・[3]
- 8.1.3 硬さ試験・・・・[3]
- 8.1.4 引張試験・・・・[3]
- 8.1.5 老化試験・・・・[3]
- 8.1.6 圧縮永久ひずみ試験・・・・[4]
- 8.2 浸出試験・・・・[4]
- 9. 検査・・・・[4]
- 9.1 外観,形状及び寸法・・・・[4]
- 9.2 物性・・・・[4]
- 9.3 浸出性・・・・[4]
- 10. 表示・・・・[4]
- 附属書1(規定) 水道用ゴムの浸出試験方法・・・・[6]
- 1. 適用範囲・・・・[6]
- 2. 共通的な条件・・・・[6]
- 3. 浸出液の調製方法・・・・[6]
- 4. 試料液の調製・・・・[6]
- 5. 分析方法・・・・[6]
- 5.1 共通項目・・・・[6]
- 5.2 選択項目・・・・[6]
- 附属書2(規定) 水道用ゴムの浸出性能基準・・・・[7]
- 1. 適用範囲・・・・[7]
- 2. 項目及び基準・・・・[7]
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS K 6353 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 6353 : 1997
水道用ゴム
Rubber goods for water works
1. 適用範囲
この規格は,水道用の管継手及びバルブに使用する水密保持用ゴム(以下,ゴムという。)
について規定する。ただし,給水器具及び加熱した水を通水することを目的としたものなどに使用するゴ
ムの浸出性については,この規格の適用範囲外とする。
備考 この規格の中で{}を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,参
考として併記したものである。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS K 6200 ゴム用語
JIS K 6250 加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの物理試験方法通則
JIS K 6251 加硫ゴムの引張試験方法
JIS K 6253 加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの硬さ試験方法
JIS K 6257 加硫ゴムの老化試験方法
JIS K 6262 加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの永久ひずみ試験方法
JIS S 3200-7 水道用器具−浸出性能試験方法
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
a) ゴムの材料の定義は,JIS K 6200による。
b) 浸出試験に用いる用語の定義は,JIS S 3200-7の3.(定義)による。
4. 種類
ゴムの種類は,品質によって表1に示すI類A,I類B,II類,III類及びIV類とする。
5. 品質
ゴムの品質は,次による。
a) ゴムの外観は,均一な組織であって,その表面は滑らかで,肉眼で見えるきず,ひび割れ,泡,巣,
異物の混入その他使用上有害な欠陥があってはならない。
b) ゴムの物性は,表1による。
c) ゴムの浸出性は,表2による。
――――― [JIS K 6353 pdf 3] ―――――
2
K 6353 : 1997
表1 品質(物性)
種類 デュロデュロ 引張試験 老化試験 圧縮永 用途別
メータメータ 久ひず (参考)
硬さ 硬さの許 7.0 MPa 引張強さ 伸び 引張強さ 伸び変化デュロメ み
容差 [{71.4kgf/cm2}] MPa % 変化率 率 ータ硬さ %
HA(タイプA) 荷重時の伸び[{kgf/cm2}] (以上)% % の変化 (以下)
%(以下) (以上) (以内) (以内) HA
70 ±5 200 18(2) 300 −20 +10 +7 20 管類の継手部に
[{184}] −20 0 用いるゴム輪
65 ±5 250 18(2) 400 −20 +10 +7 20 [鋳鉄管,鋼管,
[{184}] −30 0 硬質塩化ビニル
60 ±5 300 18(2) 400 −20 +10 +7 20 管,プレストレ
A
[{184}] −30 0 スコンクリート
55 ±5 350 18(2) 400 −20 +10 +7 20 管(圧力管)]
I類(3)
[{184}] −30 0 バタフライ弁の
50 ±5 400 18(2) 400 −20 +10 +7 20 弁座用ゴム
[{184}] −30 0
65 ±5 − 18(2) 450 −40(1) +10(1) +5(1) 20 鋳鉄管プッシュ
[{184}] −40 0 オン継手用ゴム
B
50 ±5 − 18(2) 450 −40(1) +10(1) +5(1) 20 輪のバルブ部
[{184}] −40 0
70 ±5 200 16(2) 300 −20 +10 +7 30 仕切弁のグラン
[{163}] −30 0 ド部に用いるゴ
65 ±5 250 16(2) 300 −20 +10 +7 30 ム及びバタフラ
[{163}] −30 0 イ弁の弁座用ゴ
60 ±5 300 16(2) 300 −20 +10 +7 30 ム
II類
[{163}] −30 0
55 ±5 350 16(2) 300 −20 +10 +7 30
[{163}] −30 0
50 ±5 400 16(2) 300 −20 +10 +7 30
[{163}] −30 0
80 ±5 − 12 280 −25(4) +10(4) +5(1) 30(4) フランジ面に用
[{122}] −30 0 いる板状ゴム,
75 ±5 − 12 300 −25 +10(4) +7(4) 30(4) 空気弁に用いる
[{122}] −30 0 円すい状ゴム及
III類
65 ±5 250 12 300 −25 +10 +7 30 び円形板状ゴム
[{122}] −30 0 鋳鉄管プッシュ
60 ±5 300 12 300 −25 +10(4) +7(4) 30(4) オン継手用ゴム
[{122}] −30 0 輪ヒール部
50 ±5 − 9 400 −25 +10 +7 30 コンクリート管
IV類
[{91.8}] −30 0 用のゴム輪
注(1) この数値は,JIS K 6257の7.(加圧酸素加熱老化試験)による値である。
(2) エチレンプロピレンゴム (EPDM) の引張強さについては,I類は14MPa{143kgf/cm2}以上,II類は12MPa{122
kgf/cm2}以上とする。
(3) 類のアクリロニトリルブタジエンゴム (NBR) 及びクロロプレンゴム (CR) の引張強さは,16MPa{163
kgf/cm2}以上とする。
(4) この試験項目については,用途に応じて受渡当事者間の協議によってその一部を省略できる。
備考 水道用品に使用するゴムの種類は,JISの水道用品規格又は受渡当事者間の協議による。
――――― [JIS K 6353 pdf 4] ―――――
3
K 6353 : 1997
表2 品質(浸出性)
試験項目 品質
ゴムの種類 SBR NBR EPDM その他
濁度(5) 0.5度以下 0.5度以下 0.5度以下 0.5度以下
色度(5) 1度以下 1度以下 1度以下 1度以下
共 過マンガン酸カリ
通 2mg/l以下 2mg/l以下 2mg/l以下 2mg/l以下
項 ウム消費量(5)
目 残留塩素の減量(5)
0.7mg/l以下 0.7mg/l以下 0.7mg/l以下 0.7mg/l以下
臭気 異常でないこと 異常でないこと 異常でないこと 異常でないこと
味 異常でないこと 異常でないこと 異常でないこと 異常でないこと
選 亜鉛 1.0mg/l以下 1.0mg/l以下 1.0mg/l以下 使用材料から選択
択 される項目の基準
項 フェノール類 − フェノールとして0.005mg/l以下値は,附属書2に
目
よる。
注(5) 濁度,色度,過マンガン酸カリウム消費量及び残留塩素の減量の値は,空試験との差から求める
ものとする。
6. 形状及び寸法
ゴムの形状及び寸法は,次による。
a) ゴムの形状及び寸法は,この規格を引用する製品規格による。ただし,規定されていないものについ
ては受渡当事者間の協議による。
b) 板状ゴムは,厚さが均等でなければならない。
7. 材料及び加工方法
ゴムの材料及び加工方法は,次による。
a) ゴムは,スチレンブタジエンゴム (SBR),アクリロニトリルブダジエンゴム (NBR),ブタジエンゴム
(BR),クロロプレンゴム (CR),エチレンプロピレンゴム (EPDM) などの合成ゴム又は天然ゴム (NR)
を主原料とし,良質な原料ゴムを用いなければならない。
なお,水質によっては,天然ゴム及びイソプレンゴム (IR) は微生物によって侵食されることがあ
るため,合成ゴム(イソプレンゴムを除く。)の使用が望ましい。
b) ゴムは,使用目的に適合するように加硫製造したものでなければならない。
c) 使用者の指定によって,形状保持のため厚織布などで補強することができる。この場合は,補強材と
ゴムとは相互によく密着していなければならない。
8. 試験方法
8.1 物性試験
8.1.1 試験の一般条件
試験の一般条件は,JIS K 6250の6.(試験の一般条件)による。
8.1.2 試料の採取方法
試料の採取方法は,JISの水道用品規格による。ただし,規定されていないもの
については受渡当事者間の協議による。
8.1.3 硬さ試験
硬さ試験は,JIS K 6253の5.(デュロメータ硬さ試験)による。
8.1.4 引張試験
引張試験は,JIS K 6251の5.(試験方法)による。
8.1.5 老化試験
老化試験は,JIS K 6257の4.[空気加熱老化試験(ノーマルオーブン法)]による。こ
の場合,試験温度は70±1℃,試験時間は連続96時間とする。
なお,I類B及びIII類のHA80のデュロメータ硬さの変化については,JIS K 6257の7.による。この場
――――― [JIS K 6353 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS K 6353:1997の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.140 : ゴム及びプラスチック製品 > 83.140.30 : 非流体用プラスチックパイプ及び継手
JIS K 6353:1997の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK6200:2019
- ゴム―用語
- JISK6250:2019
- ゴム―物理試験方法通則
- JISK6251:2017
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―引張特性の求め方
- JISK6253:2006
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方
- JISK6257:2017
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―熱老化特性の求め方
- JISK6262:2013
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―常温,高温及び低温における圧縮永久ひずみの求め方
- JISS3200-7:2004
- 水道用器具―浸出性能試験方法