JIS K 6814:2008 熱可塑性プラスチック管―加熱伸縮率試験方法

JIS K 6814:2008 規格概要

この規格 K6814は、高温の液体又は高温の空気の中で熱可塑性プラスチック管を加熱し,加熱伸縮率を求める方法について規定。

JISK6814 規格全文情報

規格番号
JIS K6814 
規格名称
熱可塑性プラスチック管―加熱伸縮率試験方法
規格名称英語訳
Thermoplastics pipes -- Thermal reversion test method
制定年月日
2008年12月20日
最新改正日
2018年10月22日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 2505:2005(MOD)
国際規格分類

ICS

23.040.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
配管 I(基本) 2021, 配管 II(製品) 2021
改訂:履歴
2008-12-20 制定日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS K 6814:2008 PDF [9]
                                                                                   K 6814 : 2008

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 記号及び略語・・・・[1]
  •  4 原理・・・・[2]
  •  5 装置・・・・[2]
  •  5.1 加熱浴槽・・・・[2]
  •  5.2 オーブン・・・・[2]
  •  5.3 その他器具・・・・[2]
  •  6 準備・・・・[2]
  •  6.1 試験片・・・・[2]
  •  6.2 状態調節・・・・[3]
  •  7 試験方法・・・・[4]
  •  8 結果の表し方・・・・[4]
  •  9 試験報告書・・・・[4]
  •  附属書A(参考)加熱伸縮率の推奨値・・・・[5]
  •  附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 6814 pdf 1] ―――――

K 6814 : 2008

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,給水用ポリエチレンパイプ協会 (JP) ,日本
プラスチック工業連盟 (JPIF) 及び財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規
格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規
格である。これによって,JIS K 6814-1:2002及びJIS K 6814-2:2002は廃止され,この規格に置き換えられ
た。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 6814 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                          JIS
K 6814 : 2008

熱可塑性プラスチック管−加熱伸縮率試験方法

Thermoplastics pipes-Thermal reversion test method

序文

  この規格は,2005年に第3版として発行されたISO 2505を基に,技術的内容を変更して作成した日本
工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,高温の液体又は高温の空気の中で熱可塑性プラスチック管(以下,管という。)を加熱し,
加熱伸縮率を求める方法について規定する。試験結果に疑義が生じた場合,高温の液体に浸せきする方法
を標準法として用いる。
この規格は,内外面が平滑で,かつ,断面が一定である管だけに適用する。平滑でない構造壁をもつ管
には適用しない。
注記1 平滑でない構造壁をもつ管には,リブ管,コルゲート管などがある。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 2505:2005,Thermoplastics pipes−Longitudinal reversion−Test method and parameters (MOD)
なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを
示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7507 ノギス
JIS K 6899-1 プラスチック−記号及び略語−第1部 : 基本ポリマー及びその特性
注記 対応国際規格 : ISO 1043-1 Plastics−Symbols and abbreviated terms−Part 1: Basic polymers and
their special characteristics (IDT)

3 記号及び略語

  この規格で用いるプラスチック材料の記号及び略語は,JIS K 6899-1によるほか,次による。
PE32/40 ポリエチレン,最小要求強度3.2 MPa及び4.0 MPa
PE50/63 ポリエチレン,最小要求強度5.0 MPa及び6.3 MPa
PE80/100 ポリエチレン,最小要求強度8.0 MPa及び10.0 MPa

――――― [JIS K 6814 pdf 3] ―――――

2
K 6814 : 2008
注記 この規格では,JIS K 6899-1によって次の記号及び略語を用いる。
ABS アクリロニトリル−ブタジエン−スチレンプラスチック
PA ポリアミド
ASA アクリロニトリル−スチレン−アクリル酸エステルプラスチック
PB ポリブテン
PE-X 架橋ポリエチレン
PVC-C ポリ塩化ビニル,塩素化
PVC-U ポリ塩化ビニル,無可塑
PVC-HI ポリ塩化ビニル,耐衝撃性
SAN+PVC スチレン−アクリロニトリルプラスチック及びポリ塩化ビニルの混合物
PP-H ポリプロピレン,ホモポリマー
PP-B ポリプロピレン,ブロックコポリマー
PP-R ポリプロピレン,ランダムコポリマー

4 原理

  規定長さの管を,規定温度の加熱媒体中に規定時間静置する。管に付けた標線間の距離を,加熱前及び
加熱後に測定する。加熱伸縮率は,初期長さに対する変化を百分率で算出する。

5 装置

5.1 加熱浴槽

 加熱浴槽は,表1に規定する温度TRに自動制御できるものとする。加熱浴槽の容積及び
かくはん能力は,試験片を浸せきしたとき,温度を規定範囲内に維持できるものでなければならない。用
いる加熱媒体は,規定温度で変質せず,また,試験片に何らかの影響も及ぼしてはならない。このような
加熱媒体として,ポリエチレングリコール又はシリコーン油が適している。

5.2 オーブン

 オーブンは,表1に規定する温度TRで許容変動幅±2 ℃に制御でき,かつ,試験片をオ
ーブンに入れ,扉を閉じた後15分以内に規定の温度に復帰できる自動温度調節装置を備えたものとする。

5.3 その他器具

5.3.1  保持具 保持具は,箇条7に示されている状態に,試験片を加熱浴槽中又はオーブン内で保持でき
るものを用いる。
5.3.2 温度計 温度計は,±0.5 ℃まで測定できるものを用いる。
5.3.3 ノギス ノギスは,JIS B 7507に規定するもので,測定精度が0.1 mm又はこれと同等以上のもの
を用いる。

6 準備

6.1 試験片

  生産直後の管は,結晶化が進行中で性能が安定していないため,生産後少なくとも24時間経過した後,
6.2に規定する条件によって試験片を状態調節する。
長さ200 mm±20 mmの管を試験片として採取する。
次に,けがき具などを用いて,図1に示すようにこの試験片に管端からの距離が互いに等しく,標線間
が100 mmの間隔で2本の標線を円周全体にわたって付ける。

――――― [JIS K 6814 pdf 4] ―――――

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K 6814 : 2008
図1−標線間直線距離L0
長さ1 mの管から同様な試験片を3個作製する。外径250 mm以上の管については,図2に示すように
軸方向に4等分して試験片を作製してもよい。
図2−外径250 mm以上の管の4等分の方法
表1−加熱浴槽又はオーブンを用いる場合の試験条件
熱可塑性プラスチック材料加熱浴槽又はオーブンの温度TR 加熱時間 試験片の長さ
℃ min mm
PVC-U 150±2 加熱浴槽の場合 200±20
PVC-C 150±2 e≦8 mm : 15
PVC-HI 150±2 8 mm SAN+PVC 150±2 16 mm PA 150±2(オーブンだけに適用)
PE 32/40 100±2 オーブンの場合
PE 50/63 110±2 e≦8 mm : 60
8 mm PE 80/100 110±2
16 mm PE-X 120±2
PB 110±2
PP-H及びPP-B 150±2
PP-R 135±2
ABS及びASA 150±2
注記1 eは,mmで示す厚さ(基準寸法)である。
注記2 略語は,JIS K 6899-1を参照。

6.2 状態調節

  試験片は,厚さe(基準寸法)に応じて,23 ℃±2 ℃で,次に示す時間状態調節する。
e ≦ 3 mm : 1時間以上
3 mm < e ≦ 8 mm : 3時間以上
8 mm < e ≦ 16 mm : 6時間以上
16 mm < e の場合 : 12時間以上

――――― [JIS K 6814 pdf 5] ―――――

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JIS K 6814:2008の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 2505:2005(MOD)

JIS K 6814:2008の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 6814:2008の関連規格と引用規格一覧