JIS L 0808:2005 標準染色濃度表

JIS L 0808:2005 規格概要

この規格 L0808は、染色の染色堅ろう度試験を行う場合に用いる供試染色物の染色堅ろう度表示の基準となる標準染色濃度1/1及び補助として用いる淡色の標準染色濃度1/6の色濃度を示す標準染色濃度表について規定。

JISL0808 規格全文情報

規格番号
JIS L0808 
規格名称
標準染色濃度表
規格名称英語訳
Standard depths of shade
制定年月日
1971年9月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 105-A01:1994(MOD)
国際規格分類

ICS

59.080.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
計測標準 2019, 色彩 2019
改訂:履歴
1971-09-01 制定日, 1974-06-01 確認日, 1978-04-01 確認日, 1983-06-01 確認日, 1988-12-01 確認日, 1994-03-01 改正日, 2005-01-20 改正日, 2009-10-01 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS L 0808:2005 PDF [11]
                                                                                   L 0808 : 2005

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人スガウェ
ザリング技術振興財団 (SWTF)/財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)
を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)
である。
これによって,JIS L 0808 : 1994は改正され,この規格に置き換えられる。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 105-A01 : 1994,Textiles−Tests for
colour fastness−Part A01 : General principles of testingを基礎として用いた。
JIS L 0808には,次に示す附属書がある。
附属書1(参考)標準染色濃度表(色票)
附属書2(参考)JISと対応する国際規格との対比表

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS L 0808 pdf 1] ―――――

L 0808 : 2005

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 種類・・・・[1]
  •  4. 色・・・・[2]
  •  5. 品質・・・・[2]
  •  6. 外観・・・・[2]
  •  7. 試験方法・・・・[2]
  •  8. 検査方法・・・・[2]
  •  9. 使用方法・・・・[2]
  •  附属書1(参考)標準染色濃度表(色票)・・・・[6]
  •  附属書2(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[8]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS L 0808 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
L 0808 : 2005

標準染色濃度表

Standard depths of shade

序文

 この規格は,1994年に第5版として発行されたISO 105-A01 : 1994,Textiles−Tests for colour fastness
−Part A01 : General principles of testingを翻訳し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。変更の一
覧表をその説明を付けて,附属書2(参考)に示す。

1. 適用範囲

 この規格は,染料の染色堅ろう度試験を行う場合に用いる供試染色物の染色堅ろう度表示
の基準となる標準染色濃度1/1及び補助として用いる淡色の標準染色濃度1/6の色濃度を示す標準染色濃
度表(以下,濃度表という。)について規定する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 105-A01:1994,Textiles−Tests for colour fastness−Part A01 : General principles of testing (MOD)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS L 0801 染色堅ろう度試験方法通則
JIS L 0804 変退色用グレースケール
備考 ISO 105-A02:1993Textiles−Tests for colour fastness−Part A02:Grey scale for assessing change in
colourからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS L 0809 計器による変退色及び汚染の判定方法
JIS P 8124 紙及び板紙−坪量測定方法
JIS P 8148 紙,板紙及びパルプ−ISO白色度(拡散青色光反射率)の測定方法
JIS Z 8721 色の表示方法−三属性による表示
JIS Z 8722 色の測定方法−反射及び透過物体色

3. 種類

 濃度表の種類は,次による。
a) 標準染色濃度表1号 標準染色濃度1/1の色濃度を示す20色の色票と,紺及び黒の色濃度を示す4色
の色票で構成しており[附属書1(参考)参照],各色票の色度座標及び三刺激値を付表1に示す。こ
の標準染色濃度表1号には,色票の大きさによってA表とB表があり,次による。
1) 表 A表は,主として実際に標準染色濃度を求める場合など,精密な比較を行う場合に使用し,
隣接配置によって色が比較できるような標本形式とし,各色票の大きさを5 cm ×5 cmとしたもの。

――――― [JIS L 0808 pdf 3] ―――――

2
L 0808 : 2005
2) 表 B表は,概念的に標準染色濃度を知る場合など,精密な使用条件を要求されない場合に使用
し,各色票の大きさを,縦2 cm,横1.4 cmとし,全色票を1枚の台紙に配列したもの。
b) 標準染色濃度表3号 標準染色濃度1/6の色濃度を示す20色の色票で構成しており[附属書1(参考)
参照],各色票の色度座標及び三刺激値を付表2に示す。この標準染色濃度表3号には,色票の大きさ
によってA表とB表があり,次による。
1) 表 a) 1) による。
2) 表 a) 2) による。
備考 A表及びB表には,それぞれの色票に応じた灰色マスクと灰色厚紙とが附属する。灰色マスク
と灰色厚紙の色は,JIS Z 8721に規定するN5とする。

4. 色

 色は,濃度表の色度座標及び色の三属性の表示に合わせて,所定の染色処方で羊毛サージを染色
した染色物の調色した印刷インキによって印刷用紙(1)に印刷したもので,その色はJIS Z 8722の規定に
よって測定した標準の光C,2° 視野による色度座標x2,c及びy2,c,刺激値Y2,c並びにJIS Z 8721の規
定による色の三属性の色相H,明度V及び彩度Cで表し,付表1及び付表2による。
注(1) 原料にさらし化学パルプを用い,蛍光増白剤を含まない非塗工印刷用紙で,白色度はJIS P 8148
によって測定したとき,75 %以上とする。また,厚みはJIS P 8124に規定する坪量によること
とし,その範囲は80160 g/m2のものとする。
参考 この紙は,経済産業省大臣官房調査統計部編集による品目分類表の印刷用紙Aに分類される。
なお,坪量は紙又は板紙の面積1平方メートル(m2)当たりの質量をグラム(g)で表した
量。

5. 品質

 濃度表の各色票は,付表1及び付表2に対して,次の許容範囲内になければならない。
a) 色相(H) 紺及び黒以外はH±2.0,紺及び黒はH±2.5とする。
b) 明度(V) 紺及び黒以外はV±0.2,紺及び黒はV±0.4とする。
c) 彩度(C) 紺及び黒以外はC±0.4,紺及び黒はC±0.8とする。

6. 外観

 色票の外観は,表面が均一で,色むら,汚れ,きずなどがあってはならない。

7. 試験方法

 標準染色濃度表の色は,JIS Z 8722の規定によって測定し,JIS Z 8721の規定による色相,
明度及び彩度を求める。

8. 検査方法

 標準染色濃度表は,3.,5.及び6.について検査を行う。この場合,検査は,全数検査又は合
理的な抜取検査方式によって行う。

9. 使用方法

 使用方法は,次による。
a) 標準染色濃度表1号は,染料の染色堅ろう度表示のときに基準濃度となる1/1及び紺,黒(2)の標準
染色濃度を決定する場合に用いる。
注(2) 紺,黒についてはそれぞれ2種類ある。
b) 標準染色濃度表3号は,染料の染色堅ろう度表示のとき,淡色に対する色濃度1/6の標準染色濃度を
決定する場合に用いる。

――――― [JIS L 0808 pdf 4] ―――――

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L 0808 : 2005
c) 試験する染料によって染色した供試染色物(3)に最も近い色相の色票を,標準染色濃度表の中から選
び,その供試染色物と色票を灰色厚紙上に置き,灰色マスクを使用してJIS L 0801の10.のa)(観察
及び照明条件)に規定する方法で比較する。ただし,明るさは,JIS Z 8720に規定する常用光源D65
を用い,6002 150 lxの範囲の照度とし,通常,1 200 lxを用い,明るいものは600 lxに近い低照度
で,また,暗いものは,2 150 lxに近い高照度で見てもよい。
また,観察する角度は,通常,試験片を45° に保持し,上方より照明して試料に対し,90° の方向
から観察する。
注(3) 標準染色濃度1/6の供試染色物を染色する場合には,標準染色濃度表3号に規定される色の濃
さが,標準染色濃度表1号の標準染色濃度1/1を与える染色濃度を1/6にしても得られるとは限
らないので,必ず標準染色濃度表3号を用いて染色濃度を決めなければならない。
d) 比較の結果,供試染色物と標準染色濃度表1号,又は標準染色濃度表3号のうち,最も近い色票との
明度と彩度によって知覚される色の濃さが,同等又は差が認められる場合であっても,JIS L 0804に
規定する変退色用グレースケール4号に相当する色の差又はJIS L 0809に規定する変退色用グレース
ケール等級4より小さければ,染料の染色堅ろう度試験に供することができる。
また,色の濃さが変退色用グレースケール4号に相当する色の差又はJIS L 0809に規定する変退色
用グレースケール等級4より大きければ,染色濃度を調整して再度染色を行わなければならない。

――――― [JIS L 0808 pdf 5] ―――――

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