JIS L 0860:2020 ドライクリーニングに対する染色堅ろう度試験方法

JIS L 0860:2020 規格概要

この規格 L0860は、染色した繊維製品のドライクリーニングに対する染色堅ろう度試験方法について規定。

JISL0860 規格全文情報

規格番号
JIS L0860 
規格名称
ドライクリーニングに対する染色堅ろう度試験方法
規格名称英語訳
Test methods for colour fastness to dry cleaning
制定年月日
1965年1月1日
最新改正日
2020年3月23日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 105-D01:2010(MOD)
国際規格分類

ICS

59.080.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1965-01-01 制定日, 1968-04-01 確認日, 1971-03-01 確認日, 1974-06-01 改正日, 1978-04-01 確認日, 1983-06-01 確認日, 1988-12-01 確認日, 1996-07-01 改正日, 2001-10-20 確認日, 2008-10-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認日, 2020-03-23 改正
ページ
JIS L 0860:2020 PDF [11]
                                                                                   L 0860 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 試験・・・・[2]
  •  4 装置及び材料・・・・[3]
  •  5 複合試験片の調製・・・・[4]
  •  6 試験液・・・・[5]
  •  7 試験方法・・・・[5]
  •  8 判定・・・・[7]
  •  9 試験報告書・・・・[7]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[8]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS L 0860 pdf 1] ―――――

L 0860 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,公益財団法人
スガウェザリング技術振興財団(SWTF)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添
えて日本産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正
した日本産業規格である。これによって,JIS L 0860:2008は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS L 0860 pdf 2] ―――――

                                       日本産業規格                             JIS
L 0860 : 2020

ドライクリーニングに対する染色堅ろう度試験方法

Test methods for colour fastness to dry cleaning

序文

  この規格は,2010年に第5版として発行されたISO 105-D01を基とし,技術的内容を変更して作成した
日本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,染色した繊維製品のドライクリーニングに対する染色堅ろう度試験方法について規定する。
ただし,しみ抜き,スチームプレスなどを含む広義のドライクリーニングに対する染色堅ろう度の判定に
は適用しない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 105-D01:2010,Textiles−Tests for colour fastness−Part D01: Colour fastness to drycleaning using
perchloroethylene solvent(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
警告 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。
この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。
この規格の利用者は,各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければな
らない。また,排液又は排気は適切に処理しなければならない。パークロロエチレンは,吸引
などによって,人体に悪影響を及ぼすおそれがあり,工業ガソリンは,取扱いの不備によって
引火などのおそれがあるので注意して扱う必要がある。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 4303 ステンレス鋼棒
JIS K 2201 工業ガソリン
JIS L 0801 染色堅ろう度試験方法通則
注記 対応国際規格 : ISO 105-A01,Textiles−Tests for colour fastness−Part A01: General principles of
testing(MOD)
JIS L 0803 染色堅ろう度試験用添付白布

――――― [JIS L 0860 pdf 3] ―――――

2
L 0860 : 2020
注記 対応国際規格 : ISO 105-F01,Textiles−Tests for colour fastness−Part F01: Specification for wool
adjacent fabric,ISO 105-F02,Textiles−Tests for colour fastness−Part F02: Specification for cotton
and viscose adjacent fabrics,ISO 105-F03,Textiles−Tests for colour fastness−Part F03:
Specification for polyamide adjacent fabric,ISO 105-F04,Textiles−Tests for colour fastness−Part
F04: Specification for polyester adjacent fabric,ISO 105-F05,Textiles−Tests for colour fastness
−Part F05: Specification for acrylic adjacent fabric,ISO 105-F06,Textiles−Tests for colour
fastness−Part F06: Specification for silk adjacent fabric,ISO 105-F07,Textiles−Tests for colour
fastness−Part F07: Specification for secondary acetate adjacent fabric及びISO 105-F10,Textiles
−Tests for colour fastness−Part F10: Specification for adjacent fabric: Multifibre(全体評価 :
MOD)
JIS L 0804 変退色用グレースケール
注記 対応国際規格 : ISO 105-A02,Textiles−Tests for colour fastness−Part A02: Grey scale for
assessing change in colour(MOD)
JIS L 0805 汚染用グレースケール
注記 対応国際規格 : ISO 105-A03,Textiles−Tests for colour fastness−Part A03: Grey scale for
assessing staining(MOD)
JIS L 0809 計器による変退色及び汚染の判定方法

3 試験

3.1   試験の原理
複合試験片を規定の有機溶剤で処理し,乾燥した後試験片の変退色及び添付白布の汚染の程度を,それ
ぞれ変退色用グレースケール及び汚染用グレースケールと比較するか,又は計器によって変退色等級及び
汚染等級を求めて,その堅ろう度を判定する。
3.2 試験の種類
試験の種類は,表1による。
表1−試験の種類
試験の種類 有機溶剤の種類 界面活性剤及び ステンレス鋼球の ステンレス鋼円板の
水の添加の有無 使用の有無 使用の有無
A−1法 パークロロ 添加する 使用する 使用しない
A−2法 エチレン 添加しない 使用しない
A−3法 添加しない 使用しない 使用する
(ISO法)
B−1法 工業ガソリン 添加する 使用する 使用しない
B−2法 5号 添加しない 使用しない

――――― [JIS L 0860 pdf 4] ―――――

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L 0860 : 2020

4 装置及び材料

  装置及び材料は,次による。
a) 洗濯試験機 洗濯試験機は,試験瓶,試験瓶の回転装置及び試験瓶内の試験液を恒温に保つための恒
温水槽又は恒温槽とからなり,それぞれ次の規定に適合するものとする。装置の一例を,図1及び図
2に示す。
1) 試験瓶 複合試験片,試験液,ステンレス鋼球又はステンレス鋼円板を入れる,ガラス製又はステ
ンレス鋼製のもので,回転に耐える密閉形の容量550 mL±50 mL(内径75 mm±5 mm)の円筒形の
瓶。
なお,試験瓶の蓋のパッキンは,パークロロエチレン[箇条4 g)参照]及び工業ガソリン5号[箇
条4 h)参照]に適したものを用いる。
2) 恒温水槽又は恒温槽 加熱装置によって,試験瓶内の試験液を30 ℃±2 ℃に保持できるもの。排
水又は排気を適切に処理できる処理装置と組み合わせて使用するか,又は回収して適切に処理する
ことが望ましい。
2.1) 恒温水槽(図1)を用いた洗濯試験機は,恒温水槽内に加熱装置を設け,恒温水槽内の水を一定の
温度に保持するように構成したもの。
図1−洗濯試験機の一例(恒温水槽によるもの)
2.2) 恒温槽(図2)を用いた洗濯試験機は,恒温槽外に空気の加熱装置を設け,加熱装置からの熱風を
恒温槽内に送るように構成したもの。B−1法及びB−2法で用いる工業ガソリン5号は引火物で
あるため,十分な安全対策をとっていない恒温槽を用いた洗濯試験機は使用することができない。

――――― [JIS L 0860 pdf 5] ―――――

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