この規格ページの目次
- JISL1030-1 規格全文情報
- pdf 目 次
- まえがき
- 繊維製品の混用率試験方法−第1部 : 繊維鑑別
- 序文
- 1 適用範囲
- 2 引用規格
- 3 用語及び定義
- 4 試験の種類
- 5 試料の採取及び前処理
- 5.1 試料の採取
- 5.2 試料の前処理
- 6 試験方法
- 6.1 燃焼試験
- 6.2 繊維中の塩素の確認試験
- 6.3 繊維中の窒素の確認試験
- 6.4 顕微鏡試験
- 6.5 よう素-よう化カリウム溶液による着色試験
- 6.6 キサントプロテイン反応試験
- 6.7 各種試薬に対する溶解性試験
- 6.8 赤外吸収スペクトルの測定試験
- JIS L 1030-1:2012の国際規格 ICS 分類一覧
- JIS L 1030-1:2012の関連規格と引用規格一覧
JIS L 1030-1:2012 規格概要
この規格 L1030-1は、繊維製品に使用される繊維の種類を鑑別する試験方法について規定。
JISL1030-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS L1030-1
- 規格名称
- 繊維製品の混用率試験方法―第1部 : 繊維鑑別
- 規格名称英語訳
- Testing methods for quantitative analysis of fibre mixtures -- Part 1:Testing methods for fibre identification
- 制定年月日
- 1998年8月20日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 59.060.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 繊維 2020
- 改訂:履歴
- 1998-08-20 制定日, 2005-06-20 確認日, 2006-07-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2012-03-21 改正日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS L 1030-1:2012 PDF [81]
L 1030-1 : 2012
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 試験の種類・・・・[1]
- 5 試料の採取及び前処理・・・・[2]
- 5.1 試料の採取・・・・[2]
- 5.2 試料の前処理・・・・[2]
- 6 試験方法・・・・[2]
- 6.1 燃焼試験・・・・[2]
- 6.2 繊維中の塩素の確認試験・・・・[2]
- 6.3 繊維中の窒素の確認試験・・・・[2]
- 6.4 顕微鏡試験・・・・[3]
- 6.5 よう素-よう化カリウム溶液による着色試験・・・・[3]
- 6.6 キサントプロテイン反応試験・・・・[3]
- 6.7 各種試薬に対する溶解性試験・・・・[3]
- 6.8 赤外吸収スペクトルの測定試験・・・・[3]
- 7 試験報告書・・・・[4]
- 附属書A(参考)カシミヤ及び羊毛のスケール形状・・・・[73]
- 附属書B(参考)系統的鑑別方法・・・・[77]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS L 1030-1 pdf 1] ―――――
L 1030-1 : 2012
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人繊維評価
技術協議会(JTETC),日本化学繊維協会(JCFA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案
を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が
改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS L 1030-1:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS L 1030の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS L 1030-1 第1部 : 繊維鑑別
JIS L 1030-2 第2部 : 繊維混用率
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS L 1030-1 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
L 1030-1 : 2012
繊維製品の混用率試験方法−第1部 : 繊維鑑別
Testing methods for quantitative analysis of fibre mixtures- Part 1: Testing methods for fibre identification
序文
この規格は,1998年に制定され,その後2回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は2006年に
行われたが,その後の試験方法の利用実態に対応するために,今回の改正を行った。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。
1 適用範囲
この規格は,繊維製品に使用される繊維の種類を鑑別する試験方法について規定する。
警告 この規格は,事前に適切な注意が払われない場合,健康を害するおそれのある物質1) 及び/又
は方法を規定しており,技術的に適切・妥当であることだけに言及するものである。この規格
を使用する者は,いかなる場合でも,健康及び安全に関する法的な義務を免れない。この規格
は,薬品の取り扱いの資格及び/又は知識・経験のある者が操作することを想定している。
注1) 健康を害するおそれのある物質については,化学物質などの安全データシート(SDS)
に詳しい情報が記載されている。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0117 赤外分光分析方法通則
JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則
JIS L 0208 繊維用語−試験部門
JIS L 1030-2 繊維製品の混用率試験方法−第2部 : 繊維混用率
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS L 0208による。
4 試験の種類
試験の種類は,次による。
なお,括弧内の数字は,本体の細分箇条を示す。
a) 燃焼試験(6.1)
――――― [JIS L 1030-1 pdf 3] ―――――
2
L 1030-1 : 2012
b) 繊維中の塩素の確認試験(6.2)
c) 繊維中の窒素の確認試験(6.3)
d) 顕微鏡試験(6.4)
e) よう素−よう化カリウム溶液による着色試験(6.5)
f) キサントプロテイン反応試験(6.6)
g) 各種試薬に対する溶解性試験(6.7)
h) 赤外吸収スペクトルの測定試験(6.8)
5 試料の採取及び前処理
5.1 試料の採取
試料の採取は,JIS L 0105の箇条6(試料及び試験片の採取及び準備)による。
5.2 試料の前処理
試料の前処理は,必要によって,採取した試料に付着していて試験の障害となる樹脂などはJIS L 1030-2
の5.7(試料の前処理)に規定する方法で除去するか又は脱色,染色などの鑑別の障害とならない適切な処
理を行い,試料を糸状又は繊維状にほぐしてから試験を行う。
6 試験方法
繊維の鑑別は,次の1種類又は各種類の試験を組み合わせて行う。また,その系統的鑑別方法の例を附
属書Bに記載する。
6.1 燃焼試験
糸はそのまま又は繊維は適切な大きさに束ね,長さ5 mm10 mm程度の炎で,炎に近づけるとき,炎
の中及び炎から離れたときのそれぞれの繊維の状態,煙の臭い及び灰の状態を観察する。
それぞれの条件における各種繊維の状態,各種繊維の臭い及び灰の状態は,表3を参照。
注記 臭いについて観察する場合には,燃焼中の試料の炎を消し,生じる煙の臭いを嗅ぐのがよい。
6.2 繊維中の塩素の確認試験
しゃく(灼)熱した銅線に試料を付け,ガスバーナの酸化炎中に入れたとき,緑色の炎を生じれば繊維
中に塩素があるものとし,次の繊維が該当する(表3を参照)。
− ビニリデン
− ポリ塩化ビニル
− アクリル系
− ポリクラール
注記 アクリル系にはタイプによって塩素を含まないものがあり,また,アクリルにはタイプによっ
て塩素を含むものがある。
6.3 繊維中の窒素の確認試験
試験管中にソーダ石灰又は水酸化ナトリウムと酸化カルシウムとの混合物(質量比1 : 1.4)を入れ,少
量の試料を加えて試験管の底を熱し,管口にJIS K 0050に規定するA2以上の水で湿らせた赤色リトマス
紙を当てたとき,青変すれば繊維中に窒素があるものとし,次の繊維が該当する(表3を参照)。
−絹
−毛
− プロミックス
――――― [JIS L 1030-1 pdf 4] ―――――
3
L 1030-1 : 2012
− ナイロン
− アクリル
− アクリル系
− ポリウレタン
− アラミド(A,B及びC)2)
注2) リトマス紙の変色反応が僅かであるため,注意が必要である。
6.4 顕微鏡試験
光学顕微鏡は約100倍500倍,電子顕微鏡の場合は約400倍以上の倍率で繊維の側面及び断面を観察
する。
各種繊維の顕微鏡下における外観形状は,表3を,各種繊維の顕微鏡写真の例は,図1及び附属書Aを
参照。
6.5 よう素-よう化カリウム溶液による着色試験
よう素−よう化カリウム溶液による着色試験は,次による。
a) 試薬の調製 よう素−よう化カリウム溶液は,飽和よう化カリウム溶液100 mLによう素20 gを溶解
して調製する。
b) 試験方法 繊維状にほぐした試料をよう素−よう化カリウム溶液に30秒1分間浸せきした後,十分
水洗して繊維の着色状態を肉眼又は顕微鏡下で観察する。各種繊維の着色状態は,表3を参照。
6.6 キサントプロテイン反応試験
顕微鏡下でスライドガラスに試料を載せ,硝酸を滴下したときに繊維が黄色となり,次に,アンモニア
で中和したときにだいだい色になれば,繊維中にたんぱく質が存在するものとし,次の繊維が該当する(表
3を参照)。
−絹
−毛
− プロミックス
6.7 各種試薬に対する溶解性試験
直径18 mmの試験管に試薬4 mL15 mLをとり,その中に約10 mgの試料を入れ,所定の温度で所定
の時間処理し,各種試薬に対する繊維の溶解性を観察する。各種試薬に対する各種繊維の溶解性は,表4
を参照。
6.8 赤外吸収スペクトルの測定試験
赤外分光光度計を用いて,次の方法によって試料の赤外吸収スペクトルを測定する。
各種繊維の赤外吸収スペクトルの主な吸収帯及び特性波数を,表1に示す。また,各種繊維の赤外吸収
スペクトルは,図2を参照。
a) 法(臭化カリウム錠剤法) 赤外吸収用臭化カリウムをめのう乳鉢で細かく粉砕し,フィルタで53
μm74 μmの粉末をとり,120 ℃150 ℃で24時間以上加熱乾燥してデシケータ(五酸化りん在中)
で冷却する3)。次に,試料を十分に乾燥した後細かく切り,その2 mg4 mgをとり,先に冷却した臭
化カリウム乾燥粉末約400 mgを合わせてめのう乳鉢に入れ,湿気を吸収しないよう注意しながら粉
砕・混合する。この混合粉末約200 mgを錠剤形成器に入れ,真空ポンプで0.13 kPa程度まで排気し
ながら,19.61 MPa39.23 MPaの圧力を5分10分間加えて錠剤を形成し,JIS K 0117によって赤外
吸収スペクトルを測定する。
注3) 臭化カリウムが吸湿すると,スペクトル上に水分の吸収がでるので,乾燥冷却には十分に注
――――― [JIS L 1030-1 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS L 1030-1:2012の国際規格 ICS 分類一覧
JIS L 1030-1:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0117:2017
- 赤外分光分析通則
- JISL0105:2020
- 繊維製品の物理試験方法通則
- JISL0208:2006
- 繊維用語―試験部門
- JISL1030-2:2012
- 繊維製品の混用率試験方法―第2部:繊維混用率