JIS L 1059-1:2009 繊維製品の防しわ性試験方法―第1部:水平折り畳みじわの回復性の測定(モンサント法)

JIS L 1059-1:2009 規格概要

この規格 L1059-1は、繊維製品のしわに対する生地の回復性能をモンサント法によって評価する試験方法について規定。

JISL1059-1 規格全文情報

規格番号
JIS L1059-1 
規格名称
繊維製品の防しわ性試験方法―第1部 : 水平折り畳みじわの回復性の測定(モンサント法)
規格名称英語訳
Testing methods for crease recovery of textiles -- Part 1:Determination of the recovery from creasing of a horizontally folded specimen by measuring the angle of recovery
制定年月日
1998年8月20日
最新改正日
2019年10月21日
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対応国際規格

ISO

ISO 2313:1972(MOD)
国際規格分類

ICS

59.080.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
繊維 2020
改訂:履歴
1998-08-20 制定日, 2003-12-20 確認日, 2009-06-20 改正日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS L 1059-1:2009 PDF [18]
                                                                                  L 1059-1 : 2009

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 原理・・・・[2]
  •  5 試験の種類・・・・[2]
  •  6 試験片・・・・[2]
  •  6.1 試験片の採取・・・・[2]
  •  6.2 試験片の寸法・・・・[2]
  •  6.3 試験片の数・・・・[2]
  •  6.4 試験片の調整・・・・[3]
  •  6.5 一般的な条件・・・・[3]
  •  7 A法(10 N荷重法)・・・・[3]
  •  7.1 荷重装置・・・・[3]
  •  7.2 補助用具・・・・[4]
  •  7.3 10 Nモンサント形しわ回復角測定試験機・・・・[4]
  •  7.4 A法(10 N荷重法)の試験手順・・・・[4]
  •  8 B法(4.9 N荷重法)・・・・[5]
  •  8.1 荷重装置・・・・[5]
  •  8.2 補助用具・・・・[6]
  •  8.3 4.9 Nモンサント形しわ回復角測定試験機・・・・[6]
  •  8.4 B法(4.9 N荷重法)の試験手順・・・・[7]
  •  9 しわ回復角の測定・・・・[8]
  •  10 しわ回復角及び防しわ率の計算・・・・[9]
  •  11 試験結果・・・・[9]
  •  11.1 しわ回復角・・・・[9]
  •  11.2 防しわ率・・・・[9]
  •  12 試験報告書・・・・[9]
  •  附属書JA(参考)水平折り畳みじわの回復性の測定(針金法)・・・・[10]
  •  附属書JB(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[13]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS L 1059-1 pdf 1] ―――――

L 1059-1 : 2009

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人繊維評価
技術協議会(JTETC)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべ
きとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS L 1059-1:1998は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
JIS L 1059の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS L 1059-1 第1部 : 水平折り畳みじわの回復性の測定(モンサント法)
JIS L 1059-2 第2部 : しわ付け後の外観評価(リンクル法)

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS L 1059-1 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
L 1059-1 : 2009

繊維製品の防しわ性試験方法−第1部 : 水平折り畳みじわの回復性の測定(モンサント法)

Testing methods for crease recovery of textiles-Part 1: Determination of the recovery from creasing ofa horizontally folded specimen by measuring the angle of recovery

序文

  この規格は,1972年に第1版として発行されたISO 2313を基に作成し,我が国の防しわ性試験方法の
実情に合わせて技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。

1 適用範囲

  この規格は,繊維製品のしわに対する生地の回復性能をモンサント法によって評価する試験方法につい
て規定する。
なお,この方法によって種類の著しく異なる生地に対して得られた結果を,直接比較することはできな
い。ある種の生地,すなわち,しなやかで厚くカールする傾向のあるものは,回復角が不明確になりやす
く,十分な測定精度が得られないことに注意する必要がある。多くの羊毛及び羊毛混用品がこれに該当す
る。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 2313:1972,Textile fabrics−Determination of the recovery from creasing of a horizontally folded
specimen by measuring the angle of recovery (MOD)
なお,対応の程度を表す記号 (MOD) は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを
示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則
注記 対応国際規格 : ISO 139 : 2005,Textiles−Standard atmospheres for conditioning and testing (MOD)
JIS L 0208 繊維用語−試験部門

――――― [JIS L 1059-1 pdf 3] ―――――

2
L 1059-1 : 2009
JIS L 0860 ドライクリーニングに対する染色堅ろう度試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS L 0105及びJIS L 0208によるほか,次による。
3.1
しわ回復角 (crease recovery angle)
規定された条件下で荷重された試験片の,荷重除去後の規定時間における折り目を挟んだ試験片の両側
が作る角度。

4 原理

  規定寸法の長方形の試験片を適切な装置で折り畳み,規定荷重下で規定時間保持する。その後,荷重を
除き,規定時間試験片を放置し回復させて,しわ回復角を測定する。

5 試験の種類

  試験の種類は,次による。
a) 法(10 N荷重法)
b) 法(4.9 N荷重法)
注記 水平折り畳みじわの回復性の測定(針金法)によって評価する方法は,附属書JAを参照。

6 試験片

6.1 試験片の採取

  試験片は,試料生地を代表する部分で,かつ,生地の耳から50 mm以上離れた部分から採取する。ただ
し,折り目,しわ,曲がり及び形くずれのある部分からは採取しない。

6.2 試験片の寸法

  試験片の寸法は,40 mm×15 mmとする。

6.3 試験片の数

  試験片の数は,信頼できるしわ回復角の値を得るために20以上とする。そのうちの半数は,長さ方向[た
て糸(織物),ウエール(ニット)又は長さ方向(不織布)]に平行に長辺をとり,残り半数は,幅方向[(よ
こ糸(織物),コース(ニット)又は長さの直角方向(不織布)]に平行に長辺をとる。また,各試験片に
は同一方向の印(例えば長さ方向)を入れる。試験片の採取方法の一例を,図1に示す。ただし,受渡当
事者間で合意した場合は,その協定による。

――――― [JIS L 1059-1 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
L 1059-1 : 2009
単位 mm
図1−試験片の採取方法の一例

6.4 試験片の調整

  試験片の調整は,次による。
a) 標準状態 JIS L 0105の5.1.1(標準状態)の条件で,少なくとも24時間調整する。調整された試験
片は,一枚ずつ,ピンセット又は指サックで扱う。
注記 試料又は試験片の準備及び取扱いに関連した調整を厳密に遵守することは,信頼できるしわ
回復角の値を得るために重要である。
b) 高湿度状態 高湿度下の測定は,温度35 ℃±2 ℃,相対湿度 (90±2) %の条件で,少なくとも24
時間調整する。
c) 湿潤状態 試験片をJIS L 0860に規定する0.2 %の非イオン界面活性剤及びJIS K 8625に規定する
0.2 %の炭酸ナトリウム(特級)を含む 40 ℃±2 ℃の水溶液中に15分間浸せきした後,水洗し,ろ
紙で過剰水分を取り除く。湿潤したままの状態で測定試験片とする。

6.5 一般的な条件

  6.4のa),b)又はc)で調整した試験片を,JIS L 0105の5.1.1(標準状態)に規定する環境で試験を行う。
このとき,しわ回復角測定試験機を水平に設置し,通風,測定者の息及び光源からの過剰な放射熱から試
験装置を遮る。6.4のb)又はc)で調整した試験片で試験を行う場合には,調整後,直ちに回復角を求める。

7 A法(10 N荷重法)

7.1 荷重装置

  荷重装置は,次による。
a) おもり 折り畳んだ試験片(15 mm×20 mm)の折り目を含む15 mm×15 mmの面積上に10 N の荷重を
かけるおもり。この荷重は,1秒以内に完全に除くことができるものとする。
b) プレート 試験片に荷重をかけている間,おもりの底面と互いの平行を維持できる平面をもったプレ
ート。プレートには,15 mm×20 mmの大きさが印されているか,試験片を置く位置が容易に分かる
ような工夫がされていなければならない。10 Nの荷重装置の一例を,図2に示す。

――――― [JIS L 1059-1 pdf 5] ―――――

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JIS L 1059-1:2009の引用国際規格 ISO 一覧

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