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JIS L 1907:2010 規格概要
この規格 L1907は、繊維製品の吸水性試験方法について規定。
JISL1907 規格全文情報
- 規格番号
- JIS L1907
- 規格名称
- 繊維製品の吸水性試験方法
- 規格名称英語訳
- Testing methods for water absorbency of textiles
- 制定年月日
- 1994年11月1日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 59.080.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 繊維 2020
- 改訂:履歴
- 1994-11-01 制定日, 2000-01-20 確認日, 2004-09-20 改正日, 2010-06-21 改正日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS L 1907:2010 PDF [10]
L 1907 : 2010
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 試料又は試験片の採取及び準備・・・・[1]
- 5 試験場所・・・・[1]
- 6 試験の種類・・・・[2]
- 7 試験方法・・・・[2]
- 7.1 吸水速度法・・・・[2]
- 7.2 吸水率法・・・・[4]
- 7.3 表面吸水法(最大吸水速度及び最大吸水速度時点の吸水量)・・・・[6]
- 8 試験報告書・・・・[8]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS L 1907 pdf 1] ―――――
L 1907 : 2010
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人繊維評価
技術協議会(JTETC)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改
正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)であ
る。
これによって,JIS L 1907:2004は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS L 1907 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
L 1907 : 2010
繊維製品の吸水性試験方法
Testing methods for water absorbency of textiles
序文
この規格は,1994年に制定され,その後2回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は2004年に
行われたが,その後の技術的問題点に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。
1 適用範囲
この規格は,繊維製品の吸水性試験方法について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7516 金属製直尺
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則
JIS L 0208 繊維用語−試験部門
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS R 3504 化学用体積計ガラス素材
JIS R 3505 ガラス製体積計
JIS Z 8401 数値の丸め方
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS L 0105及びJIS L 0208による。
4 試料又は試験片の採取及び準備
JIS L 0105の6.3(布状の試料及びその試験片)又は6.4[製品(縫製品)状の試料の試験片]によって
採取する。
5 試験場所
JIS L 0105の5.1(試験場所)による。
――――― [JIS L 1907 pdf 3] ―――――
2
L 1907 : 2010
6 試験の種類
試験は,次の3種類とし,これらの中から適切な方法を選んで行う。
a) 吸水速度法(吸水速度)
1) 滴下法 この方法は,主にはっ水性のあるもの(毛のように油分を含んだものなど。)以外のものに
適用する。
2) バイレック法 この方法は,主に高吸水性以外のものに適用する。
3) 沈降法 この方法は,主にタオル生地に適用する。
b) 吸水率法(吸水率) この方法は,主に吸水性が比較的高いものに適用する。
c) 表面吸水法(最大吸水速度及び最大吸水速度時点の吸水量) この方法は,主に高吸水性のものに適
用する。
7 試験方法
7.1 吸水速度法
7.1.1 滴下法
滴下法は,次による。
a) 装置,器具及び水 装置,器具及び水は,次のものを用い,図1に示すような装置とする。
1) 試験片保持枠 図2に示すような金属製のリング又はこれと同等に試験片が保持できるもの。
2) ビュレット JIS R 3505に規定する活栓付きビュレット。
3) ストップウォッチ 0.5秒を計測できるもの。
4) 光源 水の鏡面反射が目で確認できる500 lx1 000 lxの明るさのもの。
5) 水 JIS K 0050の附属書1表1(種別及び質)のA1A4に規定するものとし,その温度は20 ℃±
2 ℃とする。
注記 JIS K 0050のA1A4の種類及び質を,表1に参考として示す。
表1−種別及び質(参考)
種別及び質
項目a)
A1 A2 A3 A4
電気伝導率 mS/m(25 ℃) 0.5 以下 0.1 b) ) 以下 0.1 b) 以下 0.1 b) 以下
有機体炭素(TOC)mg/L 1 以下 0.5 以下 0.2 以下 0.05 以下
亜鉛 μg/L 0.5 以下 0.5 以下 0.1 以下 0.1 以下
シリカ μg/L − 50 以下 5.0 以下 2.5 以下
塩化物イオン μg/L 10 以下 2 以下 1 以下 1 以下
硫酸イオン μg/L 10 以下 2 以下 1 以下 1 以下
注a) 化学分析に用いる試験方法によっては,項目を選択してもよい。また,その試験方法で使用する水を規定し
ている場合は,それによる。
b) 水精製装置の出口水を,電気伝導率計の検出部に直接導入して測定したときの値。
c) 最終工程のイオン交換装置の出口に精密ろ過器などのろ過器を直接接続し,出口水を電気伝導率の検出部に
直接導入した場合には,0.01 mS/m(25 ℃)以下とする。
――――― [JIS L 1907 pdf 4] ―――――
3
L 1907 : 2010
単位 mm 単位 mm
図1−滴下法の試験装置の例 図2−試験片保持枠の例
b) 操作 箇条4の試料から大きさ約200 mm×200 mmの試験片を5枚採取する。次に,試験片を試験片
保持枠に取り付け,光源と観察者との間に置き,試験片の表面からビュレットの先端までが10 mmの
高さになるように調整する。観察者は水による光の反射が明らかに見える角度から観察する。
次に,ビュレットから水を1滴滴下させ,水滴が試験片の表面に達したときからその試験片が水滴
を吸収するにつれて鏡面反射が消え,湿潤だけが残った状態までの時間をストップウォッチで1秒単
位まで測定する。
試験結果は,5枚の試験片の平均値を,JIS Z 8401の規則B(四捨五入法)によって整数に丸めて表
す。ただし,60秒以上経過しても吸水されない試験片が1枚以上ある場合には,試験報告書には,“60
秒以上”と付記する。
7.1.2 バイレック法
バイレック法は,次による。
a) 装置,器具及び水 装置,器具及び水は,次のものを用い,図3に示すような装置とする。
1) 水槽 水平棒支持枠が接触しない程度の大きさのもの。
2) 水平棒支持枠 水平棒が取り付けられ,水槽へ垂直に降下できるようにしたもの。
3) 水平棒 防水性があり,試験片が取り付けられる材料のもの。
4) スケール JIS B 7516に規定するもの。
5) 水 7.1.1 a) 5) に規定する水とし,その温度は20 ℃±2 ℃とする。また,毛細管現象による水の上
昇した高さが読み取りにくい場合は,水の代わりに水溶性染料を薄く水に溶かした水溶液を用いて
もよい。
――――― [JIS L 1907 pdf 5] ―――――
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JIS L 1907:2010の国際規格 ICS 分類一覧
JIS L 1907:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7516:2005
- 金属製直尺
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISL0105:2020
- 繊維製品の物理試験方法通則
- JISL0208:2006
- 繊維用語―試験部門
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具
- JISR3504:1976
- 化学用体積計ガラス素材
- JISR3505:1994
- ガラス製体積計
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方