JIS L 2511:2000 ポリエステル縫糸

JIS L 2511:2000 規格概要

この規格 L2511は、ポリエステル縫糸について規定。

JISL2511 規格全文情報

規格番号
JIS L2511 
規格名称
ポリエステル縫糸
規格名称英語訳
Polyester sewing thread
制定年月日
1968年10月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

59.080.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1968-10-01 制定日, 1971-09-01 改正日, 1973-12-01 改正日, 1978-05-01 改正日, 1980-02-01 改正日, 1985-09-01 確認日, 1994-01-01 改正日, 2000-02-20 改正日, 2005-06-20 確認日, 2006-07-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS L 2511:2000 PDF [12]
L2511 : 2000

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS L 2511 : 1994は改正され,この規格に置き換えられる。

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS L 2511 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
L2511 : 2000

ポリエステル縫糸

Polyester sewing thread

序文 この規格は,ポリエステル縫糸について規定したもので,1968年(昭和43年)に制定された。今
回の改正では,引用規格の廃止及び改正に伴い,引用規格の規格名称,項目番号及び関係する規定内容を
変更している。
1. 適用範囲 この規格は,ポリエステル縫糸について規定する。
備考 この規格の中で [{}] を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるもので,参考とし
て併記したものである。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS L 0104 テックス方式による糸の表示
JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則
JIS L 0803 染色堅ろう度試験用添付白布
JIS L 0842 紫外線カーボンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法
JIS L 0844 洗濯に対する染色堅ろう度試験方法
JIS L 0849 摩擦に対する染色堅ろう度試験方法
JIS L 1013 化学繊維フィラメント糸試験方法
JIS L 1030-2 繊維製品の混用率試験方法−第2部 : 繊維混用率
JIS L 1095 一般紡績糸試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方
3. 種類 ポリエステル縫糸の種類は,次のとおりとする。ただし,括弧内は,種類の略号である。
a) ポリエステルミシン糸
1) ポリエステルフィラメントミシン糸(ミシン糸)
2) ポリエステルフィラメント伸縮加工ミシン糸(ウーリーミシン糸)
3) ポリエステル紡績糸ミシン糸(スパンミシン糸)
4) 綿混紡ポリエステルミシン糸(綿混紡ミシン糸)
b) ポリエステル手縫糸
1) ポリエステルフィラメント手縫糸(手縫糸)
2) ポリエステル紡績糸手縫糸(スパン手縫糸)
c) ポリエステル製袋用縫糸

――――― [JIS L 2511 pdf 2] ―――――

2
L2511 : 2000
1) ポリエステル紡績糸製袋用縫糸(スパン製袋用)
2) 綿混紡ポリエステル製袋用縫糸(綿混紡製袋用)
4. 品質
4.1 外観 外観は,糸むら,よりびり,毛羽などが少なく,色沢が良好で,加工むら及び汚れが目立っ
てはならない。
4.2 つなぎ節 つなぎ節(1)は,6.2によって試験したとき,表1及び表2のとおりとする。
注(1) もろよりのものにあっては,上よりのつなぎ節数とする。
表1 ポリエステルフィラメントミシン糸,ポリ
エステルフィラメント伸縮加工ミシン糸及
びポリエステルフィラメント手縫糸
単位 個/km
糸長 つなぎ節数
1 000m以下のもの 2.0以下
1 000mを超え 5 000m以下のもの 1.0以下
5 000mを超えるもの 0.5以下
表2 ポリエステル紡績糸ミシン糸,綿混紡ポリ
エステルミシン糸,ポリエステル紡績糸手
縫糸,ポリエステル紡績糸製袋用縫糸及び
綿混紡ポリエステル製袋用縫糸
単位 個/km
糸長 つなぎ節数
1 000m以下のもの 2.0以下
1 000mを超えるもの 1.0以下
4.3 長さ又は質量 1巻の長さ又は質量(2)は,6.3又は6.4によって試験したとき,表示された値に対し,
表3又は表4のとおりとする。
注(2) 質量は,絶乾質量に公定水分率 (0.4%) を加えたものとする。ただし,綿混紡ポリエステルミ
シン糸及び綿混紡ポリエステル製袋用縫糸の公定水分率は,次の式によって求めた数値とする。
a) 絶乾混紡率から算出する場合
AR1 BR2 NRn
R
100
ここに, R : 混紡糸の算出公定水分率 (%)
A, B, ···, N : 各繊維の絶乾混用率 (%)
R1, R2, ···, Rn : 各繊維の公定水分率 (%)
b) 正量混紡率から求める場合
aR1 bR2 nRn
R1 R2 Rn
1 1 1
R 100 100 100
a b n
R1 R2 Rn
1 1 1
100 100 100
ここに, R : 混紡糸の算出公定水分率 (%)
a, b, ···, n : 各繊維の正量混紡率 (%)

――――― [JIS L 2511 pdf 3] ―――――

                                                                                              3
L2511 : 2000
R1, R2, ···, Rn : 各繊維の公定水分率 (%)
備考 b)の式を展開すると,次のようになる。
100 a b n
100 R 100 R1 100 R2 100 Rn
1
又は R 1 100
a b n
100 R1 100 R2 100 Rn
各繊維の公定水分率
繊維の種類 公定水分率 (%)
綿 8.5
毛 15.0(3)
絹 12.0(4)
亜麻及びラミー 12.0
ジュート 13.75
レーヨン 11.0
ポリノジック 11.0
キュプラ 11.0
アセテート 6.5
トリアセテート 3.5
プロミックス 5.0
ナイロン 4.5
ビニロン 5.0
ビニリデン 0
ポリ塩化ビニル 0
ポリエステル 0.4
アクリル及びアクリル系 2.0
ポリエチレン 0
ポリプロピレン 0
ポリウレタン 1.0
ポリクラール 3.0
ベンゾエート 0.4
ガラス繊維 0
アラミド 7.0
注(3) 標準状態における水分率を示し,特別の場合
を除き,これを用いる。
(4) 練絹の場合を示す。
表3 長さ(長さ表示のもの)
単位%
長さ 許容差
1 000m以下のもの +10.0
− 2.0
1 000mを超え 5 000m以下のもの + 9.5
− 1.5
5 000mを超えるもの + 9.0
− 1.0

――――― [JIS L 2511 pdf 4] ―――――

4
L2511 : 2000
表4 質量(質量表示のもの)
単位%
質量 許容差
50g以下のもの +7.0
−2.0
50gを超え 100g以下のもの +6.0
−1.5
100gを超えるもの +5.0
−1.0
4.4 正量繊度 ポリエステル紡績糸ミシン糸,綿混紡ポリエステルミシン糸,ポリエステル紡績糸手縫
糸,ポリエステル紡績糸製袋用縫糸及び綿混紡ポリエステル製袋用縫糸の正量繊度は,6.5によって試験し
たとき,表示された原糸繊度に対し,次のとおりとする。
15 ─
a) 漂白又は染色加工したもの 5
b) 漂白又は染色加工しないもの±5%
4.5 引張強さ 引張強さは,次のとおりとする。
a) ポリエステルフィラメントミシン糸及びポリエステルフィラメント手縫糸 ポリエステルフィラメ
ントミシン糸及びポリエステルフィラメント手縫糸の引張強さは,6.6によって試験したとき,原糸繊
度と合糸数の組合せによって,表5を満足しなければならない。
表5 ポリエステルフィラメントミシン糸及びポリエステルフィラメント手縫糸
呼び 原糸繊度 合糸数 引張強さ(最低値)
dtex [{D}] N [{gf}]
# 5(3コード) 560 [{500}] 1×3 70.7 [{ 7 200}]
# 5(6コード) 280 [{250}] 2×3
# 8(6コード) 167 [{150}] 42.4 [{ 4 320}]
# 10(3コード) 280 [{250}] 1×3 35.4 [{ 3 600}]
# 20(3コード) 220 [{200}] 28.3 [{ 2 880}]
110 [{100}]
# 20(6コード) 2×3
# 30(3コード) 167 [{150}]1×3 21.2 [{ 2 160}]
# 30(6コード)78 [{ 70}] 2×3 19.9 [{ 2 020}]
110 [{100}]
# 40(3コード) 1×3 14.2 [{ 1 440}]
# 40(4コード)78 [{ 70}] 2×2 13.2 [{ 1 340}]
# 50(3コード) 1×3 10.0 [{ 1 010}]
# 60(3コード)56 [{ 50}] 7.1 [{ 720}]
# 80(3コード)44 [{ 40}] 5.7 [{ 580}]
#100(3コード)33 [{ 30}] 4.3 [{ 430}]
b) ポリエステルフィラメント伸縮加工ミシン糸 ポリエステルフィラメント伸縮加工ミシン糸の引張
強さは,6.6によって試験したとき,原糸繊度と合糸数の組合せによって,表6を満足しなければなら
ない。
表6 ポリエステルフィラメント伸縮加工ミシン糸
呼び 原糸繊度 合糸数 引張強さ(最低値)
dtex [{D}] N [{gf}]
# 100 110 [{100}] 2 6.9 [{700}]
# 150 167 [{150}] 1 5.1 [{520}]
# 70 78 [{ 70}] 2 4.9 [{490}]
c) ポリエステル紡績糸ミシン糸及びポリエステル紡績糸手縫糸 ポリエステル紡績糸ミシン糸及びポ

――――― [JIS L 2511 pdf 5] ―――――

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