この規格ページの目次
JIS M 8082:1999 規格概要
この規格 M8082は、銅製錬用スクラップのロットについて,その銅分及び水分の平均値を決定するための方法について規定。
JISM8082 規格全文情報
- 規格番号
- JIS M8082
- 規格名称
- 銅製錬用銅スクラップ―サンプリング,試料調製及び水分決定方法
- 規格名称英語訳
- Copper scraps for smelting -- Methods for sampling, sample preparation and determination of moisture content
- 制定年月日
- 1973年3月1日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 73.060.99
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1973-03-01 制定日, 1976-03-01 改正日, 1979-03-01 確認日, 1984-04-01 確認日, 1990-07-01 確認日, 1999-03-20 改正日, 2004-01-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2015-03-20 改正日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS M 8082:1999 PDF [20]
M 8082 : 1999
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS M 8082 : 1976は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格には,次の附属書がある。
附属書(規定) 標準見本の作製及び管理方法
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS M 8082 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
M 8082 : 1999
銅製錬用銅スクラップ−サンプリング,試料調製及び水分決定方法
Copper scraps for smelting−Methods for sampling, sample preparation and determination of moisture content
1. 適用範囲 この規格は,銅製錬用銅スクラップ(1)のロットについて,その銅分及び水分の平均値(以
下平均品位という。)を決定するための方法について規定する。
a) 試料を採取する方法
b) 水分の試験試料及び成分の試験試料を調製する方法
c) 水分測定方法
d) 水分決定方法
e) 銅含有率決定方法
注(1) この規格の銅製錬用銅スクラップとは,故銅,銅さい及び沈殿銅をいう。故銅及び銅さいの分
類基準を付表1及び付表2に示す。
2. 引用規格 この規格の引用規格を,次に示す。
JIS H 1051 銅及び銅合金中の銅定量方法
JIS K 8866 四ほう酸ナトリウム+水和物(試薬)
JIS M 8100 粉塊混合物−サンプリング方法通則
JIS M 8121 鉱石中の銅定量方法
JIS M 8125 粗銅地金中の銅定量方法
JIS Z 8801 試験用ふるい
3. 定義 この規格に用いる用語の定義は,JIS M 8100によるほか,次による。
a) ロット 平均品位を決定するために受渡当事者間で取り決めた質量の銅製錬用銅スクラップ。1ロッ
トを構成する銅製錬用銅スクラップの質量をロットの大きさという。
b) 仕分 粉塊混合物の形態となっていない(2)ロット,大口試料又は小口試料について,その全試料を品
質,性状,色,光沢,形態などの外観によって分類し,分類した各試料内ができるだけ均一になり,
各試料間の差ができるだけ大きくなるように,数種類の試料に分けること。仕分けされた各試料を仕
分試料,その質量の全量に対する比率を仕分質量比という。目視によってロットを仕分けし,仕分け
した各層からインクリメントを採取したときは,インクリメントを各層ごとにまとめたものを仕分試
料という。
c) 仕分縮分試料 目視による判断又はランダムな方法によって仕分試料から採取した代表試料。
――――― [JIS M 8082 pdf 2] ―――――
2
M 8082 : 1999
d) 融解試料 各仕分試料又は仕分縮分試料から採取した試料で,融解に用いる試料。
e) マット 融解試料をマット融解法によって,融解して生成したもの。
f) メタル 融解試料をメタル融解法によって,融解して生成した金属分。
g) からみ 融解試料をメタル融解法によって,融解して生成したからみ分。
h) 標準見本 銅製錬用銅スクラップのロットを構成する銅スクラップの単体又は集合体を品質,形状,
色,光沢,汚れなどの外観によって分類し,その一部を分析して銅含有率が明らかなもの。9.に規定
する第4法で仕分けした試料の銅含有率の推定に用いる。単体とは,線,板,管,片,塊などのよう
に銅含有率が同じ物だけで構成されているもの。集合体とは,モーター,ローターなどのように銅含
有率が異なる物が一体となっているもの。
注(2) 線,板,管,片,塊などの単体又は集合体からなり,JIS M 8100によるサンプリング方法が適
用できないもの。
4. 記号 この規格に用いる記号は,JIS M 8100の3.(記号)による。
5. 一般事項
5.1 サンプリング及び試料調製の概要
5.1.1 第1法 この方法は,JIS M 8100によるサンプリング方法を用いることができるロットについて
適用する(図1参照)。
――――― [JIS M 8082 pdf 3] ―――――
3
M 8082 : 1999
図1 サンプリング及び試料調製方法の一例(第1法)
a) 対象ロットを決める。
b) ロット全体から必要個数の所定の大きさのインクリメントを系統的又はランダムに採取し,ロットご
とにインクリメントをまとめる。
c) 必要に応じて粉砕,縮分及びふるい分けした後,融解試料を調製する(3)(4)。
d) 融解試料をマット融解法又はメタル融解法で融解し,マット又はメタルとからみを作る。
e) マット及びからみは微粉砕し,メタルはボーリングした後,粉砕し,それぞれの成分試験試料を調製
する。
f) 水分用試料の採取は,a)及びb)による。必要に応じて粉砕及び縮分を行い水分試験試料を調製する。
注(3) ふるい分けしたときは,各粒度区分の質量比によって融解試料を調製する。
(4) 微粉砕することが可能な試料は,融解作業を省略することができる。
5.1.2 第2法 この方法は,粉塊混合物の形態となっていない(2)ロットについて適用する(図2参照)。
――――― [JIS M 8082 pdf 4] ―――――
4
M 8082 : 1999
図2 サンプリング及び試料調製方法の一例(第2法)
a) 対象ロットを決める。
b) ロット全体から必要個数,所定の大きさのインクリメントを系統的又はランダムに採取し,ロットご
とにインクリメントをまとめる。
c) 仕分けし,仕分質量比を求めた後,必要に応じて各仕分試料ごとに切断,粉砕又は縮分する。
d) 各仕分試料又は仕分縮分試料から仕分質量比によって,所定量の試料をはかりとり,ロットごとにま
とめて融解試料とする。
e) 以下,5.1.1 d)及びe)による。
f) 水分用試料の採取は,a)及びb)による。必要に応じて切断,粉砕及び縮分を行い,水分試験試料を調
製する。
5.1.3 第3法 この方法は,粉塊混合物の形態となっていない(2)ロットで,目視によって仕分けができる
場合に適用する(図3参照)。
――――― [JIS M 8082 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS M 8082:1999の国際規格 ICS 分類一覧
- 73 : 鉱採及び鉱物 > 73.060 : 金属鉱物及びそれらの濃縮物 > 73.060.99 : その他の金属鉱石
JIS M 8082:1999の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISH1051:2013
- 銅及び銅合金中の銅定量方法
- JISK8866:2008
- 四ほう酸ナトリウム十水和物(試薬)
- JISM8100:1992
- 粉塊混合物―サンプリング方法通則
- JISM8121:1997
- 鉱石中の銅定量方法
- JISM8125:1997
- 粗銅地金中の銅定量方法
- JISZ8801-1:2019
- 試験用ふるい―第1部:金属製網ふるい