JIS P 8222:2015 パルプ―試験用手すき紙の調製方法―標準手すき機による方法

JIS P 8222:2015 規格概要

この規格 P8222は、標準手すき機を用いて,パルプの物理的特性を試験するための手すき紙を調製する方法について規定。

JISP8222 規格全文情報

規格番号
JIS P8222 
規格名称
パルプ―試験用手すき紙の調製方法―標準手すき機による方法
規格名称英語訳
Pulps -- Preparation of laboratory sheets for physical testing -- Conventional sheet-former method
制定年月日
1998年11月20日
最新改正日
2015年6月22日
JIS 閲覧
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対応国際規格

ISO

ISO 5269-1:2005(MOD)
国際規格分類

ICS

85.040
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
紙・パルプ 2021
改訂:履歴
1998-11-20 制定日, 2005-04-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-06-22 改正
ページ
JIS P 8222:2015 PDF [12]
                                                                                   P 8222 : 2015

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 原理・・・・[2]
  •  4 装置・・・・[2]
  •  5 試料の調製・・・・[5]
  •  6 操作・・・・[6]
  •  6.1 シートの形成・・・・[6]
  •  6.2 コーチング・・・・[6]
  •  6.3 プレス・・・・[7]
  •  6.4 乾燥及び調湿・・・・[7]
  •  7 報告・・・・[8]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS P 8222 pdf 1] ―――――

P 8222 : 2015

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,紙パルプ技術協会
(JAPAN TAPPI)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改
正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)であ
る。これによって,JIS P 8222:1998は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS P 8222 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
P 8222 : 2015

パルプ−試験用手すき紙の調製方法−標準手すき機による方法

Pulps-Preparation of laboratory sheets for physical testing- Conventional sheet-former method

序文

  この規格は,2005年に第3版として発行されたISO 5269-1を基とし,技術的内容及び構成を変更して
作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,標準手すき機を用いて,パルプの物理的特性を試験するための手すき紙を調製する方法に
ついて規定する。
この方法は,ほとんどの種類のパルプに適用することができるが,短繊維化していない木綿,亜麻など
の非常に長い繊維のパルプには適さない。
この方法は,ISO 3688[1]に規定する手すき紙の調製には適さない。
注記1 長い繊維のパルプを短繊維化しないで用いた場合は,手すき紙の地合がよくないことがある。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 5269-1:2005,Pulps−Preparation of laboratory sheets for physical testing−Part 1: Conventional
sheet-former method(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS P 8111 紙,板紙及びパルプ−調湿及び試験のための標準状態
注記 対応国際規格 : ISO 187,Paper,board and pulps−Standard atmosphere for conditioning and testing
and procedure for monitoring the atmosphere and conditioning of samples(MOD)
JIS P 8141 紙及び板紙−吸水度試験方法−クレム法
注記 対応国際規格 : ISO 8787,Paper and board−Determination of capillary rise−Klemm method
(MOD)
JIS P 8220-1 パルプ−離解方法−第1部 : 化学パルプの離解

――――― [JIS P 8222 pdf 3] ―――――

2
P 8222 : 2015
注記 対応国際規格 : ISO 5263-1,Pulps−Laboratory wet disintegration−Part 1: Disintegration of
chemical pulps(MOD)
JIS P 8220-2 パルプ−離解方法−第2部 : 機械パルプの離解(20 ℃)
注記 対応国際規格 : ISO 5263-2,Pulps−Laboratory wet disintegration−Part 2: Disintegration of
mechanical pulps at 20 °C(MOD)
JIS P 8221-1 パルプ−こう解方法−第1部 : ビーター法
注記 対応国際規格 : ISO 5264-1,Pulps−Laboratory beating−Part 1: Valley beater method(MOD)
JIS P 8221-2 パルプ−こう解方法−第2部 : PFIミル法
注記 対応国際規格 : ISO 5264-2,Pulps−Laboratory beating−Part 2: PFI mill method(MOD)
JIS Z 8801-1 試験用ふるい−第1部 : 金属製網ふるい
注記 対応国際規格 : ISO 3310-1,Test sieves−Technical requirements and testing−Part 1: Test sieves of
metal wire cloth(MOD)
ISO 5263-3,Pulps−Laboratory wet disintegration−Part 3: Disintegration of mechanical pulps at > 85 °C
ISO 5635,Paper−Measurement of dimensional change after immersion in water

3 原理

  円形又は角形のシートを,減圧下にて,金網上でパルプ懸濁液から形成する。シートを,圧力410 kPa
で2回のプレスを施し,恒温恒湿の条件下で,収縮しないように乾燥プレートに密着させて,乾燥する。

4 装置

4.1   手すき機 手すき機は,次に示す三つの主要な部分から構成される(円形手すき機の一例を,図1
に示す。)。
4.1.1 上部 原質用容器からなり,金網(4.1.4参照)の表面から350 mm±1 mmの高さに,標準線が一
つ刻まれている。水が漏れないように,ゴム製のガスケットが装着されている。容器の断面は,円形又は
角形とし,上から下まで一定形状とする。角形の原質用容器は,一辺が120 mm以上で,短辺に対する長
辺の比は,2.5以下とする。円形の原質用容器は,内径158 mm以内とする。高さは,かくはん(撹拌)機
(4.2)の操作中に,容器の縁から水しぶきが飛び散らない程度とする。
4.1.2 下部 上パートと下パートとで構成される排水容器からなる。上パートは,原質用容器(4.1.1参
照)と同じ断面をもち,金網を通過する液体の流れが面全体で均一になるような形状とする。下パートは,
上パートより小さな断面であってもよいが,上パートと中心線が一致するように配置する。下パートには,
弁が取り付けられており,その下端は,水封することによって排水管と連結する。金網の上面から水封の
いつ(溢)流面までの距離は,800 mm±5 mmとする。下部及び排水弁の大きさは,原質用容器内の標準
線から金網面までの水が4.0秒±0.2秒以内に空になるようにする。排水容器の下パートには,水流入管が
取り付けられている。シートの形成後,真空を解放できる構造のものとする。
4.1.3 格子板 完全に平たん(坦)な平織の金網を載せるためのもの。上部(4.1.1)と下部(4.1.2)との
間に水平に置く。
注記 例えば,格子板は,円形手すき機の場合,直径173 mm,厚さ9 mmで,表面に約11 mm平方,
裏面には約9.5 mm平方の角孔を,12.3 mm間隔で均等に開けたものがある(格子板の一例を,
図2に示す。)。格子板を構成している横木の交差点には,V字形の溝を設けている。

――――― [JIS P 8222 pdf 4] ―――――

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P 8222 : 2015
単位 mm
図1−円形手すき機の一例
単位 mm
図2−格子板の一例

――――― [JIS P 8222 pdf 5] ―――――

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JIS P 8222:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 5269-1:2005(MOD)

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