JIS R 1307:1995 化学分析用磁器燃焼管

JIS R 1307:1995 規格概要

この規格 R1307は、化学分析に用いる磁器燃焼管について規定。

JISR1307 規格全文情報

規格番号
JIS R1307 
規格名称
化学分析用磁器燃焼管
規格名称英語訳
Porcelain combustion tubes for chemical analysis
制定年月日
1951年1月31日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
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対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.040.20, 81.060.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
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改訂:履歴
1951-01-31 制定日, 1954-01-30 確認日, 1957-01-30 確認日, 1961-02-23 確認日, 1964-02-15 確認日, 1967-06-01 改正日, 1971-08-01 確認日, 1974-12-01 確認日, 1977-03-01 改正日, 1980-01-01 改正日, 1985-09-01 確認日, 1987-03-01 改正日, 1995-05-01 改正日, 2000-06-20 確認日, 2006-03-25 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS R 1307:1995 PDF [3]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
R 1307-1995

化学分析用磁器燃焼管

Porcelain combustion tubes for chemical analysis

1. 適用範囲 この規格は,主として化学分析に用いる磁器燃焼管(以下,燃焼管という。)について規定
する。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7516 金属製直尺
JIS K 8001 試薬試験方法通則
2. この規格の中で [{}] を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,参
考として併記したものである。
2. 種類,記号及び使用温度 燃焼管の種類,記号及び使用温度は,表1のとおりとする。
表1
種類 記号 使用温度 ℃
磁器燃焼管 特種 CT0 1 650
磁器燃焼管 1種 CT1 1 550
磁器燃焼管 2種 CT2 1 450
備考 使用温度とは,空気中で長時間の使用に
耐える温度をいう。
3. 品質
3.1 外観 燃焼管は,形状が正しく,き裂,使用に差し支えるような曲がりなどがあってはならない。
3.2 特性 燃焼管の特性は,5.によって試験し,表2の規定に適合しなければならない。
表2
耐急熱急冷性 き裂又は割れを生じないこと。
気密性 0.133kPa [{1.0mmHg}] 以下。
曲がり 軟化による曲がりが5mm以下。
硫黄量 燃焼管1本当たりの硫黄量が0.02mg以下。
炭素量 燃焼管1本当たりの炭素量が0.05mg以下。
4. 形状及び寸法 燃焼管の形状及び寸法は,図1及び表3のとおりとする。

――――― [JIS R 1307 pdf 1] ―――――

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R 1307-1995
図1
表3
単位 mm
寸法 外径 D 25 30
許容差 ±1 ±1
内径 d 20 24
許容差 ±1 ±1
長さ L 600, 700, 1 000 600, 700, 1 000
許容差 ±2 ±2
5. 試験方法
5.1 外観 外観は,目視によって調べる。
5.2 寸法測定 燃焼管の外径及び内径の測定は,JIS B 7507に規定する最小読取値0.05mmのノギス又は
これと同等以上の精度をもつ測定器を用いて行う。
また,長さの測定は,JIS B 7516に規定する最小読取値0.5mmの金属製直尺又はこれと同等以上の精度
をもつ長さ計を用いて行う。
5.3 耐急熱急冷試験 燃焼管を1 450℃の管状電気炉(炉内径90mm以上,長さ200mm以上。ただし,
炉心管は用いない。)の中へ毎分約1 000mmの速さで入れ,その両端を支えて10分間保ってから,速やか
に炉外に取り出し放冷する。この操作を3回繰り返し,目視によって異常の有無を調べる。
5.4 気密試験 あらかじめ一端を密閉した燃焼管を表1に示す使用温度に約30分間加熱し,引き続きそ
の温度を保持して他の一端からロータリーポンプで1.33kPa [{10mmHg}] 以下に減圧した後,コックを閉じ,
10分間放置し内部圧力の変化を水銀マノメーターで測定する。
5.5 曲がり試験 全長600mmの燃焼管を表1の使用温度に保った5.3の電気炉に入れ,500mm以上の支
点間に3時間保った後取り出し,放冷後支点間の曲がりを測定する。
5.6 硫黄定量試験
(1) 試験前の洗浄 燃焼管をトリクロロエチレンなどの有機溶剤で洗浄し,乾燥後,1 450℃に保った電気
炉の中を毎分30mmの速さで移動させて,付着物を燃焼除去する。
(2) 試験 燃焼管を1 450℃に保ち,毎分1 500mlの割合で酸素を60分間送入し,その後10分間酸素の送
入を続けたときの発生ガス中の二酸化硫黄を過酸化水素水(1)に吸収させ,メチルレッド・メチレンブ
ルー混合指示薬(2)を用いて,0.01mol/l水酸化ナトリウム溶液(3)で滴定する。
硫黄量は,次の式によって算出する。
S=V×f×0.32
ここに, S : 硫黄量 (mg)
V : 0.01mol/l水酸化ナトリウム溶液使用量 (ml)
f : 0.01mol/l水酸化ナトリウム溶液のファクター
注(1) 過酸化水素水 (30mass%) 3.5mlを取り,水で1 000mlに薄める。この一定量を取り,メチルレッ
ド・メチレンブルー混合指示薬を用いて0.01mol/l水酸化ナトリウム溶液で滴定し,その結果に
よって原液に0.01mol水酸化ナトリウム溶液の計算量を加えて褐色瓶に保存する。

――――― [JIS R 1307 pdf 2] ―――――

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R 1307-1995
(2) メチルレッド0.125gとメチレンブルー0.083gをエタノール (95) に溶解し,100mlに薄める。
(3) 1mol/l水酸化ナトリウム溶液を作りファクターを標定した後,使用の都度,二酸化炭素を含ま
ない水で正しく100倍に薄める。1mol/l水酸化ナトリウム溶液の調製,標定及び保存方法は,
JIS K 8001の4.5(19.1)[1mol/l水酸化ナトリウム溶液 (40.00gNaOH/l) ]による。
5.7 炭素定量試験
(1) 試験前の洗浄 燃焼管をトリクロロエチレンなどの有機溶剤で洗浄し,乾燥後,1 450℃に保った電気
炉の中を毎分30mmの速さで移動させて,付着物を燃焼除去する。
(2) 試験 燃焼管を1 350℃に保ち,毎分200300mlの割合で酸素を60分間送入し,その後10分間酸素
の送入を続けたときの発生ガス中の二酸化炭素を0.01mol/l水酸化ナトリウム溶液(3)に吸収させ,フェ
ノールフタレイン溶液(4)を指示薬として0.005mol/l硫酸溶液(5)で滴定する。
空試験として,室温で酸素を毎分200300mlの割合で10分間送入して,0.005mol/l硫酸溶液で滴
定する。炭素量は,次の式によって算出する。
C= (V1−V2) ×f×0.12
ここに, C : 炭素量 (mg)
V1 : 空試験における0.005mol/l硫酸溶液使用量 (ml)
V2 : 0.005mol/l硫酸溶液使用量 (ml)
f : 0.005mol/l硫酸溶液のファクター
注(4) フェノールフタレイン0.5gをエタノール (95) 100mlに溶解する。
(5) 0.05mol/l硫酸溶液を作りファクターを標定した後,水で正しく10倍に薄める。
0.05mol/l硫酸溶液の調製及び標定は,JIS K 8001の4.5(26.4)[0.05mol/l硫酸 (4.904gH2SO4/l) ]
による。
6. 検査 燃焼管の検査は,合理的な抜取方法によって試料を採取し,3.及び4.について5.によって試験
を行い,合否を決定する。
7. 製品の呼び方 燃焼管の呼び方は,種類又は記号,外径,内径及び長さによる。
例 磁器燃焼管 特種 25×20×600mm
又はCT0 25×20×600mm
8. 表示 燃焼管は,一包装ごとに次の事項を明記する。
(1) 種類又は記号
(2) 寸法
(3) 製造業者名又はその略号

JIS R 1307:1995の国際規格 ICS 分類一覧

JIS R 1307:1995の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB7507:2016
ノギス
JISB7516:2005
金属製直尺
JISK8001:2017
試薬試験方法通則