JIS T 5506-3:2001 歯科用回転器具―カッタ―第3部:技工用カーバイド切削器具―ミリング装置用

JIS T 5506-3:2001 規格概要

この規格 T5506-3は、歯科用回転器具の一種である技工用カーバイド切削器具(ミリング装置用)において,通常最も多く使用される3種類の形状の寸法及び偏心について規定。

JIST5506-3 規格全文情報

規格番号
JIS T5506-3 
規格名称
歯科用回転器具―カッタ―第3部 : 技工用カーバイド切削器具―ミリング装置用
規格名称英語訳
Dental rotary instruments -- Cutters -- Part 3:Carbide laboratory cutters -- Milling machines
制定年月日
2001年5月25日
最新改正日
2019年10月25日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 7787-3:1991(MOD)
国際規格分類

ICS

11.060.20
主務大臣
厚生労働
JISハンドブック
医療機器 IV 2018
改訂:履歴
2001-05-25 制定日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-25 確認日, 2019-10-25 確認
ページ
JIS T 5506-3:2001 PDF [9]
T 5506-3 : 2001

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本歯科材料工業協同組合 (JDMA) から工
業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,厚生
労働大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS T 5506 : 1993は廃止され,この規格に置き
換えられる。
制定に当たっては,国際規格に整合した日本工業規格(日本産業規格)を作成するため,ISO 7787-3 : 1991, Dental rotary
instruments−Cutters−Part 3 : Carbide laboratory cutters for milling machinesを基礎として用いた。
JIS T 5506-3には,次に示す附属書がある。
附属書(参考) JISと対応する国際規格との対比表
JIS T 5506の規格群には,次に示す部構成がある。
JIS T 5506-1 歯科用回転器具−カッタ−第1部 : 技工用スチール切削器具
JIS T 5506-2 歯科用回転器具−カッタ−第2部 : 技工用カーバイド切削器具
JIS T 5506-3 歯科用回転器具−カッタ−第3部 : 技工用カーバイド切削器具−ミリング装置用

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS T 5506-3 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
T 5506-3 : 2001

歯科用回転器具−カッタ−第3部 : 技工用カーバイド切削器具−ミリング装置用

Dental rotary instruments−Cutters− Part 3 : Carbide laboratory cutters−Millng machines

序文 この規格は,1991年に第1版として発行されたISO 7787-3,Dental rotary instruments−Cutters−Part
3 : Carbide laboratory cutters for milling machinesを基に,対応する部分について原国際規格を翻訳し,技術
的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,歯科用回転器具の一種である技工用カーバイド切削器具(ミリング装置用)
(以下,切削器具という。)において,通常最も多く使用される3種類の形状の寸法及び偏心について規定
する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 7787-3 : 1991 Dental rotary instruments−Cutters−Part 3 : Carbide laboratory cutters for milling
machines (MOD)
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS T 5501 歯科用回転器具−番号表示法
JIS T 5502 歯科用回転器具−試験方法
備考 ISO/DIS 8325 : 1997, Dental rotary instruments−Test methodsからの引用事項は,この規格の該
当事項と同等である。
JIS T 5503 歯科用回転器具−寸法及び呼び
備考 ISO 2157 : 1992, Dental rotary instruments−Nominal diameters and designation code numberが,こ
の規格と一致している。
JIS T 5504-1 歯科用回転器具−軸−第1部 : 金属製
備考 ISO 1797-1 : 1992, Dental rotary instruments−Shanks−Part 1 : Shanks made of metalsからの引用
事項は,この規格の該当事項と同等である。

――――― [JIS T 5506-3 pdf 2] ―――――

2
T 5506-3 : 2001
JIS Z 9015-1 計数値検査に対する抜取検査手順−第1部 : ロットごとの検査に対するAQL指標型抜
取検査方式
3. 記号及び用語 記号及び用語は,次による。
d1 作業部(又は頭部)の直径
d2 けい(頸)部の直径
L1 作業部(又は頭部)の長さ
L2 全長
愀 の角度
4. 品質
4.1 合格品質水準 切削器具の検査は,JIS Z 9015-1に規定する方法によって行い,合格品質水準 (AQL)
は,軸の直径を2.5,他の品質を6.5とする。
4.2 材料
4.2.1 作業部 作業部の材料は,タングステンカーバイドとする。
4.2.2 軸 軸の材料は,鋼鉄又はその他の適したものとし,JIS T 5504-1に適合しなければならない。軸
の材料の種類及び軸の材料の処理は,製造業者による。
4.3 形状 作業部の形状は,図13とする。その形状の許容範囲は,5.2によって試験したとき,表1
3の各表題に示される形状とする。
4.4 寸法及び刃の数 作業部の寸法は,5.3によって試験したとき,表13とする。刃の数は,表13
とする。表中の呼びは,JIS T 5503の規定による。
図1
表1 円柱形,側面切削用(シリンダー)
単位 mm
呼び d1 L1 L2 d2 刃の数
±0.08 ±0.5 ±0.5 最大 最小
010 1.0 8 30 1.08 12
015 1.5 10 30 1.58 16
023 2.3 15 34 2.35 22

――――― [JIS T 5506-3 pdf 3] ―――――

                                                                                              3
T 5506-3 : 2001
図2
表2 半球端面円柱形(ヘミスフェリカルシリンダー)
単位 mm
呼び d1 L1 L2 d2 刃の数
±0.08 ±0.5 ±0.5 最大 最小
010 1.0 8 30 1.08 12
015 1.5 10 30 1.58 16
023 2.3 15 34 2.35 22
図3
表3 平頭円すい形,側面切削用(トランケーティッドコニカル)
単位 mm
呼び d1 L1 L2 愀 刃数
基準寸法 許容差 ±0.5 ±0.5 ±20´ 最小
023 2.3 ±0.08 13 32 4 12
025 2.5 6 12
031 3.1 8 14
035 3.5 10 16
040 4.0 ±0.10 12 18
4.5 偏心 切削器具の最大偏心量は,5.4によって試験したとき,0.08mm以下でなければならない。
5. 試験方法
5.1 サンプリング方法 サンプリング方法は,JIS Z 9015-1による。
5.2 形状 形状は,目視により確認する。
5.3 寸法及び刃の数 寸法は,JIS T 5502の3.1(寸法測定試験)による。刃の数は,目視により求める。
5.4 偏心 偏心は,JIS T 5502の3.2(偏心試験)による。
なお,その測定点は,最大直径の部分,又は円柱形のものについては,作業部の中央とする。
6. 表示 切削器具の包装には,次の事項を表示しなければならない。
a) 規格の名称又は略称
b) 製品名

――――― [JIS T 5506-3 pdf 4] ―――――

4
T 5506-3 : 2001
c) 軸部形状
d) 形状及び呼び
e) 寸法
f) 刃状の特性
g) 数量(単品は除く。)
h) 製造業者名及び所在地
i) 製造番号又は製造記号
j) 他の法定表示事項
備考 情報は,すべてJIS T 5501の適切な部分に準拠して与えられる。
7. 包装 切削器具は,製造業者の裁量によって,1本ずつ又は数本をセットにして,包装する。
関連規格 JIS B 0021 製品の幾何特性仕様 (GPS) −幾何公差表示方式−形状,姿勢,位置及び振れの公
差表示方式
JIS T 5210 歯科用回転器具−技工用アブレーシブ研削器具
JIS T 5505-1 歯科用回転器具−ダイヤモンド研削器具−第1部 : ポイント−寸法,要求事項,
表示及び包装
JIS T 5505-2 歯科用回転器具−ダイヤモンド研削器具−第2部 : ディスク
JIS T 5505-3 歯科用回転器具−ダイヤモンド研削器具−第3部 : 粒度,呼び及びカラーコード
JIS T 5506-1 歯科用回転器具−カッタ−第1部 : 技工用スチール切削器具
JIS T 5506-2 歯科用回転器具−カッタ−第2部 : 技工用カーバイド切削器具

――――― [JIS T 5506-3 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS T 5506-3:2001の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 7787-3:1991(MOD)

JIS T 5506-3:2001の国際規格 ICS 分類一覧

JIS T 5506-3:2001の関連規格と引用規格一覧