JIS X 25041:2015 システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)―開発者,取得者及び独立した評価者のための評価手引

JIS X 25041:2015 規格概要

この規格 X25041は、特に開発者,取得者及び独立した評価者に,製品品質評価の要求事項,推奨事項及び指針を提供。

JISX25041 規格全文情報

規格番号
JIS X25041 
規格名称
システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)―開発者,取得者及び独立した評価者のための評価手引
規格名称英語訳
Systems and software engineering -- Systems and software Quality Requirements and Evaluation (SQuaRE) -- Evaluation guide for developers, acquirers and independent evaluators
制定年月日
2015年3月20日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
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対応国際規格

ISO

ISO/IEC 25041:2012(IDT)
国際規格分類

ICS

35.080
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
ソフトウェア 2020
改訂:履歴
2015-03-20 制定日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS X 25041:2015 PDF [53]
                                                              X 25041 : 2015 (ISO/IEC 25041 : 2012)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[4]
  •  2 適合性・・・・[4]
  •  3 引用規格・・・・[4]
  •  4 用語及び定義・・・・[5]
  •  5 各役割からの評価の概念・・・・[6]
  •  5.1 各役割の観点からの製品品質評価の枠組み・・・・[6]
  •  5.2 ソフトウェア製品品質評価の対象実体・・・・[8]
  •  5.3 役割及び責任・・・・[9]
  •  6 ソフトウェア製品品質評価のための組織レベルの要求事項及び推奨事項・・・・[11]
  •  6.1 一般要求事項及び推奨事項・・・・[11]
  •  6.2 ソフトウェア製品品質評価の文書・・・・[11]
  •  6.3 各役割を支援するための組織レベルの要求事項及び推奨事項・・・・[12]
  •  7 開発者評価プロセスのための要求事項及び推奨事項・・・・[14]
  •  7.1 一般要求事項・・・・[14]
  •  7.2 評価要求事項の確立・・・・[15]
  •  7.3 評価の明示・・・・[18]
  •  7.4 評価の設計・・・・[21]
  •  7.5 評価の実行・・・・[24]
  •  7.6 評価の終結・・・・[26]
  •  8 取得者評価プロセスのための要求事項及び推奨事項・・・・[30]
  •  8.1 一般要求事項・・・・[30]
  •  8.2 評価要求事項の確立・・・・[31]
  •  8.3 評価の明示・・・・[37]
  •  8.4 評価の設計・・・・[39]
  •  8.5 評価の実行・・・・[41]
  •  8.6 評価の終結・・・・[42]
  •  9 独立した評価者の評価プロセスのための要求事項及び推奨事項・・・・[43]
  •  9.1 一般要求事項・・・・[43]
  •  9.2 評価要求事項の確立・・・・[45]
  •  9.3 評価の明示・・・・[47]
  •  9.4 評価の設計・・・・[48]
  •  9.5 評価の実行・・・・[48]
  •  9.6 評価の終結・・・・[50]
  •  参考文献・・・・[51]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS X 25041 pdf 1] ―――――

X 25041 : 2015 (ISO/IEC 25041 : 2012)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人情報処理学会(IPSJ)及び一般
財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS X 25041 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
X 25041 : 2015
(ISO/IEC 25041 : 2012)

システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)−開発者,取得者及び独立した評価者のための評価手引

Systems and software engineering-Systems and software Quality Requirements andEvaluation (SQuaRE)-Evaluation guide for developers, acquirers andindependent evaluators

序文

  この規格は,2012年に第1版として発行されたISO/IEC 25041を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
情報技術の使用が増加するにつれ,重大なシステムの数も増加している。このようなシステムには,例
えば,セキュリティ面での重大なシステム,生命に関しての重大なシステム,経済面での重大なシステム,
及び安全面での重大なシステムを含む。このような重大なシステムのシステム及びソフトウェア製品の品
質は,ソフトウェア障害が重大な結果を引き起こすかもしれないので,特に重要である。
評価は,対象がその明示された基準を満たす程度を体系的に決定することである。製品品質の評価は,
ソフトウェアの取得及び開発の双方に不可欠である。ソフトウェア品質の様々な特性の相対的な重要さは,
そのソフトウェアを包含するシステムの意図した使用又は目的に依存している。すなわち,関連した品質
特性がシステムの要求事項を満たしているかどうかを決定するために,製品を評価する必要がある。
この規格は,SQuaREシリーズ規格の一つである。JIS X 25040は,製品品質評価のための全般的な要求
事項及び全般的な推奨事項のほかに,関連する全般的な概念を含む。この規格は,JIS X 25040に基づく開
発者,取得者及び独立した評価者に関連する特定の課題を提供する。
SQuaREシリーズ規格を作成する全般的な目標は,次の二つの主なプロセスを網羅する,論理的に系統
付けられ,強化され,統合されたシリーズに移行することである。その二つのプロセスとは,ソフトウェ
ア品質要求事項仕様化プロセス及びソフトウェア製品の品質評価プロセスで,ソフトウェア品質測定プロ
セスによって支援されている。SQuaREシリーズ規格の目的は,品質要求事項の仕様及び評価を使って,
製品の開発者及び取得者を支援することである。SQuaREシリーズ規格の目的は,利用者が製品品質要求
事項の仕様,それらの測定及び評価に対する基準を確立することを支援することである。SQuaREシリー
ズは,品質の顧客定義と開発プロセスの特徴とを対応付けるための品質モデルを含む。加えて,SQuaRE
シリーズは,開発者,取得者及び独立した評価者が使用することができる,製品の特徴の推奨測定量を提
供する。
SQuaREシリーズは,次を提供する。

――――― [JIS X 25041 pdf 3] ―――――

2
X 25041 : 2015 (ISO/IEC 25041 : 2012)
− 用語及び定義
− 参照モデル
− 全般的な手引
− 個々の部門の手引
− 要求事項の仕様,計画及び管理,測定目的並びに評価目的に対する規格
SQuaREシリーズは,品質要求事項及び評価の規格とともに,品質モデル及び測定量に関する国際規格
を含む。
SQuaREシリーズは,既存のJIS X 0129シリーズ及びJIS X 0133シリーズを置き換える。
SQuaREシリーズは,“システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価”という包括表題の下に次の
部門から構成されている。
− JIS X 2500n : 品質管理部門
− JIS X 2501n : 品質モデル部門
− JIS X 2502n : 品質測定部門
− JIS X 2503n : 品質要求部門
− JIS X 2504n : 品質評価部門
この規格は,他のSQuaREシリーズ規格及びSQuaREシリーズに置き換えられるまでのJIS X 0133シリ
ーズ及びJIS X 0129シリーズとともに使用することを意図している。
この規格の記述は,主として,この規格が置き換える,JIS X 0133-3,JIS X 0133-4及びJIS X 0133-5の
記述に基づいている。
図1は,SQuaREシリーズを構成する規格群の部門構成を示している。
注記 ISO/IEC 250mnに対しては,JIS X 250mnが対応するが,全ての規格がJISにはなっていない
ので,ここではISO/IEC 250mnと表記する。
ISO/IEC 2501n
品質モデル部門
ISO/IEC 2503n ISO/IEC 2500n ISO/IEC 2504n
品質要求部門 品質管理部門 品質評価部門
ISO/IEC 2502n
品質測定部門
ISO/IEC 25050ISO/IEC 25099 SQuaRE拡張部門
図1−SQuaREシリーズ規格の構成
SQuaREシリーズモデルの“各部門”を次に概説する。
− ISO/IEC 2500n 品質管理部門 この部門の規格は,SQuaREシリーズの,他の全ての規格から参照さ
れる共通モデル,用語及び定義を規定する。規格を特定の応用事例に適用する場合の参照経路(SQuaRE
シリーズ全体の手引)及び高水準の実際的な提案は,全ての種別の利用者への手助けを提供する。こ
の部門は,ソフトウェア製品の品質要求事項の仕様化及び評価の管理に責任のある支援機能のための

――――― [JIS X 25041 pdf 4] ―――――

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X 25041 : 2015 (ISO/IEC 25041 : 2012)
要求事項及び手引も提供する。
− ISO/IEC 2501n 品質モデル部門 この部門の規格は,内部ソフトウェア品質,外部ソフトウェア品
質及び利用時のソフトウェア品質のための品質特性を含む詳細な品質モデルを提供する。また,品質
モデルの実際的な利用のための手引も提供する。
− ISO/IEC 2502n 品質測定部門 この部門の規格は,ソフトウェア製品の品質測定の参照モデル,品
質測定量の数学的な定義及び適用のための実際的な手引を含む。提供する測定量は,内部ソフトウェ
ア品質,外部ソフトウェア品質及び利用時のソフトウェア品質に適用する。後に続く品質測定量のた
めの基礎となる品質測定量の要素を定義し提供する。
− ISO/IEC 2503n 品質要求部門 この部門の規格は,品質要求事項の仕様化に役立つ。これらの品質
要求事項は,開発するソフトウェア製品の品質要求事項の導出又は評価プロセスのための入力として
利用することができる。要求定義プロセスは,JIS X 0170に定義されたテクニカルプロセスに対応付
けられる。
− ISO/IEC 2504n 品質評価部門 この部門の規格は,ソフトウェア製品評価のための要求事項,推奨
事項及び手引を提供し,独立した評価者,取得者又は開発者のいずれかによって実施される。評価モ
ジュールとして測定量の文書化のための支援も提供する。
− ISO/IEC 25050ISO/IEC 25099 SQuaRE拡張部門 この部門の規格は,特定の応用範囲を取り扱う
ソフトウェア製品品質の規格,標準仕様書(TS)及び/又は標準報告書(TR)を含むように指定さ
れている。また,一つ以上のSQuaRE規格を補完するために利用できるソフトウェア製品品質の規格,
標準仕様書及び/又は標準報告書を含むように指定されている。
この規格は,今現在,次の規格から構成されている,JIS X 2504n(品質評価部門)の一部である。
− JIS X 25040 : 評価プロセス この規格は,ソフトウェア品質の仕様及び評価に対する一般的な要求事
項から構成されており,一般概念を明確にしている。この規格は,製品の品質を評価するためのプロ
セス記述を提供し,このプロセスを適用するための要求事項を記載している。評価プロセスは,異な
る目的及び進め方に対する,製品の品質評価のための基盤となる。したがって,このプロセスは,利
用時の品質,ソフトウェア製品の品質の外部測定量及びソフトウェア製品の品質の内部測定量の評価
を行うために使用することができ,事前に開発されたソフトウェア製品又は特注ソフトウェア製品の
品質を評価するためにその開発プロセスで適用することができる。ソフトウェア製品の品質評価は,
例えば,取得者,開発組織又は独立した評価者が実行することができる。
− JIS X 25041 開発者,取得者及び独立した評価者のための評価の手引 開発者,取得者及び独立した
評価者のための特定の要求事項及び推奨事項から構成されている。
− ISO/IEC 25045 回復性のための評価モジュール この規格は,品質モデルで規定されている信頼性
特性の中に副特性として規定された,回復性を評価するための仕様を提供している。一つ以上のソフ
トウェア製品の実行トランザクションから構成された情報システムが一連の異常にさらされたとき,
ソフトウェア品質の回復力及び自動回復指標についてのソフトウェア製品の品質の外部測定量を決め
ている。異常には,動作障害(例えば,システムダウンを引き起こすOSプロセスの突然のシャット
ダウン)又は事象(例えば,システム利用者の著しい増加)がある。
JIS X 25040は,JIS X 0133-1を置き換える。
JIS X 25041は,JIS X 0133-3,JIS X 0133-4及びJIS X 0133-5を置き換える。

――――― [JIS X 25041 pdf 5] ―――――

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JIS X 25041:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 25041:2012(IDT)

JIS X 25041:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 25041:2015の関連規格と引用規格一覧