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JIS Z 2316-2:2014 規格概要
この規格 Z2316-2は、一般的に用いられている渦電流試験器の機能的な特性を定義し,それらの測定方法及び検証について規定。
JISZ2316-2 規格全文情報
- 規格番号
- JIS Z2316-2
- 規格名称
- 非破壊試験―渦電流試験―第2部 : 渦電流試験器の特性及び検証
- 規格名称英語訳
- Non-destructive testing -- Eddy current testing -- Part 2:Instrument characteristics and verification
- 制定年月日
- 2014年2月20日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 15548-1:2008(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 19.100
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 非破壊検査 2020
- 改訂:履歴
- 2014-02-20 制定日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS Z 2316-2:2014 PDF [28]
Z 2316-2 : 2014
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 渦電流試験器の特性・・・・[2]
- 4.1 一般特性・・・・[2]
- 4.2 電気的諸特性・・・・[3]
- 5 検証・・・・[6]
- 5.1 一般・・・・[6]
- 5.2 点検のレベル・・・・[7]
- 5.3 点検手順・・・・[7]
- 5.4 是正処置・・・・[7]
- 6 渦電流試験器の電気的特性の測定・・・・[8]
- 6.1 測定要件・・・・[8]
- 6.2 発振器・・・・[8]
- 6.3 入力段特性・・・・[10]
- 6.4 信号処理・・・・[12]
- 6.5 出力・・・・[20]
- 6.6 デジタル化・・・・[20]
- 7 試験報告書・・・・[20]
- 附属書A(参考)周波数ビート法の原理・・・・[22]
- 附属書B(参考)出力Oと入力Iとの間の直線性範囲の測定方法・・・・[23]
- 附属書C(規定)等価入力インピーダンスの測定・・・・[24]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[25]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS Z 2316-2 pdf 1] ―――――
Z 2316-2 : 2014
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本非破壊検査協会(JSNDI)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS Z 2314:1991は廃止され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS Z 2316の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS Z 2316-1 第1部 : 一般通則
JIS Z 2316-2 第2部 : 渦電流試験器の特性及び検証
JIS Z 2316-3 第3部 : プローブの特性及び検証
JIS Z 2316-4 第4部 : システムの特性及び検証
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS Z 2316-2 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
Z 2316-2 : 2014
非破壊試験−渦電流試験−第2部 : 渦電流試験器の特性及び検証
Non-destructive testing-Eddy current testing- Part 2: Instrument characteristics and verification
序文
この規格は,2008年に第1版として発行されたISO 15548-1を基とし,技術的内容を一部変更して作成
した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,一般的に用いられている渦電流試験器の機能的な特性を定義し,それらの測定方法及び検
証について規定する。
これらの機能的な特性を評価することは,渦電流試験器の性能を明確にし,相互比較を可能にする。必
要な特性を適切に選択することで,適用目的に合致した信頼性のある渦電流試験システムを構築できる。
この規格の原則は,渦電流試験器の附属機器の使用にも適用できる。
この規格は,検証の範囲及び特性の合格基準を規定しない。それらは,関連する文書1) の中で示される。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 15548-1:2008,Non-destructive testing−Equipment for eddy current examination−Part 1:
Instrument characteristics and verification(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
注1) 関連する文書とは,使用者と製造業者との間で作成される文書をいう。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 1002 電子測定器用語
JIS Z 2300 非破壊試験用語
JIS Z 2316-1 非破壊試験−渦電流試験−第1部 : 一般通則
注記 対応国際規格 : ISO 15549,Non-destructive testing−Eddy current testing−General principles
(MOD)
――――― [JIS Z 2316-2 pdf 3] ―――――
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Z 2316-2 : 2014
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 2300及びJIS C 1002によるほか,次による。
3.1
渦電流試験
試験体に生じる渦電流の変化を利用して,きず,厚さ,形状,材質などを評価する試験方法。
3.2
ベクトル成分
励磁周波数を基準とした検波によって得られた同相成分,及び直交成分。表示の水平成分をX,垂直成
分をYという。渦電流試験器の位相設定を変えることで基準とする位相を変えることができる。
4 渦電流試験器の特性
4.1 一般特性
4.1.1 渦電流試験器の種類
渦電流試験器の種類は,次による。
a) 汎用の渦電流試験器とは,測定量と表示又は出力との関係を使用者が設定でき,目的に応じて種々の
渦電流試験プローブ(以下,プローブという。)を接続できるものをいう。汎用の渦電流試験器の製造
業者は,使用者が渦電流試験システムの仕様を決めるために必要な電気的特性の詳細を明らかにしな
ければならない。この試験システムは,JIS Z 2316-1による。使用者は,渦電流試験器の周波数,利
得,ブリッジバランス(自動バランスの場合を除く。),位相,フィルタ並びに表示画面の利得及び原
点を設定できる。
b) 限定した用途を目的とした渦電流試験器とは,測定量と表示又は出力との関係が明確に定められてい
るものをいう。これには特定のプローブが用いられる。このタイプの渦電流試験器については,この
規格の適用は,その特徴に応じた項目だけとなる。
4.1.2 電源
渦電流試験器は,バッテリ又はAC電源によって動作する。正常な動作のために,電圧,周波数,及び
消費電力の定格値を許容値とともに示さなければならない。
4.1.3 安全性
渦電流試験器及びその附属器は,電気的危険性,表面温度,爆発の危険性などについて,適用可能な安
全規格に従わなければならない。
4.1.4 機能
全アナログ方式又は部分的にアナログとデジタルとを組み合わせているものとする。
単一周波数,多重周波数,掃引又はパルス波方式とする。
単一チャンネル又は複数チャンネルとする。
手動,遠隔操作,設定値の記憶又はプリセット方式とする。
出力をもたなければならないが,表示装置の有無は問わない。
4.1.5 外観
渦電流試験器は,携帯式,きょう(筐)体組込み式又はラック組込み式とする。構成部品は,一体化又
は分離しているものとする。
渦電流試験器及び附属機器の寸法・質量を明記する。
プラグ及びソケットは,形式及びピン接続を明記する。
――――― [JIS Z 2316-2 pdf 4] ―――――
3
Z 2316-2 : 2014
渦電流試験器の型番及び製造番号は,分かりやすい場所に判読可能なように表示する。
4.1.6 環境の影響
渦電流試験器をその使用限界内で安定に作動させるために必要なウォームアップ(予備運転)時間を明
記する。
渦電流試験器及び附属品の正常な使用,保管及び輸送における温度,湿度及び振動条件を決めておかな
ければならない。
渦電流試験器は,電磁両立性(EMC)規則に適合していなければならない。
4.2 電気的諸特性
4.2.1 一般
ウォームアップ時間経過後に,渦電流試験器の電気的諸特性を測定する。電気的諸特性は,指定した運
転状況下における測定値である。特定の環境条件による測定値の経時変化がある場合は,その特性を明示
すべきである。
電気的特性は,渦電流試験器の各機能ブロックに対応した特性であり,製造業者によってその特性が提
供されなければならない。幾つかの特性は,箇条6に規定した方法で確認することができる。
4.2.2 回路構成図
汎用の渦電流試験器の回路構成の例を,図1に示す。
バランス
X出力
発振器 プローブ 入力段 高周波増幅
信号処理
及び検波
Y出力
表示器 附属機器
デジタル化
信号
デジタル化
図1−渦電流試験器の回路構成の例
4.2.3 発振器
発振器は励磁源である。交流励磁[正弦波,三角波,く(矩)形波など]の場合,定める特性は,次と
する。
a) 発振器の種類 電流駆動又は電圧駆動
b) 励磁の種類 単一周波数又は多重周波数
c) 周波数設定 設定範囲,ステップ幅,及び定格値からの偏差
d) 高調波ひずみ
e) 出力レベルの設定 設定範囲,ステップ量,定格値からの偏差,及び最大出力電圧又は最大出力電流。
f) 周波数に依存する信号源インピーダンス 多重周波数励磁では,それぞれの周波数を同時に重ねて出
――――― [JIS Z 2316-2 pdf 5] ―――――
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JIS Z 2316-2:2014の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 15548-1:2008(MOD)
JIS Z 2316-2:2014の国際規格 ICS 分類一覧
JIS Z 2316-2:2014の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC1002:1975
- 電子測定器用語
- JISZ2300:2009
- 非破壊試験用語
- JISZ2300:2020
- 非破壊試験用語
- JISZ2316-1:2014
- 非破壊試験―渦電流試験―第1部:一般通則