JIS Z 2345-2:2018 超音波探傷試験用標準試験片―第2部:A7963形標準試験片

JIS Z 2345-2:2018 規格概要

この規格 Z2345-2は、手動探傷試験に用いる超音波試験装置を校正するためのA7963形標準試験片についての必要事項を規定。

JISZ2345-2 規格全文情報

規格番号
JIS Z2345-2 
規格名称
超音波探傷試験用標準試験片―第2部 : A7963形標準試験片
規格名称英語訳
Standard test blocks for ultrasonic testing -- Part 2:A7963 Standard Test Block
制定年月日
2018年12月20日
最新改正日
2018年12月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 7963:2006(MOD)
国際規格分類

ICS

19.100, 25.160.40
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
鉄鋼 I 2021, 鉄鋼 II 2021, 溶接 I(基本) 2021, 溶接 II(製品) 2021, 非破壊検査 2020, 計測標準 2019
改訂:履歴
2018-12-20 制定
ページ
JIS Z 2345-2:2018 PDF [17]
                                                                                  Z 2345-2 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 名称及び主な使用目的・・・・[2]
  •  5 製造・・・・[2]
  •  5.1 材料・・・・[2]
  •  5.2 形状及び寸法・・・・[2]
  •  5.3 熱処理,機械加工,超音波探傷試験及び表面仕上げ・・・・[2]
  •  5.4 試験片のマーキング・・・・[3]
  •  6 試験片の音速・・・・[5]
  •  7 超音波測定・・・・[5]
  •  7.1 測定に用いる装置・・・・[5]
  •  7.2 測定方法及び測定条件・・・・[5]
  •  8 合否の判定・・・・[5]
  •  9 表示・・・・[6]
  •  10 適合の証明・・・・[6]
  •  11 使用方法・・・・[6]
  •  11.1 時間軸の調整・・・・[6]
  •  11.2 感度調整及び探触子の点検・・・・[8]
  •  附属書A(規定)STB-A7963の特性及び使用・・・・[10]
  •  附属書JA(規定)試験片の音速測定方法・・・・[11]
  •  附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[13]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 2345-2 pdf 1] ―――――

Z 2345-2 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本非破壊検査協会(JSNDI)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS Z 2345:2000は廃止され,その一部を分割して制定したこの規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS Z 2345の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS Z 2345-1 第1部 : A1形標準試験片
JIS Z 2345-2 第2部 : A7963形標準試験片
JIS Z 2345-3 第3部 : 垂直探傷試験用標準試験片
JIS Z 2345-4 第4部 : 斜角探傷試験用標準試験片

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 2345-2 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Z 2345-2 : 2018

超音波探傷試験用標準試験片−第2部 : A7963形標準試験片

Standard test blocks for ultrasonic testing- Part 2: A7963 Standard Test Block

序文

  この規格は,2006年に第2版として発行されたISO 7963を基に,技術的内容を変更して作成した日本
工業規格である。
この規格は,1973年に標準試験片を一括して制定し,その後2000年に改正したJIS Z 2345について,
対応国際規格ISO 2400:2012及び対応国際規格ISO 7963:2006との整合化を考慮して,第1部 : A1形標準
試験片,第2部 : A7963形標準試験片,第3部 : 垂直探傷試験用標準試験片及び第4部 : 斜角探傷試験用
標準試験片として分割して制定したうちの,第2部 : A7963形標準試験片について規定したものである。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。

1 適用範囲

  この規格は,手動探傷試験に用いる超音波試験装置を校正するためのA7963形標準試験片についての必
要事項を規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 7963:2006,Non-destructive testing−Ultrasonic testing−Specification for calibration block No.2
(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 3106 溶接構造用圧延鋼材
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
JIS K 2238 マシン油
JIS Z 2300 非破壊試験用語
JIS Z 2345-3 超音波探傷試験用標準試験片−第3部 : 垂直探傷試験用標準試験片
ASTM A105,Standard Specification for Carbon Steel Forgings for Piping Applications

――――― [JIS Z 2345-2 pdf 3] ―――――

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Z 2345-2 : 2018

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 2300による。

4 名称及び主な使用目的

  名称及び主な使用目的は,次による。
a) この標準試験片は,A7963形標準試験片(以下,STB-A7963という。)と称す。
b) この標準試験片は,斜角探触子の入射点・屈折角の測定,斜角探触子のその他の特性の測定,斜角探
傷の測定範囲の調整,斜角探傷の探傷感度の調整及び垂直探傷の測定範囲の調整に主に用いる。

5 製造

5.1 材料

  STB-A7963に用いる材料は,a)及びb)の要件を備える材料とする。
a) 試験片は,次のいずれかから製造する。
1) IS G 3106に規定するSM400C又はSM490C
2) IS G 4051に規定する機械構造用炭素鋼鋼材
3) STM A105に規定する圧力容器用炭素鋼鍛鋼品又は配管用炭素鋼鍛鋼品
b) 材料は,超音波の伝搬特性を変化させるような音響異方性がないものとする。すなわち,材料の厚さ
方向に伝わる横波の偏波(振動)方向を主圧延方向にした場合の音速と直角方向にした場合の音速と
の差は,1 %以下とする。

5.2 形状及び寸法

  STB-A7963の形状,寸法及び目盛は,図1による。規定がない箇所の寸法許容差は,±0.1 mmとする。

5.3 熱処理,機械加工,超音波探傷試験及び表面仕上げ

  熱処理,機械加工,超音波探傷試験及び表面仕上げは,次による。
a) 熱処理は,機械加工前に行う。熱処理は焼ならし及び焼入焼戻しとし,この処理を標準とする。
b) 最終加工に先立って,試験片の内部に不連続部がないことを証明するため,次に示す超音波探傷試験
を行う。
1) 熱処理後に,局部水浸法によって,周波数10 MHz,公称直径10 mmの探触子を用いて両面の全面
から垂直探傷し,JIS Z 2345-3に規定するSTB-G V2の平底穴エコー高さの1/16(−24 dB)を超え
るきずエコーがないものとする。
2) 熱処理前に超音波探傷試験を行う場合には,1) における試験と同等にきずが検出されるよう,適正
なきず検出しきい値をあらかじめ求めておく。
c) 機械加工及び表面仕上げは,次による。
1) 熱処理後,全ての表面を少なくとも2 mm,切削除去しなければならない。寸法及び表面仕上げは,
図1に示すとおりである。
2) 妨害エコーを防止するために,彫刻目盛の深さは,0.1 mm±0.05 mmとする。
3) 目盛線の長さの許容差は次に示すとおりとし,目盛線の位置の許容差は,±0.2 mmとする。
− 長さ6 mmの目盛線 : ±0.5 mmとする。
− 長さ2.5 mmの目盛線 : ±0.25 mmとする。
− 長さ1.5 mmの目盛線 : ±0.2 mmとする。
4) 全ての外表面を,機械仕上げによって図1に示した算術平均粗さ値(Ra)となるよう仕上げる。

――――― [JIS Z 2345-2 pdf 4] ―――――

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Z 2345-2 : 2018
5) 表面粗さのパラメータ(算術平均粗さ)は,ロットごとの代表試験片について,表面粗さ測定機を
用いて測定する。

5.4 試験片のマーキング

  試験片のマーキングは,次による。
STB-A7963の目盛及び角度数値は,図1のとおり付与する。

――――― [JIS Z 2345-2 pdf 5] ―――――

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