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JIS Z 2550:2016 規格概要
この規格 Z2550は、軸受及び機械部品に使用される焼結金属材料の化学成分,機械的特性及び物理的特性について規定。
JISZ2550 規格全文情報
- 規格番号
- JIS Z2550
- 規格名称
- 焼結金属材料―仕様
- 規格名称英語訳
- Sintered metal materials -- Specifications
- 制定年月日
- 1983年11月1日
- 最新改正日
- 2016年9月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 5755:2012(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 77.160
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 非鉄 2021, 熱処理 2020
- 改訂:履歴
- 1983-11-01 制定日, 1989-02-01 改正日, 1994-10-01 確認日, 2000-03-20 改正日, 2005-03-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2016-09-20 改正
- ページ
- JIS Z 2550:2016 PDF [42]
Z 2550 : 2016
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 分類及び記号・・・・[2]
- 5 品質・・・・[2]
- 5.1 化学成分・・・・[2]
- 5.2 機械的特性・・・・[2]
- 5.3 物理的特性・・・・[2]
- 6 試料採取方法及び試験片の作製方法・・・・[2]
- 6.1 試料採取方法・・・・[2]
- 6.2 試験片の作製方法・・・・[2]
- 7 試験・・・・[3]
- 7.1 分析試験・・・・[3]
- 7.2 開放気孔率及び含油率試験・・・・[3]
- 7.3 圧環強さ試験・・・・[3]
- 7.4 引張試験・・・・[3]
- 7.5 密度試験・・・・[6]
- 7.6 衝撃試験・・・・[6]
- 7.7 硬さ試験・・・・[6]
- 附属書A(規定)記号体系・・・・[28]
- 附属書JA(参考)機械構造部品用焼結材料・・・・[31]
- 附属書JB(規定)炭素含有量測定のための化学分析用試料の調製方法・・・・[32]
- 附属書JC(規定)見掛硬さ試験方法・・・・[33]
- 附属書JD(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[35]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS Z 2550 pdf 1] ―――――
Z 2550 : 2016
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本粉末冶金工業
会(JPMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべ
きとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS Z 2550:2000は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS Z 2550 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
Z 2550 : 2016
焼結金属材料−仕様
Sintered metal materials-Specifications
序文
この規格は,2012年に第3版として発行されたISO 5755を基とし,技術的内容を変更して作成した日
本工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JDに示す。
1 適用範囲
この規格は,軸受及び機械部品に使用される焼結金属材料(以下,材料という。)の化学成分,機械的特
性及び物理的特性について規定する。
注記1 材料を選択するに当たっては,材料特性は化学成分及び密度だけではなく,製造工程に依存
することを考慮することが望ましい。特定の用途に適切な特性を提供する材料の特性は,代
替として使用される鍛造材又は鋳造材の特性と必ずしも同じではない。したがって,材料の
選定は,受渡当事者間の協定によって決定することが望ましい。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 5755:2012,Sintered metal materials−Specifications(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 1211-3 鉄及び鋼−炭素定量方法−第3部 : 燃焼−赤外線吸収法
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 2242 金属材料のシャルピー衝撃試験方法
JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験−試験方法
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験−試験方法
JIS Z 2500 粉末や(冶)金用語
JIS Z 2501 焼結金属材料−密度,含油率及び開放気孔率試験方法
JIS Z 2503 粉末や(冶)金用金属粉−試料採取方法
JIS Z 2507 焼結軸受−圧環強さ試験方法
――――― [JIS Z 2550 pdf 3] ―――――
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Z 2550 : 2016
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 2500による。
4 分類及び記号
材料は,用途,製造方法,化学成分,機械的特性及び物理的特性によって分類し,表1表18による。
材料の記号は,附属書Aに基づき,表1表18による。
5 品質
5.1 化学成分
材料の化学成分は,油含浸,樹脂含浸又は水蒸気処理を行う前の材料の化学成分(質量分率)とし,7.1
によって試験を行い,表1表18の規定に適合しなければならない。表1表18の“その他”は,特定
の目的のために加えられた微量元素の合計値とする。
なお,JIS Z 2550:2000の附属書に規定していた機械構造部品用焼結材料の化学成分を,参考として附属
書JAに示す。
5.2 機械的特性
機械的特性は,7.3及び7.4によって試験を行い,表1表18の規定に適合しなければならない。この機
械的特性は,硬さから換算したり,実製品から切り出した試験片で試験を行って,求めてはならない。た
だし,実製品試験で機械的特性を必要とする場合は,受渡当事者間の協定によって,材料を記載した製品
図上又は使用者の技術文書(例えば,材料仕様書)に実製品で試験することを指定する。
規定値としない機械的特性の参考値を,表3表18に示す。参考値の試験方法を,7.4,7.6及び7.7に
示す。
なお,JIS Z 2550:2000の附属書に規定していた機械構造部品用焼結材料の機械的特性を,参考として附
属書JAに示す。
5.3 物理的特性
開放気孔率及び含油率は,7.2によって試験を行い,表1及び表2の規定に適合しなければならない。
密度の参考値を,表3表18に示す。密度の試験方法を,7.5に示す。
なお,JIS Z 2550:2000の附属書に規定していた機械構造部品用焼結材料の密度を,参考として附属書JA
に示す。
6 試料採取方法及び試験片の作製方法
6.1 試料採取方法
試験片を作製するための試料採取方法は,JIS Z 2503による。
6.2 試験片の作製方法
試験片は,焼結体又は熱処理体とし,その作製方法は,次による。
a) 焼結体は,金属粉を成形し圧粉体としたものを焼結することによって作製する。
b) 熱処理体は,焼結体を熱処理(焼入れ及び焼戻し)することによって作製する。熱処理体によっては,
焼結炉内の冷却速度を調整することによって焼結工程で熱処理する“シンターハードニング”を適用
してもよいが,この工程を経て得られた熱処理体は,適切な特性を付与するために焼戻し処理を施す。
表4,表6,表9,表11,表13,表15,表16及び表17に示す熱処理以外の方法を適用する場合の熱
処理条件は,受渡当事者間の協定による。
――――― [JIS Z 2550 pdf 4] ―――――
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Z 2550 : 2016
7 試験
7.1 分析試験
分析試験の方法は,受渡当事者間の協定による。
なお,炭素量を分析する試料は,附属書JBに従って調製する。炭素量の分析は,JIS G 1211-3による。
注記 炭素量には,材料に含まれている結合炭素及び意図的に配合する炭素(黒鉛)が含まれている。
7.2 開放気孔率及び含油率試験
開放気孔率及び含油率試験は,JIS Z 2501による。試験片の形状は,受渡当事者間の協定による。
7.3 圧環強さ試験
圧環強さ試験は,JIS Z 2507による。試験片の形状は,JIS Z 2507による。試験片の形状がJIS Z 2507
と異なる場合には,圧環強さの値が異なるため,その試験方法は,必要に応じて受渡当事者間の協定によ
る。
7.4 引張試験
引張試験は,焼結体では図1又は図2に示す機械加工を行わない試験片を用いて,熱処理体では図3に
示す機械加工された試験片を用いて,JIS Z 2241による。熱処理体においては,引張強さと耐力とがほぼ
同値であるため,引張強さを規定値とする。
――――― [JIS Z 2550 pdf 5] ―――――
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JIS Z 2550:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 5755:2012(MOD)
JIS Z 2550:2016の国際規格 ICS 分類一覧
JIS Z 2550:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG1211-3:2018
- 鉄及び鋼―炭素定量方法―第3部:燃焼-赤外線吸収法
- JISZ2241:2011
- 金属材料引張試験方法
- JISZ2242:2018
- 金属材料のシャルピー衝撃試験方法
- JISZ2244:2009
- ビッカース硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2016
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2245:2021
- ロックウェル硬さ試験―試験方法
- JISZ2500:2000
- 粉末や(冶)金用語
- JISZ2501:2000
- 焼結金属材料―密度,含油率及び開放気孔率試験方法
- JISZ2503:2000
- 粉末や(冶)金用金属粉―試料採取方法
- JISZ2503:2020
- 粉末冶金用金属粉―試料採取方法
- JISZ2507:2000
- 焼結軸受―圧環強さ試験方法