JIS Z 3062:2014 鉄筋コンクリート用異形棒鋼ガス圧接部の超音波探傷試験方法及び判定基準

JIS Z 3062:2014 規格概要

この規格 Z3062は、JIS G 3112に規定するD16以上の異形棒鋼のガス圧接部の超音波探傷試験方法及び試験結果の判定基準について規定。

JISZ3062 規格全文情報

規格番号
JIS Z3062 
規格名称
鉄筋コンクリート用異形棒鋼ガス圧接部の超音波探傷試験方法及び判定基準
規格名称英語訳
Method and acceptance criteria of ultrasonic examination for gas pressure welds of deformed steel bars for concrete reinforcement
制定年月日
1988年6月15日
最新改正日
2019年10月25日
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‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

25.160.40, 77.040.20, 77.140.15
主務大臣
経済産業,国土交通
JISハンドブック
溶接 I(基本) 2021, 溶接 II(製品) 2021, 非破壊検査 2020
改訂:履歴
1988-06-15 制定日, 1996-07-15 改正日, 2002-02-25 確認日, 2009-06-25 改正日, 2014-06-25 改正日, 2019-10-25 確認
ページ
JIS Z 3062:2014 PDF [16]
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pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 試験技術者・・・・[2]
  •  5 探傷装置の機能及び性能・・・・[2]
  •  5.1 探傷装置の機能及び性能・・・・[2]
  •  5.2 探触子の性能・・・・[2]
  •  5.3 接触媒質・・・・[2]
  •  5.4 探傷装置の点検・・・・[2]
  •  6 探傷試験の準備・・・・[3]
  •  6.1 確認事項・・・・[3]
  •  6.2 探傷の時期・・・・[3]
  •  6.3 探傷面の手入れ・・・・[3]
  •  7 探傷装置の調整・・・・[3]
  •  7.1 測定範囲の調整・・・・[3]
  •  7.2 基準レベルの設定・・・・[3]
  •  7.3 合否判定レベルの設定・・・・[4]
  •  8 探傷試験・・・・[4]
  •  8.1 探傷方法・・・・[4]
  •  8.2 走査方法及び走査範囲・・・・[4]
  •  8.3 走査速度・・・・[6]
  •  9 判定基準・・・・[6]
  •  10 記録・・・・[6]
  •  附属書A(規定)汎用探傷器の機能及び性能・・・・[7]
  •  附属書B(規定)専用探傷器の機能及び性能・・・・[8]
  •  附属書C(規定)探触子の性能・・・・[10]
  •  附属書D(規定)専用探傷器の点検方法・・・・[11]
  •  附属書E(規定)対比試験片・・・・[13]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 3062 pdf 1] ―――――

Z 3062 : 2014

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人日本
鉄筋継手協会(JRJI)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業
標準調査会の審議を経て,経済産業大臣及び国土交通大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,
JIS Z 3062:2009は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣,国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の
特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 3062 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Z 3062 : 2014

鉄筋コンクリート用異形棒鋼ガス圧接部の超音波探傷試験方法及び判定基準

Method and acceptance criteria of ultrasonic examination for gas pressure welds of deformed steel bars for concrete reinforcement

1 適用範囲

  この規格は,JIS G 3112に規定するD16以上の異形棒鋼(以下,鉄筋という。)のガス圧接部の超音波
探傷試験方法及び試験結果の判定基準について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0801 圧力容器用鋼板の超音波探傷検査方法
JIS G 3106 溶接構造用圧延鋼材
JIS G 3112 鉄筋コンクリート用棒鋼
JIS Z 2300 非破壊試験用語
JIS Z 2345 超音波探傷試験用標準試験片
JIS Z 2350 超音波探触子の性能測定方法
JIS Z 2352 超音波探傷装置の性能測定方法

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 2300によるほか,次による。
3.1
リブ間距離
鉄筋の表面突起のうち,軸線方向の突起をリブといい,この相対するリブ外面間の距離(図1参照)。
D : リブ間距離
図1−鉄筋のリブ間距離

――――― [JIS Z 3062 pdf 3] ―――――

2
Z 3062 : 2014
3.2
透過走査
相対するリブの上に探触子を配置し,一方の探触子から送信される超音波パルスを他方の探触子で受信
する方法。
3.3
基準レベル
透過走査で求められる最大透過パルスの高さを50 %又は指定の高さとなるようにゲイン調整したとき
の調度(ゲイン)の読値。
3.4
合否判定レベル
基準レベルを基に行った試験結果の合否を判定するために定めたレベル。
3.5
汎用探傷器
基本表示のパルス反射式超音波探傷器。
3.6
専用探傷器
鉄筋ガス圧接部の探傷のために,操作を簡易化したパルス反射式超音波探傷器。

4 試験技術者

  鉄筋ガス圧接部の探傷試験を行う技術者は,超音波探傷試験の原理及び鉄筋ガス圧接部に関する知識を
もち,かつ,その超音波探傷についての十分な技術及び経験をもつ者とする。

5 探傷装置の機能及び性能

5.1 探傷装置の機能及び性能

  探傷装置は,次の機能及び性能をもつものとする。
a) 汎用探傷器の機能及び性能 汎用探傷器の機能及び性能は,附属書Aによる。
b) 専用探傷器の機能及び性能 専用探傷器の機能及び性能は,附属書Bによる。

5.2 探触子の性能

  探触子の性能は,附属書Cによる。

5.3 接触媒質

  接触媒質は,濃度75 %(質量分率)以上のグリセリン水溶液,グリセリンペースト又は音響結合がこれ
らと同等以上と確認されたものとする。

5.4 探傷装置の点検

  探傷装置は,次の点検を行い,異常の有無を確認する。
a) 点検の種類及び時期
1) 始業時点検 始業時の点検は,探傷作業開始前に行う。
2) 作業中点検 作業中の点検は,作業中1時間ごと,又は1時間以内であっても少なくとも試験箇所
30か所ごとに行う。
3) 終業時点検 終業時の点検は,探傷作業終了後速やかに行う。
4) 定期点検 定期点検は,1年に1回以上行う。

――――― [JIS Z 3062 pdf 4] ―――――

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Z 3062 : 2014
5) 特別点検 特別点検は,次の場合に行う。
5.1) 探傷装置の修理を行った場合。
5.2) 探傷装置の一部を交換した場合。
b) 点検の方法
1) 始業時,作業中及び終業時の点検の方法は,次による。
1.1) 透過走査を行って基準レベルが設定できることを確認する。
1.2) 基準レベルに基づいて合否判定レベルを設定した後,透過走査を行って透過パルスが容易に受信
できることを確認する。
2) 定期点検及び特別点検の項目,並びに方法は,次による。
2.1) 汎用探傷器は,JIS Z 2352の箇条4(性能測定項目)のa),b),d) 及びf) による。
2.2) 専用探傷器は,附属書Dによる。
c) 異常の場合の処置 a) 及びb) の点検で異常が発見された場合の処置は,次による。
1) 点検で異常が認められた探傷装置は,使用しない。
2) 作業中及び終業時点検で異常が認められた場合には,その点検の直前の点検以降に実施した試験は
無効とする。

6 探傷試験の準備

6.1 確認事項

  探傷試験を開始する前に,鉄筋の種類,呼び名及びリブ間距離を確認する(図1参照)。

6.2 探傷の時期

  探傷試験は,圧接部の温度が常温になってから行う。

6.3 探傷面の手入れ

  探触子を接触させるリブ上の探傷面に,超音波の伝達を妨げるもの(浮いたスケール,コンクリート,
セメントペースト,著しいさび,塗料など)が存在する場合には,これらを除去する。

7 探傷装置の調整

7.1 測定範囲の調整

  測定範囲の調整は,次による。
a) 汎用探傷器 汎用探傷器の場合には,探傷する鉄筋の透過パルスが時間軸の範囲に表示できるように,
測定範囲を設定する。この場合,アナログ超音波探傷器ではJIS Z 2345に規定する標準試験片(A3
形系STB)を用いる。
b) 専用探傷器 専用探傷器の場合には,ゲートの設定を探傷する鉄筋の呼び名に合わせる。

7.2 基準レベルの設定

  基準レベルは,探傷する鉄筋の製造業者,種類及び呼び名が異なるごとに次のように設定する。
a) 汎用探傷器 汎用探傷器の場合には,透過走査によって透過パルスの最大値を求めた後,この透過パ
ルスの高さが50 %となるようにゲイン調整し,このときの調度を基準レベルとする(図2参照)。
b) 専用探傷器 専用探傷器の場合には,透過走査において,探傷器の警報ランプ,バー表示又は音で透
過パルスの最大値を求めた後,透過パルスの高さが各専用探傷器の指定の高さとなるようにゲイン調
整し,このときの調度を基準レベルとする(図2参照)。

――――― [JIS Z 3062 pdf 5] ―――――

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