JIS Z 4950:2020 磁気共鳴画像診断装置―図記号及び標識

JIS Z 4950:2020 規格概要

この規格 Z4950は、主に病院において磁気共鳴画像診断装置(MR装置)の設置場所に表示する,磁場及び高周波による障害を防止するための図記号及びそれらを組み合わせたMR安全標識について規定。

JISZ4950 規格全文情報

規格番号
JIS Z4950 
規格名称
磁気共鳴画像診断装置―図記号及び標識
規格名称英語訳
Magnetic resonance equipment for medical diagnosis -- Graphical symbols and sign
制定年月日
1995年2月1日
最新改正日
2020年3月23日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

01.080.20, 11.040.50
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1995-02-01 制定日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認日, 2020-03-23 改正
ページ
JIS Z 4950:2020 PDF [9]
                                                                                   Z 4950 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 図記号の種類・・・・[2]
  •  5 図記号の色及び形状・・・・[3]
  •  6 MR安全標識・・・・[4]
  •  附属書A(参考)MR安全標識の例並びにその図記号及び文字の配置例・・・・[5]
  •  参考文献・・・・[7]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 4950 pdf 1] ―――――

Z 4950 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本画像医療システム工業会(JIRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添え
て日本産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正し
た日本産業規格である。これによって,JIS Z 4950:1995は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 4950 pdf 2] ―――――

                                       日本産業規格                             JIS
Z 4950 : 2020

磁気共鳴画像診断装置−図記号及び標識

Magnetic resonance equipment for medical diagnosis- Graphical symbols and sign

1 適用範囲

  この規格は,主に病院において磁気共鳴画像診断装置(以下,MR装置という。)の設置場所に表示する,
磁場及び高周波による障害を防止するための図記号及びそれらを組み合わせたMR安全標識について規定
する。
この規格では,安全標識の使用に関しては任意とする。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS P 0138 紙加工仕上寸法
JIS Z 9103 図記号−安全色及び安全標識−安全色の色度座標の範囲及び測定方法
JIS Z 9107 安全標識−性能の分類,性能基準及び試験方法

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
磁気共鳴画像診断装置,MR装置(magnetic resonance equipment,MR equipment)
磁気共鳴現象によって得られる生体信号を利用した診断装置。
3.2
MR室(MR suite)
MR装置の本体が設置されている部屋。
3.3
MR安全標識(MR safety signs)
図記号を組み合わせたものに,文字の添書きを加えて1枚の標識としたもので,MR室入室者に注意を
喚起するもの。
3.4
高周波(radio frequency)
MR装置を用いた検査において磁気共鳴を起こさせるために被検体に照射するメガヘルツ領域の電磁波
(RF波)。

――――― [JIS Z 4950 pdf 3] ―――――

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Z 4950 : 2020

4 図記号の種類

  図記号の種類は,表1による。
表1−図記号の種類
番号 名称 図記号 意味 参考
1 警告,強磁場 Magnetic field
強磁場に対する注意を喚起する。
該当する磁場強度の範囲についISO 7010-W006
ては定義しない。
2 警告,高周波注 高周波を使用していることへのNon-ionizing radiation
意 注意を喚起する。 ISO 7010-W005
3 聴覚保護具の着 耳栓又はヘッドホンを着用するWear ear protection
用 ことを表す。 ISO 7010-M003
4 能動型植込心臓 No access for people with active
生命維持に必要な電子機器(ぺー
デバイス装着者 implanted cardiac devices
スメーカ,除細動器など)の装着
の立入禁止 者に対する入室禁止を表す。 ISO 7010-P007
注記 MR条件付適合品の場合は
入室可。
5 金属製体内植込 医師の許可なく体内に磁性金属No access for people with metallic
物保有者の立入 implants
のある人[外科手術などで体内に
禁止 ISO 7010-P014
脳動脈りゅう(瘤)クリップ,可
動形義眼a) などをもつ人]の入室
禁止を表す。入れ歯など外せるも
のは,外すことによって入室可。
注記 MR条件付適合品の場合は
入室可。
6 金属物品・時計 No metallic articles or watches
時計,カメラ,ヘアピン,安全ピ
の持込み禁止 ISO 7010-P008
ン,指輪,イヤリングなどの持込
み禁止を表す。
7 鉄製小物持込み はさみ,筆記用具,鍵,クリップ, Loose ferromagnetic objects
禁止 ライタなどの持込み禁止を表す。

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Z 4950 : 2020
表1−図記号の種類(続き)
番号 名称 図記号 意味 参考
8 鉄製移送用機 車椅子,松葉づえ,ストレッチャ, No iron wheel chairs or other
器・鉄製補助用 点滴用スタンド,注射針,血圧計, ferromagnetic medical supplies
具持込み禁止 (prohibition sign)
聴診器,補聴器などの持込み禁止
を表す。
9 鉄製容器持込み No ferromagnetic containers
消火器,ガスボンベ,デュアなど
禁止 の持込み禁止を表す。
10 携帯通信機器持 携帯通信機器などの持込み禁止No activated mobile phone
込み禁止 を表す。 ISO 7010-P013
11 磁気記録媒体持 磁気カードなどの持込み禁止をNo magnetic memory media
込み禁止 表す。
12 取扱説明書の確 安全に装置を使用するために取Refer to instructuion manual/booklet
認 扱説明書を確認する。 ISO 7010-M002
注a) 可動形義眼とは,装着者の意志によって動かすことのできる義眼で,磁石又は磁性体を用いたものを指す。

5 図記号の色及び形状

5.1   一般
図記号に用いる色は,JIS Z 9103によるほか,次による。
− 赤 : 7.5R 4.5/14
− 黄 : 2.5Y 8.13
− 青 : 2.5PB 3.5/10
− 黒 : N1.5
− 白 : N9.5
さらに,図記号の形状は,表1による。
5.2 図記号の色
用いる色は,次による。
a) 表1の番号1及び番号2の図記号 : 地は黄とし,その他は黒とする。
b) 表1の番号3及び番号12の図記号 : 地は青とし,その他は白とする。
c) 表1の番号4番号11の図記号 : 地は白,縁及び斜線(左上から右下まで1本書く。)は赤とし,そ

――――― [JIS Z 4950 pdf 5] ―――――

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JIS Z 4950:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 4950:2020の関連規格と引用規格一覧