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JIS Z 7302-2:1999 規格概要
この規格 Z7302-2は、廃棄物を原料として,圧縮成形,押出成形などによって固形化した燃料[廃棄物固形化燃料(RDF)]の発熱量試験方法について規定。
JISZ7302-2 規格全文情報
- 規格番号
- JIS Z7302-2
- 規格名称
- 廃棄物固形化燃料―第2部 : 発熱量試験方法
- 規格名称英語訳
- Densified refuse derived fuel -- Part 2:Test method for gross calorific value
- 制定年月日
- 1999年5月20日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 13.030.50, 75.160.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1999-05-20 制定日, 2004-05-20 確認日, 2009-10-20 改正日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS Z 7302-2:1999 PDF [10]
Z 7302-2 : 1999
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日
本工業規格である。
廃棄物固形化燃料の試験方法は,次に示す部編成となっている。
1) IS Z 7302-1 : 1999 廃棄物固形化燃料−第1部 : 試験方法通則
2) IS Z 7302-2 : 1999 廃棄物固形化燃料−第2部 : 発熱量試験方法
3) IS Z 7302-3 : 1999 廃棄物固形化燃料−第3部 : 水分試験方法
4) IS Z 7302-4 : 1999 廃棄物固形化燃料−第4部 : 灰分試験方法
5) IS Z 7302-5 : 1999 廃棄物固形化燃料−第5部 : 金属含有量試験方法
6) IS Z 7302-6 : 1999 廃棄物固形化燃料−第6部 : 全塩素分試験方法
また,次に示す標準情報がある。
1) R Z 0011 : 1999 廃棄物固形化燃料
2) R Z 0012 : 1999 廃棄物固形化燃料−硫黄分試験方法
3) R Z 0013 : 1999 廃棄物固形化燃料−かさ密度試験方法
4) R Z 0014 : 1999 廃棄物固形化燃料−元素分析試験方法
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS Z 7302-2 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
Z 7302-2 : 1999
廃棄物固形化燃料−第2部 : 発熱量試験方法
Densified refuse derived fuel− Part 2 : Test method for gross calorific value
序文 この規格は,廃棄物の処理問題解決策として,廃棄物の中に含まれている可燃物を圧縮,乾燥,粉
砕,成形固化などの加工によって固形化燃料を製造し,熱エネルギーとして有効利用するために,廃棄物
固形化燃料の統一的な試験方法を規定し,適用の能率化,使用者の利便などを図るために制定された。
1. 適用範囲 この規格は,廃棄物を原料として,圧縮成形,押出成形などによって固形化した燃料(廃
棄物固形化燃料,以下,“RDF”という。)の発熱量試験方法について規定する。
備考1. この規格で対象とするRDFは,圧縮成形,押出成形などによって比較的ち(緻)密化処理し
て固形化したもので,ブロック状にしたもの及び高炉還元剤などとして使用されるチップ状
のものは含まない。
2. この規格の中で [{}] を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるもので,参考で
ある。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 6900 プラスチック−用語
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8005 容量分析用標準物質
JIS K 8085 アンモニア水(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS M 8814 石炭類及びコークス類−発熱量測定方法
JIS P 3801 3紙(化学分析用)
JIS Z 7302-1 廃棄物固形化燃料−第1部 : 試験方法通則
JIS Z 7302-3 廃棄物固形化燃料−第3部 : 水分試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS K 6900及びJIS Z 7302-1によるほか,次による。
a) 発熱量 定圧のもとで単位量の燃料が完全燃焼したときに放出する熱量。
b) 総発熱量 試料を熱量計を用いて燃焼したとき,燃焼によって生じた水分が凝縮し,水となるまでに
――――― [JIS Z 7302-2 pdf 2] ―――――
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Z 7302-2 : 1999
放出する熱量。総発熱量の単位としては,通常,kJ/kg [{kcal/kg}] を用いる。高位発熱量ともいう。
c) 真発熱量 試料を熱量計で燃焼したとき,燃焼によって生じた水分が,水蒸気の状態のままである場
合の発熱量。真発熱量の単位としては,通常,kJ/kg [{kcal/kg}] を用いる。低位発熱量ともいう。
d) 熱量計の熱当量 熱量計の内筒水の温度を1℃上昇するのに必要な熱量。熱当量の単位としては,通
常,J/℃ [{cal/℃}] を用いる。
参考 熱量の単位として用いられるジュール (J) と従来単位カロリー [{cal}] の間には,次の関係があ
る。
1J=0.238 9cal
4. 原理 酸素を圧入した一定容量のボンベ中で試料を燃焼させ,燃焼前後の温度差から発熱量を求め,
その値に対して,あらかじめ求めておいた熱当量の補正を行って,総発熱量を算出する。
5. 装置及び器具
5.1 計量器 計量器は,JIS M 8814の4.2(計量器)に規定する計量器を使用する。
5.2 熱量計 熱量計は,熱研式B形ボンブ熱量計(以下,B形熱量計という。)又は熱研式自動ボンブ熱
量計(以下,自動熱量計という。)を使用する。
a) 形熱量計 B形熱量計は,JIS M 8814の4.5(1)に規定するB形熱量計を使用する。B形熱量計の一
例を図1に,B形熱量計ボンブの一例を図2に,それぞれ示す。
b) 自動熱量計 自動熱量計は,JIS M 8814の4.5(2)(自動熱量計)に規定する自動熱量計を使用する。
――――― [JIS Z 7302-2 pdf 3] ―――――
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Z 7302-2 : 1999
図1 B形熱量計(一例)
――――― [JIS Z 7302-2 pdf 4] ―――――
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Z 7302-2 : 1999
図2 B形熱量計ボンブ(一例)
5.3 試薬及び水 酸生成熱の補正に使用する試薬類は,JIS K 8001及びJIS K 8005に規定する最上級品
を用いて調整する。
a) 酸素 酸素は,可燃物を含まない純度の高いもの。電解法で作った酸素は用いてはならない。
b) 安息香酸 資源環境技術総合研究所認定の熱量標定用安息香酸(1),又は国際熱量標準安息香酸。
注(1) 安息香酸は,錠剤にする前に70℃80℃の乾燥器内で2時間以上乾燥するか,又はシリカゲル入
りのデシケータ内で48時間以上乾燥して用いる。
c) 0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液 JIS K 8001に規定する0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液。
d) 塩化バリウム溶液 (100g/L) JIS K 8155に規定する塩化バリウム二水和物100gを水煮溶解して1L
に薄め,12時間以上放置した後,使用の都度,JIS P 3801に規定するろ紙(5種B)でろ過して使用
する。
e) 塩酸 JIS K 8180に規定するもの。
f) アンモニア水 (1+1) IS K 8085に規定するアンモニア水を等量の水で薄める。
g) メチルレッド−メチレンブルー溶液 JIS K 8001の4.4の表7による。
h) 水 蒸留水又はイオン交換樹脂によって脱塩処理した水を用いる。
5.4 包紙 がんぴ紙などの薄手の均質のものを約60mm角とし,試験室内の大気と平衡な状態に保存す
る。
6. 試料
6.1 サンプルの採取方法 サンプルは,JIS Z 7302-1の6.1(サンプルの採取方法)に規定する方法によ
って必要量を採取する。
――――― [JIS Z 7302-2 pdf 5] ―――――
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JIS Z 7302-2:1999の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.030 : 廃棄物 > 13.030.50 : リサイクル
JIS Z 7302-2:1999の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK6900:1994
- プラスチック―用語
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8005:2014
- 容量分析用標準物質
- JISK8085:2006
- アンモニア水(試薬)
- JISK8085:2021
- アンモニア水(試薬)
- JISK8155:2017
- 塩化バリウム二水和物(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISM8814:2003
- 石炭類及びコークス類―ボンブ熱量計による総発熱量の測定方法及び真発熱量の計算方法
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)
- JISZ7302-1:1999
- 廃棄物固形化燃料―第1部:試験方法通則
- JISZ7302-3:1999
- 廃棄物固形化燃料―第3部:水分試験方法
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方