JIS Z 8731:2019 環境騒音の表示・測定方法

JIS Z 8731:2019 規格概要

この規格 Z8731は、環境騒音を表示する際に用いる基本的な諸量及びそれらを測定するための一般的な方法について規定。

JISZ8731 規格全文情報

規格番号
JIS Z8731 
規格名称
環境騒音の表示・測定方法
規格名称英語訳
Acoustics -- Description and measurement of environmental noise
制定年月日
1957年9月18日
最新改正日
2019年6月20日
JIS 閲覧
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対応国際規格

ISO

ISO 1996-1:2016(MOD), ISO 1996-2:2017(MOD)
国際規格分類

ICS

13.140, 17.140.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1957-09-18 制定日, 1960-09-18 確認日, 1963-09-01 確認日, 1966-08-01 改正日, 1969-12-01 確認日, 1975-11-01 確認日, 1978-12-01 確認日, 1983-03-01 改正日, 1988-02-01 確認日, 1993-05-01 確認日, 1999-03-20 改正日, 2004-03-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-06-20 改正
ページ
JIS Z 8731:2019 PDF [42]
                                                                                   Z 8731 : 2019

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 測定・・・・[8]
  •  4.1 一般事項・・・・[8]
  •  4.2 測定器・・・・[8]
  •  4.3 測定点・・・・[9]
  •  4.4 気象条件・・・・[9]
  •  4.5 定常騒音の測定方法・・・・[9]
  •  4.6 最大騒音レベルの測定方法・・・・[10]
  •  4.7 Nパーセント時間率騒音レベルの測定方法・・・・[10]
  •  4.8 単発騒音暴露レベルの算出方法・・・・[10]
  •  4.9 等価騒音レベルの算出方法・・・・[10]
  •  5 記録事項・・・・[11]
  •  附属書JA(参考)騒音計の周波数重み付け特性・・・・[12]
  •  附属書JB(参考)騒音計の時間重み付け特性・・・・[14]
  •  附属書JC(参考)一般地域における環境騒音の測定方法・・・・[15]
  •  附属書JD(参考)道路に面する地域の環境騒音の測定方法・・・・[17]
  •  附属書JE(参考)航空機騒音の測定方法・・・・[19]
  •  附属書JF(参考)新幹線鉄道騒音の測定方法・・・・[20]
  •  附属書JG(参考)在来鉄道騒音の測定方法・・・・[21]
  •  附属書JH(参考)風車騒音の測定方法・・・・[24]
  •  附属書JI(参考)特定工場などにおいて発生する騒音の測定方法・・・・[29]
  •  附属書JJ(参考)特定建設作業に伴って発生する騒音の測定方法・・・・[31]
  •  附属書JK(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[32]
  •  附属書JL(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[36]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 8731 pdf 1] ―――――

Z 8731 : 2019

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
音響学会(ASJ)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS Z 8731:1999は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 8731 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Z 8731 : 2019

環境騒音の表示・測定方法

Acoustics-Description and measurement of environmental noise

序文

  この規格は,2016年に第3版として発行されたISO 1996-1及び2017年に第3版として発行されたISO
1996-2を基にした日本工業規格(日本産業規格)であるが,これらのISO規格は,騒音源の違いに関する補正,純音成分,
衝撃成分などに関する補正,騒音に対する社会反応の評価,測定の不確かさなど,我が国で環境騒音の表
示・測定の方法として確立していない内容を含むため,今回の改正ではそれらを削除している。技術上重
要な改正に関する新旧対照表を附属書JLに示す。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
削除した規定内容を除く変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JKに示す。また,附属書JA附属書
JLは,対応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,環境騒音を表示する際に用いる基本的な諸量及びそれらを測定するための一般的な方法に
ついて規定する。
なお,環境騒音とは,一般の居住環境における騒音(望ましくない音)をいう。
注記1 附属書JA及び附属書JBでは,それぞれ環境騒音の評価で基本となる周波数重み付け特性A,
周波数重み付け特性C,時間重み付け特性F及び時間重み付け特性Sについて,JIS C 1509-1
における規定の概要を参考として示す。
注記2 附属書JC附属書JJでは,我が国において,騒音規制法,環境基本法などで規定されてい
る環境騒音の評価等を行うために,実際に用いられている具体的な測定方法を騒音源別に整
理し,その概略を参考として示す。
注記3 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 1996-1:2016,Acoustics−Description, measurement and assessment of environmental noise−
Part 1: Basic quantities and assessment procedures
ISO 1996-2:2017,Acoustics−Description, measurement and assessment of environmental noise−
Part 2: Determination of sound pressure levels(全体評価 : MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

――――― [JIS Z 8731 pdf 3] ―――――

2
Z 8731 : 2019
JIS C 1509-1 電気音響−サウンドレベルメータ(騒音計)−第1部 : 仕様
注記 対応国際規格 : IEC 61672-1,Electroacoustics−Sound level meters−Part 1: Specifications
JIS C 1512 騒音レベル,振動レベル記録用レベルレコーダ
JIS C 1513 音響・振動用オクターブ及び1/3オクターブバンド分析器
JIS C 1514 オクターブ及び1/Nオクターブバンドフィルタ
注記1 対応国際規格 : IEC 61260:1995,Electroacoustics−Octave-band and fractional-octave-band filters
注記2 IEC 61260は現在,part 1part 3で構成されている。
JIS C 1515 電気音響−音響校正器
注記 対応国際規格 : IEC 60942,Electroacoustics−Sound calibrators

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
音圧,p(sound pressure)
大気中の音波によって生じる大気圧の変動分。
注記 音圧は,パスカル(Pa)で表す。
3.2
A特性音圧,pA(A-weighted sound pressure)
JIS C 1509-1に規定する周波数重み付け特性A(附属書JA参照)を掛けて測定する音圧。
注記1 A特性音圧は,パスカル(Pa)で表す。
注記2 周波数重み付け特性は,周波数補正回路ともいう。
注記3 周波数重み付け特性C(附属書JA参照)を掛けて測定する音圧をC特性音圧という。
3.3
音圧レベル,Lp(sound pressure level)
音圧の実効値の2乗を基準の音圧の2乗で除した値の常用対数の10倍で,次の式(1)による。
pe2
Lp 10 log10 (1)
p02
ここに, pe : 音圧の実効値(Pa)
p0 : 基準の音圧(20 μPa)
注記 音圧レベルは,デシベル(dB)で表す。
3.4
騒音レベル,LpA(A-weighted sound pressure level)
A特性音圧の実効値の2乗を基準の音圧の2乗で除した値の常用対数の10倍で,次の式(2)による。
2
pAe
LpA 10 log10 (2)
p02
ここに, pAe : A特性音圧の実効値(Pa)
p0 : 基準の音圧(20 μPa)
注記1 騒音レベルは,デシベル(dB)で表す。
注記2 騒音レベルは,A特性音圧レベルともいう。

――――― [JIS Z 8731 pdf 4] ―――――

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Z 8731 : 2019
3.5
時間重み付き騒音レベル,LpA,F,LpA,S(time-weighted A-weighted sound pressure level)
JIS C 1509-1に規定する時間重み付け特性F又は時間重み付け特性S(附属書JB参照)を掛けて測定す
る騒音レベル。
注記 時間重み付き騒音レベルは,デシベル(dB)で表す。
3.6
最大騒音レベル,LpA,Fmax,LpA,Smax(maximum A-weighted sound pressure level)
時間重み付き騒音レベルの最大値。
注記1 最大騒音レベルは,デシベル(dB)で表す。
注記2 最大騒音レベルは,現象時間が限られた単発性の騒音の評価に用いられる。
3.7
Nパーセント時間率騒音レベル,LAN,F,T(N percentage exceedance A-weighted sound pressure level)
JIS C 1509-1に規定する時間重み付け特性Fを掛けて測定する騒音レベルが,対象とする時間TのNパ
ーセントの時間にわたってあるレベルを超えている場合の騒音レベル(図1及び図2参照)。
注記 Nパーセント時間率騒音レベルは,デシベル(dB)で表す。
ΔTi
100 N
T


レ LAN,F,T


(dB)
ΔT1 ΔT2 ΔT3 ΔT4
実測時間 : T 時間
図1−Nパーセント時間率騒音レベルの意味

――――― [JIS Z 8731 pdf 5] ―――――

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JIS Z 8731:2019の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 1996-1:2016(MOD)
  • ISO 1996-2:2017(MOD)

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