JIS Z 8736-3:2006 音響―音響インテンシティ法による騒音源の音響パワーレベルの測定方法―第3部:スキャニングによる精密測定

JIS Z 8736-3:2006 規格概要

この規格 Z8736-3は、音響パワーレベルの測定対象とする音源を取り囲んで設定した測定面に垂直な音響インテンシティ成分を測定する方法について規定。

JISZ8736-3 規格全文情報

規格番号
JIS Z8736-3 
規格名称
音響―音響インテンシティ法による騒音源の音響パワーレベルの測定方法―第3部 : スキャニングによる精密測定
規格名称英語訳
Acoustics -- Determination of sound power levels of noise sources using sound intensity -- Part 3:Precision method for measurement by scanning
制定年月日
2006年11月20日
最新改正日
2016年10月20日
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対応国際規格

ISO

ISO 9614-3:2002(IDT)
国際規格分類

ICS

17.140.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
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改訂:履歴
2006-11-20 制定日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS Z 8736-3:2006 PDF [34]
                                                                 Z 8736-3 : 2006 (ISO 9614-3 : 2002)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[2]
  •  3. 定義・・・・[2]
  •  4. 一般測定条件・・・・[5]
  •  4.1 音源の大きさ・・・・[5]
  •  4.2 音源の発生音の特性・・・・[5]
  •  4.3 測定の不確かさ・・・・[6]
  •  5. 音響環境条件・・・・[7]
  •  5.1 測定環境条件・・・・[7]
  •  5.2 外来インテンシティ・・・・[7]
  •  5.3 風及び気流・・・・[7]
  •  5.4 温度・・・・[7]
  •  5.5 周囲の状況・・・・[7]
  •  5.6 大気の条件・・・・[8]
  •  6. 測定器・・・・[8]
  •  6.1 一般事項・・・・[8]
  •  6.2 校正及び測定現場における確認・・・・[8]
  •  6.3 音響インテンシティの時系列データ及び2乗音圧の時系列データ・・・・[8]
  •  7. 音源の設置及び作動・・・・[8]
  •  7.1 一般事項・・・・[9]
  •  7.2 被測定音源の作動条件・・・・[9]
  •  8. ノーマル音響インテンシティレベルの測定・・・・[9]
  •  8.1 測定面の決め方・・・・[9]
  •  8.2 スキャン経路及び面要素の決定・・・・[9]
  •  8.3 測定・・・・[10]
  •  8.4 追加試験・・・・[12]
  •  9. 音響パワーレベルの算出・・・・[12]
  •  9.1 部分測定面ごとの部分音響パワーの算出・・・・[12]
  •  9.2 基準化音響パワーの算出・・・・[12]
  •  10. 報告事項・・・・[13]
  •  附属書A(参考)この規格で用いる記号一覧・・・・[15]
  •  附属書B(規定)音場指標の計算・・・・[17]
  •  附属書C(規定)必要な測定精度を得るための手順・・・・[19]
  •  附属書D(参考)気流が音響インテンシティ測定に及ぼす影響・・・・[22]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 8736-3 pdf 1] ―――――

Z 8736-3 : 2006 (ISO 9614-3 : 2002)
  •  附属書E(参考)測定面内の吸音の影響・・・・[23]
  •  附属書F(参考)測定面の設定及びスキャニングの方法・・・・[24]
  •  附属書G(参考)短時間平均音響インテンシティ及び平均2乗音圧の 時系列データから時間平均を求める手順・・・・[26]
  •  附属書H(参考)音響パワーレベルの基準化・・・・[27]
  •  附属書I(参考)JIS Z 8736-1,JIS Z 8736-2及びJIS Z 8736-3で 用いられる音場指標・・・・[29]
  •  参考文献・・・・[30]

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――――― [JIS Z 8736-3 pdf 2] ―――――

                                                                 Z 8736-3 : 2006 (ISO 9614-3 : 2002)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本音響学会(ASJ)/財団法人日本
規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査
会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 9614-3:2002,Acoustics−
Determination of sound power levels of noise sources using sound intensity−Part 3: Precision method for
measurement by scanningを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。
JIS Z 8736-3には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考)この規格で用いる記号一覧
附属書B(規定)音場指標の計算
附属書C(規定)必要な測定精度を得るための手順
附属書D(参考)気流が音響インテンシティ測定に及ぼす影響
附属書E(参考)測定面内の吸音の影響
附属書F(参考)測定面の設定及びスキャニングの方法
附属書G(参考)短時間平均音響インテンシティ及び平均2乗音圧の時系列データから時間平均を求
める手順
附属書H(参考)音響パワーレベルの基準化
附属書I(参考)JIS Z 8736-1,JIS Z 8736-2及びJIS Z 8736-3で用いられる音場指標
JIS Z 8736の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS Z 8736-1第1部 : 離散点による測定
JIS Z 8736-2第2部 : スキャニングによる測定
JIS Z 8736-3第3部 : スキャニングによる精密測定

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS Z 8736-3 pdf 3] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                              JIS
Z 8736-3 : 2006
(ISO 9614-3 : 2002)

音響−音響インテンシティ法による騒音源の音響パワーレベルの測定方法−第3部 : スキャニングによる精密測定

Acoustics-Determination of sound power levels of noise sources using sound intensity-Part 3: Precision method for measurement by scanning

序文

 この規格は,2002年に第1版として発行されたISO 9614-3,Acoustics−Determination of sound power
levels of noise sources using sound intensity−Part 3: Precision method for measurement by scanningを翻訳し,技
術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。

1. 適用範囲

1.1   この規格は,音響パワーレベルの測定対象とする音源を取り囲んで設定した測定面に垂直な音響イ
ンテンシティ成分を測定する方法について規定する。
測定面に垂直な音響インテンシティ成分の面積分値は,測定面を連続した面要素に分割し,その各要素
上に設定した連続的な経路上をインテンシティプローブを掃引することによって近似する。1回の掃引ご
とのノーマル音響インテンシティの平均値及び2乗音圧の平均値は,測定器によって求められる。プロー
ブの掃引は,手動によっても機械的な方法によってもよい。
ノーマル音響インテンシティの測定結果から,オクターブバンド,1/3オクターブ又は帯域制限されたA
特性音響パワーレベルを求める。この測定方法は,物理的に固定した測定面が設定でき,その面上で3.12
に規定する被測定音源及び主要な外部音源による騒音が時間的に定常であるようなすべての音源に適用で
きる。被測定音源の定義は,測定面の設定による。この測定方法は,この規格のすべての要件を満たす試
験環境において適用できる。
測定精度を評価するために,この規格では音響パワーレベル測定に関する補足的な試験方法を附属書C
に規定する。それによって,測定精度の評価,及びグレードの区分を行う。測定結果がこの規格の要件を
満たさない場合には,指示されている方法に従って測定方法を変更する。
この規格は,音源の音響パワーレベルが負の値として測定される周波数帯域に適用することはできない。
1.2 この規格は,音源の発生音の時間的変動が音響インテンシティの測定精度を著しく低下させるほど
大きくはなく,また,測定プローブが著しい速度及び変動を伴う気流にさらされることがない環境に設置
されている音源の測定に適用する(5.2.2,5.3及び5.4参照)。
外部騒音のレベルが測定器のダイナミック性能以上であったり,測定時間中の変化が大きすぎるなど,
測定条件がこの規格の要件を満たすことが不可能な場合もある。そのような場合には,この規格に規定す
る方法は,音源の音響パワーレベル測定に適用することはできない。

――――― [JIS Z 8736-3 pdf 4] ―――――

2
Z 8736-3 : 2006 (ISO 9614-3 : 2002)
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 9614-3:2002,Acoustics−Determination of sound power levels of noise sources using sound
intensity−Part 3: Precision method for measurement by scanning (IDT)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発効年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構
成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年又は発行年を付記していない引用規格
は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 1507:2006,電気音響−音響インテンシティ測定器−圧力形ペアマイクロホンによる測定
備考 IEC 61043:1993,Electroacoustics−Instruments for the measurement of sound intensity−
Measurement with pairs of pressure sensing microphones が,この規格と一致している。
JIS C 1509-1 電気音響−サウンドレベルメータ(騒音計)−第1部 : 仕様
備考 原国際規格で引用している IEC 60651,Sound level metersからの引用部分は,この規格の該
当事項と同等である。なお,IEC 60651は廃止され,IEC 61672,Electroacoustics−Sound level
metersが発行されており,その第1部,Part 1: Specifications が この規格と一致している。
JIS C 1514 オクターブ及び1/Nオクターブバンドフィルタ
備考 IEC 61260,Electroacoustics−Octave-band and fractional-octave-band filtersが,この規格と一致
している。
JIS C 1515 電気音響−音響校正器
備考 IEC 60942,Electroacoustics−Sound calibratorsが,この規格と一致している。
参考 原国際規格では,発行年 (1998年) とともに引用しているが,その必要はなく,また2003
年に発行された第3版が最新版であるので,この規格では,発行年を付記せずに引用した。
GUM,Guide to the expression of uncertainty in measurement
参考 原国際規格では,発行年 (1993年) とともに引用しているが,その必要はなく,また1995
年版が最新版であるので,この規格では,発行年を付記せずに引用した。

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
備考 この規格で用いる記号は附属書Aに,音場指標の定義は附属書Bに記載する。
3.1 基準音圧の2乗に対する平均2乗音圧の比の常用対数を10倍
音圧レベル (sound pressure level) p
した値。
備考1. 基準音圧は,20 μPaである。
2. 音圧レベルは,デシベルで表す。
I
瞬時音響インテンシティ (instantaneous sound intensity)
3.2 ある点における瞬時的な粒子速度の
方向に垂直な単位断面積を通過する単位時間当たりの音響エネルギー流の瞬時値で,式 (1) で定義される。
備考 この量は,ベクトル量で,ある点の音圧と粒子速度の瞬時値との積に等しい。
It pt u (1)
ここに, p(t) : ある点の音圧の瞬時値
u : 同じ点の粒子速度の瞬時値

――――― [JIS Z 8736-3 pdf 5] ―――――

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JIS Z 8736-3:2006の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 9614-3:2002(IDT)

JIS Z 8736-3:2006の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 8736-3:2006の関連規格と引用規格一覧