JIS A 1209:2020 土の収縮定数試験方法

JIS A 1209:2020 規格概要

この規格 A1209は、目開き425 μmのふるいを通過した土の収縮定数(収縮限界及び収縮比)を求める方法について規定。

JISA1209 規格全文情報

規格番号
JIS A1209 
規格名称
土の収縮定数試験方法
規格名称英語訳
Test method for shrinkage parameters of soils
制定年月日
1950年11月10日
最新改正日
2020年3月25日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

13.080.01, 93.010
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1950-11-10 制定日, 1953-09-18 確認日, 1956-09-17 確認日, 1959-11-10 確認日, 1963-01-29 確認日, 1966-04-01 確認日, 1970-06-04 改正日, 1975-01-16 確認日, 1978-07-04 改正日, 1983-03-05 確認日, 1989-04-01 確認日, 1990-06-12 改正日, 1995-11-14 確認日, 2000-07-25 改正日, 2009-09-03 改正日, 2014-10-25 確認日, 2020-03-25 改正
ページ
JIS A 1209:2020 PDF [10]
                                                                                   A 1209 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 試験器具・・・・[1]
  •  5 試料・・・・[3]
  •  6 試験方法・・・・[3]
  •  7 計算・・・・[4]
  •  8 報告・・・・[6]
  •  附属書A(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[7]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 1209 pdf 1] ―――――

A 1209 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人
地盤工学会(JGS)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標
準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS A 1209:2009は
改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。国土交通大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 1209 pdf 2] ―――――

                                       日本産業規格                             JIS
A 1209 : 2020

土の収縮定数試験方法

Test method for shrinkage parameters of soils

序文

  この規格は,1950年に制定され,その後6回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は2009年に
行われたが,その後のJIS A 0207に基づく表記,用語の変更などに対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。また,技術上重要な改正に関する旧規格との対照を
附属書Aに記載する。

1 適用範囲

  この規格は,目開き425 μmのふるいを通過した土の収縮定数(収縮限界及び収縮比)を求める方法に
ついて規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 0207 地盤工学用語
JIS A 1201 地盤材料試験のための乱した土の試料調製方法
JIS A 1203 土の含水比試験方法
JIS Z 8801-1 試験用ふるい−第1部 : 金属製網ふるい

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0207による。

4 試験器具

  試験器具は,次による。
a) 収縮皿 収縮皿は,底が平らで内径約45 mm,深さ約13 mmで,上縁を水平に滑らかにすってあるガ
ラス製のもの(図1参照)。

――――― [JIS A 1209 pdf 3] ―――――

2
A 1209 : 2020
単位 mm
図1−収縮定数試験器具の例
b) パラフィン
c) パラフィン溶融用容器
d) 加熱装置
e) 温度計
f) ガラス板 ガラス板は,試料を練り合わせるための厚い板ガラス及び収縮皿の容積測定用の約80 mm
×80 mm×2 mmの薄い板ガラス。
g) ワセリン又はグリース
h) へら
i) 直ナイフ 直ナイフは,鋼製で片刃の付いた辺の長さ250 mm以上のもの。
j) 含水比測定器具 含水比測定器具は,JIS A 1203に規定するもの。
k) 水中の試料質量測定用器具 水中試料の見掛けの質量測定器具は,容器とつり皿とをはかりに取り付
けて水中試料の見掛けの質量が測定できるもの。水中試料の見掛けの質量測定の参考例を,図2に示
す。
水 はかり
試料
図2−水中試料の見掛けの質量測定の参考例
l) 蒸留水
m) はかり はかりは,0.01 gまではかることができるもの。
n) ふるい ふるいは,JIS Z 8801-1に規定する金属製網ふるいで目開き425 μmのもの。

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A 1209 : 2020

5 試料

  試料は,次による。
a) 自然含水比状態の土を用いて,JIS A 1201に規定する試験方法によって得られた目開き425 μmの金属
製網ふるいを通過したものを試料とする。用いるふるいは,JIS Z 8801-1に規定する金属製網ふるい
とする。試料を空気乾燥しても収縮定数の試験結果に影響しない場合は,空気乾燥試料を用いてもよ
い。
b) 試料の量は,約30 gとする。
c) 試料を厚いガラス板の上に置き,試料の間隙を十分に満たす程度の蒸留水を加えてよく練り合わせ,
収縮皿に詰め込みやすいペースト状にする。
なお,初期含水比によって収縮定数に差を生じるので,ペーストの流動性を液性限界付近に統一す
るとよい。空気乾燥試料の場合,試料と水とのなじみをよくするため,水を加えて練り返した後,10
数時間放置する。

6 試験方法

  試験方法は,次による。
a) 収縮皿の内面に,ワセリン又はグリースを薄く塗り,その質量mc(g)をはかる。
b) 収縮皿の中にペースト状の試料を気泡が含まれないように詰め込む。まず,収縮皿の容量の約1/3の
ペースト状の試料を収縮皿の中央に入れ,その収縮皿を布のようなものをクッションにして硬い面に
打ち付け,試料を収縮皿の縁の方に流動させる。次に,前と同量ぐらいの試料を入れ,気泡が表面に
追い出され,試料がよく締まるまで打ち付ける。さらに,試料を入れて,収縮皿が試料で満たされ,
余分な試料が縁からあふれるまで打ち続ける。
c) 余分な試料を直ナイフで切り取り,収縮皿の外側の試料を拭き取って,直ちにその質量ma(g)をは
かる。
この収縮皿の試料を,クラックが生じないように風の当たらない空気中で,試料が暗色から明色に
なるまで徐々に乾燥させる。
d) IS A 1203に規定する試験方法によって,(110±5)℃で一定質量になるまで炉乾燥した後,試料を収
縮皿から静かに取り出し,その質量ms(g)をはかる。
e) 薄いガラス板の質量mg(g)をはかる。
f) 収縮皿に蒸留水をあふれるほど入れ,ガラス板で押さえて余分な水をあふれさせ,この水と収縮皿及
びガラス板の周りの水とを拭き取る。
g) 水の入った収縮皿及びガラス板の質量m(g)をはかる。
h) 炉乾燥した試料を溶融したパラフィン液に浸して,試料表面に被膜を作る。
i) パラフィン塗布後の試料の質量m1(g)をはかる。
j) はかりに取り付けたつり皿の水中での見掛けの質量m2(g)をはかる。
k) パラフィンを塗布した試料をつり皿に載せて水中につるし,水中での見掛けの質量m3(g)をはかる。
この場合は,つり皿及び試料が完全に水中に入るようにし,両者とも容器に触れないようにする。
l) 水温T(℃)をはかる。
m) パラフィンの密度が既知でない場合は,パラフィンの密度ρp(Mg/m3)を求める。この場合は,容積
が既知の容器に溶融したパラフィンをあふれるほど入れ,冷えて固まった後に余分のパラフィンを取
り除いて質量をはかり,密度を求める。

――――― [JIS A 1209 pdf 5] ―――――

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JIS A 1209:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 1209:2020の関連規格と引用規格一覧