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JIS A 1412-1:2016 規格概要
この規格 A1412-1は、保護熱板法(GHP法)による平板状の熱絶縁材の熱抵抗,熱伝導率などの伝熱特性の測定方法について規定。
JISA1412-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS A1412-1
- 規格名称
- 熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法―第1部 : 保護熱板法(GHP法)
- 規格名称英語訳
- Test method for thermal resistance and related properties of thermal insulations -- Part 1:Guarded hot plate apparatus
- 制定年月日
- 1999年4月20日
- 最新改正日
- 2016年8月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 8302:1991(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 27.220, 91.100.60
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
- 改訂:履歴
- 1999-04-20 制定日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-08-22 改正
- ページ
- JIS A 1412-1:2016 PDF [47]
A 1412-1 : 2016
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[2]
- 3 用語及び定義並びに記号及び単位・・・・[2]
- 3.1 用語及び定義・・・・[2]
- 3.2 記号及び単位・・・・[4]
- 4 原理・・・・[6]
- 5 測定装置・・・・[6]
- 5.1 一般事項・・・・[6]
- 5.2 装置の形状・・・・[6]
- 5.3 加熱板・・・・[8]
- 5.4 冷却熱板・・・・[11]
- 5.5 恒温槽・・・・[11]
- 5.6 計測機器・・・・[12]
- 6 試験体・・・・[15]
- 6.1 一般・・・・[15]
- 6.2 均質性・・・・[15]
- 6.3 寸法及び厚さ・・・・[16]
- 7 測定方法・・・・[16]
- 7.1 試験体の準備及び養生・・・・[16]
- 7.2 測定手順・・・・[17]
- 8 結果の算出・・・・[20]
- 9 結果の報告・・・・[20]
- 附属書JA(規定)誤差評価及び装置の設計・・・・[22]
- 附属書JB(規定)試験体の均質性及び最小厚さを判断する手順・・・・[28]
- 附属書JC(参考)真空断熱材の熱抵抗及び見掛けの熱伝導率の測定方法・・・・[30]
- 附属書JD(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[33]
- 附属書JE(参考)技術上重要な改正に関する新旧対照表・・・・[38]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS A 1412-1 pdf 1] ―――――
A 1412-1 : 2016
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本
工業規格である。これによって,JIS A 1412-1:1999は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS A 1412の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS A 1412-1 第1部 : 保護熱板法(GHP法)
JIS A 1412-2 第2部 : 熱流計法(HFM法)
JIS A 1412-3 第3部 : 円筒法
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS A 1412-1 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
A 1412-1 : 2016
熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法−第1部 : 保護熱板法(GHP法)
Test method for thermal resistance andrelated properties of thermal insulations-Part 1: Guarded hot plate apparatus
序文
この規格は,1991年に第1版として発行されたISO 8302を基とし,国内の実情を反映させるため,技
術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JDに示す。
1 適用範囲
この規格は,保護熱板法(GHP法)による平板状の熱絶縁材の熱抵抗,熱伝導率などの伝熱特性の測定
方法について規定する。
この測定方法は,平板状の熱絶縁材について,定常状態の下で温度,電力(熱流量)及び厚さを測定し
て,熱抵抗,熱伝導率などの伝熱特性を求める絶対測定法又は標準的な測定法である。
この方法は,6.3による厚さの範囲において,熱抵抗が0.1 m2・K/Wよりも大きい試験体に適用できる。
熱抵抗が0.02 m2・K/W程度の試験体まで測定してもよいが,測定の正確さは制約される。
注記1 この規格では,“保護熱板(Guarded hot plate)”という用語を装置全体に対して用いている。
このことから,測定装置は保護熱板法測定装置又はGHP法測定装置と呼ぶ。また,我が国で
は,この測定方法は絶対測定法として熱伝導率を直接測定できることから“平板直接法”と
呼ぶこともある。
注記2 測定可能な熱抵抗の上限は,加熱板に供給する電力の安定性,電力測定器の性能,試験体及
び加熱板の主熱板部と保護熱板部との間における温度の非平衡による熱移動の程度に関係す
る。
注記3 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 8302:1991,Thermal insulation−Determination of steady-state thermal resistance and related
properties−Guarded hot plate apparatus(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
――――― [JIS A 1412-1 pdf 3] ―――――
2
A 1412-1 : 2016
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS A 0202 断熱用語
注記 対応国際規格 : ISO 7345:1987,Thermal insulation−Physical quantities and definitions,ISO
9229:1991,Thermal insulation−Materials, products and systems−Vocabulary,ISO 9251:1987,
Thermal insulation−Heat transfer conditions and properties of materials−Vocabulary,ISO
9288:1989,Thermal insulation−Heat transfer by radiation−Physical quantities and definitions及び
ISO 9346:1987,Thermal insulation−Mass transfer−Physical quantities and definitions(全体評
価:MOD)
JIS A 1420 建築用構成材の断熱性測定方法−校正熱箱法及び保護熱箱法
JIS A 9523 吹込み用繊維質断熱材
JIS C 1602 熱電対
JIS Z 8704 温度測定方法−電気的方法
ISO 7345:1987,Thermal insulation−Physical quantities and definitions
ISO 9251:1987,Thermal insulation−Heat transfer conditions and properties of materials−Vocabulary
3 用語及び定義並びに記号及び単位
3.1 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0202によるほか,次による。
3.1.1
熱抵抗(thermal resistance),R(m2・K/W)
熱絶縁材の定常状態での表裏面温度差を熱流密度で除した値。熱の伝わりにくさを表す特性値。
3.1.2
熱伝導率(thermal conductivity),λ[W/(m・K)]
ある等温面における熱流密度は,その面における法線方向の温度勾配に比例する。このときの熱流密度
と温度勾配との関係を表す比例係数。
3.1.3
熱移動係数(transfer factor of a specimen),τ[W/(m・K)]
熱伝導と熱放射とによる熱移動を示す特性値。熱移動係数は,測定時の条件又は状態に依存し,次の式
によって定義される。
qd d
T R
熱移動係数は,試験体の等価,見掛け又は有効熱伝導率と呼ぶ場合がある。
3.1.4
熱トランスミッシビティ(thermal transmissivity of a material),λτ[W/(m・K)]
熱伝導と熱放射とによる熱移動を組み合わせた測定条件に依存しない熱絶縁材の特性を示す値。Δd/ΔR
が厚さdに無関係であるときに次の式によって定義される。
――――― [JIS A 1412-1 pdf 4] ―――――
3
A 1412-1 : 2016
τ Δd
ΔR
熱トランスミッシビティは,熱対流がないときの熱伝導と熱放射とによって表される熱移動係数の限界
の厚さと関連付けて見ることができる。
3.1.5
伝熱特性(heat transfer property)
熱抵抗,熱移動係数,熱伝導率,熱伝導比抵抗,熱トランスミッシビティ,熱コンダクタンスなどの総
称。
3.1.6
試験体平均温度(mean temperature),Tm(K)
定常状態における試験体の高温面と低温面との温度の平均。単に“平均温度”ともいう。
3.1.7
試験体温度差(temperature difference),ΔT(K)
定常状態における試験体の高温面と低温面との温度の差。単に“温度差”ともいう。
3.1.8
非平衡による系統誤差(imbalance error)
加熱板の主熱板と保護熱板との温度の差によって生じる系統誤差。
3.1.9
端面熱損失による系統誤差(edge heat loss error)
熱板及び試験体の端面と雰囲気との間の熱移動によって生じる系統誤差。
3.1.10
吹込み材料
ボード又はフェルト状に成形されていない繊維材料,発泡材料,粉体などの材料。ただし,JIS A 9523
で規定される吹込み用繊維質断熱材は除く。
3.1.11
緩衝シート
加熱板及び冷却熱板と試験体の隙間を完全に埋めるために使用する柔軟性のあるシート。試験体が硬質
材料の場合は,厚さ1 mm程度のシリコンゴムシートなどを用いる。
3.1.12
断熱シート
金属製の被覆材など,試験体表面にギャップをまたぐ熱的短絡経路がある場合に,加熱板と試験体との
間に設置する熱伝導率の低いシート。細かい粉状にしたコルク又はそれに類似した厚さ2 mm若しくは2
mmよりやや厚いシートなどを用いる。
3.1.13
測温シート
温度センサ又は非平衡検出センサを取り付けたシート。緩衝シートと同様,厚さ1 mm程度のシリコン
ゴムシートなどを用いる。
注記 対応国際規格では,この定義にあるように,測定する試験体の状態によって伝熱用語を区別し
ている。これまでも均一でない材料の熱伝導率については,“見掛けの熱伝導率”,“等価熱伝導
率”,“有効熱伝導率”などのように表現している。熱移動係数,熱トランスミッシビティなど
――――― [JIS A 1412-1 pdf 5] ―――――
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JIS A 1412-1:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 8302:1991(MOD)
JIS A 1412-1:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 27 : エネルギー及び熱伝達工学 > 27.220 : 熱回収.断熱
JIS A 1412-1:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISA0202:2008
- 断熱用語
- JISA1420:1999
- 建築用構成材の断熱性測定方法―校正熱箱法及び保護熱箱法
- JISA9523:2016
- 吹込み用繊維質断熱材
- JISC1602:2015
- 熱電対
- JISZ8704:1993
- 温度測定方法―電気的方法