JIS A 2106:2022 メタルカーテンウォールの熱性能―熱貫流率及び日射熱取得率の簡易計算

JIS A 2106:2022 規格概要

この規格 A2106は、カーテンウォール及びカーテンウォールにブラインド,スクリーンなどの日射遮蔽物が附属した場合の熱貫流率及び日射熱取得率の簡易的な計算方法について規定。

JISA2106 規格全文情報

規格番号
JIS A2106 
規格名称
メタルカーテンウォールの熱性能―熱貫流率及び日射熱取得率の簡易計算
規格名称英語訳
Thermal performance of metal curtain walling -- Simplified calculation method of thermal transmittance and solar heat gain coefficient
制定年月日
2022年3月22日
最新改正日
2022年3月22日
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対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.120.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2022-03-22 制定
ページ
JIS A 2106:2022 PDF [35]
                                                                                   A 2106 : 2022

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 記号及び添字・・・・[3]
  •  4.1 記号・・・・[3]
  •  4.2 添字・・・・[3]
  •  5 計算対象・・・・[3]
  •  5.1 基本構造・・・・[3]
  •  5.2 室内側奥行き・・・・[3]
  •  5.3 計算範囲・・・・[3]
  •  6 熱性能の計算・・・・[4]
  •  6.1 概要・・・・[4]
  •  6.2 入力データ・・・・[4]
  •  6.3 熱貫流率の計算・・・・[5]
  •  6.4 日射熱取得率の計算・・・・[6]
  •  7 報告書・・・・[7]
  •  7.1 報告書の内容・・・・[7]
  •  7.2 図面・・・・[7]
  •  7.3 計算に使用した値・・・・[8]
  •  7.4 結果の表示・・・・[8]
  •  附属書A(規定)代表的なフレームの熱性能・・・・[9]
  •  附属書B(規定)代表的なグレージングの熱性能・・・・[17]
  •  附属書C(規定)代表的なスパンドレル部パネルの熱性能・・・・[20]
  •  附属書D(規定)代表的な日射遮蔽物の熱物性・・・・[22]
  •  附属書E(規定)情報がない場合の各部位の代表的な熱性能・・・・[24]
  •  附属書F(参考)熱貫流率の計算例・・・・[26]
  •  附属書G(参考)日射熱取得率の計算例・・・・[31]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 2106 pdf 1] ―――――

           A 2106 : 2022

まえがき

  この規格は,産業標準化法に基づき,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
産業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS A 2106 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
A 2106 : 2022

メタルカーテンウォールの熱性能−熱貫流率及び日射熱取得率の簡易計算

Thermal performance of metal curtain walling-Simplified calculation method of thermal transmittance and solar heat gain coefficient

1 適用範囲

  この規格は,カーテンウォール及びカーテンウォールにブラインド,スクリーンなどの日射遮蔽物が附
属した場合の熱貫流率及び日射熱取得率の簡易的な計算方法について規定する。カーテンウォールは,フ
レーム及びフレームに取り付けられたグレージング,不透明なパネル,又はその両者で構成される。カー
テンウォールにはメタル(金属)製のカーテンウォール及びプレキャストコンクリート(PC)製のカーテ
ンウォールがあり,この規格はメタル(金属)製のカーテンウォール(以下,カーテンウォールという。)
に適用する。
この規格は,カーテンウォールの詳細断面が決定していない建築設計の初期段階(建築概要が決定され
る基本設計段階)及び設計変更段階において,入手可能な外皮情報での熱貫流率及び日射熱取得率を計算
し,カーテンウォールの設計及び建築物の省エネルギー性能評価に活用する簡易計算法である。一方,熱
貫流率の詳細計算法であるJIS A 2105は,建築の実施設計段階以降のプロセスにおいて,カーテンウォー
ルの詳細断面決定後に,建築物の省エネルギー実性能を把握するために使用するものである。
計算には,次の項目を含める。また,フレーム,グレージング及びパネルのうち,二つの間の接合にお
ける熱橋を含める。
− 異なるタイプのグレージング[例えば,ガラス又はプラスチック,単板ガラス又は複層ガラス(低放
射率コーティングの有無,日射調整フィルムの有無,空気又は他の不活性ガスを封入した中空層があ
る。)など]
− 熱遮断構造のあるフレーム,熱遮断構造のないフレーム
− 金属,ガラス,セラミック又は他の材料で覆われる種々の不透明パネル
− 様々なタイプの日射遮蔽物(ブラインド,スクリーン,その他日よけの効果のある附属物)
日射遮蔽物を用いた場合の計算方法は,附属書Bによる。また,代表的な板ガラス,スクリーン及び日
射調整フィルムの光学特性,並びに代表的なグレージングの日射熱取得率の参考値は,JIS A 2103の附属
書Bを参照。
なお,計算には,次の項目を含めない。
− ひさし(庇),袖壁など建物部位による日射遮蔽効果
− 漏気による熱移動

――――― [JIS A 2106 pdf 3] ―――――

           2
A 2106 : 2022
− 結露の計算
− カーテンウォールの出入隅及び端部における付加的な熱移動
− 建築構造体への接合部,及び取付部品又は取付金具
− 発熱機能を備えたカーテンウォール

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格のうち,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その
後の改正版(追補を含む。)は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)
を適用する。
JIS A 0202 断熱用語
JIS A 2101 建築構成要素及び建築部位−熱抵抗及び熱貫流率−計算方法
JIS A 2102-1 窓及びドアの熱性能−熱貫流率の計算−第1部 : 一般
JIS A 2102-2 窓及びドアの熱性能−熱貫流率の計算−第2部 : フレームの数値計算方法
JIS A 2103 窓及びドアの熱性能−日射熱取得率の計算
JIS A 2105:2018 カーテンウォールの熱性能−熱貫流率の計算
JIS A 4710 建具の断熱性試験方法
JIS R 3106 板ガラスの透過率·反射率·放射率の試験方法及び建築用板ガラスの日射熱取得率の算
定方法
JIS R 3107 建築用板ガラスの熱貫流率の算定方法

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS A 0202,JIS A 2102-1及びJIS A 2105によ
る。
3.1
フィン
カーテンウォールのフレームの屋外側にひれ状に突き出した,意匠又は日射遮蔽を目的とした部分
3.2
ゴンドラレール
清掃のためのゴンドラ用のレール
注釈1 独立したものとカーテンウォールとの方立を用いるものがある。
3.3
窓フレーム
フレームのうち,方立及び無目に組み込む窓の固定枠及び/又はサッシ
(出典 : JIS A 2105の3.6)。
3.4
給気口·排気口
暖冷房設備及び換気設備の給気及び排気のためカーテンウォールを貫通する口

――――― [JIS A 2106 pdf 4] ―――――

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A 2106 : 2022
3.5
自然換気口
自然換気のための貫通口であり使用時にはカーテンウォールを貫通する口

4 記号及び添字

4.1 記号

  この規格で用いる記号及び単位は,表1による。
表1−記号及び単位
記号 名称 単位
A 面積 m2
U 熱貫流率 W/(m2·K)
η 日射熱取得率 −
d 奥行き又は厚さ m
Δ 差 −
Σ 総和 −
R 日射遮蔽物の付加熱抵抗 (m2·K)/W

4.2 添字

  この規格で用いる量記号の添字は,表2による。
表2−添字
記号 意味 記号 意味
cw カーテンウォール ps スパンドレル部パネル
f 窓フレーム pv ビジョン部パネル
g グレージング t 無目
i 室内 tot 合計,総合
j 総和インデックス TJ 二つの面材間の熱橋となる接合部
m 方立 glz グレージング複合体

5 計算対象

5.1 基本構造

  カーテンウォールの基本構造は,JIS A 2105:2018の図1及び図2による。

5.2 室内側奥行き

  ビジョン部及びスパンドレル部の方立又は無目の室内側奥行き(di)は,JIS A 2105の図3による。

5.3 計算範囲

  カーテンウォールの計算範囲は,JIS A 2105の5.3による。

――――― [JIS A 2106 pdf 5] ―――――

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