JIS A 4414:2005 住宅用収納間仕切り構成材

JIS A 4414:2005 規格概要

この規格 A4414は、住宅の室空間に用いられる収納間仕切り構成材及びそれに組み込まれる収納部について規定。

JISA4414 規格全文情報

規格番号
JIS A4414 
規格名称
住宅用収納間仕切り構成材
規格名称英語訳
Storage partition components for dwellings
制定年月日
1977年3月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

91.060.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
改訂:履歴
1977-03-01 制定日, 1980-03-01 確認日, 1984-02-01 改正日, 1989-02-01 確認日, 1994-06-01 改正日, 1998-08-20 改正日, 2005-11-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS A 4414:2005 PDF [15]
                                                                                   A 4414 : 2005

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本住宅
設備システム協会(JHESA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS A 4414:1998は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正は,シックハウス問題に対応するため,ホルムアルデヒドの放散のおそれのある材料に関す
る部分の改正を主たる目的とし,更に建築モデュラーコーディネーションに関連する日本工業規格(日本産業規格)の改正
に伴う,寸法部分の用語の改正,JIS Z 8301の様式との整合及びSI単位への移行を行った。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。
JIS A 4414には,次に示す附属書がある。
附属書1(規定)遮音性及び地震時における耐転倒性の試験方法
附属書2(参考)引出しの急速開閉試験用装置

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS A 4414 pdf 1] ―――――

A 4414 : 2005

pdf 目 次

ページ

  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 種類・・・・[1]
  •  4. 品質及び構造・・・・[1]
  •  4.1 外観・・・・[1]
  •  4.2 構造及び加工・・・・[1]
  •  4.3 性能・・・・[2]
  •  5. 材料・・・・[2]
  •  6. 寸法・・・・[3]
  •  6.1 収納間仕切りのコーディネーティング面・・・・[3]
  •  7. 試験・・・・[4]
  •  7.1 帆立部の衝撃抵抗性試験・・・・[4]
  •  7.2 安定性試験・・・・[4]
  •  7.3 強度及び耐久性試験・・・・[5]
  •  7.4 表面処理試験・・・・[6]
  •  7.5 絶縁抵抗耐電圧試験・・・・[7]
  •  8. 検査・・・・[7]
  •  8.1 形式検査・・・・[7]
  •  8.2 受渡検査・・・・[8]
  •  9. 表示・・・・[8]
  •  9.1 製品に対する表示・・・・[8]
  •  9.2 添付書類による表示・・・・[8]
  •  10. 取扱い上及び維持管理上の注意事項・・・・[8]
  •  附属書1(規定)遮音性及び地震時における耐転倒性の試験方法・・・・[10]
  •  附属書2(参考)引出しの急速開閉試験用装置・・・・[12]

――――― [JIS A 4414 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
A 4414 : 2005

住宅用収納間仕切り構成材

Storage partition components for dwellings

1. 適用範囲

 この規格は,住宅の室空間に用いられる収納間仕切り構成材(以下,収納間仕切りという。)
及びそれに組み込まれる収納部について規定する。
備考1. 収納間仕切りとは,収納の機能をもち,室空間を間仕切る構成材をいう。
2. 収納部とは,組み合わせて使用することを目的とする単品をいう。

2. 引用規格

 付表1に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構
成する。これらの規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。

3. 種類

 収納部の種類は,表1による。
表 1 収納部の種類
収納部の種類 記号 用途内容
衣類用 W 洋服だんす・整理だんすのような収納機能をもつもの。
食器用 K 食器戸棚・茶だんすのような機能をもつもの。
書籍用 B 本箱・書棚のような機能をもつもの。
複合用 C 衣類用・食器用・書籍用のいずれかをそれぞれ組み合わせたもの。
その他 D 家庭用電気機器などのような収納機器をもつもの。

4. 品質及び構造

4.1 外観

 完成品の外観等は,次による。
a) 完成品(1)の外観は良好で,美観を損なうような色むら,はく離,くるい,不ぞろい,きずなどの著し
い欠点があってはならない。
注(1) 完成品とは,その製品の組立仕様書に従って組み立てられたものをいう。
b) 人体及び衣類に直接触れる部分には,鋭い角部や危険な突起などがあってはならない。
c) 使用上支障のあるような揮発性物質及び臭気を発生してはならない。

4.2 構造及び加工

 構造及び加工は,次による。
a) 収納間仕切りの構造は,建築く(躯)体への組込み及び接合を容易に,かつ,確実に実施できるよう
に考慮する。
b) 木材又は木質材料を使用するときは,組立て後,割れ,くるいなどの欠陥を生じにくい構造とする。
c) 帆立て構造のものは,7.1によって試験を行い,倒れたり崩壊による著しい危険性がない構造とする。
d) 接着,溶接などは確実に行い,また,き裂を生じにくい構造とする。
e) 木部を接着して組み立てる場合は,接着後十分に圧締めを行う。
f) ねじ類,その他の金属を用いて組み立てる場合は,接合部に緩みが生じないように確実に結合する。

――――― [JIS A 4414 pdf 3] ―――――

2
A 4414 : 2005
g) 取り外し可能な商品及び部材は,確実に固定できる構造とする。

4.3 性能

 完成品は,7.によって試験を行ったとき,表2の規定に適合しなければならない。
なお,試験は,対象とする製品に備わった機能についてだけ,この試験項目の中から選ぶ。
表 2 性能
項目 規定 試験方法
安定性 帆立部の衝撃抵抗性 7.1
倒れたり破壊による著しい危険性があってはならない。
力を加えない状態での安定性 転倒してはならない。 7.2.1
転倒してはならない。
可動部に力を加えた状態での安定 7.2.2

棚板に力を加えた状態での安定性転倒してはならない。 7.2.3
強度及び 棚板支持部の強度 使用上支障のある破損,変形及び外れがあってはならない。 7.3.1.1
耐久性 棚板のたわみ 7.3.1.2
たわみ率は,0.5 %以下で,使用上支障のある破損及び変
形があってはならない。
ハンガー用棒の支持具の強度 使用上支障のある破損,変形及び外れがあってはならない。 7.3.2.1
ハンガー用棒のたわみ 7.3.2.2
たわみ率は,0.4 %以下で,使用上支障のある破損及び変
形があってはならない。
天板及び底板の強度 使用上支障のある破損,変形及び外れがあってはならない。 7.3.3
開き戸の垂直力 使用上支障のある破損,変形及び外れがあってはならない。 7.3.4.1
開き戸の水平力 使用上支障のある破損,変形及び外れがあってはならない。 7.3.4.2
開き戸の耐久性 使用上支障のある破損,変形及び外れがあってはならない。 7.3.4.3
引戸及び水平巻き戸の急速開閉 使用上支障のある破損,変形及び外れがあってはならない。 7.3.5.1
引戸及び水平巻き戸の耐久性 使用上支障のある破損,変形及び外れがあってはならない。 7.3.5.2
フラップの強度 使用上支障のある破損,変形及び外れがあってはならない。 7.3.6.1
フラップの耐久性 使用上支障のある破損,変形及び外れがあってはならない。 7.3.6.2
巻込み戸の急速開閉 使用上支障のある破損,変形及び外れがあってはならない。 7.3.7.1
巻込み戸の耐久性 使用上支障のある破損,変形及び外れがあってはならない。 7.3.7.2
引出し及びランナーの強度 使用上支障のある破損,変形及び外れがあってはならない。 7.3.8.1
引出し及びランナーの耐久性 7.3.8.2
引出し力は30 N以下で,押し込み力80 N以下で使用上支
障のある破損,変形及び外れがあってはならない。
引出しの急速開閉 使用上支障のある破損,変形及び外れがあってはならない。 7.3.8.3
引出しの底部の外れ 使用上支障のある破損,変形及び外れがあってはならない。 7.3.8.4
構造及び骨組の強度 7.3.9.1
変位量は15 mm以下で,使用上支障のある破損,変形及び
外れがあってはならない。
壁取付具の強度 落下してはならない。 7.3.9.2
表面処理 常温液体に対する表面処理抵抗 JIS A 1531に規定する等級3以上。 7.4.1
木部塗膜密着性 塗膜がはがれてはならない。 7.4.2
金属部塗膜密着性 塗膜がはがれてはならない。 7.4.3
金属部塗膜防せい性 7.4.4
きずの両側3 mmの外側に,膨れ及びさびが認められては
ならない。
金属部めっき厚さ 7.4.5
JIS H 8617に規定する等級2級以上,かつ,JIS H 8610に
規定する等級2級以上。
絶縁抵抗 絶縁抵抗 1M 坎 上。 7.5.1
・耐電圧 耐電圧 異常があってはならない。 7.5.2

5. 材料

 収納間仕切りに使用する主な材料は,表3に規定するもの,又はこれと同等以上の品質でなけ
ればならない。

――――― [JIS A 4414 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
A 4414 : 2005
表 3 材料
区分 材料
針葉樹の造作用製材,針葉樹の下地用製材,広葉樹製材,押角及び耳付材の日本農林規格に
木材
規定するもので,含水率12 %以下のもの(2)。
合板の日本農林規格に規定する1類又は2類のもので,ホルムアルデヒドの放散量がF☆☆☆
合板
等級の規定値以下のもの。
集成材の日本農林規格に規定するもので,ホルムアルデヒドの放散量がF☆☆☆等級の規定値
集成材
以下のもの。
単板積層材の日本農林規格に規定するもので,ホルムアルデヒドの放散量がF☆☆☆等級の規
単板積層材
定値以下のもの。
繊維板及び同化粧板 JIS A 5905に規定するもので,ホルムアルデヒドの放散量がF☆☆☆等級の規定値以下のもの。
パーティクルボードJIS A 5908に規定するもので,ホルムアルデヒドの放散量がF☆☆☆等級の規定値以下のもの。
及び同化粧板
合成樹脂化粧板 JIS K 6903に規定するもの。
合成樹脂成形品 該当する日本工業規格(日本産業規格)に準拠するもの。
ステンレス鋼板 JIS G 4305に規定するもの。
鋼材 JIS G 3101に規定するもの。
JIS G 3101及びJIS G 3141に規定するもの,並びにこれを母材にした日本工業規格(日本産業規格)に規定す
鋼板
る表面処理鋼板又はこれに準じるもの。
アルミニウム及びアJIS H 4000及びJIS H 4100に規定するもの。
ルミニウム合金板
せっこうボード JIS A 6901に規定するもの。
けい酸カルシウム板 JIS A 9510に規定するもの。
JIS A 5536及びJIS A 5549に規定するもので,ホルムアルデヒドの放散量がF☆☆☆等級の規
接着剤
定値以下のもの。
JIS K 5961及びJIS K 5962に規定するもので,ホルムアルデヒドの放散量がF☆☆☆等級の
塗料
規定値以下のもの。
注(2) 含水率の測定方法は,JIS Z 2101による。ただし,電気的測定方法によって行ってもよい。

6. 寸法

6.1 収納間仕切りのコーディネーティング面

 コーディネーティングサイズ及び製作サイズは,次によ
る。
a) コーディネーティング面 収納間仕切りのコーディネーティング面は,位置公差(p),収納間仕切り
の寸法公差(t),及び収納間仕切りの組合せに必要な部分の寸法(g)を考慮して,間口方向,奥行方
向及び高さ方向の最大外形面に対して設定する。ただし,各方向における取付工事に支障のない接合
部材及び奥行き方向における引き手,丁番などの突出部は,最大外形面に含まないものとする。
b) コーディネーティングサイズ 収納間仕切りのコーディネーティングサイズは,表4によって,対向
するコーディネーティング面の距離に適用する。ただし,これ以外のものは受渡当事者間の協定によ
って定めてもよい。
表 4 収納間仕切りのコーディネーティングサイズ
単位 mm
方向 コーディネーティングサイズ
間口方向 600 800 900 1 200 1 800 2 400 2 700 3 000 3 200 3 600 4 500
奥行方向 300 400 450 600 800 900
高さ方向 1 800 2 100 2 200 2 400
c) 製作寸法 収納間仕切りの製作サイズは,収納間仕切りのコーディネーティングサイズより小さくな

――――― [JIS A 4414 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS A 4414:2005の国際規格 ICS 分類一覧

JIS A 4414:2005の関連規格と引用規格一覧