JIS B 2401-4:2012 Oリング―第4部:バックアップリング

JIS B 2401-4:2012 規格概要

この規格 B2401-4は、JIS B 2401-1に規定するOリングの,はみ出し防止に使用するバックアップリングについて規定。

JISB2401-4 規格全文情報

規格番号
JIS B2401-4 
規格名称
Oリング―第4部 : バックアップリング
規格名称英語訳
O-rings -- Part 4:Anti-extrusion rings (back-up rings)
制定年月日
2012年3月21日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 3601-4:2008(MOD)
国際規格分類

ICS

23.100.60, 83.140.50
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
配管 I(基本) 2021, 配管 II(製品) 2021, 機械要素(ねじを除く) 2021, ゴム・エラストマー II 2020, 油圧・空気圧 2019
改訂:履歴
2012-03-21 制定日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS B 2401-4:2012 PDF [20]
                                                                                 B 2401-4 : 2012

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 記号・・・・[2]
  •  5 一般・・・・[2]
  •  6 種類・・・・[2]
  •  6.1 種類一般・・・・[2]
  •  6.2 スパイラル・・・・[2]
  •  6.3 バイアスカット・・・・[3]
  •  6.4 エンドレス・・・・[3]
  •  7 バックアップリングの装着位置・・・・[3]
  •  8 形状・寸法・・・・[3]
  •  9 外観・・・・[4]
  •  10 材料・・・・[4]
  •  11 製品の識別コード・・・・[4]
  •  11.1 一般・・・・[4]
  •  11.2 運動用Oリング(P)及び固定用Oリング(G)に用いるバックアップリング・・・・[4]
  •  11.3 ISO一般工業用Oリング(F)及びISO精密機器用Oリング(S)に用いるバックアップリング 412 検査・・・・[5]
  •  13 表示・・・・[5]
  •  14 規格準拠表示・・・・[6]
附属書JA(規定)ISO一般工業用Oリング(F)及びISO精密機器用Oリング(S)に用いる
バックアップリングの形状・寸法 12
  •  附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[15]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 2401-4 pdf 1] ―――――

B 2401-4 : 2012

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本フルードパワー工業会(JFPA)
及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があ
り,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 2407:1995は廃止され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 2401の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 2401-1 第1部 : Oリング
JIS B 2401-2 第2部 : ハウジングの形状・寸法
JIS B 2401-3 第3部 : 外観品質基準
JIS B 2401-4 第4部 : バックアップリング

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 2401-4 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                          JIS
B 2401-4 : 2012

Oリング−第4部 : バックアップリング

                  O-rings-Part 4: Anti-extrusion rings (back-up rings)

序文

  この規格は,2008年に第1版として発行されたISO 3601-4を基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,既
に我が国で使用されているバックアップリングへの適用も可能とするため,技術的内容を変更して作成し
た日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。また,対応国際規格の一部を附属書JAに移した。

1 適用範囲

  この規格は,JIS B 2401-1に規定するOリングの,はみ出し防止に使用するバックアップリングについ
て規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 3601-4:2008,Fluid power systems−O-rings−Part 4: Anti-extrusion rings (back-up rings)(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0142 油圧・空気圧システム及び機器−用語
注記 対応国際規格 : ISO 5598,Fluid power systems and components−Vocabulary(MOD)
JIS B 2401-1 Oリング−第1部 : Oリング
注記 対応国際規格 : ISO 3601-1,Fluid power systems−O-rings−Part 1: Inside diameters, cross-sections,
tolerances and designation codes(MOD)
JIS B 2401-2 Oリング−第2部 : ハウジングの形状・寸法
注記 対応国際規格 : ISO 3601-2,Fluid power systems−O-rings−Part 2: Housing dimensions for general
applications(MOD)
JIS K 6891 四ふっ化エチレン樹脂成形粉試験方法
JIS K 7215 プラスチックのデュロメータ硬さ試験方法

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0142による。

――――― [JIS B 2401-4 pdf 3] ―――――

2
B 2401-4 : 2012

4 記号

  この規格で用いる記号は,次による。
b1 : Oリングのハウジング幅(バックアップリングなし)
b2 : Oリングのハウジング幅(バックアップリング1個)
b3 : Oリングのハウジング幅(バックアップリング2個)
b5 : バイアスカット及びエンドレスのバックアップリングの厚さ
b6 : スパイラルのバックアップリングの厚さ
d2 : Oリングの太さ(JIS B 2401-1による。)
d3 : ハウジング溝径(ピストンシール)
d4 : シリンダ内径
d5 : ロッド径
d6 : ハウジング溝径(ロッドシール)
d9 : ピストン径
d10 : ロッド穴径
d14 : バックアップリング内径(スパイラルだけに適用)
d15 : バックアップリング外径(スパイラルだけに適用)
d16 : バックアップリング内径(バイアスカット及びエンドレスに適用)
d17 : バックアップリング外径(バイアスカット及びエンドレスに適用)
l : スパイラルの隙間[マンドレル径(d14)に装着したときのスパイラルの開口部寸法]
t : バックアップリングの半径方向の幅

5 一般

  バックアップリングを使用する場合のハウジングは,Oリングのハウジングに対する一般的な要求事項
による。例えば,表面性状,溝底の丸み,溝角の丸み,装着面取り,ハウジングの寸法許容差,及びハウ
ジング幅については,JIS B 2401-2による。

6 種類

6.1 種類一般

 バックアップリングの種類は,材料,色及び形状によって区分し,表1による。
表1−バックアップリングの種類
種類 材料 色 形状
T1 四ふっ化エチレン樹脂 乳白色 スパイラル
T2 四ふっ化エチレン樹脂 乳白色 バイアスカット
T3 四ふっ化エチレン樹脂 乳白色 エンドレス
F1 充材入り四ふっ化エチレン樹脂 茶褐色 スパイラル
F2 充材入り四ふっ化エチレン樹脂 茶褐色 バイアスカット
F3 充材入り四ふっ化エチレン樹脂 茶褐色 エンドレス

6.2 スパイラル

6.2.1  スパイラルは,圧力10 MPaから20 MPaの間で使用する。
6.2.2 使用温度が100 ℃を超える場合は,圧力10 MPa未満で使用する。

――――― [JIS B 2401-4 pdf 4] ―――――

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B 2401-4 : 2012

6.3 バイアスカット

  バイアスカットは,最も広く使われ,エンドレスよりも装着性がよい。圧力15 MPaから20 MPaを超え
ても,Oリングの保護に優れている。

6.4 エンドレス

  エンドレスは,一体溝又は小口径でハウジングへの装着は難しい。圧力及び温度に対するOリングの保
護に優れている。圧力が25 MPaを超え,温度が135 ℃を超える場合に適している。

7 バックアップリングの装着位置

  バックアップリングの装着位置は,用途及び圧力のかかる方向による。バックアップリングの装着は,
図1及び図2による。
a) バックアップリングなし b) バックアップリング1個 c) バックアップリング2個
図1−バックアップリングの装着位置(ピストンシール)
a) バックアップリングなし b) バックアップリング1個 c) バックアップリング2個
図2−バックアップリングの装着位置(ロッドシール)

8 形状・寸法

  バックアップリングの形状・寸法は,表2による。
表2−バックアップリングの形状・寸法
Oリングの種類(種類を表す記号) 形状・寸法
運動用Oリング(P) 表4による。
固定用Oリング(G) 表4による。
ISO一般工業用Oリング(F) 附属書JAによる。
ISO精密機器用Oリング(S) 附属書JAによる。

――――― [JIS B 2401-4 pdf 5] ―――――

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JIS B 2401-4:2012の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 3601-4:2008(MOD)

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JIS B 2401-4:2012の関連規格と引用規格一覧