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JIS B 7724:2017 規格概要
この規格 B7724は、JIS Z 2243によるブリネル硬さ試験に用いる試験機の直接検証方法及び間接検証方法について規定。
JISB7724 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B7724
- 規格名称
- ブリネル硬さ試験―試験機の検証及び校正
- 規格名称英語訳
- Brinell hardness test -- Verification and calibration of testing machines
- 制定年月日
- 1952年6月21日
- 最新改正日
- 2017年8月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 6506-2:2014(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 77.040.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 熱処理 2020, 計測標準 2019
- 改訂:履歴
- 1952-06-21 制定日, 1955-06-01 改正日, 1958-06-21 確認日, 1961-06-06 確認日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-04-01 確認日, 1973-02-01 確認日, 1976-02-01 確認日, 1976-03-01 改正日, 1979-01-01 改正日, 1984-02-01 確認日, 1986-03-25 改正日, 1991-05-01 確認日, 1994-03-01 改正日, 1999-03-20 改正日, 2005-03-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2017-08-21 改正
- ページ
- JIS B 7724:2017 PDF [18]
B 7724 : 2017
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 記号及び意味・・・・[2]
- 5 一般要件・・・・[2]
- 6 直接検証・・・・[3]
- 6.1 一般要件・・・・[3]
- 6.2 試験力の検証・・・・[3]
- 6.3 圧子の検証・・・・[3]
- 6.4 くぼみ測定装置の校正・・・・[4]
- 6.5 試験動作時間の検証・・・・[4]
- 7 間接検証・・・・[5]
- 7.1 一般要件・・・・[5]
- 7.2 検証範囲・・・・[5]
- 7.3 参照くぼみ・・・・[5]
- 7.4 測定点数・・・・[5]
- 7.5 くぼみ径の平均値・・・・[5]
- 7.6 繰返し性・・・・[5]
- 7.7 繰返し性の許容範囲・・・・[5]
- 7.8 硬さの平均値・・・・[5]
- 7.9 誤差・・・・[5]
- 7.10 不確かさ・・・・[6]
- 8 校正及び検証の周期・・・・[6]
- 9 検証報告書及び校正証明書・・・・[6]
- 附属書A(参考)硬さ試験機の校正結果の不確かさ・・・・[8]
- 附属書B(参考)規定の力及び試験動作時間を満たすことができない試験機の検証・・・・[14]
- 参考文献・・・・[15]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[16]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS B 7724 pdf 1] ―――――
B 7724 : 2017
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本試験機工業会
(JTM)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS B 7724:1999は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS B 7724 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 7724 : 2017
ブリネル硬さ試験−試験機の検証及び校正
Brinell hardness test-Verification and calibration of testing machines
序文
この規格は,2014年に第3版として発行されたISO 6506-2を基とし,国内の事情を反映させるため技
術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,JIS Z 2243によるブリネル硬さ試験に用いる試験機の直接検証方法及び間接検証方法につ
いて規定する。
この規格は,固定設置型及び可搬型の硬さ試験機(以下,試験機という。)に適用できる。
規定された力又は試験動作時間を満たすことができない試験機の場合,力及び試験動作時間の直接検証
は,附属書Bを使用することができる。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6506-2:2014,Metallic materials−Brinell hardness test−Part 2: Verification and calibration of
testing machines(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7728 一軸試験機の検証に使用する力計の校正方法
注記 対応国際規格 : ISO 376,Metallic materials−Calibration of force-proving instruments used for the
verification of uniaxial testing machines
JIS B 7736 ブリネル硬さ試験−基準片の校正
注記 対応国際規格 : ISO 6506-3,Metallic materials−Brinell hardness test−Part 3: Calibration of
reference blocks
JIS Z 2243 ブリネル硬さ試験−試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 6506-1,Metallic materials−Brinell hardness test−Part 1: Test method
JIS Z 2244 ビッカース硬さ試験−試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 6507-1,Metallic materials−Vickers hardness test−Part 1: Test method
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B 7724 : 2017
JIS Z 8103 計測用語
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 2243及びJIS Z 8103によるほか,次による。
3.1
ブリネル硬さ試験機
試験力負荷装置及びくぼみ測定装置を含む機器。
3.2
くぼみ測定装置
試験機本体と一体又は分離されているくぼみの直径を測定する装置。
3.3
直接検証
試験機の主要要素(試験力,圧子,くぼみ測定装置など)ごとの検証及び校正。
3.4
間接検証
複数の硬さ基準片による硬さ試験を行うことによる,試験機全体の検証。
3.5
参照くぼみ
値付けのために基準片上に付けられたくぼみのうち,その位置及びくぼみ直径が示されているくぼみ。
4 記号及び意味
この規格で用いる記号及び意味は,表1による。
表1−記号及び意味
記号 単位 意味
ρ g/cm3 密度
di mm くぼみ平均直径(2方向の測定値の平均)
d mm 複数点試験のくぼみの平均直径
r mm くぼみ平均直径の繰返し性(最大値−最小値)
rrel % くぼみ平均直径の繰返し性(平均値に対する割合)(繰返し性/平均値×100)
Hi (HBW) ブリネル硬さ
H (HBW) 複数点試験のブリネル硬さの平均硬さ
Hc (HBW) 硬さ基準片の基準硬さ
E (HBW) かたより(平均硬さ−基準硬さ)
Erel % かたより(基準値に対する割合)(かたより/基準硬さ×100)
5 一般要件
試験機の検証前に,試験機が製造業者の指示どおり適切に設置されていることを確認する。
確認は,次による。
a) 圧子軸は,できるだけ摩擦なく動き,横遊びがない。
b) 圧子は,圧子軸にしっかり固定されている。
c) 圧子に使用する球の材料は,タングステンカーバイド複合材(以下,超硬合金という。)である。
――――― [JIS B 7724 pdf 4] ―――――
3
B 7724 : 2017
d) 試験力は,衝撃,振動及び行き過ぎがなく,くぼみの読みに影響を及ぼさないように,負荷及び除荷
できる。
e) くぼみ測定装置が,試験機と一体化している場合には,次の事項を確認する。
・ 試験力の除荷からくぼみ径を測定するまで,くぼみ径の読みに影響しない。
・ 照明がくぼみ直径の測定に影響しない。
・ 必要であれば,くぼみの中心が視野の中心に一致している。
6 直接検証
6.1 一般要件
6.1.1 直接検証を行う場所の温度は(23±5) ℃とする。検証をこの温度範囲外で実施した場合,その温度
を報告書に記載する。
6.1.2 検証に使用する機器は,国際単位系(SI)を用いて,トレーサビリティが証明されているものとす
る。
6.1.3 直接検証は,次によって行う。
a) 試験力の検証
b) 圧子の球の直径,硬さ及び密度の検証
c) くぼみ測定装置の検証
d) 試験動作時間の検証
なお,直接検証の各項目については,許容範囲に対する結果の評価を含む。
6.2 試験力の検証
6.2.1 各試験力は,試験機の動作範囲内で測定しなければならない。試験力をレバー,その他の機械的優
位性があるシステムなどの機械式によるオープンループ制御で負荷する場合,力を測定する位置は,圧子
取付け軸の移動範囲の全体にわたってほぼ均等に3か所以上とする。
6.2.2 圧子取付け軸の各位置で3回測定する。測定するときの圧子取付け軸の移動方向は,硬さ試験を行
うときと同じ方向とする。
6.2.3 試験力を検証する装置は,次のいずれかとする。
・ JIS B 7728の1級以上の力計
・ 校正されたおもりとてことの組合せで,正確さが±0.2 %のもの
・ 他の同等精度の方法
6.2.4 各試験力の許容差は,JIS Z 2243による公称試験力に対し±1.0 %とする[式(A.2)参照]。
6.3 圧子の検証
6.3.1 圧子は,球と圧子ホルダーとで構成するが,この検証は球だけに適用する。
6.3.2 球の寸法及び硬さの検証は,同一ロットから無作為に2個の抜き取りで行う。寸法及び硬さを測定
した球は破棄する。
6.3.3 球は,よく研磨されていて,表面にきずがないものとする。
6.3.4 球は,次の要件が満たされているかを使用者が確認するか,又は球の供給者によって証明されてい
るものとする。
a) 球の直径は異なる3か所以上で測った直径の平均とする。球の直径は,表2に示す許容差を満たさな
ければならない。
――――― [JIS B 7724 pdf 5] ―――――
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JIS B 7724:2017の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 6506-2:2014(MOD)
JIS B 7724:2017の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 7724:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7728:2013
- 一軸試験機の検証に使用する力計の校正方法
- JISB7736:2017
- ブリネル硬さ試験―基準片の校正
- JISZ2243:2008
- ブリネル硬さ試験―試験方法
- JISZ2244:2009
- ビッカース硬さ試験―試験方法
- JISZ8103:2019
- 計測用語