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JIS B 8397-3:2001 規格概要
この規格 B8397-3は、定容量形又は可変容量形の回転形油圧モータを,一定流量及び一定トルク条件のもとで低速特性を決定する方法について規定。
JISB8397-3 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B8397-3
- 規格名称
- 油圧―モータ特性の決定方法―第3部 : 一定流量及び一定トルク条件
- 規格名称英語訳
- Hydraulic fluid power -- Determination of characteristics of motors -- Part 3:At constant flow and at constant torque
- 制定年月日
- 2001年3月20日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 4392-3:1993(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 23.100.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 油圧・空気圧 2019
- 改訂:履歴
- 2001-03-20 制定日, 2006-03-25 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS B 8397-3:2001 PDF [12]
B 8397-3 : 2001 (ISO 4392-3 : 1993)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本フルードパワー工業会 (JFPA) /
財団法人日本規格協会 (JSA) から工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本
工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。今回の制定は,日本工業規
格を国際規格に整合させるため,ISO 4392-3 Hydraulic fluid power−Determination of characteristics of motors
−Part 3 : At constant flow and at constant torqueを基礎として用いた。
JIS B 8397-3には,次に示す附属書がある。
附属書A(規定) 測定精度の等級
附属書B(規定) 実用単位
JIS B 8397の規格群には,次に示す部編成からなる。
第1部 : 一定低速及び一定圧力条件
第2部 : 起動特性
第3部 : 一定流量及び一定トルク条件
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS B 8397-3 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 8397-3 : 2001
(ISO 4392-3 : 1993)
油圧−モータ特性の決定方法−第3部 : 一定流量及び一定トルク条件
Hydraulic fluid power−Determination of characteristics of motors− Part 3 : At constant flow and at constant torque
序文 この規格は,1993年に第1版として発行されたISO 4392-3, Hydraulic fluid power−Determination of
characteristics of motors−Part 3 : At constant flow and at constant torqueを翻訳し,技術的内容及び規格票の様
式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
1. 適用範囲 この規格は,定容量形又は可変容量形の回転形油圧モータを,一定流量及び一定トルク条
件のもとで低速特性を決定する方法を規定する。
油圧モータの安定した連続的なトルク出力に重大な影響をもつ振動が発生したり,油圧モータの接続さ
れているシステムに影響を及ぼすような低速での特性を決定する方法にも適用できる。
測定精度は,A,B,Cの3等級に分けられ,附属書Aに示す。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 4392-3 Hydraulic fluid power−Determination of characteristics of motors−Part 3 : At constant
flow and at constant torque (IDT)
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0125 油圧及び空気圧用図記号
備考 ISO 1219-1 : 1991 Fluid power systems and components−Graphic symbols and circuit diagrams−
Part 1 : Graphic symbolsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS B 0142 油圧及び空気圧用語
備考 ISO 5598 : 1985 Fluid power systems and components−Vocabularyからの引用事項は,この規格
の該当事項と同等である。
JIS B 8382 油圧−容積式ポンプ及びモータ−実容量の決定方法
備考 ISO 8426 : 1988 Hydraulic fluid power−Positive displacement pumps and motors−Determination
of derived capacityが,この規格と一致している。
JIS B 8384 油圧−容積式ポンプ・モータ及び一体形トランスミッション−定常状態における性能測
定
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B 8397-3 : 2001 (ISO 4392-3 : 1993)
備考 ISO 4409 : 1986 Hydraulic fluid power−Positive displacement pumps, motors and integral
transmissions−Determination of steady-state performanceが,この規格と一致している。
JIS B 8385 油圧−容積式ポンプ・モータ及び一体形トランスミッション−パラメータの定義及び文
字記号
備考 ISO 4391 : 1983 Hydraulic fluid power-pumps, and integral transmissions−Parameter definitions
and letter symbolsが,この規格と一致している。
JIS K 2001 工業用潤滑液−ISO粘度分類
備考 ISO 3448 : 1992 Industrial liquid lubricants−ISO viscosity classification. が,この規格と一致して
いる。
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 8385及びJIS B 0142によるほか,次による。
3.1 完全モータ周期 (complete motor cycle) 漏れ量及び/又はトルクの測定値が繰り返すようになる
までのモータ出力軸の回転角の合計値。大部分のモータでは360度であるが,特殊な場合,例えば,内接
歯車モータのような場合には,出力軸が数回転することもある。
4. 記号
4.1 この規格で用いる物理量の文字記号と添字は,JIS B 8385による。単位は表1による。
4.2 付図1で使う図記号は,JIS B 0125による。
表1 記号及び単位
量 記号 次元 SI単位
回転速度 n T-1 r/min
圧力,差力 p, △p ML-1T-2 Pa
流量 q L3T-1 m3/min
トルク T ML2T-2 N・m
時間 t T s
吐出し容積 V L3 m3
温度 ℃
備考1. M=質量,L=長さ,T=時間,=温度
2. 結果の表示に使用される実用単位は,附属書Bによる。
5. 試験装置
5.1 油圧試験回路
5.1.1 図1に示すような試験回路を使用しなければならない。
警告 図1は,代表的な試験回路を示すが,構成機器に故障が生じた場合の回路破損を防止するため
に必要なすべての安全装置は含んでいない。試験を行う場合には,人員と機器装置を保護する
ために,十分な配慮をすることが重要である。
――――― [JIS B 8397-3 pdf 3] ―――――
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B 8397-3 : 2001 (ISO 4392-3 : 1993)
図1 代表的試験回路
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B 8397-3 : 2001 (ISO 4392-3 : 1993)
5.1.2 ストップ弁5とリリーフ弁7を備えた流体調整回路(図1)を組込むものとする。試験操作温度に
速やかに到達するために,ストップ弁5を開いて高速で作動させてもよい。(8.2参照)。試験中はストップ
弁5を締めておく。
5.1.3 試験モータ,及び他の回路機器を保護するために必要なろ過並びに7.に指定する流体温度を維持す
るために流体調整回路を組込まなければならない。
5.1.4 一定のモータ供給流量は,粘度及び圧力補償付流量調整弁で得られる。
5.1.5 一定トルク負荷は,容積式ポンプ及び電子トルク信号フィードバック付の流量調整弁を使って得る
ことができる(又は磁力ブレーキや他の適当なシステムでもよい)。
5.2 試験設備
5.2.1 試験装置は5.1に指定する試験回路,及び図1に示す部品使用するものとする。
5.2.2 各試験で連続可変容積式モータが所定位置で不注意に容積が変化するのを防止するために固定装
置を設けるものとする。
5.3 操作方法
5.3.1 測定器は,次の供試モータのデータを測定するために選択し,取り付けられねばならない。
a) 入口流量
b) 入口温度(測定位置に関する指針は,JIS B 8384を参照)
c) 入口と出口圧力(測定位置に関する指針は,JIS B 8384を参照)
d) 出力トルク
e) モータ軸の速度及び位置角度
5.3.2 測定器の系統誤差は,選択した測定精度の等級と一致しなければならない(附属書A参照)。
5.3.3 予測される最大の基本データ周波数の10倍以上の分解能をもつ適切な記録計を選定し,取り付け
なければならない。
5.3.4 試験測定値は,軸角度の増加量が等しくなる位置で取り,そして測定数は,次の6.1b)で得られる
1回転当たりの押しのけ脈動の数の少なくとも10倍以上であることが望ましい。
6. 予備試験データ
6.1 モータ製造業者のデータ及びその他知られている事実を使って,次のようなデータを試験前に準備
する。
a) 定格圧力におけるモータの定格(幾何学的又は理論的)トルク(Tg,n又はTi,n)は,幾何学的又は理論
的容積に基づき,次式を用いて計算する。
pn Vg
Tg.n
2
又は
pn Vi
Ti.n
2
ここに, △Pn : 定格差圧
Vg : 押しのけ容積
Vi : 実容量(JIS B 8385参照)
b) モータ出力軸一回転当たりの容積脈動数を決定する。このとき,伝動装置が周波数に影響を与えるこ
とを考慮する。
――――― [JIS B 8397-3 pdf 5] ―――――
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- ISO 4392-3:1993(IDT)
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- JISB8382:2010
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- 油圧―ポンプ・モータ及び一体形トランスミッション―パラメータの定義及び文字記号
- JISK2001:1993
- 工業用潤滑油―ISO粘度分類