JIS C 6483:1997 プリント配線板用銅張積層板―合成繊維布基材エポキシ樹脂

JIS C 6483:1997 規格概要

この規格 C6483は、ポリエステル繊維布基材エポキシ樹脂を用いたプリント配線板用銅張積層板について規定。

JISC6483 規格全文情報

規格番号
JIS C6483 
規格名称
プリント配線板用銅張積層板―合成繊維布基材エポキシ樹脂
規格名称英語訳
Copper-clad laminates for printed wiring boards -- Synthetic fiber fabric base, epoxy resin
制定年月日
1966年4月1日
最新改正日
2015年10月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

31.180
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
改訂:履歴
1966-04-01 制定日, 1969-04-01 確認日, 1971-07-01 改正日, 1974-07-01 確認日, 1977-09-01 確認日, 1977-12-01 改正日, 1983-03-01 確認日, 1986-03-25 改正日, 1991-09-01 改正日, 1997-02-20 改正日, 2001-09-20 確認日, 2006-01-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS C 6483:1997 PDF [7]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 6483-1997

プリント配線板用銅張積層板−合成繊維布基材エポキシ樹脂

Copper-clad laminates for printed wiring boards −Synthetic fiber fabric base, epoxy resin

1. 適用範囲 この規格は,ポリエステル繊維布基材エポキシ樹脂を用いたプリント配線板用銅張積層板
(以下,銅張積層板という。)について規定する。
備考 この規格の引用規格を,次に示す。
JIS C 5603 プリント回路用語
JIS C 6480 プリント配線板用銅張積層板通則
JIS C 6481 プリント配線板用銅張積層板試験方法
2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS C 5603の規定による。
3. 形名
3.1 形名の構成 形名の構成は,次のような配列による。

3.2 記号
3.2.1 銅張積層板の種類 銅張積層板の種類を表す記号は,JIS C 6480の3.2.1(銅張積層板の種類)の
規定に基づき,英大文字FCLとする。
3.2.2 基材と樹脂 基材と樹脂を表す記号は,JIS C 6480の3.2.2(基材と樹脂及び特性)の規定に基づ
き,合成繊維布基材エポキシ樹脂を表す英大文字SEとする。
3.2.3 特性 特性を表す記号は,JIS C 6480の3.2.2の規定に基づき,1又は1Fとする。
3.2.4 銅はくの厚さ及び構成 銅はくの厚さを表す記号は,JIS C 6480の3.2.3(銅はくの厚さ及び構成)
の規定に基づき,表1による。
構成を表す記号は,斜線の前後に上下の銅はくの厚さを表す記号で記入し,片面銅張積層板の場合は,
斜線の後に0を付記する。
両面銅張積層板で厚さの異なる構成の場合は,厚い銅はくの記号を斜線の前に表示する。

――――― [JIS C 6483 pdf 1] ―――――

2
C 6483-1997
表1 銅はくの厚さ
単位 mm
記号 厚さ
18 0.018
35 0.035
70 0.070
上記以外の厚さについては,2
けた又は3けたの記号とする。
3.2.5 大きさ 大きさを表す記号は,JIS C 6480の3.2.4(大きさ)の規定に基づき,表2による。
表2 大きさ
単位 mm
記号 大きさ
A 1 000×1 000
B 1 000×1 200
S 上記以外の大きさ
3.2.6 厚さ 厚さを表す記号は,JIS C 6480の3.2.5(厚さ)の規定に基づき,表3による。
表3 厚さの記号例
単位 mm
記号 厚さ
08 0.8
10 1.0
12 1.2
16 1.6
20 2.0
この表の厚さの範囲内で,上
記以外の厚さについては,2け
た又は3けたの記号とする。
3.2.7 厚さの許容差 厚さの許容差を表す記号は,JIS C 6480の3.2.6(厚さの許容差の種類)の規定に
基づき,第1種は数字の1,第2種は数字の2とし,表4による。
表4 厚さ許容差
単位 mm
厚さを表 厚さ 厚さ許容差(2)
す記号 (1) 第1種(記号 : 1) 第2種(記号 : 2)
08 0.8 ±0.17 ±0.10
10 1.0 ±0.18 ±0.11
12 1.2 ±0.19
16 1.6 ±0.13
20 2.0 ±0.21 ±0.14
注(1) 表中の厚さの範囲内で,中間厚さのものの厚さ許容
差は,より厚いものの厚さ許容差を適用する。
(2) IS C 6481の5.3.3(厚さ)の規定に基づき10か所
測定したときに,9か所以上は表に規定する許容差
の範囲にあること。ただし,許容差の範囲外の箇所
は,許容差の125%以内であること。

――――― [JIS C 6483 pdf 2] ―――――

                                                                                              3
C 6483-1997
3.2.8 外観 外観を表す記号は,JIS C 6480の3.2.7(外観の種類)の規定に基づき,第2種は数字の2,
第3種は数字の3とし,表5による。
表5 外観
外観の種別 第2種(記号 : 2) 第3種(記号 : 3)
銅はく面 (1) 膨れ,しわ,き裂及び樹脂のしみ出しがな
(1) 膨れ,しわ,き裂及び樹脂のしみ出しがな
いこと。 いこと。
また,実用上有害なさび及びかききずが
また,実用上有害なさび及び深さ4
ないこと。 超えるかききずがないこと。
(2) 任意の500mm角の中に最大径0.10mm以上 (2) 任意の500mm角の中に最大径0.10mm以上
0.25mm以下のピンホールは,1個以下であ 0.15mm以下のピンホールは,1個以下であ
ること。最大径0.25mmを超えるピンホール ること。最大径0.15mmを超えるピンホール
がないこと。最大径0.10mm未満のピンホー がないこと。最大径0.10mm未満のピンホー
ルは,受渡当事者間の協定による。 ルは,受渡当事者間の協定による。
(3) 任意の250mm角の中にある打こんは,次に
(3) 任意の250mm角の中にある打こんは,次に
よって評価し,許価点数の合計が35点以下 よって評価し,許価点数の合計が25点以下
であること。 であること。最大径1.00mm以上の打こんが
また,最大径0.25mm未満の打こんは,受 ないこと。
渡当事者間の協定による。 また,最大径0.10mm未満の打こんは,受
渡当事者間の協定による。
打こんの最大径及び評価点数
打こんの最大径及び評価点数
積層板面 表面が平滑で,膨れ,割れ目,実用上有害な異物,汚れ,ごみ,色むら,きず,凹凸及びしま模様
がないこと。
銅はく除去面 実用上有害なきず,銅粉,異物,汚れ,色むら及びしま模様がないこと。
3.2.9 耐燃性 耐燃性を表す記号は,V1とし,表11による。
4 性能及び試験方法 性能は,表6による。試験方法は,表6及びJIS C 6481による。

――――― [JIS C 6483 pdf 3] ―――――

4
C 6483-1997
表6 性能及び試験方法
項目 単位 性能 試験方法 参考
SE-1 SE-1F (JIS C 6481) 処理条件
外観(3) − 表5による。 5.2(外観)による。 A
寸法 大きさ mm 表7による。 5.3.1(大きさ)による。 A
直角度 5.3.2(直角度)による。
厚さ(3) 表4による。 5.3.3(厚さ)による。
反り率及びねじれ率 % 表8による。 5.4[反り率及びねじれ率(つ A
り下げ法)]による。
はんだ耐熱性 常態 − 膨れ及びはがれがないこと。 5.5(はんだ耐熱性)による。A
(3) 試験条件は,この規格の表
9による。
耐熱性(3) − 膨れ及びはがれがないこと。 5.6(耐熱性)による。 A
試験温度 : 130±2℃
試験時間 : 60±5分間
引 銅はく 常態 kN/m 1.0以上 5.7(引きはがし強さ)によ A
き 0.018mm はんだ処理後 る。 S1, S2
は 銅はく 常態 1.4以上 はんだ処理後 A
が 0.035mm はんだ処理後 厚さ1.6mm未満 S1, S2
し 銅はく 常態 1.6以上 はんだの温度 : 24620
A
強 浸せき時間 : 10±1秒間
0.070mm はんだ処理後 S1, S2
さ 厚さ1.6mm以上
(3) 銅はく 常態 受渡当事者間の協定による。 A
上記以外 はんだ処理後 はんだの温度 : 26020 S1, S2
の厚さ 浸せき時間 : 5±1秒間
曲げ強さ(3) 常態 N/mm2 147以上 5.8(曲げ強さ)による。 A
(厚さ1.0mm
以上に適用)
体積抵抗率(3)常態 M 圀 上 5.9(体積抵抗率)による。 C-96/20/65
吸湿処理後 5×104以上 C-96/20/65
+C-96/40/90
表 銅はく除 常態 M 圀 106以上 5.10(表面抵抗)による。 C-96/20/65
面 去面 吸湿処理後 105以上 C-96/20/65
抵 +C-96/40/90
抗 積層板面 常態 105以上 C-96/20/65

(pdf 一覧ページ番号 )

              吸湿処理後         5×104以上                                      C-96/20/65
+C-96/40/90
絶縁抵抗(3) 常態 M 圀 5×105以上 5.11(絶縁抵抗)による。 C-96/20/65
煮沸後 103以上 C-96/20/65
+D-2/100
比誘電率 常態 − 4.6以下 5.12(比誘電率及び誘電正 C-96/20/65
(1MHz)(3) 吸湿処理後 5.0以下 接)による。 C-96/20/65
+D-24/23
誘電正接 常態 − 0.035以下 5.12による。 C-96/20/65
(1MHz)(3) 吸湿処理後 0.045以下 C-96/20/65
+D-24/23
耐薬品性(3) 耐水酸化ナト − 膨れ及びはがれがなく,外観 5.13.1(耐水酸化ナトリウム A
リウム性 に著しい変化がないこと。性)による。
その他の耐薬 − 受渡当事者間の協定による。 5.13.2(その他の耐薬品性)
品性 による。

――――― [JIS C 6483 pdf 4] ―――――

                                                                                              5
C 6483-1997
項目 単位 性能 試験方法 参考
SE-1 SE-1F (JIS C 6481) 処理条件
吸水率(3) % 表10による。 5.14(吸水率)による。 E-24/50
+D-24/23
耐燃性(3) 常態 − − 表11による。 5.15(耐燃性)による。 A
処理後 E-168/70
処理条件(参考)は,次のことを示す。
(1) アルファベットは,試料の処理の種類を示す。
A : 受理のままの状態で処理を行わない。
C : 恒温恒湿の空気中で処理を行う。
D : 恒温の水中で浸せき処理を行う。
E : 恒温の空気中で処理を行う。
S1,S2 : 規定の温度の溶けたはんだ上に,規定の時間浮かべる処理を行う。
(2) 最初の数字は,処理の時間 (h) を示す。
(3) 2番目の数字は,処理の温度 (℃) を示す。
(4) 3番目の数字は,処理の相対湿度 (%) を示す。
(5) アルファベットと数字は横線で離し,斜線は処理の区分を示す。
(6) +(プラス)は,2種類以上の処理をその順序で行うことを示す。
例 C-96/20/65+D-2/100
温度20℃,相対湿度65%の恒温恒湿の空気中で96時間の処理を行い,次に,100℃の沸騰水中
に2時間浸せきすることを示す。
注(3) 銅張積層板の端から6mm以上内側のところに適用する。
表7 大きさ及び直角度
単位 mm
大きさを表す記号 大きさ 寸法許容差 直角度
A 1 000×1 000 +20 3以下
B 1 000×1 200 0
S 上記以外の大きさ 受渡当事者間の協定による。
表8 反り率及びねじれ率
単位 %
厚さを 厚さ 反り率及びねじれ率
表す記号 (mm) 銅はく0.018, 0.035 (mm)銅はく0.070 (mm)
(4) 片面 両面 片面 両面
08 0.8 14以下 6 以下 14以下 6 以下
10 1.0
12 1.2 12以下 13以下
16 1.6 10以下 5 以下 11以下 5 以下
20 2.0 7以下 3.5以下 8以下 3.5以下
注(4) 表中の厚さの範囲内で,中間厚さのものの反り率及びねじれ率は,
より薄いものの反り率及びねじれ率を適用する。

――――― [JIS C 6483 pdf 5] ―――――

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